JPS586768A - 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 - Google Patents
複合耐摩耗鋳物及びその製造法Info
- Publication number
- JPS586768A JPS586768A JP10379981A JP10379981A JPS586768A JP S586768 A JPS586768 A JP S586768A JP 10379981 A JP10379981 A JP 10379981A JP 10379981 A JP10379981 A JP 10379981A JP S586768 A JPS586768 A JP S586768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- casting
- powder
- particles
- cast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/14—Casting in, on, or around objects which form part of the product the objects being filamentary or particulate in form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D13/00—Centrifugal casting; Casting by using centrifugal force
- B22D13/02—Centrifugal casting; Casting by using centrifugal force of elongated solid or hollow bodies, e.g. pipes, in moulds rotating around their longitudinal axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、圧延用ロールを始めとして侍にその耐摩耗性
の要求される円筒状乃至円柱状の鋳物に関する析しい構
造と製熾手段の提供に関する。 馬知のように圧延用ロールの場合、その胴部表Ｎは待に
耐摩耗性が必要であるが、その芯部及びネック部は軟質
でか一つ強靭性のあること、が必要とｉ３ される。このようにロールの一内外担織に異なる特性を
具備させる几めＶｃ、一般的にはロール胴部の表向のみ
を遠心力鋳造手段によって高合金材による外殻層ｔ−＊
ａした後、内部に強靭な合金材料を鋳込んだ複合ロール
とする手段をとることが多い。 ｔた丸棒や線材圧延用の仕上ロール等では、従来高合金
チルド材を外殻とし九Ｈｓ８０＜の複合ロールを用いら
れるが、最近ではＷＣ粉末の焼結材によるロールが用い
られ、従来より優れた耐摩耗性を発揮して−ることも既
知である。このＷＣ粉末の焼結ロールＶｃｆｉＰける欠
点は、その製法１著しいコスト高となると共に、大量ロ
ールや胴部長゛さの長大なものは製造できなめ点である
。 本発明はこれらの耐摩耗性の要求されるロールｖｃおけ
ゐ間層点を解決し、経済的で高品質の耐摩耗性ロールを
始めとする円筒状乃至円柱状の耐摩耗性鋳物の提供に関
するものであり、即ち胴部表面には優れた耐摩耗性のあ
るＷＣ粒子を含む高硬度材ｔ−影形成、内ｓＦｉ強靭で
かつ安価な材料で構成した複合耐摩耗鋳物が容ＴｏＫ得
られるようにし特開昭５８−３７６８（２） ｔものである。耐摩耗性を特徴とす石鋳物は勿論従来に
お−ても存在する。即ちチルド鋳物のように、耐摩耗性
の必要な部分の凝固速度を速かにして、その部分にセメ
ンタイト等の炭化物が大量にある組織を形成するように
したものであり、又その急速凝固によってその組織ｔｌ
ＩｋＪＩｌ化したものである。本発明はかかる従来手段
のように、炭化物を溶融金属中から晶出させるものと全
く相遺し。 ＷＣ粒子を鋳造溶湯中ｖｃ＠濁状ＩＩＴ／ｃ＠加させ、
これｔＩＩ固させるため、従来のように凝固時の冷却速
度、即ち凝固速度を大きくして、炭化物を多くしたり、
結晶組織ｔ＊Ｈ化させる必要なく、逆にその冷却速度が
緩徐であるように、予じめ特定温度に加熱した金ａｔ用
い、かつ遠心力鋳造手段を用−ることによって、ＷＣ粒
子を目的層の最外層側に均一かつ集積状に混在させて、
耐摩耗性が得られるようにしたものであ砂１本発明の特
徴とする処は、直接加熱′１ｔは加熱炉中に置かれるこ
とによって３００℃以上とされた金１１によって、かつ
遠心力鋳造手段を用いて鋳造され危鋳物であり。 、［５ 前記鋳造層の最外層側ＫＷＣ粒子を集積混在させた点に
：あり、更にその特徴とする処は、前記金星によ、って
、かつ少なくともそのａｔ層が遠心力鋳造手段を用ｉて
鋳造されｔ鋳物であり、前記第１層の最外層＊ＫＷＣ粒
子を集積存在させると共に。 第１層に隨４て鋳造されるＷｉ２層成分成分１層成分と
異なる成分のものとした点にあり、又その特徴とする処
は、直接加熱ｔｅＦｉ加熱炉中に置かれることによって
３００℃以上の温度とした金星の回転下に、予熱処理し
たＷ（粒子の添加され危溶湯乃至１１１層溶湯を鋳込み
１回転による遠心力と加熱金型の徐冷とによって、ｒ＆
加Ｗｅ粒子を遠心力鋳層乃至鋳造第１層の最外層側に集
積状ＶＣ混在させ。 続いて前記金汲内Ｋ１ｇ１層成分と相達した成分を袴り
賂２層嬉湯を任意鋳造手段によって鋳込む点にある。 以下図示の実施例につ−て本発明を詳述すると。 ＩＩＩＩ！ｌＩは本発明の複合耐摩耗鋳物を得るため、
の遠心力鋳造手段の１例を示しえものであり、（１）は
片持式の鋳造用金星であり、目金１１１１１の内ｍには
鋳ｉ６ 込まれ几溶湯が緩徐に凝固するように耐火物ライニング
が施されると共に、金ｆｆ１１里運の軸方向−４１は端
板乃至耐熱砂型、治具等を介して片持軸（２］が連結支
持され、同軸（２）は変速機１３１ ｋ介して駆動モー
タ（４）が連結されて所要の金ｍ回転が得られるように
し、金型…の外周側には支持回転ローラ（５）が支承さ
れる。本発明ではこのような金ＨＩｎ ２ Ｆ！！Ｊ示
のように加熱保温炉１１１）内（配置し、同炉＋６１
Ｋ設けられる加熱バーナー１７１等の加熱源を用＾て、
加熱保温炉（６）内ｔ３００℃以上Ｃ上限は約７００℃
程度）の加熱保温環境として、金１！＋１１１”３００
℃以上の温度１ｃｌｉ持させるのであり、これは炉（６
）にょる間接加熱以外に、金ｌ１１１１に対する直接加
熱方式でも同効で、ある。か〃為る金１！ ＩＩ＋に対
し前記炉（６）ヲ介して注湯用トラフ０１）よりの注湯
機ｍ２１＄ 、片持軸（２）と反対側から金１１１１１
内に装入されて、取鍋（９）よりの目的溶湯が金ｆｆｉ
＋１１内に注湯されて鋳込みが行なわれるようにする
。本発明ｅｃ ； Ｌ／％てはこの鋳込み溶湯にＷＣ粉
末を添加するのであり、このため注湯用トラフ ０１１
上にＷＣ粉末温加用のホッパー１が配設される。本発明
においては金星＋１１ ｔ−加熱することによって徐冷
鋳型としての性格を持たせる点に特徴があるが、この金
ＩＩ ｉｌｌの加熱温度は３００℃以下では徐冷効果が
不充分であり、３００℃以上
の要求される円筒状乃至円柱状の鋳物に関する析しい構
造と製熾手段の提供に関する。 馬知のように圧延用ロールの場合、その胴部表Ｎは待に
耐摩耗性が必要であるが、その芯部及びネック部は軟質
でか一つ強靭性のあること、が必要とｉ３ される。このようにロールの一内外担織に異なる特性を
具備させる几めＶｃ、一般的にはロール胴部の表向のみ
を遠心力鋳造手段によって高合金材による外殻層ｔ−＊
ａした後、内部に強靭な合金材料を鋳込んだ複合ロール
とする手段をとることが多い。 ｔた丸棒や線材圧延用の仕上ロール等では、従来高合金
チルド材を外殻とし九Ｈｓ８０＜の複合ロールを用いら
れるが、最近ではＷＣ粉末の焼結材によるロールが用い
られ、従来より優れた耐摩耗性を発揮して−ることも既
知である。このＷＣ粉末の焼結ロールＶｃｆｉＰける欠
点は、その製法１著しいコスト高となると共に、大量ロ
ールや胴部長゛さの長大なものは製造できなめ点である
。 本発明はこれらの耐摩耗性の要求されるロールｖｃおけ
ゐ間層点を解決し、経済的で高品質の耐摩耗性ロールを
始めとする円筒状乃至円柱状の耐摩耗性鋳物の提供に関
するものであり、即ち胴部表面には優れた耐摩耗性のあ
るＷＣ粒子を含む高硬度材ｔ−影形成、内ｓＦｉ強靭で
かつ安価な材料で構成した複合耐摩耗鋳物が容ＴｏＫ得
られるようにし特開昭５８−３７６８（２） ｔものである。耐摩耗性を特徴とす石鋳物は勿論従来に
お−ても存在する。即ちチルド鋳物のように、耐摩耗性
の必要な部分の凝固速度を速かにして、その部分にセメ
ンタイト等の炭化物が大量にある組織を形成するように
したものであり、又その急速凝固によってその組織ｔｌ
ＩｋＪＩｌ化したものである。本発明はかかる従来手段
のように、炭化物を溶融金属中から晶出させるものと全
く相遺し。 ＷＣ粒子を鋳造溶湯中ｖｃ＠濁状ＩＩＴ／ｃ＠加させ、
これｔＩＩ固させるため、従来のように凝固時の冷却速
度、即ち凝固速度を大きくして、炭化物を多くしたり、
結晶組織ｔ＊Ｈ化させる必要なく、逆にその冷却速度が
緩徐であるように、予じめ特定温度に加熱した金ａｔ用
い、かつ遠心力鋳造手段を用−ることによって、ＷＣ粒
子を目的層の最外層側に均一かつ集積状に混在させて、
耐摩耗性が得られるようにしたものであ砂１本発明の特
徴とする処は、直接加熱′１ｔは加熱炉中に置かれるこ
とによって３００℃以上とされた金１１によって、かつ
遠心力鋳造手段を用いて鋳造され危鋳物であり。 、［５ 前記鋳造層の最外層側ＫＷＣ粒子を集積混在させた点に
：あり、更にその特徴とする処は、前記金星によ、って
、かつ少なくともそのａｔ層が遠心力鋳造手段を用ｉて
鋳造されｔ鋳物であり、前記第１層の最外層＊ＫＷＣ粒
子を集積存在させると共に。 第１層に隨４て鋳造されるＷｉ２層成分成分１層成分と
異なる成分のものとした点にあり、又その特徴とする処
は、直接加熱ｔｅＦｉ加熱炉中に置かれることによって
３００℃以上の温度とした金星の回転下に、予熱処理し
たＷ（粒子の添加され危溶湯乃至１１１層溶湯を鋳込み
１回転による遠心力と加熱金型の徐冷とによって、ｒ＆
加Ｗｅ粒子を遠心力鋳層乃至鋳造第１層の最外層側に集
積状ＶＣ混在させ。 続いて前記金汲内Ｋ１ｇ１層成分と相達した成分を袴り
賂２層嬉湯を任意鋳造手段によって鋳込む点にある。 以下図示の実施例につ−て本発明を詳述すると。 ＩＩＩＩ！ｌＩは本発明の複合耐摩耗鋳物を得るため、
の遠心力鋳造手段の１例を示しえものであり、（１）は
片持式の鋳造用金星であり、目金１１１１１の内ｍには
鋳ｉ６ 込まれ几溶湯が緩徐に凝固するように耐火物ライニング
が施されると共に、金ｆｆ１１里運の軸方向−４１は端
板乃至耐熱砂型、治具等を介して片持軸（２］が連結支
持され、同軸（２）は変速機１３１ ｋ介して駆動モー
タ（４）が連結されて所要の金ｍ回転が得られるように
し、金型…の外周側には支持回転ローラ（５）が支承さ
れる。本発明ではこのような金ＨＩｎ ２ Ｆ！！Ｊ示
のように加熱保温炉１１１）内（配置し、同炉＋６１
Ｋ設けられる加熱バーナー１７１等の加熱源を用＾て、
加熱保温炉（６）内ｔ３００℃以上Ｃ上限は約７００℃
程度）の加熱保温環境として、金１！＋１１１”３００
℃以上の温度１ｃｌｉ持させるのであり、これは炉（６
）にょる間接加熱以外に、金ｌ１１１１に対する直接加
熱方式でも同効で、ある。か〃為る金１！ ＩＩ＋に対
し前記炉（６）ヲ介して注湯用トラフ０１）よりの注湯
機ｍ２１＄ 、片持軸（２）と反対側から金１１１１１
内に装入されて、取鍋（９）よりの目的溶湯が金ｆｆｉ
＋１１内に注湯されて鋳込みが行なわれるようにする
。本発明ｅｃ ； Ｌ／％てはこの鋳込み溶湯にＷＣ粉
末を添加するのであり、このため注湯用トラフ ０１１
上にＷＣ粉末温加用のホッパー１が配設される。本発明
においては金星＋１１ ｔ−加熱することによって徐冷
鋳型としての性格を持たせる点に特徴があるが、この金
ＩＩ ｉｌｌの加熱温度は３００℃以下では徐冷効果が
不充分であり、３００℃以上
【必須とするが、その加熱
上限は高す、ぎると金ｍ＋ｔｉの強度や変形が問題とな
るので、この点は金部材質、大小、形状を考慮して適当
な温度までとする。またＷＣｓ末の溶湯内への添加に当
ってＦｉｗｃ粉末が溶ｓＫ温加されｔ時、酸化分解しな
いように１例えばＣｕ−Ｎｉ等でメッキした後、これ！
！１００℃〜９００℃に予熱するか、あるｖｈＦｉｃ
ａｃノ２等の低融点、高沸点、かつ低粘性の７ラツクス
ｔ８５０℃程度で溶解し、この中にＷＣｓ末を投入して
予熱する等の。 予熱処理が必要である。 本発明による前記第１図に例示した鋳造装置を用いての
鋳造１例を示せば下記の通りである。 即ら取鍋（剥に準備されたチルド鋳鉄、グレン材。 アダマイト、鋳鋼及びそれらの合、金材溶ｓｒ、注湯用
ト・ラグ００樋１１！ｌ］介して、３００℃以上に加熱
維持されかつ片持軸ｔりローラ（８１を介して回転する
金１１１１１内に鋳込むのである。この時ホッパー−か
り先に述べたように予熱処理したＷＣ粉末會溶ｆ１１ｖ
ｃ添加することによって、Ｗｃ粉末は溶湯と共（金ＩＩ
ｎ＋内に入り、ここで金！１１星は高温でありかっこ
れｔ囲む炉内環境も高温の雰囲気である几め、鋳込み溶
湯の凝固するまでには時開が掛妙、この経過時開中に溶
湯中ｒｃ混入されてす、るＷｃ粉末は。 金Ｗ１１１の軸方向く均一に、しかも遠心力により分離
状のＷｃ粉末は、凝固進行溶湯層の外表面、即ら鋳造層
の最外層側に集積し、母材成分と密に混在した表層が金
麗内ｌｉに接して形成されることになるここのさｖｓ
Ｗ Ｃ粉末は前処理を施しであるので、酸化分解するこ
とな（、従ってま友凝固溶、湯の内１側へ合金化される
ことは全く生じないの工ある。このさい母材である溶湯
材料としては、耐摩耗材である友め１例えば高合金チル
ド材、高合金グレン材等が適当である。この方法によれ
ば得られる円筒状製品は第、２図示のように、Ｗｃ粉末
（粒子）が密ｖｃａ在して匹る層Ｉと母材合金層Ｑ４１
’との両層が境界区分なく一体に達成された
複合材層９ が得られることになる。ま几目的製品の内面側におｉて
特に強靭性が要求される場合には、第６図示のように、
金ＩＩ ｉｌｌ内への最初の鋳込みによってＷｃ粉末の
密に混在した最外ｊｉｌｌａ！１．これに続く合金母材
層Ｈを形成した後で、金１１１内に軟質強靭材による合
金溶湯を次層として鋳込むことにより。 軟質強靭層重りの一体化したもの４が得られることにな
り、即ち２種類の合金材溶湯によって６層の異なる成分
を持つ円筒状の複合耐摩耗鋳物が得られることくなる。 これらＩＮ２ 、３図は何れも素材であるから、目的の
円筒状ロール製品としては、１ｇ４図に示すように、ロ
ール内外面を機械加工し。 外ｉｍｍには例えば圧延用孔部−等を加工形成すること
によって、内層−外層一による２層の複合鋳物製品を得
ることができる（ ｆｌＫ２１ｇｌの素材加工）のであ
る◎ 次に本発明方法の具体的実施例の１つを示す。 〈実施例〉 線材ブロックミル用のリングとして第２図に例示した層
−１１４による２層構造のものでその外径１５８ｇＩＸ
巾７５ｊの製造に当り１層＋１３１の外径１６５１２ｆ
。 内径１２５ｄＣ層−の外径でもある】１層１１４１の内
径６０ダ、巾８０ノの鋳物素材を得るｅｃｌす、鋳込厚
さ５２５５ｗとして鋳込重量Ｃ溶湯量）は１０即であり
。 Ｗｃ粉末の添加量ｔｉ６１ｆＦであり、またＷｃ粒子の
混在厚さ目標は２０ｓａｗとする。 母材溶湯成分（＠ Ｃ： ！１．４５． Ｓｉ ：０．４７． Ｍｎ Ｏ，
６１，Ｐ：０．０８４． Ｓ：０−０！Ｉｓ。 Ｎｉ： ４２９． Ｃｒ： １．６４． Ｍｏ： ０．
４２鋳込温度 １３４５℃ Ｗｃ粉末の前処理 Ｃ＠ｃ、ｌを８５０℃に加熱し、溶融させた後、 Ｗｃ
粉末を添加して、予熱と酸化防止処理を施した。 前記Ｗｃ粉末とツラツクスとの混合物ｆｆｉ、［１図示
の鋳造装置を用いてホッパー謔より溶湯中に添加して、
鋳造を行なった。 この結果、得られた鋳物の最外表１ｉｔｉ高合会鋳鉄組
織の中にＷｃ粒子を含み、母材層は高合金鋳鉄のセメン
タイトとマルテンサイトとベートナイトから成り、内１
ｉｉｉｉ＃ｆ高合金鋳鉄による複合耐摩耗ム１１ 鋳物が得られたのであ妙、第５図はそのＷＣ粒子の混在
する最外層の顕微鏡写真による組織を示したものである
。 本発明による遠心力鋳造方法は、！１図に示した鋳造装
置のみによるものでなく、その他の遠心力鋳造機や通常
の置注ぎ鋳造鋳物の製造にも適用されるものである。即
ち水平型の遠心鋳造機によって本発明方法によね鋳造層
乃至鋳造初層（ｇｉ層）を鋳造した後、加熱保温炉（６
）より金星１１１を取出し、これｔヒツトの中に垂直に
立てて、鋳造次層（１１５２層）乃至芯材の鋳込みを行
なって、同様の円筒状乃至円柱状の複合鋳物を得ること
ができる。又実施例では母材として鋳鉄等の鉄系材料を
例示し友が、この材料けＡＪ −Ｃｕ又はその合金材を
母材として、ＷＣ粉末を添加する複合鋳物の製造にも適
用できることＶｉ＾うまでもなく、圧延用ロール、ロー
ラ、リングを始めとして線材圧延用のブロックロール等
、その利用方途は耐摩耗性の要求される各種円筒状乃至
円柱状製品に汎用できる。 本発明は以上の通りであって、特に耐摩耗性が特開昭５
８−６７６８ （４） ロールなりロー２なりの胴部表面に要求される各種の鋳
物製品を得るものとして、ＷＣ粉宋？用いてその慶れた
耐摩耗性を発揮し、しかも従来のＷＣ粉末焼結ロールや
ローラに比し、安価に量産可能である点できわめて有利
である。即ち加熱金型による徐冷鋳型と、遠心力を利用
した溶湯添加ＷＣ粉末の分離と外表面集積とＶＣよって
、その最外層ＶＣＩｆｉＷＣ粒子が均一かつ密に混在し
た表面組織が容易にかつ確実に得られるのであり、しか
も２層乃至３層の構成が容易に可能であって、ＷＣ粉末
の事前予熱処理によって、徐冷鋳型による緩徐な凝固と
相俟って、組織の粗大化のおそれは全くなく、＊れた耐
摩耗性が表ＩｊｊＩｉ側に得られ、その製造手段として
も格別の困難もなく、従来の遠心力鋳造手段乃至通常の
鋳造手段を容易に転用でき。 低コストで得られる点においてその利点はきわめて大で
あり、内外両層において異なる特性の＃求される鋳物全
般に□・・お＾て利用できるものである。
上限は高す、ぎると金ｍ＋ｔｉの強度や変形が問題とな
るので、この点は金部材質、大小、形状を考慮して適当
な温度までとする。またＷＣｓ末の溶湯内への添加に当
ってＦｉｗｃ粉末が溶ｓＫ温加されｔ時、酸化分解しな
いように１例えばＣｕ−Ｎｉ等でメッキした後、これ！
！１００℃〜９００℃に予熱するか、あるｖｈＦｉｃ
ａｃノ２等の低融点、高沸点、かつ低粘性の７ラツクス
ｔ８５０℃程度で溶解し、この中にＷＣｓ末を投入して
予熱する等の。 予熱処理が必要である。 本発明による前記第１図に例示した鋳造装置を用いての
鋳造１例を示せば下記の通りである。 即ら取鍋（剥に準備されたチルド鋳鉄、グレン材。 アダマイト、鋳鋼及びそれらの合、金材溶ｓｒ、注湯用
ト・ラグ００樋１１！ｌ］介して、３００℃以上に加熱
維持されかつ片持軸ｔりローラ（８１を介して回転する
金１１１１１内に鋳込むのである。この時ホッパー−か
り先に述べたように予熱処理したＷＣ粉末會溶ｆ１１ｖ
ｃ添加することによって、Ｗｃ粉末は溶湯と共（金ＩＩ
ｎ＋内に入り、ここで金！１１星は高温でありかっこ
れｔ囲む炉内環境も高温の雰囲気である几め、鋳込み溶
湯の凝固するまでには時開が掛妙、この経過時開中に溶
湯中ｒｃ混入されてす、るＷｃ粉末は。 金Ｗ１１１の軸方向く均一に、しかも遠心力により分離
状のＷｃ粉末は、凝固進行溶湯層の外表面、即ら鋳造層
の最外層側に集積し、母材成分と密に混在した表層が金
麗内ｌｉに接して形成されることになるここのさｖｓ
Ｗ Ｃ粉末は前処理を施しであるので、酸化分解するこ
とな（、従ってま友凝固溶、湯の内１側へ合金化される
ことは全く生じないの工ある。このさい母材である溶湯
材料としては、耐摩耗材である友め１例えば高合金チル
ド材、高合金グレン材等が適当である。この方法によれ
ば得られる円筒状製品は第、２図示のように、Ｗｃ粉末
（粒子）が密ｖｃａ在して匹る層Ｉと母材合金層Ｑ４１
’との両層が境界区分なく一体に達成された
複合材層９ が得られることになる。ま几目的製品の内面側におｉて
特に強靭性が要求される場合には、第６図示のように、
金ＩＩ ｉｌｌ内への最初の鋳込みによってＷｃ粉末の
密に混在した最外ｊｉｌｌａ！１．これに続く合金母材
層Ｈを形成した後で、金１１１内に軟質強靭材による合
金溶湯を次層として鋳込むことにより。 軟質強靭層重りの一体化したもの４が得られることにな
り、即ち２種類の合金材溶湯によって６層の異なる成分
を持つ円筒状の複合耐摩耗鋳物が得られることくなる。 これらＩＮ２ 、３図は何れも素材であるから、目的の
円筒状ロール製品としては、１ｇ４図に示すように、ロ
ール内外面を機械加工し。 外ｉｍｍには例えば圧延用孔部−等を加工形成すること
によって、内層−外層一による２層の複合鋳物製品を得
ることができる（ ｆｌＫ２１ｇｌの素材加工）のであ
る◎ 次に本発明方法の具体的実施例の１つを示す。 〈実施例〉 線材ブロックミル用のリングとして第２図に例示した層
−１１４による２層構造のものでその外径１５８ｇＩＸ
巾７５ｊの製造に当り１層＋１３１の外径１６５１２ｆ
。 内径１２５ｄＣ層−の外径でもある】１層１１４１の内
径６０ダ、巾８０ノの鋳物素材を得るｅｃｌす、鋳込厚
さ５２５５ｗとして鋳込重量Ｃ溶湯量）は１０即であり
。 Ｗｃ粉末の添加量ｔｉ６１ｆＦであり、またＷｃ粒子の
混在厚さ目標は２０ｓａｗとする。 母材溶湯成分（＠ Ｃ： ！１．４５． Ｓｉ ：０．４７． Ｍｎ Ｏ，
６１，Ｐ：０．０８４． Ｓ：０−０！Ｉｓ。 Ｎｉ： ４２９． Ｃｒ： １．６４． Ｍｏ： ０．
４２鋳込温度 １３４５℃ Ｗｃ粉末の前処理 Ｃ＠ｃ、ｌを８５０℃に加熱し、溶融させた後、 Ｗｃ
粉末を添加して、予熱と酸化防止処理を施した。 前記Ｗｃ粉末とツラツクスとの混合物ｆｆｉ、［１図示
の鋳造装置を用いてホッパー謔より溶湯中に添加して、
鋳造を行なった。 この結果、得られた鋳物の最外表１ｉｔｉ高合会鋳鉄組
織の中にＷｃ粒子を含み、母材層は高合金鋳鉄のセメン
タイトとマルテンサイトとベートナイトから成り、内１
ｉｉｉｉ＃ｆ高合金鋳鉄による複合耐摩耗ム１１ 鋳物が得られたのであ妙、第５図はそのＷＣ粒子の混在
する最外層の顕微鏡写真による組織を示したものである
。 本発明による遠心力鋳造方法は、！１図に示した鋳造装
置のみによるものでなく、その他の遠心力鋳造機や通常
の置注ぎ鋳造鋳物の製造にも適用されるものである。即
ち水平型の遠心鋳造機によって本発明方法によね鋳造層
乃至鋳造初層（ｇｉ層）を鋳造した後、加熱保温炉（６
）より金星１１１を取出し、これｔヒツトの中に垂直に
立てて、鋳造次層（１１５２層）乃至芯材の鋳込みを行
なって、同様の円筒状乃至円柱状の複合鋳物を得ること
ができる。又実施例では母材として鋳鉄等の鉄系材料を
例示し友が、この材料けＡＪ −Ｃｕ又はその合金材を
母材として、ＷＣ粉末を添加する複合鋳物の製造にも適
用できることＶｉ＾うまでもなく、圧延用ロール、ロー
ラ、リングを始めとして線材圧延用のブロックロール等
、その利用方途は耐摩耗性の要求される各種円筒状乃至
円柱状製品に汎用できる。 本発明は以上の通りであって、特に耐摩耗性が特開昭５
８−６７６８ （４） ロールなりロー２なりの胴部表面に要求される各種の鋳
物製品を得るものとして、ＷＣ粉宋？用いてその慶れた
耐摩耗性を発揮し、しかも従来のＷＣ粉末焼結ロールや
ローラに比し、安価に量産可能である点できわめて有利
である。即ち加熱金型による徐冷鋳型と、遠心力を利用
した溶湯添加ＷＣ粉末の分離と外表面集積とＶＣよって
、その最外層ＶＣＩｆｉＷＣ粒子が均一かつ密に混在し
た表面組織が容易にかつ確実に得られるのであり、しか
も２層乃至３層の構成が容易に可能であって、ＷＣ粉末
の事前予熱処理によって、徐冷鋳型による緩徐な凝固と
相俟って、組織の粗大化のおそれは全くなく、＊れた耐
摩耗性が表ＩｊｊＩｉ側に得られ、その製造手段として
も格別の困難もなく、従来の遠心力鋳造手段乃至通常の
鋳造手段を容易に転用でき。 低コストで得られる点においてその利点はきわめて大で
あり、内外両層において異なる特性の＃求される鋳物全
般に□・・お＾て利用できるものである。
Ｉｊ！ｉ１図は本発明方決実施例の示体説明図、第２゜
１３ ３図は本発明鋳物実施例の各側断面図、嘉４図は同加工
製品１例の側断面図、８３５図は同ＷＣ６粒子混在組織
の顕微鏡写真である。 Ｉｌ＋・・・金１ｉ、＋２１・・・片持軸、（４１・・
・駆動モータ、（６）・・・支持回転ローラ、（６）・
・・加熱保温炉、（７ト・・加熱バーナー、１８）・・
・鋳物、（９）・・・取鍋、１Ｍ１・・・Ｗ（粉末添加
用ホッパー、（１ト・・トラフ、１１！ｌ・・−１ｉ、
ｌＩト・・ＷＣ粒子混在層、 （＋４１・・・母材層、
ａＳ・・・最外層、 Ｑｇｌ・・・母材層、Ｑη・・
・軟質強靭層。 第３図 １ぢ 手続補正書（方式） 昭和５６年１２月２３日 １、事件の表示 昭和５６年 特許 願第１０３７９９号２・発 明
の名称 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 ４、代理人 ８５７７ ５、（補正命令の日付） 昭和５６年１１月５日 ６、補正の対象 図Ｉ１ｍ（第５図） ７、補正の内容 ｉｌｌ 別紙の通り図面（第５図）を提出します。 第５図
１３ ３図は本発明鋳物実施例の各側断面図、嘉４図は同加工
製品１例の側断面図、８３５図は同ＷＣ６粒子混在組織
の顕微鏡写真である。 Ｉｌ＋・・・金１ｉ、＋２１・・・片持軸、（４１・・
・駆動モータ、（６）・・・支持回転ローラ、（６）・
・・加熱保温炉、（７ト・・加熱バーナー、１８）・・
・鋳物、（９）・・・取鍋、１Ｍ１・・・Ｗ（粉末添加
用ホッパー、（１ト・・トラフ、１１！ｌ・・−１ｉ、
ｌＩト・・ＷＣ粒子混在層、 （＋４１・・・母材層、
ａＳ・・・最外層、 Ｑｇｌ・・・母材層、Ｑη・・
・軟質強靭層。 第３図 １ぢ 手続補正書（方式） 昭和５６年１２月２３日 １、事件の表示 昭和５６年 特許 願第１０３７９９号２・発 明
の名称 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 ４、代理人 ８５７７ ５、（補正命令の日付） 昭和５６年１１月５日 ６、補正の対象 図Ｉ１ｍ（第５図） ７、補正の内容 ｉｌｌ 別紙の通り図面（第５図）を提出します。 第５図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ＩＩ Ｉ！接加熱ｔたは加熱炉中に置かれることによ
って３００℃以上とされた金！ｌによって、かつ遠心力
鋳造手段１７＠ｈて鋳造された鋳物であり。 鋺記鋳造層の最外層側ＫＷＣ粒子を集積混在させたこと
ｔ−特徴とする複合耐摩耗鋳物。 １創 直接加熱または加熱炉中に置かれることによって
３００℃以上とされた金ｆｌｌＫよって、かつ少ｌｋ（
＆もその１１１層が遠心力鋳造手段を用−て鋳造された
鋳物であり、ＭＥ第１層の最外層側ＫＷＣ粒子を集積混
在させると共に、ＩＮ層にａ！いて鋳造さｈる１１２層
成分子ｌｌ１層成分と異＆ ：ｌ、成分子）ものとした
ことｒ特徴上する複合耐摩耗鋳物。 Ｉｌ＋ 直接加１ｌＩ１１または加熱デ中に置かれる
ことによって３００℃以上の温度とした金層の回転下に
。 予熱処理したＷＣ粒子の添加された溶ｓｒ鋳込ム２ み１回転による遠心力と加熱金層の徐冷とによって、添
加ＷＣ粒子を遠心力鋳造層の最外層側に集積状に混在さ
せること【特徴とする複合耐摩耗鋳物の製°造決。 （４１直接加熱または加熱炉中に置かれることによって
３００℃以上の温度とし危金瀝の回転下に。 予熱処理したＷＣ粒子の添加された第１層溶湯を鋳込み
１回転による遠心力と加熱金層の徐冷とによって、Ｓ加
ｗｃ粒子を遠心力饅３ＩｔＩ！Ｆ１層の最外層側に集積
状に混在させ、続いて前記金層内に１１１層成分と柵遺
した成分を持つＩＮ２層溶ＩＩを任意鋳造手段によって
鋳込むことｔ待機ｄる複合耐摩耗鋳物の鋳造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10379981A JPS586768A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10379981A JPS586768A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS586768A true JPS586768A (ja) | 1983-01-14 |
| JPH0152110B2 JPH0152110B2 (ja) | 1989-11-07 |
Family
ID=14363438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10379981A Granted JPS586768A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS586768A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2641795A1 (fr) * | 1989-01-16 | 1990-07-20 | Bronzes Ind Sa | Fabrication de pieces en materiau composite |
| US5253697A (en) * | 1989-01-16 | 1993-10-19 | Les Bronzes D'industrie, Societe Anonyme | Manufacture of articles consisting of a composite material |
| DE10321391B3 (de) * | 2003-05-12 | 2004-10-14 | M. Jürgensen GmbH & Co. KG | Verfahren zum Schleuderguss |
| WO2012048919A1 (de) * | 2010-10-13 | 2012-04-19 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kolbenrings mit eingelagerten partikeln |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP10379981A patent/JPS586768A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2641795A1 (fr) * | 1989-01-16 | 1990-07-20 | Bronzes Ind Sa | Fabrication de pieces en materiau composite |
| US5253697A (en) * | 1989-01-16 | 1993-10-19 | Les Bronzes D'industrie, Societe Anonyme | Manufacture of articles consisting of a composite material |
| DE10321391B3 (de) * | 2003-05-12 | 2004-10-14 | M. Jürgensen GmbH & Co. KG | Verfahren zum Schleuderguss |
| WO2012048919A1 (de) * | 2010-10-13 | 2012-04-19 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Verfahren zur herstellung eines kolbenrings mit eingelagerten partikeln |
| JP2013540969A (ja) * | 2010-10-13 | 2013-11-07 | フェデラル−モーグル ブルシェイド ゲーエムベーハー | 粒子埋め込み型ピストンリングの製造方法 |
| US9174276B2 (en) | 2010-10-13 | 2015-11-03 | Federal-Mogul Burscheid Gmbh | Method of producing a piston ring having embedded particles |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0152110B2 (ja) | 1989-11-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3014266A (en) | Method for making and repairing rolls | |
| EP1414604B1 (en) | Centrifugal casting of nickel base superalloys with inproved surface quality, structural integrity and mechanical properties in isotropic graphite moduls under vacuum | |
| US4958422A (en) | Wear-resistant compound roll | |
| US3894325A (en) | Large-sized and thick compound sleeves of high hardness | |
| US2964251A (en) | Roll structure | |
| JP2898749B2 (ja) | 高耐摩耗ロール材およびその製造法 | |
| US2931082A (en) | Casting method and apparatus | |
| US1514129A (en) | Production of hollow ingots | |
| JPS586768A (ja) | 複合耐摩耗鋳物及びその製造法 | |
| JPS6076263A (ja) | 複合金属材の製造方法 | |
| JPS586769A (ja) | 円筒、円柱状耐摩耗鋳物およびその製造法 | |
| CN2264054Y (zh) | 复合运动式电渣熔铸装置 | |
| KR101387020B1 (ko) | 액상 주조 접합기술을 이용한 이송 파이프 겸용 열연 롤의 제조방법 | |
| RU2761192C1 (ru) | Способ получения многослойных слитков методом электрошлакового переплава | |
| JPS5973150A (ja) | 複合鋼塊の製造方法 | |
| JPH11221651A (ja) | 被覆された鋳造製品を造るための方法および装置 | |
| JPS5834228A (ja) | 軸受の製造方法 | |
| SU908497A1 (ru) | Способ центробежного лить двухслойных валков | |
| JPH0127818B2 (ja) | ||
| HONDA | Investigation of properties of foundry pig irons and development of centrifugally cast rolling rolls | |
| US3254381A (en) | Method of manufacturing composite metallic rolls | |
| JPH04191347A (ja) | 組立式圧延ロール用中空スリーブ材 | |
| JPH07108371A (ja) | 複合２層材料の製造方法 | |
| JPS59101269A (ja) | 鋳かけ肉盛りロ−ルの製造法 | |
| JPH084896B2 (ja) | セラミックス・金属複合体の製造方法 |