JPS5867012A - 荷電粒子源用絶縁変圧器 - Google Patents

荷電粒子源用絶縁変圧器

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JPS5867012A
JPS5867012A JP56165963A JP16596381A JPS5867012A JP S5867012 A JPS5867012 A JP S5867012A JP 56165963 A JP56165963 A JP 56165963A JP 16596381 A JP16596381 A JP 16596381A JP S5867012 A JPS5867012 A JP S5867012A
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JP
Japan
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transformer
winding
coaxial cable
primary
cable
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JP56165963A
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JPS6028131B2 (ja
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Ryuzo Aihara
相原 龍三
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
Nihon Denshi KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F30/00Fixed transformers not covered by group H01F19/00
    • H01F30/06Fixed transformers not covered by group H01F19/00 characterised by the structure
    • H01F30/10Single-phase transformers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イオン銃や電子銃等の荷電粒子源に用いられ
る絶縁変圧器の改良に関する。
イオン銃や電子銃等の荷電粒子源においては、金属を加
熱し液化させるだめの、或いはフィラメントを加熱し熱
電子を放出させるためのパワーを伝送するのに、絶縁変
圧器が用いられている。電子銃の場合を例にとれば、つ
■−ネルトへの加速電圧印加回路と組み合わせてフィラ
メントが用いられるので、フィラメント加熱用の交流電
力を供給する上記絶縁変圧器は、加速電圧に耐え得るだ
けの耐圧を持たねばならない。
第1図は、従来から用いられているフィラメント加熱回
路(電子銃の場合)の構成を示す電気的接続図で、図中
、1は上述の熱電子放出用のフィラメントである。この
フィラメント1は。
陰極を構成し、電子線eが、ここから放出される。2は
加速電圧が印加されるウェーネルト、3は陽極、4は三
芯高圧ケーブルである。又、5はフィラメント1に加熱
用電力を供給する交流電源で、絶縁変圧器6及び三芯ケ
ーブル4を介して、上記電力の供給を行うものである。
この絶縁変圧器6の1次側巻線の中点Bは接地され、2
次側巻線の中点Gは、バイアス抵抗Rを介して、加速電
源7の負極に接続されている。
尚、加速電源7の正極は接地されている。このような回
路における絶縁変圧器6には、加速電圧が印加されてい
るので、絶縁変圧器6は、高電圧に耐え得る構成でなけ
ればならない。そこで、絶縁性を維持するため、図にお
いて破線で示した部分は、通常オイルタンク内に収納さ
れる。
第2図は、第1図中の絶縁変圧器6の構造を示す外観図
である。尚、第2図の1次巻線と2次巻線の端子記号は
、第1図に示す端子記号にそれぞれ対応している。通常
、SEM(走査電子顕微鏡)に用いられるこの種の絶縁
変圧器は、20KHz程度の高周波で励磁される。この
ため、矩形コア8の材料としては、フェライトが用いら
れ、巻線としては、シリコンゴム絶縁線又はポリエチレ
ン絶縁線が用いられる。このような構造の絶縁変圧器が
低加速電圧・小容量のSEM用電子銃等に用いられる場
合には、大きさ・効率等の問題は、特に生じない。しか
し、容量が50乃至100ワツト或いはそれ以上で、加
速電圧が50乃至100に、Vの状況で使用するような
場合、例えば、イオンビーム露光として脚光をあびてい
るAu 、Su 、3i 、 Ga等の液体金属加熱パ
ワーの伝送用絶縁変圧器として用いる場合は、極めて不
適当である。その理由は、以下のとおりである。
(1) 1次巻線・2次巻線間の距離が、幾何学的に離
れているので、変圧器としての伝送効率が悪い。即ち、
1次・2次間の漏れインダクタンスが大きく、伝送効率
が50%以下であるので、大容量のパワー伝送には不向
きである。
(2) 巻線として用いる絶縁線の芯線、絶縁被覆、コ
ア等の対向部の電界強度が不平等なため、電界強度が著
しく高くなる場所が生じる。このため、巻線゛としての
構造に余裕を持たせねばならず、絶縁被覆部分のスペー
スを大きくとらないと、高電圧に耐えない。
(3) 高圧ケーブル4(第1図参照)のケーブル長が
大きいので、ケーブル芯線で生ずる電力損失が、大パワ
ーの場合には、無視できなくなる。この電力損失を小さ
くするためには、芯線の径を太くする必要があり、不経
済である。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、1本
の同軸クープルを略U字状に曲げ、絶縁体で包まれた上
記U字状部をリング状コアに通し、内部導体、外部導体
を夫々負荷又は交流電源に接続することにより、低コス
ト且つコンパクトな、しかも伝送効率の良い荷電粒子源
用絶縁変圧器を実現したものである。
以下、図面を参照し本発明の詳細な説明する。
第3図は、本発明に係る絶縁変圧器の一実施例を示す斜
視図で、この絶縁変圧器は、同軸ケーブル(いわゆる同
軸コードをも含む)を略U字状に曲げ、それをリング状
コアに通したもので、いわば外鉄形の変圧器である。図
において、10は内部導体で、銅の単線又はより線から
なる。この内部導体10は、ポリエチレン等の絶縁体1
1に埋められ、その外部は銅編組等の外部導体12で包
まれている。13は外部導体12を覆うシースで、塩化
ビニル樹脂等の絶縁体でなる。14及び15は、ケーブ
ル50が通されたリング状コアで、フェライト等から構
成される。このコア14,15は分割されたコア片をリ
ング状に形成したものでも良い。尚、必要な断面積が得
られるならば、上記コアの個数は、1個であっても良い
し、3個以上あっても良い。
この絶縁変圧器では、例えば外部導体12を1次巻線と
し、内部導体10を2次巻線として用い、第4図の等価
回路に示すように、1次巻線、2次巻線共、1ターン構
成となっている。
以上のように構成すれば、1次巻線と2次巻線が非常に
近接しているので、理想に近い変圧器となり、両者の電
気的結合が極めて良好なため、パワーの伝送効率の非常
に高い変圧器が得られる。又、1次巻線及び2次巻線と
なる部分が同軸ケーブルであるので、軸方向に常に同一
の電界強度を持ち、細いケーブルであっても高い耐電圧
強度が得られる。
この変圧器の励磁周波数を20乃至100KH2程度の
高周波にとれば、巻数がそれぞれ1ターンであっても、
数V乃至数十Vの高周波電圧を2次側に伝送することが
できる。−例として、内部導体10が直径11IIIl
lの銅線で、絶縁体11としてv1径7mmのポリエチ
レン円筒体、外部導体12として銅編組、シース13と
してビニール製のものを用い、コア14及び15の断面
積を5cIIlz、励磁周波数を50Kt−1z 、 
II大磁束密度を3000ガウスとすると、2次側に、
約30Vの高周波電圧を伝送することができる。
一方、内部導体10と外部導体12の間にかかる電圧は
、直流の加速電圧であるので、両省間の漂遊容量は問題
とならない。従って、50乃至60に■程度の絶縁耐圧
を十分維持することができる。
以上の説明より明らかなように、本絶縁変圧器は、高周
波で励磁することにより、大パワーを2次側に伝送する
ことができるので、イオン銃等の大パーノー伝送用変圧
器として用いると有効である。
第5図は、液体金属イオン源の要部の構成図である。図
において、20はエクストラクタ、21はエミッタ、2
2は加熱部、23はヒータである。このイオン源におい
て、ヒータ23にパワーが供給されると、加熱部22内
の金属が、液化し、エクストラクタ20に印加されてい
る電圧による静電力で、エミッタ21の先端部まで移送
され、そこに円錐突起(ティラー・コーン)が形成され
る。エミッタ21の先端は非常に高い電界強度となって
いるため、そこの液体金属は、電界蒸発・イオン化し、
イオンビームを生ずる。
このイオン源では、金属を液化し得るパワーをヒータ2
3に供給する必要があり、融点の高い金属の場合、必要
なパワーが100ワット以上になる場合もある。本発明
に係る絶縁変圧器は、特に、この場合のパワー伝送用変
圧器として用いると有効である。
第6図は、第3図に示ず絶縁変圧ば′を、第5図のヒー
タ用電源へのパワー伝送用変圧器として用いる場合の具
体的構成を示す断面図である(第3図及び第5図と同一
部分には同一符号を付して示した)。図において、31
は金属容器で、この金属容器31内(第6図左方)に、
第5図の如き構造のイオン源が収容されている。
32は金属容器31にボルト33で固着された支持パイ
プで、これには絶縁物でなるブッシング34が、導電性
押え金具35でもって取付けられている。同軸ケーブル
50の外部導体12は、ブッシング34の電界緩和用コ
ーン部分で、押え金具35と導通し、押え金具35に取
付けられたリード線36を介して高周波交流電源に接続
されている。一方、同軸ケーブル50の内部導体10は
、ブッシング34の先端のコネクタ用シャツイノ37に
接続されている。そして、外部導体12(1次巻線)に
電流が流れると、内部導体10(2次巻線)に2次電圧
が誘起され、上記コネクタを介して、イオン源内のヒー
タ23に電力が供給される。この絶縁変圧器の場合、加
速電位をイオン源に与える部分を、通電しないので、高
電圧ケーブルでのパワー損失が無くなる。以上のことか
ら、上述の従来の絶縁変圧器の4′iする欠点(1)〜
(3)は、本発明によれば全て克服される。
第7図は、励振用の交流源の一実施例を示す電気的接続
図で、これは、高周波発振器O8Cの出力を、変圧器T
1を介して、コンプリメンタリトランジスタQ1.Q2
に与え、その出力を、カップリングコンデンサCを介し
て、降圧変圧器T2の一次側に供給し、(募られた2次
側電圧を、本発明の絶縁変圧器の1次側に与えるもので
ある。
以上、詳細に説明したように、本発明は同軸ケーブルを
リング状のコアに通し、内部導体及び外部導体を巻線と
するもので、本発明によれば、低コスト且つコンパクト
で伝送効率の良い荷電粒子源用絶縁変圧器を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来から知られているフィラメント加熱回路
の構成を示す電気的接続図、第2図は第1図中の絶縁変
圧器の構造を示す外観図、第3図は本発明の一実施例を
示す斜視図、第4図は等価回路図である。第5図はイオ
ン源の要部の構成図、第6図は本発明絶縁変圧器の具体
的構成図、第7図は励振用交流電源の実施例を示す電気
的接続図である。 1・・・フィラメント  2・・・ウェーネルト3・・
・陽極      4・・・高圧ケーブル5・・・交流
電源    6・・・絶縁変圧器7・・・加速電源  
  8・・・コア10・・・内部導体   11・・・
絶縁体12・・・外部導体   13・・・シース(絶
縁体)14.15・・・コア  20・・・エクストラ
クタ21・・・エミッタ   22・・・加熱部23・
・・ヒータ    50・・・同軸ケーブルO8C・・
・高周波発振器 Ts  、T2 ・・・変圧°器 Qs=02・・・トランジスタ C・・・コンデンサ 時給出願人  日本電子株式会ン1 代 理 人  弁理士 井島藤治 尼1図 尼2図 *3図 尾4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一本の同軸ケーブルを略U字状に曲げ、絶縁体で包まれ
    た上記U字状部をリング状コアに通し、内部導体、外部
    導体を夫々負荷又は交流電源に接続したことを特徴とす
    る荷電粒子源用絶縁変圧器。
JP56165963A 1981-10-16 1981-10-16 荷電粒子源用絶縁変圧器 Expired JPS6028131B2 (ja)

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JP56165963A JPS6028131B2 (ja) 1981-10-16 1981-10-16 荷電粒子源用絶縁変圧器

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JPS5867012A true JPS5867012A (ja) 1983-04-21
JPS6028131B2 JPS6028131B2 (ja) 1985-07-03

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001229864A (ja) * 1999-12-07 2001-08-24 A & D Co Ltd 電子ビーム装置
JP2016507904A (ja) * 2013-02-08 2016-03-10 ジョン・イー・ストーファー 電力の伝送
JP2016051556A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社島津製作所 高周波電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001229864A (ja) * 1999-12-07 2001-08-24 A & D Co Ltd 電子ビーム装置
JP2016507904A (ja) * 2013-02-08 2016-03-10 ジョン・イー・ストーファー 電力の伝送
JP2016051556A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 株式会社島津製作所 高周波電源装置

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