JPS586700Y2 - 水浮き出し用マ−キングペン - Google Patents
水浮き出し用マ−キングペンInfo
- Publication number
- JPS586700Y2 JPS586700Y2 JP1977084135U JP8413577U JPS586700Y2 JP S586700 Y2 JPS586700 Y2 JP S586700Y2 JP 1977084135 U JP1977084135 U JP 1977084135U JP 8413577 U JP8413577 U JP 8413577U JP S586700 Y2 JPS586700 Y2 JP S586700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- water
- paper
- marking pen
- embossment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Color Printing (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は水浮き出し用マーキングペンに関するものであ
り、さらに詳しくは紙に塗布した後、該紙を水に浸漬す
ることにより、文字や柄を浮き出させうるマーキングペ
ンに関するものである。
り、さらに詳しくは紙に塗布した後、該紙を水に浸漬す
ることにより、文字や柄を浮き出させうるマーキングペ
ンに関するものである。
従来、マーキングペンは筆記用として各種のものが開発
されている。
されている。
これに対して、本考案は、単に筆記用としてではなく、
おもちやとして楽しむことができるようにしたものであ
る。
おもちやとして楽しむことができるようにしたものであ
る。
すなわち、本考案は、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、クエン酸、グリセリン、グリセリン
脂肪酸エステル、シュウ酸、グルコン酸、コハク酸、酒
石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸(以下、単に
浸透性物質と呼ぶ)からなる群より選択した一種又は二
種以上の混合物0.01〜70wt%および水もしくは
水とエチルアルコールの混合液30〜99.99wt%
を含むインキを内蔵する水浮き出し用マーキングペンを
要旨とするもので゛ある。
ン脂肪酸エステル、クエン酸、グリセリン、グリセリン
脂肪酸エステル、シュウ酸、グルコン酸、コハク酸、酒
石酸、乳酸、フマル酸、リンゴ酸、リン酸(以下、単に
浸透性物質と呼ぶ)からなる群より選択した一種又は二
種以上の混合物0.01〜70wt%および水もしくは
水とエチルアルコールの混合液30〜99.99wt%
を含むインキを内蔵する水浮き出し用マーキングペンを
要旨とするもので゛ある。
以下、上記本考案について詳細に説明する。
第1図は本考案の二種のマーキングペンの構造の一例を
示す切断側面図であり、このマーキングペンはペン本体
1とキャップ2とからなる。
示す切断側面図であり、このマーキングペンはペン本体
1とキャップ2とからなる。
ペン本体1はホルダー6によって固定されたペン先を有
する筆記用芯体4を有する筆記用柄部5のインキ収納用
空間部3にインキを充填内蔵している。
する筆記用芯体4を有する筆記用柄部5のインキ収納用
空間部3にインキを充填内蔵している。
インキを充填内蔵させるには、インキを吸収させた綿、
スポンジなどを上記空間部3に直接内装する方法、ある
いは上記綿、スポンジなどを上記柄部5よりも細目のチ
ューブなどに詰め、インキを吸収させてなるカートリッ
ジを上記空間部3に内装する方法など通常の方法が用い
られる。
スポンジなどを上記空間部3に直接内装する方法、ある
いは上記綿、スポンジなどを上記柄部5よりも細目のチ
ューブなどに詰め、インキを吸収させてなるカートリッ
ジを上記空間部3に内装する方法など通常の方法が用い
られる。
さらにペン本体1は芯体保持部7あるいは密閉用カラー
8などにより密閉保持されている。
8などにより密閉保持されている。
上記構造はマーキングペンの一例を示すにすぎず、本考
案は従来公知のあらゆるマーキングペンに適用しうるも
のである。
案は従来公知のあらゆるマーキングペンに適用しうるも
のである。
本考案のマーキングペンに内蔵されるインキを構成する
上記浸透性物質は、水に対する溶解性を有し、紙層への
浸透性が強い物質であり、かつ食品添加物(厚生省37
0号告示による)より選択した界面活性剤、酸性物質、
多価アルコールである。
上記浸透性物質は、水に対する溶解性を有し、紙層への
浸透性が強い物質であり、かつ食品添加物(厚生省37
0号告示による)より選択した界面活性剤、酸性物質、
多価アルコールである。
該浸透性物質は紙に塗布されると、該紙を水に浸漬した
時に、塗布部分に水を他の部分より速く浸透させ、紙の
含水量の差により透明にし、他の部分より浮き出させう
る性質を有するものである。
時に、塗布部分に水を他の部分より速く浸透させ、紙の
含水量の差により透明にし、他の部分より浮き出させう
る性質を有するものである。
該浸透性物質は0.01〜70 wt%添加されるが、
0.01wt%未満であると、水浮き出しの効果が悪く
、また、70wt%より多いと、完全溶解しにくく不経
済であって好ましくないからである。
0.01wt%未満であると、水浮き出しの効果が悪く
、また、70wt%より多いと、完全溶解しにくく不経
済であって好ましくないからである。
尚、上記インキにおいて溶剤として水とエチルアルコー
ルの混合液を用いる場合、その割合は浸透性物質を溶解
する限りアルコールが多い程良い。
ルの混合液を用いる場合、その割合は浸透性物質を溶解
する限りアルコールが多い程良い。
アルコールは紙への浸透性が良いからである。本考案の
マーキングペンを用いるには、たとえば、まず、第2図
aに示すように紙9の一方の面に該ペンで任意の文字、
絵等の領域10を書く。
マーキングペンを用いるには、たとえば、まず、第2図
aに示すように紙9の一方の面に該ペンで任意の文字、
絵等の領域10を書く。
この時、領域10は紙9と同色であって、その文字、絵
等を何等顕現していない。
等を何等顕現していない。
次に、上記不可視領域10を有する紙9を水に浸漬する
と、不可視領域10は第2図すに示す如く、透明化し、
紙の中に浮き出る。
と、不可視領域10は第2図すに示す如く、透明化し、
紙の中に浮き出る。
上記に於いて紙としては、更紙、中質紙、上質紙、模造
紙、クラフト紙などの非塗被紙を用いることが望ましく
、紙表面に白土が塗布された塗被紙は水分の吸収量の差
による色の差が出にくいので望ましくない。
紙、クラフト紙などの非塗被紙を用いることが望ましく
、紙表面に白土が塗布された塗被紙は水分の吸収量の差
による色の差が出にくいので望ましくない。
上記の説明で明らかな如く、本考案の水浮き出し用マー
キングペンは、そのインキ構成材料を食品添加物から選
択したことにより、無毒性であるため、おもちやとして
の安全性を高めることができ、紙に最初に書いた時には
全くの不可視状態であった文字や絵等が水に浸漬するだ
けで透明化して浮き出てくるので、おもちやとして非常
に趣向性に富むものである。
キングペンは、そのインキ構成材料を食品添加物から選
択したことにより、無毒性であるため、おもちやとして
の安全性を高めることができ、紙に最初に書いた時には
全くの不可視状態であった文字や絵等が水に浸漬するだ
けで透明化して浮き出てくるので、おもちやとして非常
に趣向性に富むものである。
以下、実施例を示して上記本考案についてさらに具体的
に説明する。
に説明する。
実施例
土クエン酸 10
インキ エチルアルコール 50
水 40
上記インキをマーキングペンに入れ上質紙に書き込み隠
し書きした。
し書きした。
水に浸漬すると、インキ部が、やや透明となって柄が浮
き出した。
き出した。
第1図は本考案のマーキングペンの構造の一例を示す切
断側面図であり、第2図は本考案の水浮き出し用マーキ
ングペンの使用方法を説明するための平面図である。 1・・・・・・ペン本体、2・・・・・・キャップ、3
・・・・・・インキ収納空間部、4・・・・・・筆記用
芯体、5・・・・・・筆記用柄部、6・・・・・・ホル
ダー、7・・・・・・芯体保持部、8・・・・・・密閉
用カフー
断側面図であり、第2図は本考案の水浮き出し用マーキ
ングペンの使用方法を説明するための平面図である。 1・・・・・・ペン本体、2・・・・・・キャップ、3
・・・・・・インキ収納空間部、4・・・・・・筆記用
芯体、5・・・・・・筆記用柄部、6・・・・・・ホル
ダー、7・・・・・・芯体保持部、8・・・・・・密閉
用カフー
Claims (1)
- ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ク
エン酸、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、シュ
ウ酸、グリコン酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、フマル酸
、リンゴ酸、リン酸からなる群より選択した一種又は二
種以上の混合物0.01〜70wt%および水もしくは
水とエチルアルコールの混合液30〜99.99wt%
を含むインキを内蔵する水浮き出し用マーキングペン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977084135U JPS586700Y2 (ja) | 1977-06-25 | 1977-06-25 | 水浮き出し用マ−キングペン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977084135U JPS586700Y2 (ja) | 1977-06-25 | 1977-06-25 | 水浮き出し用マ−キングペン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5412513U JPS5412513U (ja) | 1979-01-26 |
JPS586700Y2 true JPS586700Y2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=29006551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977084135U Expired JPS586700Y2 (ja) | 1977-06-25 | 1977-06-25 | 水浮き出し用マ−キングペン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586700Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823547U (ja) * | 1971-07-27 | 1973-03-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502425U (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-11 |
-
1977
- 1977-06-25 JP JP1977084135U patent/JPS586700Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823547U (ja) * | 1971-07-27 | 1973-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5412513U (ja) | 1979-01-26 |
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