JPS586687A - カラ−固体撮像装置 - Google Patents

カラ−固体撮像装置

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JPS586687A
JPS586687A JP56103419A JP10341981A JPS586687A JP S586687 A JPS586687 A JP S586687A JP 56103419 A JP56103419 A JP 56103419A JP 10341981 A JP10341981 A JP 10341981A JP S586687 A JPS586687 A JP S586687A
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JP
Japan
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signal
color
circuit
shading
solid
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Application number
JP56103419A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kuwayama
桑山 哲郎
Akira Suga
章 菅
Nobuyoshi Tanaka
田中 信義
Seiji Hashimoto
誠二 橋本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/133Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements including elements passing panchromatic light, e.g. filters passing white light
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N25/10Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof for transforming different wavelengths into image signals
    • H04N25/11Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics
    • H04N25/13Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements
    • H04N25/134Arrangement of colour filter arrays [CFA]; Filter mosaics characterised by the spectral characteristics of the filter elements based on three different wavelength filter elements

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発−明は、固体撮像板を用いてカラー画像信号を得る
カラー固体撮像装置に関するものである。
カラー固体撮像装置として電荷転送撮像素子(以下CC
Dという)を1枚、2枚あるいは3枚用いる。それぞれ
単板式、2板式、3板式カラーカメラが考えられている
が、本発明は特(二、CCDを1枚用いる単板式のカラ
ー固体撮像装置に関する。
従来、CCD等の固体撮像素子を用いた単板式固体撮像
装置では、カラーフィルタ・アレイと撮像素子の各撮像
セルを1対1に重ね合わせて各色信号を分離することが
行なわれている。この様な単板固体撮像装置に用いるカ
ラーフィルタ・アレイとしては、CCDの撮像セル数を
節約する意味から赤、緑および青等の各フィルタエレメ
ントをモザイク状に配列する。例えばペイア紀列とよば
れる様なカラーフィルタを用いるのが一般的である。
この様なモザイク状に配列されたカラーフィルタをフレ
ーム転送型のCCD (:組み合わせて単板式カラーカ
メラを作ろうとすると、その構造上、隣接する各セル間
でかなりの信号漏洩があるため、混色が生じ、色分離が
不確実になるという問題が生ずる。
さらにカラーフィルタアレイと固体撮像素子の位置合わ
せ精度が低い場合輝度信号及びカラー信号にシェーディ
ング(画面上に明暗のむらができる現象)が生じ、それ
により画質の低下をまねていた。
従って、本発明はこのような従来の欠点を除去し、フレ
ーム転送型のCCDと組合せたときに混色が簡単に補正
でき、かつカラーフィルタアレイと固体撮像素子の位置
合わせ精度の低い場合にも良好なカラービデオ信号を得
ることのできるカラー固体撮像装置を提供することを目
的とするものである。
本発明(:よれば、この目的を達成するためにカラーモ
ザイクフィルタと固体撮像素子の相互の位置ずれにより
抛生ずるシェーディングを補正する補正信号に基づき補
正を行なうシェーディング補正回路を設けるようにした
以下図面に示す実施例に基づき本発明の詳細な説明する
第1図は、本発明で用いる4相駆動のαつの原理を説明
・した図である。4相駆動型のαつは第1図(a)に示
す様に、φ1.φ2.φ3.φ4より成る各電極を駆動
するとき、ドライバ11に、直流バイアス電圧12をそ
れぞれ加えることによりポテンシャルの形状13を図に
示す様に形成する。すなわちポテンシャル井戸の底の形
状が、電荷の伝送方向に向かって下降階段状にすること
が可能である。
点線で示したポテンシャルの形状13′は、ポテンシャ
ルの形状13を与える転送パルス波形の位相を180°
変化したときの状態を示す。2相駆動型のα刀および1
相駆動型のα]においても、第1図(a)に示す様な下
降階段状のポテンシャルの形状を形成しうる。本発明は
それらのタイプのα刀にも、当然のことながら適用可能
であるが、ここでは4相駆動型のα刀について説明する
ものとする。
以上、説明したポテンシャルの形状は、電荷を転送する
ときに、本質的に必要な形状であるが、電荷を蓄積する
状態C二おいては、伝送電極に適当な電圧を印加するこ
とにより、ボテ×シャルの形状を第1図(b)の状態す
なわち、(a)の13および13′の中間の状態(:す
ることが可能である。このときの電荷捕獲の確率分布は
第1図(c)の様になる。
このα刀に、一つの色配列例である第2図に示す様な色
配列のカラーフィルタ15を図に示す様にそれぞれの感
光素子に対応させて設ける。なお図の様にカラーフィル
タエレメントは垂直方向に1つの電極の半ピッチ分だけ
ずらせて設置しである。
このフィルタ・エレメントの組は水平方向および垂直方
向に繰返し設けられるものとする。
第2図中16,17,18および19は、それだれ赤R
1緑G、青BおよびマゼンタMaの各成分光を通過させ
るカラー・フィルタ・エレメントを示し、20は不透明
なニレメン) 0paqueおよびチャンネルストッパ
部分の遮光層を示している。
図の様にこのカラーフィルタはφ1.φ2.φ3および
φ4の電極からなる一つのセルに相異なる2つのカラー
フィルタ・エレメントをそれぞれ対応させることを特徴
としている。
なお第2図ではφ1.φ1′、φ1“はそれぞれ同じ電
極であるが、説明の都合上、異なるセルにある電極には
それぞれダッシュ記号をつけた。
このカラー撮像素子に第1図(b)に示す様なポテンシ
ャルの形状ができていると、第0列23のφ2電極下の
ポテンシャル井戸(:は、Rのカラーフィルタ・エレメ
ント16を通過した光分に対応して感光素子より得られ
た信号電荷が蓄積されると同時(:、第1図(C)の電
荷捕獲確率分布より推測される様に、Rのカラーフィル
タ・エレメント16の上下にあるカラーフィルタ・ニレ
メントチあるGを通過した光分により発生する電荷が蓄
積され、これが混色成分となる。今、各カラーフィルタ
・エレメント15を通過し、その直下にあるポテンシャ
ル井戸に蓄積される混色成分を含まない電荷量をそれぞ
れ、r、  f、  b、 ma、  0paqueの
様に小文字で示すと、混色成分のもれ通量の係数をαと
して、この第n列φ2電極下のポテンシャル井戸に蓄積
される電荷量ビは r’ = r + 2α・g(1) で与えられる。
同様にして第n列、φ4電極下のポテンシャル井戸には f′=α・r+f+α・b(2) 第n列、φ2′電極下のポテンシャル井戸には、b′=
2α・f + b            (3)第n
列、φ1′電極下のポテンシャル井戸には、f′=α・
r十g十α・b(4) 第n+1列24、φ2電極下のポテンシャル井戸には、 ma’ = ma + 2α・ダ         (
5)は、 f′=α・ma + 9           (6)
第n+1列、φ2′電極下のポテンシャル井戸には、 opaque’= 2(t −1(力 第n+1列、φ4′電極下のポテンシャル井戸には、 f′=α・ma + f           (8)
がそれぞれ蓄積されることになる。
以上は、蓄積モードにおける各電極下のポテンシャル井
戸に蓄積される電荷量を示したが、電荷蓄積のあと、信
号を読み出すための転送モードに移るとき、各電極に加
える転送パルス電圧を変化させ、ポテンシャルの形状を
第1図(b)より第1図(aN3’の様な下降階段状に
変換させる。このとき第n列、φ2電極下のポテンシャ
ル井戸に蓄積された電荷ビと第n列、φ4電極下のポテ
ンシャル井戸に蓄積された電荷f′は、それぞれ加え合
わされて、φ4電極下に新しく形成された1つのポテン
シャル井戸に蓄積されることになる。また第n+1列、
φ2電極下の・ポテンシャル井戸に蓄積された電荷ma
’と、第n+1列、φ4電極下のポテンシャル井戸に蓄
積された電荷f′はそれぞれ加え合わされてφ4電極下
のポテンシャル井戸に蓄積される。
したがって、φ1.φ2.φ3およびφ4電極よりなる
水平ライン21からは、ビ+f′、ma′十f’がそれ
ぞれ交互に繰返して読み出されることしなる。また同様
(ニしてφ1′、φ2′、φ3′およびφ4′電極より
なる水平ライン22からは、b’+y’、opaque
’+f′がそれぞれ交互に繰返して読み出される。
インクレース動作時においては、第1図(a)の13(
二示すポテンシャルの形状になる一様、伝送パルス電圧
を変化させるので、φ3.φ4.φ1′ およびφ2′
電極より成る水平ライン21′からはb’+f′および
opaque’+ 9’がそれぞれ交互に、また同様ζ
;してφ3′、φ4′、φ1〃およびφ2〃電極より成
る水平ライン22′からは、r’+9’、およびma’
+g′がそれぞれ交互に読み出されることになる。
この様にして読み出されたカラー撮像素子からの出力信
号よりカラー信号を生ずるための一構成列を示す制御プ
゛ロック図を第3図に示す。
同図において、35は信号発生器で電極駆動信号φ1〜
φ4を発生する。
36はスイッチ回路で、信号発生器35の駆動信号φ1
〜φ4及びそれに直流バイアス電圧37を加えた駆動信
号を転送モード、蓄積モードに応じてカラー撮像素子2
5に切換えて印加する。スイッチ回路36はモード信号
Mの印加によってその出力を変える。
26はディレーラインで、−水平走査期間、信号を遅延
させ垂直方向の相関を利用して輝度信号Y、赤信号R1
青信号Bを得ようとするものである。25は、すでに述
べたモザイク状のカラーフィルタとα℃を組合せたカラ
ー固体撮像素子で第2図に相当する、ものである。カラ
ー撮像素子25からの出力信号は、加算器27、ディレ
ーライン26およびスイッチ回路28の入力端子a、d
(:導びかれている。またディレーライン26の出力は
、加算器27およびスイッチ回路28の入力端子す、c
l:導びかれている。
加算器27より得られる信号は、第n列では第1式〜第
4式より導びかれ、今ここで各電荷量C:相当する信号
レベルをそれぞれの大寒序で表わすと、 (R’+σ)+(B’+σ)=(1+2α)(R+2G
十B)となり、また第n+1列では第5式〜第8式より
、 (Ma’十G’ ) + (opaque’+σ)=(
1+2α)(′Ma+2GJとなり、ここでMa=R+
Bであるから、それぞれ輝度信号Yとして用いることが
できる。
上の結果をみると、混色の影響はR+20+Bなる輝度
信号(−係数(1+2α)がかかつているだけであるか
ら特に問題とはならないことがわかる。また、1クロツ
ク毎に輝度信号が得られるので、水平方向の絵素数とし
て、比較的少な゛い数のCCDで十分解像度を得られる
可能性を示している。
スイッチ回路28の出力端子eとfは連動して次のIH
期間では、入力端子すとdに接続される。
したがって図C二示したfHは水平走査周波数を示して
いる。この出力端子eを減算器29のプラス側C:、出
力端子fを減算器29のマイナス側ζ:゛それぞれ接続
すると、減算器29の出力として、(R′+σ)−(B
’−σ)=R−Bおよび(Ma’+σ)−(opaqu
e’+ G’ ) = Maの信号がそれぞれ交互に得
ることができる。スイッチ回路28は、B−R1−Ma
めごとく信号の反転するのを、防ぐ様I:動作させるわ
けであ3゜このとき、混色成分は上記の様に全て、減算
処理で補正されてしまい、得られる信号は混色成分をま
ったく含まない信号となるっこの減算器29の出力は加
算器31、隣接するセル成分の信号まで遅延させる1ピ
ツトデイレイライン30および減算器32に接続される
。また1ビツトデイレイライン30の出力は加算器31
および減算器32にそれぞれ接続される。この様にする
と加算器31の出力に得られる信号は赤R信号となる。
また減算器32の出力には、青B信号が正負交互に得ら
れる。この青B信号をプロダクト検波器33C二て青B
信号にする。
Y、R,Hの各信号は、ローパス・フィルタ、γ補正回
路、マトリックス回路およびカラーエンコーダ回路等よ
りなるプロセッサ34に入り、このプロセッサ34の出
。力としてNTSCカラ“−信号が得られ、ること(二
なpo 以上の様な構成のカラー固体撮像装置によれば従来、フ
レーム転送型CCDに、モザイク状のカラーフィルタを
組合せることは混色の問題からむずかしいとされていた
欠点をのぞくことが可能であるO なお、以上の説明において、第2図(:示したカラーフ
ィルタ・アレイは、水平方向の境界部にのみ遮光部20
を有・、しているもの(一ついてのみ述べたが、第1図
に示したセル内における感度分布および各電極じ対応し
た分光感度分布等セ応じて適当な幅の遮光部を設けても
、本発明の原理口全く影響を与えない。
とくに、カラーフィルタ・プレイの製作誤差による歩留
りを考えに入れると、上下方向(:もある程度の遮光部
を設けることが望ましい。
第2図(二示した色配列は、本発明の一実施例であるが
その変形として第2図の色配列を基本単位としてそれを
いかに水平、垂直方向に繰返すかということで種々の色
配列が考えられる。−そのうちのいくつかを第4図(a
)〜(If)に示す。
第4図(a)は第2図の色配列をそのまま水平方向、お
よび垂直方向に繰返・したものである。第4図(b)。
(cL (d)は(a)の変形であり、いずれも第3図
に示した信号処理方法を若干変更すること(二よりカラ
ー画像信号を得ることができる。
また、本発明に使用することのできる色の組合・せは1
2以上に示した赤に1緑G、青B、マゼンタMaに限定
されるものではない。・−例として、第4図(e)、 
(f)、 (g)に示す様な補色フィルターを一部に使
用した場合にも、夫々のフィルターの分光透過率を適当
に選択することにより同一の信号処理系により輝度信号
および色信号を得ることが可能である。
これら第4図fa)〜(f)に示したカラーフィルタ・
アレイは、カラーフィルタ作成方法、画像の解像度、モ
アレの発生量等において、それ(れ優劣があるがいずれ
もフレーム転送方式のCCDと組合せカラー固体撮像装
置を実現することが可能である。
ところで、上述CCDはその電極φ1.φ2.φ3゜φ
4がポリシリコンで作られる例が多かった。この場合、
ポリシリコンの透過率は青の光に対してはかなり悪く、
これがCODを用いたカラーカメラの感度を底くしてい
た。これを改善する方法として電極の一部または全部を
5n02の様な透明電極で作る。例えば、第1図のφ2
.φ4電極をIn2O3の透明電極でおきかえ、青の光
に対する感度の低下を押える。
この場合は、すでに説明した混色の計算式(1)〜(8
)はもう少し複雑(:なるが、各色信号を分離する演算
過程で前と同様混色成分が補正される。
また他の例として、特開昭55−11394に示された
一相駆動タイブのフレーム転送CCDに特定色配列のフ
ィルタを設けて行なえば、青の光に対する感度の低下が
防止しつる。例えば−相駆動のCCDの断面構造は第5
図の様になっている。このCCDはP型シリコン基型5
0にドナーおよびアクセプタイオン51.52がそれぞ
れ図の様に打込まれており、かかるイオンの打ち込みに
より一相駆動で第1図の(a)の如き階段状のポテンシ
ャルの形状を得ることができる。かかる基板50上に5
i02絶縁層53およびポリシリコン電極54が形成さ
れている。
すなわち、このCCDでは1つのセルの半分がポリシリ
コン電極54でおおわれており、半゛分はポリシリコン
のない部分(以下透明部とよぶ)55より成っている。
このCCDのくわしい動作については説明を省略するが
、駆動すると第1図(:示した様に、電荷転送状態では
、下降階段状のポテンシャル形状13.13’、電荷蓄
積状態では、ポテンシャル形状14のごとくすることが
できる。この様なCCDでは、ポリシリコン電極部と透
明部では、すでに説明したごとく、分光透過率がかなり
異なるので、第4図(b)に示した色配列例は適用でき
ず、第4図(a)および第4図(b)〜(f)の色配列
例の様に、緑Gあるいは透明フィルタ部Wが水平方向に
並んでいるものを上述のCCD上ζ二配列する。このと
き、青BあるいはシアンCyを透明部55に、緑Gある
いは透明フィルタ部Wをポリシリコン電極部54に対応
する様にすれば、青Bは透過率の良い透明部に必ず対応
するため、各ポテンシャルからの出力が適当なバランス
を保った上で、全体として高感度のカラー固体撮像装置
を実現できる。
なお、このとき糺、Gはポリシリコン電極部(二対窓す
ること(=なるが、ポリシリコン電極部は緑の光に対し
て比較的高い透過率を有しているので、全体としての感
度向上C二対する障害とはならない。
なお、以上の説明は、図の如く4相ではなく、1相駆動
のCCDについてのみ成立する。
また、第2図で説明した如く、実際には撮像セルに対し
てカラーフィルタ・エレメントを少しずらしておくため
、緑Gにも一部透明部がかかることになるが、この場合
でも混色の計算式(1)〜(8)が複雑になるが、各色
信号を分離する過程で前と同様、混色成分が補正される
以上の説明に示した様な感度の相対的に高い領域と、感
度の相対的に低い領域とを有するCCD素子にカラーフ
ィルタ・アレイを組合せたカラー固体撮像装置において
、固体撮像素子と、カラーフィルタ・アレイとの間に、
相互の位置ずれが生じたときには、以下に述べる様な不
都合が生じてしまい、この結果、カラー固体撮像装置を
製造する際に、良品率の低下を招いてしまう。
以下図面を用いて、不都合の生じる様子について説明を
行なう。第6図はカラーフィルタ・アレイと、CCDと
が相互に微小角度だけ回転して置かれた場合を示してい
る。第6図(a)に示した画面の左端では、R,B%M
aフィルタ一部(:は、ポリシリコン電極部54が基準
の面積よりも広い面積で対応している。また、緑フイル
タ−Gに対してはこの逆で、透明部55の占める面積が
大きくなっている。
一方、第6図(b)l”−示した画面右端においては、
R,B、 Maの各フィルタ一部には、透明部55が対
応し、緑フイルタ−〇には、ポリシリコン部54が対応
している。
この様な位置合わせ誤差のある状態では、大別して二つ
の不都合な事柄が生じて来る。
第一の不都合な事柄は、撮像画面の左右ゼ各色フィルタ
ーを通して検出される出力が異なって来ることである。
前述した様にポリシリコン部54の透過率は透明部55
と比較して相対的に低いため、第6図(a)に示した画
面左端では、赤R1青BおよびマゼンタMaの出力は低
下し、緑Gの出力は向上する。一方、第6図(b)に示
した画面右端では、赤R1青BおよびマゼンタMaの出
力は向上し、緑フィルタGの出力は低下する。
第6図に示した状態のCCDで、画面全体で一様な白色
物体を撮影したとき、第3図に示す回路を通して得られ
る出力を、模式的に第7図に示す。
図中、横軸は画面の左右方向の位置の座標をあられし、
縦軸は、画面中央部における信号出力を基準とした相対
的信号出力をあられしている。
この場合、本来は各信号出力は画面の左右および中央部
で同一の値を示すことが必要であり、この結果、画面全
体が一様な白色画像が得られることが必要である。しか
しながら、第6図に示す様なカラーフィルタ・アレイと
CCDの間に回転の位置ずれの存在するとき、得られる
信号は第7図示・のどとく、画面の左右で異なり、この
結果、得られる出力画面は左側が明るく、右側が暗くな
ってしまう。また、白色の物体の像が画面中央で正しく
白色として撮像されていても、画面左側においてはY信
号の出力と比較してR,B信号が小さいことからその色
は緑色に寄り、一方画面右側ではY信号に比較してR,
B信号が大きいことからマゼンタ色に寄ってしまう。
単純な画面内での明暗の差(シェーディング)の場合は
、一定の許容限度内であればこれを容認することが可能
であるが、同一物体を撮像した時に画面左右で再現色が
変化することはカラー固体撮像装置としては容認するこ
とが困難である。
なお、以上の説明に際して、画面上下方向における変化
については無視しているが、第6図に示した状態におい
て画面上の上下位置におけるカラーフィルタ・アレイと
CCD素子の相対位置関係はほとんど無視できる程度し
か変化しないため以下のシェーディング補正法に関する
議論にあたっては画面左右位置における差を考えるだけ
で良い。
カラーフィルタ・アレイと、CCDとの相互位置ずれに
応じて生じて来る第2の不都合な点は、各カラーフィル
タを透過した光が光電変換された後、隣接した上下のポ
テンシャル井戸にもれ込む電荷量が画面内で異なって来
ることである。
第(1)弐〜第(8)式において混色量はすべてαとし
てあられしたが、カラーフィルタ・アレイとCCD素子
の間に相互に位置ずれのある場合にはこの混色量αはC
CD素子上の横座標χの関数となる。いま、緑フイルタ
−〇を透過しト光から上側のポテンシャル井戸にもれ込
む電荷量を(αt1+βf、χ)fで、下側のポテンシ
ャル井戸にもれ込む電荷量を(αf2+βf2χ)yで
あられすものとする。他の混色量に関しても同様にあら
れすとすると、(1)〜(8)式は以下の様になる。
ビー(αh+βf2χ)Ll−r+(αf1+βfhl
)f    (9)f′=(α1.+βr2χ)r+f
+(αb1+βb1χ)b01b′=(αf2+βf2
χ)y+b+(αf1+βfiχ)f/    (Iη
f′=(αb2+βb、χ)b+l−(αr1+βr、
χ)r    (L1ma’ = (αf、+βttt
Z ) f +ma + (αf1+βy+Z)f  
 Q′3f’ = (αtrys + ImtZ )m
a + I            Q4opaque
’ −(αf2+βpzZ)g+(αf、十βf!χ〕
g00y’=y+<αml+βm1χ)ma     
       (1これらの電荷量より算出される輝度
信号Y、赤信号R1青信号Bは以下の様になる。
Y=(1+αb++αb2+(βb、+βb、)χ)b
+2目+af1+αf、+(βh+βf、)I)f+(
1+α1.+αr1+(βr1+βr2)χ)r   
αη(RB)odd=(1−α1.+αr2−(β1.
−β1.)χ)r’ 1 ”bl+”bz (βb1−
βbt)z)b  QIS(RB)even”(1+α
1.−αr2+(βr1−βrt)Z)r−(1+αb
1−αb2+(βb+−βbρχ)bol(R+B)。
dd=(1−αm、十%nt  (βm+=/mz)Z
)ma  m(R+B)even=(1+amt−”m
z+(/ryo−/mt)Z)ma f!T)Rodd
=(1−α1.+αr2−(βr1−β1.)χ)r 
 @Reven=(1+αr1+αr2+(β1.−β
1.)χIr   eABodd = (1−αb、十
αb2−(βb、−βb2)χ)b    HBeve
n −(1+αb+−αb2+(βb、−βbz)χ)
b   (M第Q71式〜(ハ)式であられされる出力
信号を模式的にあられすと第7図又は第8図となる。こ
のとき、各信号出力は画面的左右方向で変化しているだ
けではなく、インターレース走査動作に伴って信号出力
の変化する一種のフリッカ−現象も伴っている。
出力のシェーディング量およびフリッカ−量は各色フィ
ルターの分光透過率、CCDの透明部、ポリシリコン部
それぞれの分光感度分布、各ポテンシャルの井戸の感度
床がり、カラーフィルタ・アレイの遮光線の幅等々の要
因(二より異なった状態で生じて来る。
このようなシェーディング及びフリッカ−量を補正する
回路が第9図及び第10図に図示されている。第9図に
図示した例は最も簡単な構成でしかも効果の大きい実施
例である。
第9図においてシェーディング補正回路100回路20
2から構成され、第3図のプロセス回路34の前段に接
続される。シェーディング補正信号発生回路202は水
平走査周波数fHで水平走査開始信号に同期してシェー
ディング補正信号SYを発生する。例えば第3図(二図
示した信号処理回路より出力された輝度信号Yと、シェ
ーディング補正信号SYとは乗算回路201により乗算
されて補正されたY信号Yとなり、R信号、B信号とと
もにプロセス回路34に入力されNTSC信号を作り出
す。
このようなシェーディング補正回路においてシェーディ
ング補正信号発生回路202より出力されるシェーディ
ング補正用信号SYは第10図に図示したように右上り
信号であり、このSY倍信号Y信号を乗算した結果得ら
れるY信号は、B信号及びR信号とはゾ等しくなり、そ
の結果、画面の左右でカラーフィルタと撮像素子の位−
ずれによる偽の着色が発生したり、色再現が劣化する問
題が解決される。
第9図の実施例では画面左右における輝度差及び彩度差
は補正されないが、Y、R,B信号すべてのシェーディ
ングを補正して画面左右における輝度差及び彩度差を補
正した例が第11図C二図示されている。
同図において100,101,102は第9図示の実施
例C二おけるシェーディング補正回路100と同様の構
成のシェーディング補正回路で第3図のプロセス回路3
4の前段に接続される。
各シェーディング補正回路100,101,102は水
平走査C:同期してシェーディング補正を行ない、この
結果得られるY、 R’、 B’倍信号プロセス回路3
4を介してNTSC信号となる。
シェーディング補正回路100.101.102中で用
いられる補正用信号は第12図示のような形の信号であ
り、この結果Y’、 R’、 B’倍信号画面全体にわ
たり均−L:なる。
なお第9図及び第11図に図示した′シェーディング補
正回路においてシェーディング補正用信号として各補正
用信号を近似するのこぎり波形を用いでもはゾ同様な効
果を得ることができる。
さらに第8図に図示したような奇数(odd )及び偶
数(even )の各フィールドでR,B信号のシェー
ディング量が異なる場合の補正を行なう例が第13図に
図示されている。同図に・おいてシェーディング補正回
路100,101,102はそれぞれ第11図と同様な
構成であり、R,B信号(−関してはそれぞれ奇数フィ
ードを受は持つ。またシェーディング補正回路101’
、102’は101゜102と同様C二構成され、それ
ぞれ偶数フィールドのR2g信号のシェーディングを補
正する。R2B信号はスイッチング回路128により垂
直同期信号fvに同期して補正回路101,102ある
いは101’、102’に切替えられる。
このような構成(二おいて信号処理回路からのY信号出
力は第9図、第11図の実施例同様、シェーディング補
正回路101により補正された信号Y′となり、プロセ
ス回路34に入力される。
一方、R信号は1フイールド毎に切替えられるスイッチ
ング回路128(:より二系統に切替えられ、odd 
(奇数)あるいはeven (偶数)の各フィールドに
おけるシェーディングを補正する回路101あるいは1
01′を介して補正された信号rとなるOB倍信号同様
に、スイッチング回路12Bにより二系統に切替えられ
、補正回路102あるいは102′を介して補正された
信号Wとなる。補イされた信号Y’、 R’、  B’
はプロセス回路34に入力され、NTS C信号が作り
出される。
第13図に示した回路を用いることにより、第8図に示
す様な各フィールドでR,B信号のシェーディング量の
異なる場合においても、完全にシェーディングを補正す
ることが可能となる。
以上説明したようC二本発明によれば、カラーモザイク
フィルタと固体撮像素子の相互の位置ずれにより発生す
るシェーディングを補正する補正信号に基づき補正を行
なうシェーディング補正回路を設けるようにしているの
で、固体撮像素子とカラーフィルタ・アレイの位置ずれ
C:よって生じる輝度信号及び色信号のシェーディング
が補正され、シェーディングによって生じる画面の左右
におけ色再現の劣化及び輝度、彩度の劣化を改善するこ
とができる。本発明を実施することC;よりカラーフィ
ルタ・アレイとCCD素子とを組合せたカラー固体撮像
装置の歩留りを飛躍的に向上させることが可能となりそ
の効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、1(b)、 (C)は4相駆動型CCD
の構造及びポテンシャ9しの形状を示す説明図、第2図
はカラーフィルタ・エレメントとCODの対応を示す説
明図、第3図はカラー固体撮像装置の回路構成を示り・
アレイとCCDが相互に微少角度回転し位置ずれして配
置された例を示す説明図、第7図、第8図はそれぞれ第
6図示のようなカラーフィルタ・アレイとCCDア位置
ずれによって生じるシェーディングを示す線図、第9図
はシェーディング補正回路の第一の実施例を示す回路構
成ブロック図、第10図は第9図におけるシェーディン
グ補正な説明するための線図、第11図はシェーディン
グ補正回路の第2の実施例を示す回路構成ブロック図、
第12図は第11図におけるシェーディング補正を説明
するための線図、第13図はシェーディング補正回路の
第3の実施例を示すブロック図である。 11・・・ドライバ      12・・・直流バイア
ス電圧13 、13’・・・ポテンシャル形状16.1
7.18.19・・・カラーフィルタ・エレメント20
・・・不透明なニレメン)  LS・・・カラー撮像素
子26・・・IHデイルイライン  27・・・加算器
28・・・スイッチ回路    29・・・減算器30
・・・1ピツトデイレイライン 31・・・加算器32
・・・減算器      33・・・検波回路34・・
・プロセス回路   35・・・信号発生器36・・・
スイッチ回路   37・・・直流バイアス電圧50・
・・シリコン基板    51.52・・・アクセプタ
イオン53・・・5i02絶縁層    54・・・ポ
リシリコン電極55・・・透明部 100.101及び102・・・シェーディング補正回
路201・・・乗算回路     202・・・補正信
号発生回路第1図 jl!2図 n 第4図(d) 第4図(f) 第4図(e) 第4図(9)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)カラーモザイクフィルタを固体撮像素子の各画素に
    対応して配置させ、固体撮像素子の直接の出力信号と1
    水平走査期間前の出力信号の差ζ二相当する差信号より
    色信号を得る単板式のカラー固体撮像装置において、前
    記カラーモザイクフィルタと固体撮像素子の相互の位置
    ずれ(二より発生するシェーディングを補正する補正信
    号に基づき補正を行なうシェーディング補正回路を設け
    たことを特徴とするカラー固体撮像装置。 2)前記シェーディング補正回路はシェーディング補正
    信号を発生する補正信号発生回路と、シェーディングを
    ともなった信号と前記補正信号とを乗算する乗算回路と
    から構成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のカラー固体撮像装置。 3)前記補正を輝度及、び色信号(:生じるシェーディ
    ングに関して行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載のカラー固体撮像装置。 4)前記補正信号がインターレース走査による奇偶各フ
    ィールドにおいて異なることを特徴とする特許請求の範
    囲第3項記載のカラー固体撮像装置。
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