JPS586574A - 磁気バブル転送路切換え回路 - Google Patents
磁気バブル転送路切換え回路Info
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- JPS586574A JPS586574A JP56103069A JP10306981A JPS586574A JP S586574 A JPS586574 A JP S586574A JP 56103069 A JP56103069 A JP 56103069A JP 10306981 A JP10306981 A JP 10306981A JP S586574 A JPS586574 A JP S586574A
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- JP
- Japan
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- transfer
- pattern
- magnetic bubble
- major
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ものである。更に詳しく述べればイオン注入コンティギ
エアス・ディスク・バタンを用いた磁気バブル転送路間
で磁気バブル転送方向を切り換える磁気バブル転送路切
換え回路に関するものである。
エアス・ディスク・バタンを用いた磁気バブル転送路間
で磁気バブル転送方向を切り換える磁気バブル転送路切
換え回路に関するものである。
磁気バブルを情報とする記憶素子(以下単に磁気バブル
素子と称す)の磁気バブルの転送法は、従来は、パーマ
ロイの様な軟磁性体パタンを面内回転磁場で順次磁化し
てその磁化によってバブルを転送するパーマロイ転送パ
タンを用いるのが一般的であった。しかし乍ら、このパ
ーマロイ転送パタンを用いる磁気バブル素子ではそのバ
タン寸法精度の要求からあまり情報記憶密度を太き(す
ることが出来ないことが周知となってきた。この点を改
良した新しい磁気バブル転送方法を用いた磁気バブル素
子が1977年ワイ・ニス・リン等(Y 、 8 、
Lin、G、 S 、Almasi andG、 E
、Kee−fe)によって雑誌ジャーナル・オブ・アプ
ライド・フィジックス第48巻第12号@5201頁か
ら第5208頁に記載された文献(JAPA8αり、p
pそれは、磁気バブル転送路として、磁気バブル材料膜
面上に、イオン注入法によって設けられた連なった珠子
玉状バタン列(コンティギュアス・ディスクバタン)を
用いた磁気バブル素子である。
素子と称す)の磁気バブルの転送法は、従来は、パーマ
ロイの様な軟磁性体パタンを面内回転磁場で順次磁化し
てその磁化によってバブルを転送するパーマロイ転送パ
タンを用いるのが一般的であった。しかし乍ら、このパ
ーマロイ転送パタンを用いる磁気バブル素子ではそのバ
タン寸法精度の要求からあまり情報記憶密度を太き(す
ることが出来ないことが周知となってきた。この点を改
良した新しい磁気バブル転送方法を用いた磁気バブル素
子が1977年ワイ・ニス・リン等(Y 、 8 、
Lin、G、 S 、Almasi andG、 E
、Kee−fe)によって雑誌ジャーナル・オブ・アプ
ライド・フィジックス第48巻第12号@5201頁か
ら第5208頁に記載された文献(JAPA8αり、p
pそれは、磁気バブル転送路として、磁気バブル材料膜
面上に、イオン注入法によって設けられた連なった珠子
玉状バタン列(コンティギュアス・ディスクバタン)を
用いた磁気バブル素子である。
コンティギュアス・ディスクバタン(以下Cbバタンと
略称する)列で構成される磁気バブル転送路をもつ磁気
バブル素子の特徴は、従来のパーマロイ転送バタンと同
じ寸法精度を用いた場合より高密度の記憶容量の素子を
構成出来ることであることはよく知られている。
略称する)列で構成される磁気バブル転送路をもつ磁気
バブル素子の特徴は、従来のパーマロイ転送バタンと同
じ寸法精度を用いた場合より高密度の記憶容量の素子を
構成出来ることであることはよく知られている。
CDバタンを用いた磁気バブル素子を効率よく構成する
ためには、このメモリ構成を従来のパーマロイ、転送バ
タンを用いた磁気バブル素子と同様に情報を蓄積す゛る
多数のループ状転送路(マイナーループ)と情報をアク
セスするための転送路(メジャー転送路)から成るメジ
ャー/マイナーループ構成番こすることが重要である。
ためには、このメモリ構成を従来のパーマロイ、転送バ
タンを用いた磁気バブル素子と同様に情報を蓄積す゛る
多数のループ状転送路(マイナーループ)と情報をアク
セスするための転送路(メジャー転送路)から成るメジ
ャー/マイナーループ構成番こすることが重要である。
このメジャー/マイナーループ構成に不可欠な機能は、
マイナーループの磁気バブルをメジャー転送路に移動さ
せたり、メジャー転送路の磁気バブルをマイナーループ
へ移動させたりする磁気バブル転送路切換え回路である
。
マイナーループの磁気バブルをメジャー転送路に移動さ
せたり、メジャー転送路の磁気バブルをマイナーループ
へ移動させたりする磁気バブル転送路切換え回路である
。
一般にCDバタン磁気バブル素子の転送路切換え回路は
、ティー・ジェイ・ネルソン等(T、J。
、ティー・ジェイ・ネルソン等(T、J。
Ne1son 、 P 、I 、 Bonyhard
、 J 、 E 、 Geusic 、 F ’+ B
、 H−agedorn 、W、A 、Johnso
n and W、 D 、 P 、Wagner )に
よって1981年に発表された雑誌アイ・イー・イー・
イー・トランザクションズ・オン マグネティクス第1
7巻$1号第1134頁から第1140頁に記載の文献
(I13E TRAN、MAGNoMAG−17(4)
1) 、p91134〜1140 (1981) )で
明らかな様に、マイナーループを構成するCDパタンと
、メジャー転送路を構成するCDパタンと両者間に設け
られた導体バタンによって構成されている。
、 J 、 E 、 Geusic 、 F ’+ B
、 H−agedorn 、W、A 、Johnso
n and W、 D 、 P 、Wagner )に
よって1981年に発表された雑誌アイ・イー・イー・
イー・トランザクションズ・オン マグネティクス第1
7巻$1号第1134頁から第1140頁に記載の文献
(I13E TRAN、MAGNoMAG−17(4)
1) 、p91134〜1140 (1981) )で
明らかな様に、マイナーループを構成するCDパタンと
、メジャー転送路を構成するCDパタンと両者間に設け
られた導体バタンによって構成されている。
そしてマイナーループのCDパタンとメジャー転送路の
CDパタンは分離している。
CDパタンは分離している。
この様な転送路切り換え回路は、面内回転磁場によって
夫々の転送路のCDパタンの周りに生じるチャージドウ
オール(C0W、)の相互作用と導体パタンに通じる電
流パルスによって生じる導体層りの局所的バイアス磁場
分布の変化によって磁機バブルの転送路を切り換えるも
のである。従って夫々の転送路のCDバタン間の距離が
小さすぎるとそ@C,W、の相互作用が強くなりすぎて
、夫々の転送路の独立機能が失われてしまう。又、その
距離が大きすぎると相互作用はなくなり、導体パタンか
らの発生磁場だけではうまく磁気バブルの転送路が切り
変わらなくなる。CDバタン間でのCWの相互作用の強
さは、CDバタン間の距離ばかりではなく、CDパタン
の存在するバブル駆動層の材料の磁気異方性、飽和磁化
、磁気的歪−の大きさ等に依存するため、夫々のパラメ
ーターの厳しいコントロールが必要となる0これは磁気
バブル素子の製造の面から見ると、少しのパラメーター
の変化でその動作特性が大きく変化するために大きな欠
点となっている。
夫々の転送路のCDパタンの周りに生じるチャージドウ
オール(C0W、)の相互作用と導体パタンに通じる電
流パルスによって生じる導体層りの局所的バイアス磁場
分布の変化によって磁機バブルの転送路を切り換えるも
のである。従って夫々の転送路のCDバタン間の距離が
小さすぎるとそ@C,W、の相互作用が強くなりすぎて
、夫々の転送路の独立機能が失われてしまう。又、その
距離が大きすぎると相互作用はなくなり、導体パタンか
らの発生磁場だけではうまく磁気バブルの転送路が切り
変わらなくなる。CDバタン間でのCWの相互作用の強
さは、CDバタン間の距離ばかりではなく、CDパタン
の存在するバブル駆動層の材料の磁気異方性、飽和磁化
、磁気的歪−の大きさ等に依存するため、夫々のパラメ
ーターの厳しいコントロールが必要となる0これは磁気
バブル素子の製造の面から見ると、少しのパラメーター
の変化でその動作特性が大きく変化するために大きな欠
点となっている。
本発明はこの様な従来のCDバタン磁気バブル素子の欠
点を持たない磁気バブル転送路切換え回路を提供するこ
とを目的としてい60本発明の特徴は、マイナールーズ
のCDパタンによるCWとメジャー転送路のCDパタン
によるCWの相互作用が極めて小さくなる様両者のバタ
ン距離を充分に大きくシ、その間を少くとも2層の導体
層に設けた開孔パタン列よりなる第3の磁気バブル転送
路で絡ぐことにある。
点を持たない磁気バブル転送路切換え回路を提供するこ
とを目的としてい60本発明の特徴は、マイナールーズ
のCDパタンによるCWとメジャー転送路のCDパタン
によるCWの相互作用が極めて小さくなる様両者のバタ
ン距離を充分に大きくシ、その間を少くとも2層の導体
層に設けた開孔パタン列よりなる第3の磁気バブル転送
路で絡ぐことにある。
次に従来屋の転送路切り換え図の欠点を図面を用いて詳
細に説明する。21!1図は従来の磁気バブル転送路切
り換え回路の代表例を示す。メジャー転送路lとマイナ
ーループ2はdで示す適当な距離を隔てて設けられてい
る。両者の間にはヘアピン状導体バタン3が設けられて
いる。各転送路は6で示す磁気バブルのイージーストラ
イプ方向(黒丸の方向)に位置的に関係づけられて設置
されている。この転送路切り換え回路は次の如く動作す
るG メジャー転送路lの導体パタンのスロット部11に磁気
バブルが6で示す面内回転磁場(Hりの回転に従って転
送されてきたときに導体パタン3 ゛に5で示す期間
電流パルスを通じる◎この電流によって生じた4で示す
局所的バイアス磁場の分布で磁気バブルはマイナールー
プ2のコーナーのCDパタン21にHRの方向が62に
なりCW72が発生するまでスロット部11に留ってい
る。モしてCW72に引かれてマイナーループへ磁気バ
ブルがその転送路を変える。
細に説明する。21!1図は従来の磁気バブル転送路切
り換え回路の代表例を示す。メジャー転送路lとマイナ
ーループ2はdで示す適当な距離を隔てて設けられてい
る。両者の間にはヘアピン状導体バタン3が設けられて
いる。各転送路は6で示す磁気バブルのイージーストラ
イプ方向(黒丸の方向)に位置的に関係づけられて設置
されている。この転送路切り換え回路は次の如く動作す
るG メジャー転送路lの導体パタンのスロット部11に磁気
バブルが6で示す面内回転磁場(Hりの回転に従って転
送されてきたときに導体パタン3 ゛に5で示す期間
電流パルスを通じる◎この電流によって生じた4で示す
局所的バイアス磁場の分布で磁気バブルはマイナールー
プ2のコーナーのCDパタン21にHRの方向が62に
なりCW72が発生するまでスロット部11に留ってい
る。モしてCW72に引かれてマイナーループへ磁気バ
ブルがその転送路を変える。
従って、転送路間隔dが小さいときには、マイナールー
プのコーナーCDパタンに発生するCW72やCW73
のために、メジャー転送路の磁気バブルは正常にメジャ
ー転送路を転送せずにマイナーループへ移動してしまう
エラ:が生じ易くなる。
プのコーナーCDパタンに発生するCW72やCW73
のために、メジャー転送路の磁気バブルは正常にメジャ
ー転送路を転送せずにマイナーループへ移動してしまう
エラ:が生じ易くなる。
又、転送路間隔dが大きくなると、CW72と導体パタ
ンスロットi@Sllの距離も大きくなり、CW72に
よっては磁気バブルはマイナールーズの方へは引かれな
くなって転送路切り換え動作にエラーが多くなる0発生
するCWの長さ、強さは磁気バブル素子の材料特性やイ
オン注入条件、成膜プロセス条件に対して敏感であるた
め、この様な従来型の転送路切が換え回路は動作の安定
性が良くない欠点を有していた。
ンスロットi@Sllの距離も大きくなり、CW72に
よっては磁気バブルはマイナールーズの方へは引かれな
くなって転送路切り換え動作にエラーが多くなる0発生
するCWの長さ、強さは磁気バブル素子の材料特性やイ
オン注入条件、成膜プロセス条件に対して敏感であるた
め、この様な従来型の転送路切が換え回路は動作の安定
性が良くない欠点を有していた。
この様な欠点を克服した本発明に係る転送路切1換え回
路は次の如き構成をもつ。面内回転磁場の第1の位相で
磁気バブルの安定点となるメジャー転送路のCDパタン
の1g1の部分と面内回転磁場の第2の位相で磁気バブ
ルの安定点となるマイナーループ転送路のCDパタンの
第2の部分を有し、前記第1の部分と第2の部分間を2
層の帯状導体に設けた開孔パタン列でなる電流駆動方式
磁気バブル転送路で結んでいる。
路は次の如き構成をもつ。面内回転磁場の第1の位相で
磁気バブルの安定点となるメジャー転送路のCDパタン
の1g1の部分と面内回転磁場の第2の位相で磁気バブ
ルの安定点となるマイナーループ転送路のCDパタンの
第2の部分を有し、前記第1の部分と第2の部分間を2
層の帯状導体に設けた開孔パタン列でなる電流駆動方式
磁気バブル転送路で結んでいる。
次に本発明及びその実施例を図面を用いて説明する。第
2図は本発明の第1の実施例を示す。CDパタンより成
るメジャー転送路lは、6で示す回転磁場の−yの方向
で磁気バブルが安定となる第1の部分11を有している
0又CDバタンより成るマイナーループ転送路2は、6
で示す回転磁場のyの方向で磁気バブルが安定となる@
2の部分21を有する。更にメジャー転送路l及びマイ
ナーループ転送路間には開孔状パタン311,312゜
313等を持つ第1の導体パタン31と開孔状バタン3
21,322,323等を持つ#!2の導体パタン32
が設けられている。開孔状バタン311,312,31
3等及び321,322,323等は互に少しずれて重
なり合っていて実質的に、エイ・エイチ・ボベック等(
A ; H、Bobeck 、 S 、L 、Blan
k 、A 、 D 、Butheruss 。
2図は本発明の第1の実施例を示す。CDパタンより成
るメジャー転送路lは、6で示す回転磁場の−yの方向
で磁気バブルが安定となる第1の部分11を有している
0又CDバタンより成るマイナーループ転送路2は、6
で示す回転磁場のyの方向で磁気バブルが安定となる@
2の部分21を有する。更にメジャー転送路l及びマイ
ナーループ転送路間には開孔状パタン311,312゜
313等を持つ第1の導体パタン31と開孔状バタン3
21,322,323等を持つ#!2の導体パタン32
が設けられている。開孔状バタン311,312,31
3等及び321,322,323等は互に少しずれて重
なり合っていて実質的に、エイ・エイチ・ボベック等(
A ; H、Bobeck 、 S 、L 、Blan
k 、A 、 D 、Butheruss 。
F 、 J 、C1ak and W 、8 trau
ss )によって1979年雑 −誌ベル・システム
・テクニカルジャーナル第58巻第6号@1453頁〜
gg1540頁に掲載された文献(B、S、T、J、v
ol、58 Q166) 、pp1453〜1540(
1979))で述べられた2NII導体による電流駆動
磁気バブル転送路300を形成している。この電流駆動
転送路300は前記の部分11と21間を結んでいる。
ss )によって1979年雑 −誌ベル・システム
・テクニカルジャーナル第58巻第6号@1453頁〜
gg1540頁に掲載された文献(B、S、T、J、v
ol、58 Q166) 、pp1453〜1540(
1979))で述べられた2NII導体による電流駆動
磁気バブル転送路300を形成している。この電流駆動
転送路300は前記の部分11と21間を結んでいる。
次に本実施例の転送路切換え回路の動作の説明を行なう
。まずマイナーループからメジャー転送路へ陽気バブル
を移動させるトランスファー・アウト動作の説明を行な
う。マイナーループにある磁気バブルが面内磁場の回転
に従ってマイナーループCDパタンの第2の部分21に
来たとき即ち、回転磁場が6に示すy方向(第1の位相
)になったときに回転磁場を停止しかつ強度を0にする
0パタンの部分21に生じていたCWはこれに件ない消
失する。回転磁場の停止と同時に導体パタン31及び3
2に夫々電流パルスIs 、Itを矢印a。
。まずマイナーループからメジャー転送路へ陽気バブル
を移動させるトランスファー・アウト動作の説明を行な
う。マイナーループにある磁気バブルが面内磁場の回転
に従ってマイナーループCDパタンの第2の部分21に
来たとき即ち、回転磁場が6に示すy方向(第1の位相
)になったときに回転磁場を停止しかつ強度を0にする
0パタンの部分21に生じていたCWはこれに件ない消
失する。回転磁場の停止と同時に導体パタン31及び3
2に夫々電流パルスIs 、Itを矢印a。
b、c、dに示す順に印加する。このようにすると部分
21にある磁気バブルはCWの消失のため容易に開孔パ
タンの夫々対応する位置a−+b−+C→d −+ a
→の如く転送されてゆく。ある程度の距離を磁気バブル
が転送したとき、再び面内回転磁場を停止したと同じy
方向より印加を始める。このとき部分21にCWが生じ
ても、磁気バブルは充分にCWより離れているためそれ
によって引き戻されることは無い。面内回転磁場の印加
方向が−y方向(第2の位相)になるときに丁fffi
気バブルは開孔パタン323のdの部分に来て、そして
11、Itの印加が終了する様に予めそのタイミングを
定めておく◇開孔パタン323の部分dはメジャー転送
路の第1の部分11と一致しているため、それ以降は面
内回転磁場の回転に従って磁気バブルはメジャー転送路
を転送することになり、ここにトランスファー・アウト
動作が完了する。このと意の面内磁場成分HX、HY及
び電流パルス11.Itの印加タイミングを第3図(2
)に示しておく。メジャー転送路からマイナーループへ
移動するトランスファー・イン動作に関してはこの順序
を逆にすれば良いので、ここでは特に説明を省く。第3
図0に示す磁場、電流印加タイミングの様に、回転磁場
を停止させることなくトランスファー・イン、トランス
ファー・アウト動作も行なえることは明白である。
21にある磁気バブルはCWの消失のため容易に開孔パ
タンの夫々対応する位置a−+b−+C→d −+ a
→の如く転送されてゆく。ある程度の距離を磁気バブル
が転送したとき、再び面内回転磁場を停止したと同じy
方向より印加を始める。このとき部分21にCWが生じ
ても、磁気バブルは充分にCWより離れているためそれ
によって引き戻されることは無い。面内回転磁場の印加
方向が−y方向(第2の位相)になるときに丁fffi
気バブルは開孔パタン323のdの部分に来て、そして
11、Itの印加が終了する様に予めそのタイミングを
定めておく◇開孔パタン323の部分dはメジャー転送
路の第1の部分11と一致しているため、それ以降は面
内回転磁場の回転に従って磁気バブルはメジャー転送路
を転送することになり、ここにトランスファー・アウト
動作が完了する。このと意の面内磁場成分HX、HY及
び電流パルス11.Itの印加タイミングを第3図(2
)に示しておく。メジャー転送路からマイナーループへ
移動するトランスファー・イン動作に関してはこの順序
を逆にすれば良いので、ここでは特に説明を省く。第3
図0に示す磁場、電流印加タイミングの様に、回転磁場
を停止させることなくトランスファー・イン、トランス
ファー・アウト動作も行なえることは明白である。
電流駆動転送路300と、メジャー転送路及びマイナー
ループでの磁気バブルの転送方式が異なっているため、
電流駆動部分での電流印加周期は回転磁場の回転周期と
同期する必要がない。又一般に電流駆動の駆動周改数は
回転磁場のそれに比べて充分に太き(することか容易で
ある。従ってマイナーループとメジャー転送路の間隔を
電流駆動転送パタンの数を増すことにより大きくしても
、その間の移動時間は殆んど問題にならない。この間隔
を大きくすると、前述の従来例の様な単純転送の誤動作
は生じなくなる。又大きくすることによる転送路間の移
動も全く問題も無くなる。
ループでの磁気バブルの転送方式が異なっているため、
電流駆動部分での電流印加周期は回転磁場の回転周期と
同期する必要がない。又一般に電流駆動の駆動周改数は
回転磁場のそれに比べて充分に太き(することか容易で
ある。従ってマイナーループとメジャー転送路の間隔を
電流駆動転送パタンの数を増すことにより大きくしても
、その間の移動時間は殆んど問題にならない。この間隔
を大きくすると、前述の従来例の様な単純転送の誤動作
は生じなくなる。又大きくすることによる転送路間の移
動も全く問題も無くなる。
次に本発明の第2の実施例を第4図に)を用いて説明す
る。本実施例はメジャー転送路1としてスリット部分を
有するCDパタンで構成されている 例である。6で示
す回転磁場の第1の位相(−y方向)での磁気バブルの
メジャー転送路lでの第1の安定位置11は強いCWの
生じるCDパタンのスロット部である。回転磁場の第2
の位相(y方向)での磁気バブルのマイナーループ2で
の第2の安定位置は21で示す部分である。本実施例の
動作も前述の第1の実施例と殆んど同じなのでここでは
詳述を避けることにする。第4図(BJは本実施例のト
ランスファー・アウト動作時の回転磁場のX、Y成分I
n、Hy及び電流駆動転送路の駆動パルスエl、工2の
印加順序例を示す。トランスファー・イン動作に対して
は、回転磁場のストップ、スタート位相及び駆動電流パ
ルスII、I2の印加順序を逆にすることによって同様
に実現する。
る。本実施例はメジャー転送路1としてスリット部分を
有するCDパタンで構成されている 例である。6で示
す回転磁場の第1の位相(−y方向)での磁気バブルの
メジャー転送路lでの第1の安定位置11は強いCWの
生じるCDパタンのスロット部である。回転磁場の第2
の位相(y方向)での磁気バブルのマイナーループ2で
の第2の安定位置は21で示す部分である。本実施例の
動作も前述の第1の実施例と殆んど同じなのでここでは
詳述を避けることにする。第4図(BJは本実施例のト
ランスファー・アウト動作時の回転磁場のX、Y成分I
n、Hy及び電流駆動転送路の駆動パルスエl、工2の
印加順序例を示す。トランスファー・イン動作に対して
は、回転磁場のストップ、スタート位相及び駆動電流パ
ルスII、I2の印加順序を逆にすることによって同様
に実現する。
以上に述べた様に本発明を用いれば、メジャー転送路と
マイナーループ間の間隔を充分に大きくすることが出来
、メジャー転送路及びマイナーループの独自の転送動作
が極めて安定にすることが出来る。それば7J)りでは
なく、従来では殆んど不可能であった双方向ゲート即ち
同じ磁気バブル転送路切換え回路で、トランスファー・
アウトとトランスファー・イン動作が出来るゲートの実
現が可能となった。
マイナーループ間の間隔を充分に大きくすることが出来
、メジャー転送路及びマイナーループの独自の転送動作
が極めて安定にすることが出来る。それば7J)りでは
なく、従来では殆んど不可能であった双方向ゲート即ち
同じ磁気バブル転送路切換え回路で、トランスファー・
アウトとトランスファー・イン動作が出来るゲートの実
現が可能となった。
本発明の実施例では、メジャー転送路の第1の部分11
とマイナールーズの第2の部分21がマイナールーズの
軸の延長上にある場合について述べてきたが、必ずしも
延長上になくとも良いことはその動作原理から鑑みて明
らかである。又実施例では主としてイオン注入CDパタ
ンについて述べてきたが、パーマロイCDパタンやYI
G CDパタンに対しても同様な効果を持つことは勿論
である。又、電流駆動部分の導体バタンは補償板を持様
な2鳩以上であっても良いことは云うまでもない。
とマイナールーズの第2の部分21がマイナールーズの
軸の延長上にある場合について述べてきたが、必ずしも
延長上になくとも良いことはその動作原理から鑑みて明
らかである。又実施例では主としてイオン注入CDパタ
ンについて述べてきたが、パーマロイCDパタンやYI
G CDパタンに対しても同様な効果を持つことは勿論
である。又、電流駆動部分の導体バタンは補償板を持様
な2鳩以上であっても良いことは云うまでもない。
WI1図は本発明に係る従来例を、第2図は本発明の第
1の実施例を、第3図^及び0は本発明の第1の実施例
を動作する回転磁場成分及び電流パルスの印加タイミン
グの例を、第4図(8)は本発明の第2の実施例を、第
4図0は第2の実施例を駆動する回転磁場成分及び電流
パルスの印加タイミングの例を示す。 lはCDメジャー転送路、2はマイナーループ、3は導
体パタン、4は導体バタンより発生するバイアス磁場分
布、5は導体iこ通ずる制御電流パルスの印加期間、6
は回転磁場の方向等を示す図である。 11はメジャー転送路の第1の部分、21はマイナール
ープの第2の部分、31及び32は本発明に係る第1及
び第2の導体層パタン、61,62゜63は磁気バブル
の安定な回転磁場方向、72.’i3はチャージドウオ
ールを示す。 300は電流駆動転送路バブル転送路、311,312
゜313.314及び321 、322 、323 、
324は夫々導体層31及び32に設けられた開孔状パ
タンを示すO”vb*Cy’は電111s、Izcv方
向及μその方向に対する磁気バブル安定位置を示すO第
1図 オ 2 図 才 3 図 (A) (B) (Bン 手続補正書(*船 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和!!6年特 許 願第1080
69号2°″@f)8m 、、□fk−m@#@え、
。 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 4、代理人 (連絡先 日本電気株式会社持許部) 5、補正の対象・ 図面 6、補正の内容 本願添付図面の菖2図を別紙ll1面の様に補正する。 第2図 (A)
1の実施例を、第3図^及び0は本発明の第1の実施例
を動作する回転磁場成分及び電流パルスの印加タイミン
グの例を、第4図(8)は本発明の第2の実施例を、第
4図0は第2の実施例を駆動する回転磁場成分及び電流
パルスの印加タイミングの例を示す。 lはCDメジャー転送路、2はマイナーループ、3は導
体パタン、4は導体バタンより発生するバイアス磁場分
布、5は導体iこ通ずる制御電流パルスの印加期間、6
は回転磁場の方向等を示す図である。 11はメジャー転送路の第1の部分、21はマイナール
ープの第2の部分、31及び32は本発明に係る第1及
び第2の導体層パタン、61,62゜63は磁気バブル
の安定な回転磁場方向、72.’i3はチャージドウオ
ールを示す。 300は電流駆動転送路バブル転送路、311,312
゜313.314及び321 、322 、323 、
324は夫々導体層31及び32に設けられた開孔状パ
タンを示すO”vb*Cy’は電111s、Izcv方
向及μその方向に対する磁気バブル安定位置を示すO第
1図 オ 2 図 才 3 図 (A) (B) (Bン 手続補正書(*船 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和!!6年特 許 願第1080
69号2°″@f)8m 、、□fk−m@#@え、
。 3、補正をする者 事件との関係 出 願 人東京都港区芝五
丁目33番1号 4、代理人 (連絡先 日本電気株式会社持許部) 5、補正の対象・ 図面 6、補正の内容 本願添付図面の菖2図を別紙ll1面の様に補正する。 第2図 (A)
Claims (1)
- 面内回転磁場によって磁気バブルを転送する珠子玉状転
送バタンよりなるメジャー転送路及びマイナーループ転
送路を有する磁気バブル素子に於いて、面内回転磁場の
第1の位相で磁気バブルの安定位置となるメジャー転送
路の珠子玉状バタンの第1の部分と、面内回転磁場の第
2の位相で磁気バブルの安定位置になる前記メジャー転
送路に面したマイナーループ転送路の珠子玉状パタンの
@2の部分と、該第1の部分及び第2の部分間を結ぶ2
層導体に設けた開孔状バタン列よりなる電流駆動製磁気
バブル転送路を持つことを特徴とする磁気バブル転送路
切換え回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56103069A JPS586574A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 磁気バブル転送路切換え回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56103069A JPS586574A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 磁気バブル転送路切換え回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS586574A true JPS586574A (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=14344363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56103069A Pending JPS586574A (ja) | 1981-07-01 | 1981-07-01 | 磁気バブル転送路切換え回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586574A (ja) |
-
1981
- 1981-07-01 JP JP56103069A patent/JPS586574A/ja active Pending
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