JPS5864966A - 防腐防かび用樹脂包装袋 - Google Patents
防腐防かび用樹脂包装袋Info
- Publication number
- JPS5864966A JPS5864966A JP16178781A JP16178781A JPS5864966A JP S5864966 A JPS5864966 A JP S5864966A JP 16178781 A JP16178781 A JP 16178781A JP 16178781 A JP16178781 A JP 16178781A JP S5864966 A JPS5864966 A JP S5864966A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- mold
- antisepsis
- tbz
- packing bag
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は農産物を含む食品の鮮度保持と共に防腐防かび
効果を併せ行なうことができる樹脂包装袋並びにこの包
装袋を用いる農産物、特にカンキツ類の鮮度保持及び防
腐防かび方法に関する。
効果を併せ行なうことができる樹脂包装袋並びにこの包
装袋を用いる農産物、特にカンキツ類の鮮度保持及び防
腐防かび方法に関する。
既に２−（４−チアゾリル）−ベンツイミダゾール（以
下、’Ｉ’ＢＺと略称する。）が農産物を含む食品に防
腐防かび性を有することが知られており、カンキツ類の
防腐防かびを目的とする保存料として食品添加物にも指
定されている。ところで、ＴＢＺ は水不溶性の結晶
性粉末であるので、これをカンキツ類の防腐防かびに用
いるには、従来、収穫、予措後に’Ｉ’ＢＺの水分散液
に浸漬するか、又は’１’ＥＺの水分散液を噴霧した後
、乾燥し、通常、１個ずつポリエチレン袋に包装、即ち
、個装して長期保存に供している。
下、’Ｉ’ＢＺと略称する。）が農産物を含む食品に防
腐防かび性を有することが知られており、カンキツ類の
防腐防かびを目的とする保存料として食品添加物にも指
定されている。ところで、ＴＢＺ は水不溶性の結晶
性粉末であるので、これをカンキツ類の防腐防かびに用
いるには、従来、収穫、予措後に’Ｉ’ＢＺの水分散液
に浸漬するか、又は’１’ＥＺの水分散液を噴霧した後
、乾燥し、通常、１個ずつポリエチレン袋に包装、即ち
、個装して長期保存に供している。
しかし、と５のような従来の方法によれば、収穫から保
存に至るまでに浸漬又は噴霧、乾燥及び個装という多工
程を要し、しかも乾燥が不十分なままに個装された場合
、却って鮮度が低下し、防腐防かび効果が発現しないこ
ともある。更に、浸漬又は噴霧によれば、ＴＢＺのカン
キツ類への付着量が各果ごとに不均一にならざるを得ず
、付着量が過多となる弊害もある。また、特にカンキツ
類をＴＢＺ水分散液に浸漬する場合、分散液が次第に汚
れ、逐には廃棄せざるを得な（なり、この点から’Ｉ’
ＢＺの使用に無駄がある。
存に至るまでに浸漬又は噴霧、乾燥及び個装という多工
程を要し、しかも乾燥が不十分なままに個装された場合
、却って鮮度が低下し、防腐防かび効果が発現しないこ
ともある。更に、浸漬又は噴霧によれば、ＴＢＺのカン
キツ類への付着量が各果ごとに不均一にならざるを得ず
、付着量が過多となる弊害もある。また、特にカンキツ
類をＴＢＺ水分散液に浸漬する場合、分散液が次第に汚
れ、逐には廃棄せざるを得な（なり、この点から’Ｉ’
ＢＺの使用に無駄がある。
本発明は上記した種々の問題を解決するためになされた
ものであって、農産物を含む食品、特にカンキツ類の鮮
度保持と共に防腐防かびを併せ行なうことができる樹脂
包装袋を提供することを目的とし、更に、−産物、特に
カンキツ類を収積後、浸漬や噴霧工程及びこれに続く乾
燥工程を省略し得て、鮮度保持と防腐防かびを行なう方
法を提供することを目的とする。
ものであって、農産物を含む食品、特にカンキツ類の鮮
度保持と共に防腐防かびを併せ行なうことができる樹脂
包装袋を提供することを目的とし、更に、−産物、特に
カンキツ類を収積後、浸漬や噴霧工程及びこれに続く乾
燥工程を省略し得て、鮮度保持と防腐防かびを行なう方
法を提供することを目的とする。
本発明の樹脂包装袋は５０〜５００００ ｐｐｍの’ｆ
’ＢＺが均一に分散された樹脂からなる。’Ｉ’ＢＺの
含有量が５０ ｐｐｍより少ないときは、袋内に個装し
たカンキツ類の防腐防かびが十分に行なわれず、一方樹
脂に５００００ ｐｐｍ より多量に分散、含有させて
も防腐防かび効果は上記範囲の場合と実質的に変わらず
、不経済であるうえに、樹脂袋のフィルム面上に過多に
析出したＴＢＺがカンキツ類に不必要に多量に付着し、
外観を損なう。好ましくは２００〜５０００ ｐｐｍで
ある。
’ＢＺが均一に分散された樹脂からなる。’Ｉ’ＢＺの
含有量が５０ ｐｐｍより少ないときは、袋内に個装し
たカンキツ類の防腐防かびが十分に行なわれず、一方樹
脂に５００００ ｐｐｍ より多量に分散、含有させて
も防腐防かび効果は上記範囲の場合と実質的に変わらず
、不経済であるうえに、樹脂袋のフィルム面上に過多に
析出したＴＢＺがカンキツ類に不必要に多量に付着し、
外観を損なう。好ましくは２００〜５０００ ｐｐｍで
ある。
樹脂としてはポリエチレンが好ましく用いられるが、こ
れに限定されるものではない。また、樹脂袋を構成する
フィルム厚さも特に制限されるものではないが、通常、
ｏ、ｏｏｓ〜０．１−程度が適当である。尚、樹脂袋は
パーフォレーション・フィルムから構成されていてもよ
い。このような樹脂袋は−例えば樹脂溶融物に’１’Ｂ
Ｚ微粉末を混線、分散させ、又は樹脂と共に溶融混練し
た後、通常の方法により製袋することにより得られるが
、’Ｉ’ＢＺの梅脂への混合方法、製袋方法は何ら制限
されるものではない。
れに限定されるものではない。また、樹脂袋を構成する
フィルム厚さも特に制限されるものではないが、通常、
ｏ、ｏｏｓ〜０．１−程度が適当である。尚、樹脂袋は
パーフォレーション・フィルムから構成されていてもよ
い。このような樹脂袋は−例えば樹脂溶融物に’１’Ｂ
Ｚ微粉末を混線、分散させ、又は樹脂と共に溶融混練し
た後、通常の方法により製袋することにより得られるが
、’Ｉ’ＢＺの梅脂への混合方法、製袋方法は何ら制限
されるものではない。
収穫したカンキツ類は、通常、約２０日間果皮の水分を
蒸発させ、５≦程度の減量を行なう。本発明によれば、
このような予検後、カンキツ類を上記樹脂袋に個装Ｔる
だけで、長期にわたって効果的な防腐防かびが達成され
、これに加えて樹脂袋に個装する仁とにより水分の蒸散
を抑えて鮮度を長期にわたって保持することができる。
蒸発させ、５≦程度の減量を行なう。本発明によれば、
このような予検後、カンキツ類を上記樹脂袋に個装Ｔる
だけで、長期にわたって効果的な防腐防かびが達成され
、これに加えて樹脂袋に個装する仁とにより水分の蒸散
を抑えて鮮度を長期にわたって保持することができる。
従って、本発明によれば、従来のようにカンキツ類を’
１’ＢＺ水分散液に浸漬し、又はカンキツ類にＴＢＺ水
分散液を噴１！Ｔる工程及びその後の乾燥工程が不要と
なり、収穫後の防腐防かび処理を個装と兼ねることがで
きるので、収穫から貯蔵に至る作業効率が著しく高めら
れる。また、従来の浸漬、噴霧方法と異なり、善果ごと
の’Ｉ’ＢＺ量を均一化するととができ、且つ、’ｆ’
ｌｌＺの直接付着量を少なく、シて、大量のカンキツ類
にも洩れなく全体に防腐防かび効果を与えることができ
ると共に、ＴＢＺを無駄に消費することがない、必要に
応じて樹脂袋を繰返し使用してもよいのも勿論である。
１’ＢＺ水分散液に浸漬し、又はカンキツ類にＴＢＺ水
分散液を噴１！Ｔる工程及びその後の乾燥工程が不要と
なり、収穫後の防腐防かび処理を個装と兼ねることがで
きるので、収穫から貯蔵に至る作業効率が著しく高めら
れる。また、従来の浸漬、噴霧方法と異なり、善果ごと
の’Ｉ’ＢＺ量を均一化するととができ、且つ、’ｆ’
ｌｌＺの直接付着量を少なく、シて、大量のカンキツ類
にも洩れなく全体に防腐防かび効果を与えることができ
ると共に、ＴＢＺを無駄に消費することがない、必要に
応じて樹脂袋を繰返し使用してもよいのも勿論である。
以下に本発明の実施例を挙げる。
実施例
ＴＢＺ を均一に分散含有する厚さ０．０１８１１１１
のポリエチレンフィルムからなる１９Ｇ１１１１Ｘ２３
０簡の袋に収穫後、予検した甘夏、ネーブルオレンジ又
はへ朔を個装し、１２月から翌年６月までの６か月間、
５℃、８５％皿で貯蔵し、善果の減量率、腐敗状況及び
’Ｉ’ＢＺ付着率を調べた。各区１５Ｇ果を用いた結果
を表に示す。表においてポリエチレン袋の含有するＴＢ
Ｚ量が５００ｐ−の場合をＡ、１（ＸＫｐｐｍの場合を
Ｂ、 １５００ ｐｐｍの場合を０で示Ｔ０比較のため
に、ＴＢＺを含有しない上記と同寸法のポリエチレン袋
に予検後の善果を個装した場合をり、予検後の善果を’
Ｉ’ＢＺ １０００ Ｐ−の水分散液に浸漬、乾燥後、
ＴＢＺを含有しない上記と同寸法のポリエチレン袋に個
装した場合を１に示す。
のポリエチレンフィルムからなる１９Ｇ１１１１Ｘ２３
０簡の袋に収穫後、予検した甘夏、ネーブルオレンジ又
はへ朔を個装し、１２月から翌年６月までの６か月間、
５℃、８５％皿で貯蔵し、善果の減量率、腐敗状況及び
’Ｉ’ＢＺ付着率を調べた。各区１５Ｇ果を用いた結果
を表に示す。表においてポリエチレン袋の含有するＴＢ
Ｚ量が５００ｐ−の場合をＡ、１（ＸＫｐｐｍの場合を
Ｂ、 １５００ ｐｐｍの場合を０で示Ｔ０比較のため
に、ＴＢＺを含有しない上記と同寸法のポリエチレン袋
に予検後の善果を個装した場合をり、予検後の善果を’
Ｉ’ＢＺ １０００ Ｐ−の水分散液に浸漬、乾燥後、
ＴＢＺを含有しない上記と同寸法のポリエチレン袋に個
装した場合を１に示す。
ＴＢＺ 付５Ｉ量は、厚生省の定める方法にて各区にお
いて健全果２０果を果別に’１’ＢＺ抽出し、日立製作
所製分光螢光光度計６５０−１０型にて測定した。
いて健全果２０果を果別に’１’ＢＺ抽出し、日立製作
所製分光螢光光度計６５０−１０型にて測定した。
表から明らかなように、本発明によれば、従来の浸漬処
理法に比べて〒ＢＺ付着量が小さいにもかかわらず、腐
敗率を小さくすることができ、一方、従来の方法では〒
ＢＺ付着量のばらつきが顕著である。また、減量率から
鮮度保持効果も達成されている。
理法に比べて〒ＢＺ付着量が小さいにもかかわらず、腐
敗率を小さくすることができ、一方、従来の方法では〒
ＢＺ付着量のばらつきが顕著である。また、減量率から
鮮度保持効果も達成されている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ＋１１ ５０〜５００００ ｐｐｍの２− （’４−チ
アゾリル）−ベンツィミダゾールが均一に分散された樹
脂からなる防腐防かび用樹脂包装袋。 （２）樹脂がポリエチレンであることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の防腐防かび用樹脂包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16178781A JPS5864966A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防腐防かび用樹脂包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16178781A JPS5864966A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防腐防かび用樹脂包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5864966A true JPS5864966A (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=15741895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16178781A Pending JPS5864966A (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 防腐防かび用樹脂包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5864966A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61137570U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-26 | ||
| JPH0257562A (ja) * | 1987-11-16 | 1990-02-27 | Marushiyou Kasei Kk | 穀物用防虫防黴袋 |
| JPH0441438A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-12 | Shinichi Cho | 包接化合物を含む製品 |
| JPH04149542A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真プリント長期保存用包装袋およびそれを用いた写真プリントの長期保存方法 |
| EP0580460A1 (fr) * | 1992-07-21 | 1994-01-26 | L'oreal | Ensemble de distribution d'au moins un produit liquide ou pâteux, comportant un système de fermeture sans reprise d'air et procédé de conservation utilisant ledit ensemble |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493793A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-14 |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP16178781A patent/JPS5864966A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS493793A (ja) * | 1972-05-02 | 1974-01-14 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61137570U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-26 | ||
| JPH0257562A (ja) * | 1987-11-16 | 1990-02-27 | Marushiyou Kasei Kk | 穀物用防虫防黴袋 |
| JPH0441438A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-12 | Shinichi Cho | 包接化合物を含む製品 |
| JPH04149542A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | 写真プリント長期保存用包装袋およびそれを用いた写真プリントの長期保存方法 |
| EP0580460A1 (fr) * | 1992-07-21 | 1994-01-26 | L'oreal | Ensemble de distribution d'au moins un produit liquide ou pâteux, comportant un système de fermeture sans reprise d'air et procédé de conservation utilisant ledit ensemble |
| FR2693991A1 (fr) * | 1992-07-21 | 1994-01-28 | Oreal | Ensemble de distribution d'au moins un produit liquide ou pâteux, comportant un système de fermeture sans reprise d'air et procédé de conservation utilisant ledit ensemble. |
| US5360145A (en) * | 1992-07-21 | 1994-11-01 | L'oreal | Dispenser for at least one liquid or pasty product comprising a closure system that allows no ingress of air, and preservation process using the said dispenser |
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