JPS586456Y2 - バレ−ボ−ル練習機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案はバレーボール練習機に関するものである
。

従来よりバレーボールの練習には、広い場所と最少限複
数の人数が必要であり、−人で自由に練習することはで
きなかった。

本考案はその欠点を除くためになされたもので、これを
図面について説明すれば、 （イ）彎曲した木柱１の先端より適当の間かくで数個の
ゴムひも通し環２を設置し、中央部には木柱１と直角に
三段に打ち込み板掛け３を固定し、下部に安定台４と支
柱５を取り付ける。

（ロ）打ち込み板６の表面に三箇所（Ａ、Ｂ、Ｃ，）の
円囲をえかき、裏面にかぎ形の引っ掛は具７を取り付け
て、打ち込み板掛け３に掛は止めねじ８にて固定する。

なお、打ち込み板掛け３は適当の長さで三段になってい
るので、打ち込み板６の高さを替えることにより、身長
の差、男女の差による適した練習ができる。

（ハ）ボール９の一部に十字形に突出した、ひも結び部
１０の根定部１１をボール９と同質の丈夫な皮を花形、
多角形等の優美なデザインで型どり、中央部を丸く切り
抜いた皮覆部１２を根定部１１ど一緒にボール９に接着
して、ひも結び部１０にゴムひも１３を結び、上記、木
柱１の先端に設置したゴムひも通し環２を順次通して、
その端部は木柱１の中央部に結び固定する。

本案は以上のような構造であるから、これを使用すると
きは、 パスの練習は、 ボールを適当な高さく主として目の高さ）になるまで、
ゴムひもを加減してその端部を木柱の中央部に結び固定
し、高さの調節が終ったら、打ち込み板のＡの丸印にボ
ールが当るように練習すれば、ボールがはね返ってくる
のでパスの反復練習ができる。

サーブの練習は、 ボールのゴムひもを長めに伸ばし、打ち込み板よりや＼
離れ、ボールを手に持ってＢの丸印を目標として打ち込
む、ボールはゴムひもに結ばれているので、遠く１でボ
ールを拾いに行かなくともよい。

アタックの練習は、 サーブの練習と同じく、ボールのゴムひもを長めに伸ば
し、ボールを手に持って投げ上げ、ジャンプしてＣの丸
印を目標に打ち込む。

レシーブの練習は、 ゴムひもを長くしてボールを下に釦ろし、ボールを受は
取る練習をする。

ジャンプの練習は、 ボールのゴムひもを短くしてボールを高くシ、とび上っ
てボールを打つ練習をする。

以上のように本考案は、ボールをゴムひもで結び、つり
下げる新しいアイデアと打ち込み板の、コンビ構成によ
り、従来の複数以上の人数と広い場所を必要としたバレ
ーボールの練習を、−人で狭い場所に訃いても自由に各
種の練習ができるので非常に便利であり画期的な考案で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の側百図、第２図は斜視図、第３図は打
ち込み板の裏面図、第４図はボール、第５図はボールの
ひも結び部の拡大斜視図。 １は木柱、２はゴムひも通し環、３は打ち込み板掛け、
４は安定台、５は支柱、６は打ち込み板、７は引っ掛は
具、８は止めねじ、９はボール、１０はひも結び部、１
１は根定部、１２は皮覆部、１３はゴムひも。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 彎曲した木柱１の先端にゴムひも通し頃２を設置し、中
   央部に打ち込み板掛け３を固定、下部に安定台４と支柱
   ５を取り付けてなるバレーボール練習機本体と、打ち込
   み板６の表面に円囲をえかき、裏面に引っ掛は具７を取
   り付けて、打ち込み板掛３に掛けてなる標的板と、ボー
   ル９の一部に、ひも結び部１０を設けてゴムひも１３を
   結び、上記、木柱１の先端のゴムひも通し頃２を通して
   、端部は木柱１の中央部に固定した懸ちょう（懸吊）ボ
   ールからなる、バレーボール練習機。