JPS5864136A - 粒状触媒からコ−クスを除去する方法 - Google Patents

粒状触媒からコ−クスを除去する方法

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JPS5864136A
JPS5864136A JP16336981A JP16336981A JPS5864136A JP S5864136 A JPS5864136 A JP S5864136A JP 16336981 A JP16336981 A JP 16336981A JP 16336981 A JP16336981 A JP 16336981A JP S5864136 A JPS5864136 A JP S5864136A
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regeneration gas
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の背景 本発明は触媒の再生の技術に関する。さらに詳細に杜、
本発明はコークスの燃焼の間生成される煙道ガスによる
触媒の汚染を回避しながらコークスを含有する粒状触媒
から窒素含有コークスを燃焼除去する方法に関する。
接触分解方式では触媒は移動床中、または流動床中で使
用する。
クラッキング工程の間分子水素が添加される水素化分解
法と興なシ、接触分解法では外部からの分子水素の供給
なしで運転される。
接触分解においては粒状触媒の在庫はり2ツキング反応
器と触媒再生器との間を連続的に循環している。
流動接触分解(FOO)方式においては、炭化水素の供
給は炭化水素クツツキンダー−y%または反応器中にお
いて粒状触媒と約425℃〜600℃、通常は460℃
〜560℃の温度において接触する。高められた運転温
度にお、ける炭化水素の反応によシ触媒粒子上に炭質の
=−クスが沈積する。
反応の結果得られる流体生成物は;−クスによシネ活性
になった廃触媒(すent口at、alyat )  
から分離され、反応器から取出される一 コークスのついた触媒粒子は通常、蒸気により揮発物を
除去し、そして触媒再生ゾーンに入る。
触媒再生器中において廃触媒は予め定められた量の分子
酸素と接触させる。
コークスの所望部分を触媒から燃焼除去し、触媒活性を
回復させ、同時に触媒を、例えに540℃〜815℃、
通常590℃〜760℃に加熱する。
触媒再生器中において;−クスの燃焼によって生成した
煙道ガスは粒状物の除去処理、または−酸化炭素の転化
処理をしてもよく、その後煙道ガスは通常のように大気
中に排出される。
大部分の100装置は現在、非常に高い活性と選択性を
有するゼオライト含有触媒を使用している。
ゼ第2イ)Wの触媒は再生後の触媒上のコークスの濃度
が比較的低いときに、特に高い活性と選択性を示すので
、ゼオライト含有触媒は残留炭素を、できるだけ低い水
準に再生することが一般に望ましい。また、触媒再生器
中において熱を保存するために一酸化炭素をできるだけ
完全に燃焼させること亀通常は望ましい。
熱の保存は、触媒の選択性が高い結果として廃触媒上の
コークスの濃度が比較的低いときKは特に重要である。
再生触媒上の炭素量を減少させる。また工程中の熱を供
給するような方法で一酸化炭素を燃焼させるために提案
されている諸方法の中で活性な。
燃焼促進金属を用い、触媒再生器中の高密度相床中で一
酸化炭素を燃焼させる方法がある。金属はクラッキング
触媒粒子の組込成分または別箇の粒状添加物の成分のい
ずれかで使用され、この中で金属は触媒成分とは別の支
持体と組合わさっている。
クラッキング方式において一酸化炭素燃焼を促進する金
属を使用する各種の方法が提案されている。
米国特許第2.647.8 c 0号中では一酸化炭素
の二酸化炭素への燃焼を促進し、あと燃えt防止するた
めクランキング触媒中に0.1〜1重量憾の酸化クロム
の添加を提案している。
米国特許第3.808.121号中では一酸化炭素燃焼
を促進する金属を含む比較的粗い粒子をクラッキング触
媒再生器中へ導入することを提案している。比較的小粒
形の触媒粒子を含む循環する粒状固体内容物は、クラッ
キング反応器と触媒再生器との間を循環するが、燃焼促
進用粒子はその粒形のために再生器中に残っている。
アルtすのような無機酸化物に含浸された。コバルト、
銅、ニッケル、マンガン、亜クロム鍍鋼のような酸化促
進金属が開示されている。
ペルイー特許公報第820.181号では触媒再生器中
における一酸化炭素の酸化を促進するために白金、パラ
ジウム、イリジウム、ロジウム、オスンウム、ルテニウ
ム%またはレニウムを含んだ触媒粒子の使用を提案して
いる。痕跡量から1100ppの間の金属量が触媒製造
の間か、クラッキング工程の間に燃焼促進用金属の化合
智が畿化水素の供給に添加されるのと同様に添加される
前記公報によればクラッキング系統への促進金属の添加
は著しいコークス、および水素の生成の増加によってり
2ツキング工程中の生成物の選択性を減少させると述べ
ている。
燃焼促進金属を含有する触媒粒子は単独で使用されるか
、燃焼促進金属を含まない触媒粒子との物理的混合物と
して循環させることができる。米国特許第4,072,
600号および同JR4,093,535号はクラッキ
ング触媒中で燃焼促進金属を全触媒量に対し0.01〜
50pmの濃度での使用を開示している。
燃焼促進金属を使用するある種のクラッキング運転で起
こる一つの問題は、完全な一酸化炭素燃焼製再生ではコ
ークスの燃焼によって生成された煙道ガス中に望ましく
ない酸化窒素(go工)の発生が起こることである。
本発明は触媒再生系統内で完全なコークスの除去、およ
び完全に一酸化炭素を燃焼させ、しかもコークスの燃焼
によって生成した煙道ガス中に存在する酸化窒素の濃度
を実質的に減少させる触媒再生方式を提供しようとする
ものである。
今までに出版された触媒再生の特許の代表的なものは次
の特許である:米国特許第5.909.!192号は熱
的手段によって一酸化炭素の燃焼を助長するための考案
を記述している。触媒は増加する熱発生のための熱降下
(heat 5ink )に使用される。
英国特許公報第2.001.545号は触媒再生のため
の2段方式すなわち、第一段で部分的再生を実施し、第
二段で別の再生ガスを用いてさらに完全に再生を行なう
方法を記述している。
米国特許第3.767.566号は一部の再生を同伴触
媒床(entrained catalyst bad
 )  で行ない。
次いで密度の高い流動触媒床中でさらに完全な再生を行
なう二段再生法を記述している。
これと若干似ている再生法は米国特許 第3.902.990号に記述されている、これは稀薄
相および高密度相の触媒床と再生ガスの複数の流れを用
いる。再生に数工程を使用する方法を記述している。
米国特許第5.926.845号では稀薄相、高密度相
のコークス燃焼を実施する複数段の再生方式を記述して
いる。
英国特許公報第1.499.682号では一酸化炭素燃
焼を助長する燃焼促進金属の使用を開示している。
上記に引用の特許のいずれも触媒からコークスを本質的
に完全に除去することは達成できるが1−酸化炭素およ
び酸化窒素の両者が低濃度である煙道ガスが得られる方
法はない。
本発明のlit要 著者は不活性化した触媒を実質上戻シ混合を起さずに下
降させ、酸素含有再生ガスを向流的に上昇流として再生
器を通過させることにょp、窒素含有コークスをコーク
ス含有触媒から燃焼除去し、しかもコークス燃焼の際生
成する一酸化炭素およびMOXの両方を含まない煙道ガ
スが得られることを発見した。再生器の下部の完全燃焼
セクシシンで生成された酸化窒素は再生器の中間セクシ
目ン部において実質的に酸素を含まない雰囲気中で反応
して元素窒素になり、中間セクション部で再生ガス中に
生成された一酸化炭素は再生器の上部セクション中で無
コークス触媒の存在下で追加の遊離酸素を用いて燃焼さ
れる。
図面の説明 霜右図面は本発明の一つの好ましいa様の略図である。
図面について説明すると、再生容器1がある。
コークスを含有する廃触媒は導管3を通ってパルプ5に
よって調節された割合で容部の中間レベルに導入される
遊離酸素を含有する再生ガス流は導管7、および分配器
9を通って容器中に導入される。
容器中に入った廃触媒は一般に下降し、容器中を上昇す
る再生ガスとは向流的に流れる。触媒は容器の下端のガ
ス分配格子11の上に保留される。
実質的に無コークスの触媒は格子11の上から導管13
を通して再生器から取出され、貯槽15中に入る。
貯槽15中の少量の無コークスの触媒部分は導管17を
通して導入される蒸気のようなガス流中に保留される。
無コークスの触媒は導管19を通って同伴ガス中を上方
に移動し容器1の上部セクションに入る。
大部分の無コークスの触媒は導管21によって触媒とし
ての役割、またはその他の所望の用途に戻される。
本質的にプラグ型の下向流で行なわれる触媒の再生は容
器1中で促進され総体的の戻シ混合は再生容器内部に含
まれる穿孔板23,25.27および29のようなもの
によって抑制される。
格子11およびプレート23に隣接する容器の下部セク
ションにおける再生ガスは遊離酸素濃度が高い。
容器のこの部分においては高い酸化雰囲気中において好
ましくは金属の燃焼促進剤の存在下で、コークスおよび
一酸化炭素の燃mKよって発生する高温のため再生ガス
中に酸化窒素が生成される。
容器1のよシ高位のレベpし、・触媒床の中間セクショ
ン、一般的にはプレート25の近くでは再生ガス中の遊
離酸素はコークスおよび一酸化炭素の燃焼によって実質
的にすべて消費されている。中間セクシ冒ン中の再生ガ
スは実質的には無酸素雰囲気であ夛、典型的には一酸化
炭素と二酸化炭素の相当高い濃度で実質的に無酸素であ
る。
この中間セクションで再生ガスに接触する廃触媒と一部
再生された触媒の炭素濃度はかなり高い。
再生ガス中の酸化窒素は無酸素雰囲気中で反応して遊離
窒素(分子窒素)を生成する。
一般には、プレート27より上の容器の上部セクション
中には、例えば導管31、および分配器33を通して再
生ガス流中に遊離酸素が追加される。再生ガス中に存在
する一酸化炭素は再生容器の上部セクション中において
実質的に、無コークスの触媒と接触して追加の遊離酸素
と燃焼する。
無コークスの触媒は追加の遊離酸素と一酸化炭素との燃
焼によって発生する熱エネnyar−〇熱降下のために
有利に作用する。
この結果得られた一酸化炭素および酸化窒素を含まない
煙道ガスはサイクロンセパレーター35中に入シ、そし
て同伴触媒線煙道ガスから分離され無コークスの触媒床
に戻される0無コークスの触媒床の上部は線3Tで示し
である。
汚染物質を含有しない煙道ガスは容器の頂部の導管39
から排出される・ 説明を簡単にするために、前記の再生設計で各種の通常
の要素については図面および説明から省略した。
制御装置、パルプおよびポンプ類、その他のこれら要素
の運転および処理については肖業界の熟練者には明らか
であろう。
本明細書中で使用する〔酸化雰囲気) (oXidiZ
ingatmogphere )  の語は少なくとも
1.0容量パーセントの分子酸素および0.1容量パー
セントの−酸化炭素を含有する雰囲気を意味する。
本明細書中で使用する〔実質的に無コークスの触媒) 
(8ubstantiall)r Coke−free
 Catalyst )なる語は0.2重量−以下の炭
素を含有する触媒を意味する。
本発明の方法によって再生に最も適している触媒は粒状
固体の形状の触媒である。好ましく杜、再生されるべき
触媒は同伴床また社流動床中で触媒的用途に適した形状
の4のである。
現在商業的に使用されて触媒式転化方式に関しては本発
明はFoe触媒の再生のためk特に有利である、しかし
本発明はyoo触媒の再生だけに限定されるものではな
く、任意のコークスを含有する粒状触媒からコークスを
燃焼除去するのに使用できる。
本発明による再生は、この運転に用いられる温度および
圧力において再生ガスと触媒粒子とを収容することがで
きる任意の垂直に延長する容儀、またはチャンバー中で
実施できる。
本明細書の説明から尚業界の熟練者であれに各る容器は
好ましくは、ガス類と触媒粒子とが相互にバイパスする
のを防止でき、実質的に、流動床運転において触媒粒子
の戻シ混合を抑制し、流動床運転において触媒流が容器
内において本質的にブラダ屋の流れとして下方に流動す
るような内部構造の型式になっている容器である。
このような内部としては、穿孔板、バッフル、リッドま
たは類似物のような固定内部形状、または充填物のよう
なものでもよい。
触媒が流動床ではなく、移動床運転で再生されるときは
触媒の戻シ混合は問題とならないので内部構造物は通常
有効でない。
使用する再生ガス、またはガス混合物は追歯な遊離酸素
(分子酸素)含量でなければならない。
通常、空気は遊離酸素の供給にはまことに好適であるが
空気の使用は本質的ではない。
例えば、所望の場合は純酸素または酸素を付加した空気
もまた使用できる。
遊離窒素(分子窒素)、二酸化炭素、蒸気および類似物
のような商業的yao運転に使用される通常のガスは流
動用および同伴用ガスとして好適である。
一般に、本方法で用いる再生条件はコークスの燃焼、−
酸化炭素の燃焼、および酸化窒素の反応は後述するよう
な方式で行なわれるのに十分な温度および圧力の組合わ
せを含む。540℃〜815℃の温度は通常、好適であ
る。590℃〜760℃の温度は好ましい。再生ガス、
−および同伴ガスおよび触媒粒子の流れは再生ゾーンに
おける触媒の流動床を作る速度に維持されるが、望む場
合は触媒の移動床も儒用できる。
流動床運転は表面の再生ガス速度が再生を受ける触媒粒
子の大きさ、および密度に適切なように維持し、また触
媒の導入および取出しを適轟なレベルに維持することに
よプ通常の方式で実施することができる。
容器内の流動する触媒の下方への移動は床の底部から触
媒を単に除去するだけで達成できる。
運転圧力は通常特に重要ではない。
1〜20気圧(絶対)は一般に全く適している。
1〜5気圧が好ましい。
一酸化炭素の燃焼促進用金属を使用して再生ガス中の一
酸化炭素の燃焼を助長することは本発明を実施する上で
好ましい。多くの遷移金属のような、−酸化炭素の燃焼
促進剤用として以前から提案されているような金属、お
よび金属化合物を使用することができる。現在の方式で
一酸化炭素の燃焼の促進に使用するのに好ましいのは白
金、パ2ジクム、イリジウム、四ジウム、ルテニウム、
オスミウム、マンガン、銅、およびり冒ムから選ばれた
金属および金属化合物である。
燃焼促進用の金属は、−酸化炭素の燃焼を所望の程度に
まで助長するのに十分な濃度で使用する。
商業的のIP00運転においては、−酸化炭素の燃焼促
進用の金属として各種の形状の白金の利用は衆知である
燃焼促進用金属は触媒粒子の全成分として、あるいは大
部分の72クシヨン、または小部分の72クシヨンとし
て含まれてもよく、または触媒粒子と本質的に物理的混
合として触媒在庫と混合される別箇の、実質的に触媒と
して不活性な粒子として含まれてもよい。別箇の00 
−燃焼促進剤中に使用される好ましい金属は白金である
硫黄含有コークスの燃焼の結果として再生ガス中に存在
する酸化硫黄は、再生ゾーン中の粒状固体の成分として
固体の反応体、または受容体を使用することによってガ
スから有利に除去できる。
再生ガス中の酸化硫黄は反応体または受容体と反応、ま
たは吸着されて再生器中の硫黄含有の同体を生成する。
このような方法によって、再生器を出る煙道ガスの酸化
硫黄の含量は著しく減少する。この方法で使用するのに
好ましい固体反応体はアルミナである。
アル電すは酸化硫黄と反応して硫黄含有固体を生成する
使用されるアルミナは少なくとも5011g”/1の表
面積を奄たねばならない。アルファアルitは不適であ
る。
ア?レミナは触媒粒子の一成分として含まれるか、また
は触媒粒子との物理的混合物として再生器中に存在する
別箇の粒子として含まれてもよい。別箇のアルミナ含有
粒子を触媒と混合する場合は・十分な量のアV ミナを
触媒と混合し、再生ガスから酸化硫黄を多量に除去する
ようkするのが好ましい。
通常は0.1〜25重量−のアルミナを添加すれば良結
果が得られる。
アIレミナが触媒自体の成分の全部として、または一部
として存在する場合は、触媒粒子はぜオライドを除いた
重量を基準として触媒中のアル宅すは少なくとも50重
量%が含まれるのが好ましく。
特に好ましいのは少なくとも60重量%である。
尚業界の熟練者にとっては、廃触媒中−に含まれるコー
クスの量はコークス中の窒素、および硫黄不純物と同様
に、触媒を用いて転化されるべき炭化水素供給の組成、
および沸点範囲、触媒自体の組成、触媒が使用される触
媒的反応方式の種類(例えば、移動床、流動床、同伴床
)なとの因子によってかなシ広範囲に変化するであろう
ことは広く判っている筈である。
本発明に基づいてコークスを燃焼させる利点は。
非常に広範囲に変化するコークスを含有する触媒、そし
てまた広範囲の窒素を含むコークスを含有する触媒に対
して得られる。
本発明に基づいて、廃触媒は垂直に延びる再生ゾーンの
中間レベルに導入される。再生ゾーンとして使用される
容器、tたはチャンバーは三つのセクションを維持する
ため、および再生ゾーンの下端に到達するまでに触媒中
のコークスが本質的に完全に燃焼できるのに十分な固体
の滞留時間がとれるに是るだけの垂直の高さがなければ
ならない。触媒が廃触媒入口から再生ゾーンの下端に下
降するにつれて本質的にすべてのコークスが触媒粒子か
ら燃焼除去されるために、再生ゾーンの底部から十分に
距離があるところで廃触媒は再生容器中に導入される。
従って廃触媒は再生ゾーンの頂部セクションに無コーク
スの触媒床を作れるように再生ゾーンの頂部から十分距
離があるところで再生容器中に導入されなければならな
い。
廃触媒入口の下部の触媒床の部分は好ましくは、再生器
中の全触媒床容積の60〜95%を構成し、特に好まし
くは、金床容積の80〜90g6である。
再生触媒床を含む再生ゾーンの上部セクションの高さは
無コークスの触媒と接触して再生ガス流中の一酸化炭素
が本質的に完全に燃焼させるのに十分なi16さてなけ
ればならない。
再生ガスは再生ゾーンの底部から導入される。
本発明に基けば、再生ガス中に最初に導入されている遊
離酸素(分子酸素)の量は(1)再生ゾーンに導入され
る廃触媒中の実質的に全コークス炭素を一酸化炭素にす
るために化学量論的に反応させるのに十分な量、そして
、(2)再生ゾーンに導入される廃触媒中の実質的に全
コークス炭素を二酸化炭素に化学量論的に反応させるよ
シ少ない量に制限する。
再生容器の下端から導入される再生ガス中の遊離酸素の
量が適当な範囲内に維持されているときは、再生ガスの
組成は再生ゾーンの下部セクシ目ンにおいて本質的に無
コークスの触媒と接触して、高酸素濃度および低−酸化
炭素濃度の、高酸化賽( 囲気から、再生器の中間セクシ目ンにおいて廃触媒と一
部再生された触媒と接触して一般的に、比較的高い一酸
化炭素濃度の実質的に無酸素、の雰囲気に変化する。
再生ゾーンの下部セクション中における再生ガス中の高
い遊離酸素濃度および低い一酸化炭素含有によって得ら
れる高い酸化雰囲気のために、下部セクションで燃焼し
たプークス中に存在する含窒素化合物の燃焼は窒素酸化
物を生成する傾向がある、特に−酸化炭素燃焼促進金属
が存在する場合そうである。
本発明に基づけば、これら窒素酸化物は再生ゾーンの中
間セクション中において、遊離酸素の無いことによって
もたらされる無酸lA″#−気の存在中で反応して遊離
窒素(分子窒素)になる。従って、再生ゾーンの中間セ
クションを出る再生ガスは典型的に、相当多量の一酸化
炭素を含有するが、比較的に酸化窒素は含有しない。
同時に、再生−一部の底部に到達する触媒粒子は実質的
に無コークスである。
廃触媒入口レベルの上方で、追加の遊離酸素を無酸素の
、典型的に一酸化炭素含有の再生ガスに添加する。
追加の遊離酸素は純酸素、空気または類似のものような
任意の遊離酸素含有ガスが適切に添加できる。
導入される追加の遊離酸素の量は、好ましくは再生器の
中間セクシ目ンを去る再生ガス中に存在する少なくとも
全一酸化炭素と化学量論的に反応して二酸化炭素するの
に十分な量である。
特に好ましいのは、再生ガス中の全一酸化炭素の″化学
量論的に燃焼するに要する遊離酸素に加えて再生ガス中
に少なくとも3容量慢(過剰)の遊離酸素になるよう十
分な追加遊離酸素を導入すb添加遊離酸素と再生ガス中
の一酸化炭素との燃焼によって再生ガス中に著量の熱エ
ネIvf−が放出される。
この熱エネルギーが再生器から除去される前に回収する
ことは極めて望ましいことである。この追加の熱エネn
/イーは無コークスの再生触媒を用いて続いて行なう触
媒による転化操作(例えばFOO転化)を行なうために
しばしば有効である。
典型的には、再生ガスの熱容量が低いため触媒無しの一
酸化炭素の燃焼は煙道ガスを極めて高温に加熱する可能
性があり、そのためサイクロン、導管などの煙道ガスに
接触する装置に熱による損傷を与えるおそれを伴なう。
一酸化炭素の燃焼によって発生した熱を回収し、熱降下
を起させるために、再生ゾーンの下端から上部セクショ
ンへ再生触媒の一部を導くことによって無コークスの触
媒を上部セクタ曹ンに供給するO 再生器の下端における再生触媒紘夾質的に無コークスで
あるから上部セクタ璽ンにおいては、本質的に再生ガス
中にこれ以上の熱、または燃焼生成物、お1よび特に、
ill酸酸化は生成されない。
その結果、再生系統を出る煙道ガスは窒素酸化物および
一酸化炭素含有 実質的に無;−クスの触媒の再生ゾーンの上部への通過
は一酸化炭素の燃焼によって放出された本質的に全部の
熱を吸収できるように一酸化炭素燃焼域において十分の
無コークス触媒を維持できるに足夛る速度で行なうのが
好ましい。
特に好ましいのは、無コークス触媒によって起こる熱降
下が上部セフV m yにおける再生ガスの最高温度を
再生ゾーンの中間セフシロン中の最高温度プラス2フ ゾーンの上部セクションに維持される本質的に無コーク
スの触媒床の高さは再生ガス中の一酸化炭素を再生触媒
と接触させて、少なくとも大部分を燃焼させるに十分な
高さである。
特に好ましいのは、再生ゾーンの上部セクションに導入
される再生触媒の量,および上部セクタlン中に維持さ
れる再生触媒の床の高さは,ガスが再生触媒床と接触の
間再生ガス中の全一酸化炭素を実質的に完全に燃焼させ
るに十分な高さである。
好ましいam 本発明は添付図面に示した特殊の好ましい態様を参照す
ることによりさらに良く理解できるであろう。
本発明の好ましい態様を実施することによって少なくと
も触媒の50重量憾(ぜオライドを除いたものを基準と
して)を構成する別箇のアルミナ相を含有する廃ゼオラ
イトuyca触媒が再生される。この方式においては、
燃焼促進金属添加物は0.1重量−の白金を含有するア
tレミナ粒子の形で用いる。
この添加物粒子は、触媒と添加物の混合物中の白金がI
Pνm(重量)になるのに十分な量の触媒粒子と混合す
る。
再生される廃yoa触媒紘、典麗的に、約0.6〜2.
0重量憾のコークスを含有し、そのうちで典臘的に0.
01〜1重量嗟は窒素、そして、0.25〜5.0重量
嘔は硫黄でめるO 当業界の熟練者には1代表的廃yao触媒中に含まれる
コークスの量は特定の供給、および使用す当変化するこ
とは衆知のことでおろう。
廃触媒、および燃焼促進添加−は再生容器1の導管3を
通し2,400)77時間の割合で導入される。
再生容器に入る廃触媒は穿孔板27の上部から一般に下
向に移動する流動する予め再生された触媒と混合する。
空気は分配器9を通して所望の量の遊離酸素を供給する
のに十分な割合で再生容器中に導入される。
再生容器中の粒子を流動化するために再生ガス流速およ
び表面速度を追歯な水準に維持するために蒸気を必要に
応じて添加する。
流動床における触媒粒子の戻シ混合は、穿孔板23.2
5.27および29によって抑制されるため触媒粒子は
再生ゾーンをプラグ型流動として下方に移動する・。、
、 再生容器の底端における分配格子11に触媒粒子が到達
する前に、大部分のコークスは触媒粒子から燃焼除去さ
れているので床の下端における触媒は0.1重量%以下
の;−クスを含有する。無コークスの再生された触媒は
導管13を通して取出される。
再生触媒の一部は導管19を通って再生容@1の上部セ
クションへ600トン/時間の割合で導入される。
残シの再生触媒は、導管21を通して再生系統から触媒
用として2,400)77時間の割合で取出される。
分配器9を通して導入される再生ガス中に含まれる遊離
酸素の量は、これが穿孔板27が通過する際に再生ガス
中の遊離酸素が0〜1容量饅以下になるように制限する
。−酸化炭素濃度は約2容量チである。再生ガスの最高
温度はプレート27を通過するときに約650℃である
空気または空気と蒸気の混合物のようなガス中の追加の
遊離酸素は分配器33によって、最初の再生ガス中の全
一酸化炭素を本質的に完全に燃焼させて二酸化炭素にす
るための遊離酸素を供給し、そして導管39を通って再
生容器から排出する煙道ガス中に少なくとも3容量饅の
残遊離酸素になるに足りる割合で導入される。
図中の線37で示した容器の上部セクションにおける再
生触媒床頂部の上の再生ガス流(m道ガス)の温度は約
670℃で多る。再生触媒床を出てサイクロン35に入
る煙道ガス流は0.1容量係以下の一酸化炭素、および
200 pI)m (容量)以下の酸化窒素を含有する
今まで説明した本発明の好ましい態様、特許請求範囲に
おいて定義したような本発明の範囲内にある本発明の各
種の変法および相当の方法などは当業界の熟練者にとっ
ては明白のことであろう0
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好ましい態様の一つの略図である。 1−・再生容器    3・・・廃触媒導管5・・・パ
ルプ      7・・・再生ガス導管9・・・再生ガ
ス分配器 11・・・ガス分配格子15・・・無コーク
ス触媒貯蔵容器 17・・・ガス導管    19・・・触媒、ガス導管
21・・・再生触媒取出導管23,25.27.293
1・・・追加酸素導管    ・・・穿孔板33・・・
同分配器    35・・・煙道ガスサイクロ37・・
・無コークス触媒床   ンセパレーター上部を示す線
  39・・・煙道ガス排出導管代理人 浅 村   
皓 外4名

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  コークス含有粒状触媒から窒素含有コークス
    を除去する方法において、 (a)  該コークス含有触媒を喬直に延長する再生ゾ
    ーンの中間の垂直レベル(V@rtical 1eve
    l)に導入し、該触媒は該ゾーンを下方に通過させ、そ
    して該ゾーン中における触媒の戻り混合を抑制し署 (b)遊離酸素を含む再生ガスを該ゾーンの下端中に導
    入し、該触媒を通して該再生ガスを上方に通過させ、該
    触媒から実質的にすべての該コークスを燃焼除去し、そ
    して、該再生ゾーンの下部セクシ曹ン中で生成した実質
    的にすべての一酸化炭素を燃焼させ、その際再生ガス中
    には少なくと41容量パーセントの遊離酸素が該下部セ
    クシ璽ン中で触媒と接触するのに十分な遊離酸−が含ま
    れておシ、それによって腋下部セクション中で該再生ガ
    ス中に酸化窒素を生成させ; (C)該中間セクタラン中で該再生ガス中の遊離酸素と
    コークスおよび一酸化炭素とを実質的に完全に反応させ
    ることによって、−酸化炭素と二酸化炭素とを生成させ
    、該再生ゾーンの中間セクション中において該触媒と接
    触する実質的に無酸素雰囲気をっくシ、該無酸素雰囲気
    中において、該酸化窒素の少なくとも一部を反応させて
    遊離窒素を生成させることによって、該中間セクション
    中における再生ガス中の酸化窒素の量を減少させ苓 (d)  該ゾーンの上部セクション中に実質的に無コ
    ークスの触媒を導入し、セして該無コークス触媒を該ゾ
    ーンを下方に通過させ署 (−)  該再生ガス中に含まれる実質的に全部の一酸
    化脚素を該上部セクション中で実質的に無コークスの骸
    触媒と接触している追加の遊離酸素で燃焼させ、そして
    該再生ガスを皺上部セクションから取出す ことを特徴とする前記方法・
  2. (2)  前記第1項に記載の方法において、#コーク
    ス含有触媒中のコークス紘硫黄成分を含み、骸コークス
    の燃焼によって酸化硫黄を生成し、そして該酸化硫黄は
    該触媒粒子に含まれる固体反応体と反応して該ゾ→ン中
    において含硫黄同体を生成する前記方法。
  3. (3)  該固体反応体がアルミナからなる前記第2項
    に記載の方法。
  4. (4)実質的に無コークスの触媒が皺再生ゾーンの該下
    端から該上部セクシ曹ンヘ通過する前記第1項に記載の
    方法。
  5. (5)  前記第1項に記載の方法において、皺上部セ
    クシ曹ンから排出される再生ガス中の遊離酸素が少なく
    と43容量パーセントになるように、該中間セクシ曹ン
    の上部の該再生ガス中に十分な追加遊離酸素を添加する
    前記方法。
  6. (6)該再生ゾーン中に該;−クス含有触媒と共に金属
    燃焼促進剤を導入する前記落1項に記載の方法。 焼促進剤は白金、パッジクム、イリジウム、オス建つム
    、aジウム、ルテニウム、銅、クロムおよびマンガンか
    ら選ばれた少なくとも一つの金属、また杜金属化金物で
    ある前記方法。
JP16336981A 1981-10-13 1981-10-13 粒状触媒からコ−クスを除去する方法 Granted JPS5864136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521312A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド 再生装置燃焼排ガス中のco及びnoxの低減

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009521312A (ja) * 2005-12-21 2009-06-04 プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド 再生装置燃焼排ガス中のco及びnoxの低減

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