JPS586412Y2 - 炎症患部治療装置 - Google Patents

炎症患部治療装置

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JPS586412Y2
JPS586412Y2 JP1978081903U JP8190378U JPS586412Y2 JP S586412 Y2 JPS586412 Y2 JP S586412Y2 JP 1978081903 U JP1978081903 U JP 1978081903U JP 8190378 U JP8190378 U JP 8190378U JP S586412 Y2 JPS586412 Y2 JP S586412Y2
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JP
Japan
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heating
fluid
constant temperature
inflamed area
temperature bath
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Expired
Application number
JP1978081903U
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English (en)
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JPS54183192U (ja
Inventor
成宮明光
石井嘉一
Original Assignee
関口 六郎
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人間および競走馬等における炎症患部を冷却あ
るいは温加熱して患部の治療を目的とする治療装置に関
するものである。
従来、人間および家畜動物における内因的、外因的な炎
症患部、例えば内因性による老人等の脳卒中、乳幼児、
成人の発熱、産婦の乳腺炎、外科手術後の患部の治療、
あるいは外因性に伴う骨折、打棒、捻挫、脱臼等の炎症
患部の治療、さらには家畜動物、特に競走馬等における
四肢の骨折、捻挫、脱臼、筋肉ばなれや疲労に伴う足首
部のはれを治療する手段としては、冷水、温水に浸した
布や薬剤を塗布したものなどを患部に当て、あるいは貼
着して冷・温湿布する方法が採られたり、捷たは患部の
熱を下げる手段として水枕、氷枕が使用されているが、
これら方式は長時間恒温に保つことが不可能であり、か
つ温度調節も不能であると共に手数がかかる欠点があっ
た。
そこで本考案は温度調整可能な冷却用流体生成源および
加熱用流体生成源を設け、この冷却用流体生成源または
加熱用流体生成源と炎症患部にセットされるバット間で
冷却用流体または加熱用流体を循環させることによりバ
ットを通して炎症患部の冷・温治療を可能にしたもので
、これにより炎症患部の治療効果の向上、人手の軽減を
計るようにした炎症患部治療装置を提供するにある。
以下本考案の実施例を図面について説明する。
第1図において、冷却用流体Lcを貯留した恒温槽1内
には冷凍機サイクルを構成する蒸発器2が設置され、そ
してこの蒸発器2は冷媒圧縮機3、凝縮器4、膨張弁5
と直列に接続されている。
また、上記圧縮機3にはこれを駆動する電動機6が直結
され、この電動機6は制御回路7を介してAC100V
電源eに接続されていると共に、制御回路7には温度設
定回路8から圧縮機容量制御のための制御信号が導入さ
れるようになっており、さらに温度設定回路8には上記
恒温槽1内の冷却用流体Lcの温度を検知する温度検知
器9からの信号が導入されるようになっている。
10は加熱用流体LHを貯留する恒温槽で、この恒温槽
10内には流体Bを加熱するヒータ11が設置され、と
のヒータ11は制御回路12を介して上記AC100V
電源eに接続されている。
また上記制御回路12には温度設定回路13からヒータ
加熱容量制御のための制御信号が導入されるようになっ
ていると共に、温度設定回路13には上記恒温槽10内
の加熱用流体LHの温度を検知する温度検知器14から
の信号が導入されるようになっている。
上記冷却用流体恒温槽1には供給路管15および帰還路
管16が、渣た加熱用流体恒温槽10には供給路管17
および帰還路管18がそれぞれ接続されており、そして
上記両恒温槽1.10の供給路管15.17はソレノイ
ド操作ばねオフセット形の供給路切換弁19のポー)A
X Bにそれぞれ接続され、さらに両恒温槽1.10の
帰還路管16.18はソレノイド操作ばねオフセット形
の帰還路切換弁20のポー)A、Bにそれぞれ接続され
ている。
捷た、切換弁19のポー)Cには冷却用流体Lc’?た
は加熱用流体LH循環用ポンプ21の吸入側が接続され
、このポンプ21の吐出側と上記切換弁20のポートD
にホース22.23の一端をそれぞれ接続すると共に、
その各端には炎症患部を冷・温治療するパット24の流
入口24aおよび流出口24bがそれぞれ接続されてい
る。
なお、上記切換弁19.20は人為的またはタイマーな
どにより同時に切換制御されるものであり、また、ホー
ス22.23は断熱効果の良いものが利用される。
上記炎症患部冷・温治療用のパット24の内部ではポン
プ21により圧送される冷却用流体または加熱用流体が
流入口24aから流出口24b方向に流れ、パット24
を効率良く冷却lたは加熱して炎症患部を冷・温治療で
きるようになっている。
第2図はこのようなパット24の具体例を示すもので、
可撓性シート25の一面に熱伝導の良好な可撓性パイプ
26を蛇行状に配設し、このパイプ配設面を直接炎症患
部に押し当てる。
この場合、シート25の両端にバンド27a、27bを
取付け、さらにこのバンド27a 、27bKマジツク
テープ等を設けておけば、足首、腕などの身体へのパッ
ト24の着脱が簡便となる。
第3図は本考案におけるパットのさらに他の実施例を示
すもので、熱伝導良好な中空の盤状部材28内を多数の
隔壁29により千鳥状に区画して蛇行する流体通路30
を形成し、この流体通路30の両端にホース22.23
を接続できるようにする。
次に上記のように構成された本考案装置の動作について
説明する。
1ず、ホース22.23と接続されたパット24を治療
を要する炎症患部に取付け、そしてその炎症患部が冷却
治療を要するのか、温加熱治療を要するのか、あるいは
その両方の治療を要するかに応じて切換弁19.20を
セットする。
例えば炎症患部が冷却治療を要する場合は、パット24
と冷却用流体の恒温槽1とが互いに連通されるように各
切換弁19.20を第1図に示す状態に切換えておく(
このときソレノイドは消勢しているためばねによりオフ
セットされた状態となる)。
この状態でポンプ21を駆動すれば、恒温槽1内の冷却
用流体Lcは、供給路管15−切換弁19ポンプ21−
ホース22−パット24−ホース23−切換弁20−帰
還路管16−恒温槽1の経路で循環され、パット24を
冷却すると同時に炎症患部を冷却治療することになる。
一方、冷凍機サイクルでは制御回路7を介してAC10
0V電源eを電動機6に供給することにより圧縮機3を
駆動し、これにより冷凍サイクルを作動させ、蒸発器2
の吸熱作用で循環する冷却用流体(水、水とメタノール
、エタノール、エチレングリコールなどとの混合体)L
cを冷却する。
このときの冷却用流体Lcの温度は温度検知器9で検知
され、電気信号に変換されて温度設定回路8に送出され
る。
温度設定回路8では温度検知器9からの信号と設定値と
を比較し、設定値以下となったとき制御回路7に信号を
送出して電動機6をOFF、あるいは速度制御し、同時
に圧縮機を0FFX−fたは容量制御して冷却用流体L
cの温度を一定にする。
また、炎症患部の温加熱治療を行う場合は、各切換弁1
9.20のソレノイドを付勢して第1図における切換弁
19.20をそれぞれPl およびP2 位置に切換
え、パット24を加熱用流体の恒部槽10に連通させる
この状態でポンプ21が駆動されれば、恒温槽10内の
加熱用流体I、Hは、供給路管17−切換弁19−ポン
プ21−ホース22−バット24−ホース23−切換弁
20−帰還路管18−恒温槽10の経路で循環され、バ
ット24を加熱して炎症患部を温加熱治療することにな
る。
一方、恒温槽10内の加熱用流体LHは、制御回路12
を介してAC100V電源eでヒータ11を駆動するこ
とにより加熱される。
また、このときの加熱用流体LHの温度は温度検知器1
4により検知され、電気信号に変換されて温度設定回路
13に送出される。
この信号を受けた温度設定回路13では予め設定された
設定値と比較し、温度検知器14からの信号が設定値を
越えたとき制御回路12に信号を送出してヒータ11e
OFF。
あるいは容量制御し、これにより加熱用流体LHの温度
を一定に保つ。
さらにまた、炎症患部を冷却治療と温加熱治療とを一定
時間毎に繰返し行う場合は、切換弁19.20を図示し
ないタイマーにより第1図に示す切換状態と、Pl、P
2 位置への切換を一定時間毎に交互に行えば良い。
なお、冷却用流体の生成源および加熱用流体の生成源は
、実施例のように圧縮式冷凍サイクル釦よびヒータ加熱
方式に限定されず、半導体熱電素子を用いたもの、ヒー
トポンプ式冷暖機によるものでも良い。
捷た、バット24は実施例のものに限定されず、バット
全体を高熱伝導の金属から構成しても良く、さらにバッ
トを炎症患部の形状に合わせて形影したものでも良いほ
か、一台の冷却および加熱用流体生成源に複数のバット
を接続することも可能である。
以上のように本考案の炎症患部治療装置によれば、温度
調整可能な冷却用流体生成源および加熱用流体生成源を
設け、この冷却用流体生成源または加熱用流体生成源と
炎症患部にセットされるバット間で冷却用流体または加
熱用流体を循環させ、バットにより炎症患部を冷・温治
療するようにしたので、炎症患部の冷却治療および加温
治療に最適な流体の供給が容易となり、効果の高い炎症
患部の治療が可能になると共に、従来のように湿布剤等
の交換を要しないため、疾患部治療時の手数が軽減され
、治療作業も簡便となり、また、冷却用流体釦よび加熱
用流体を各別に貯留する恒温槽を別々に設け、この各恒
温槽と治療用バットとの循環路の切換えを電磁式の切換
弁により行うようにしたので、患部の冷却治療および加
温治療を一定時間毎に繰返し行うことができるなどの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる炎症患部治療装置の一例を示す
回路図、第2図および第3図は本考案における炎症患部
治療用バットの一例を示す平面図である。 1・・・・・・冷却用流体恒温槽、2・・・・・・冷凍
機サイクルを構成する蒸発器、3・・・・・・圧縮機、
4・・・・・・凝縮器、5・・・・・・膨張弁、6・・
・・・・電動機、7・・・・・・制御回路、8・・・・
・・温度設定回路、9・・・・・・温度検知器、10・
・・・・・加熱用流体恒温槽、11・・・・・・ヒータ
、12・・・・・・制御回路、13・・・・・・温度設
定回路、14・・・・・・温度検知器、15.17・・
・・・・供給路管、16゜18・・・・・・帰還路管、
19 、20・・・・・・切換弁、21・・・・・・ボ
ン7”、22.23・・・・・・ホース、24・・・・
・・バット、Lc・・・・・・冷却用流体、LH・・・
・・・加熱用流体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却用流体を貯留する恒温槽と、この恒温槽内の冷却用
    流体を炎症患部に適した所望温度に冷却する冷凍装置と
    、加熱用流体を貯留する恒温槽と、この恒温槽内の加熱
    用流体を炎症患部に適した所望温度に加熱する加熱装置
    と、上記冷却用流体恒温槽および加熱用流体恒温槽内に
    それぞれ設けられた温度検出器及び温度設定回路に応じ
    て上記それぞれの冷凍装置及び加熱装置を制御する各別
    の制御回路と、上記両恒温槽に循環路を介して接続され
    、かつ炎症患部にセットされる少なくとも一個の治療用
    バットと、上記治療用バットと上記各恒温槽を接続する
    循環路に介在され上記治療用バットを上記各恒温槽に各
    別に切換え接続する電磁式切換弁と、この電磁式切換弁
    と上記治療用バット間の循環路に介在され上記各恒温槽
    の冷却用流体または加熱用流体を上記治療用バット内に
    循環させるポンプとからなる炎症患部治療装置。
JP1978081903U 1978-06-16 1978-06-16 炎症患部治療装置 Expired JPS586412Y2 (ja)

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JPS54183192U JPS54183192U (ja) 1979-12-25
JPS586412Y2 true JPS586412Y2 (ja) 1983-02-03

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JP1978081903U Expired JPS586412Y2 (ja) 1978-06-16 1978-06-16 炎症患部治療装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60249950A (ja) * 1984-05-24 1985-12-10 テルモ株式会社 治療用冷却装置

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JPS54183192U (ja) 1979-12-25

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