JPS586302Y2 - 蚊取マツト繰り出し容器 - Google Patents

蚊取マツト繰り出し容器

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Publication number
JPS586302Y2
JPS586302Y2 JP1980075328U JP7532880U JPS586302Y2 JP S586302 Y2 JPS586302 Y2 JP S586302Y2 JP 1980075328 U JP1980075328 U JP 1980075328U JP 7532880 U JP7532880 U JP 7532880U JP S586302 Y2 JPS586302 Y2 JP S586302Y2
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JP
Japan
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mat
storage chamber
mosquito repellent
chamber
dispensing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980075328U
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English (en)
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JPS571579U (ja
Inventor
加藤孝夫
Original Assignee
ライオン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電気蚊取器の発熱板に蚊取マットを1枚づつ
繰り出して装着するための蚊取マット繰り出し容器に関
するものである。
従来から市販されている蚊取マットは1枚づつ包装され
、かつ1枚づつの包装を連続的にシート状フィルムでつ
なげ、これを折り畳んで紙箱へ収容したものがほとんど
であった。
したがって、使用に際しては、まず紙箱をあけてシート
状物を取出し、取出したシート状物からマット1枚分を
破り取り、この1枚分の包装も破り捨てて裸のマットを
手指で取出し、そのまま手指でつまんで電気蚊取器の発
熱板へ装着していた。
このような使用方法は、第1に蚊取マットの殺虫成分が
手指に付着し使用者に不快感を感じさせ、第2に装着の
手間が(3)倒であり、第3に使用の都度包装を破り捨
てるのでゴミが出、第4に未使用の蚊取マットと紙箱と
が別々になって蚊取マットを散逸するおそれがあった。
そこで、このような欠点を解消せんとして、実開昭55
−8354号公報に記載のものが開発された。
これは、電気蚊取器の側面に薬剤(蚊取マット)収納箱
を取付け、発熱板上面に、薬剤が通る如き貫通した間隙
を、薬剤収納箱及び電気蚊取器に設け、下面に薬剤を通
す穴を開けた薬剤カセットを、薬剤収納箱内へ納め、薬
剤収納箱に開けた穴へ押出し具を設けたものであり、電
気蚊取器と薬剤収納箱及び薬剤カセットの組合わせに係
る。
この従来考案の欠点は、■現在市販されている電気蚊取
器のほとんど全機種に使用不可能であり、この従来考案
を実施するには電気蚊取器そのものの構造を変える必要
があるために現在迄のところ実用性がないものであり、
また、■この従来考案では発熱板が発熱中も薬剤収納箱
が電気蚊取器の側面に取り付けられているので、この収
納箱に収納された薬剤(通常香料を含有する)の香料が
発熱板から伝わる熱によって揮散してしまい、使用時に
は香りが全くなくなってしまうという欠点を免れず、か
つ、■発熱板上で薬剤を加熱し薬効成分を揮散させると
発熱板の周囲が汚れるのが一般的であるため、この従来
考案では電気蚊取器本体のみならず押出し具や薬剤収納
箱及びカセットにも汚れが付着してしまうという欠点も
あった。
さらに、■薬剤収納箱にあけた穴に蚊取マットを電気蚊
取器へ供給するための押出し具を設けた構造であるため
、この押出し具自体が外部に露出し、全体の体裁が悪い
ばかりか、押出し具をスムースにスライドさせるという
考慮がなされていないとともに、押出し具の先端に熱板
上で熱せられた蚊取マットから溶出する薬剤が付着する
ので、この付着した薬剤の存在によりさらに押出し具の
スライドは円滑性を欠くこととなる。
さらにまた、■この押出し具及び電気蚊取器の側面に取
付けられたこれより背の高い薬剤収納箱の存在は、全体
形状の中で著しく突出する突起物となり、これら突起物
が取扱上きわめて邪魔な存在となり、使用上不都合であ
った。
本考案は、手指を殺虫成分で汚すことなくワンタッチで
電気蚊取器の発熱板へ蚊取マットを装着することができ
、しかも簡単な構造で操作性にも優れ、特にスライドの
安定性に優れた蚊取マット繰り出し容器を提供すること
を目的とするものである。
以下本考案の好適な実施例を図面に基づき説明すると、
第1図及び第2図に示す第1実症例においては、横長の
中空四角柱状の容器本体1の内部に仕切板2が設けられ
、この仕切板2によってマット収納室3と繰出機構室4
とか形成されている。
マット収納室3は、前面板5の下端に蚊取マットMが1
枚通過するに足りる大きさのマット繰出口6を有してい
る。
前記繰出機構室4内には、長方形の板から成る繰出部材
7がその底板8上に載置され、この繰出部材7の後端に
上方に立ち上って操作部材9が取付けられ、この操作部
材9の上端は繰出機構室4の上板10に形威した長孔1
1を通って外部に露出されている。
この操作部材9の上端には操作ボタン12が取付けられ
、この操作ボタン12をスライドさせることにより操作
部材9及び繰出部材7をスライドさせるようになってい
る。
この繰出部材7をスライド可能にするため前記仕切板2
は底板8から繰出部材7の略厚み分程度の間隙13を有
して容器本体1の内部に設けられる前記マット収納室3
内には蚊取マツl−Mが複数枚積層されて収納される。
この第1実施例の蚊取マット繰り出し容器を用いて電気
蚊取器20の発熱板21へ蚊取マットMを繰り出して装
着するには、第2図に示すように、操作ボタン12を前
方へスライドさせて操作部材9の上端を長孔11内で移
動させるとともに、操作部材9の下端に取付けられた繰
出部材7を間隙13からマット収納室3内へ侵入させる
この繰出部材7がマット収納室3内へ侵入すると、マッ
ト収納室3内の最下部の蚊取マットMが繰出部材7の先
端によってマット繰出口6から外部へ繰り出されて発熱
板21上へ装着される。
なお、従来考案(実開昭55−8354号記載考案)と
同様に蚊取マットMを収納するだけのカセット15をマ
ット収納室3の蓋板14を開けてこのマット収納室3へ
入れるようにしても良い○このカセット15は、第3図
に示すような構造のものが使用される。
このカセット15も前後面下端に開口16.17が形成
され、一方の開口16は蚊取マットMの出口となり、他
方の開口17は繰出部材7の侵入口となるものである。
前記第1図に示す繰出部材7は、第4図に示すように底
板8にスライド溝8aを形威し、このスライド溝8a内
に挿入されている。
これにより繰出部材7をガタつかせたりすることなくス
ムースにスライドさせることができる。
この第4図に示すような底板8を有するものと、マット
収納室3内にカセット15(第3図に示すもの)を入れ
たものとを組合わせた蚊取マット繰り出し容器を用いて
蚊取マットMを繰り出すには、第5図に示すように操作
ボタン12を矢印方向へスライドさせて操作部材9及び
繰出部材7を一緒にスライドさせると、繰出部材7がス
ライド溝8aで案内されその先端が間隙13と開口17
とに挿入され最下部の蚊取マットMに衝接する。
さらに、繰出部材7をスライドさせると蚊取マットMが
開口16とマット繰出口6から外部へ繰り出される。
なお、マット収納室3と繰出機構室4とを分離可能な構
造とすることもできる。
すなわち、第7図に示すように繰出機構室4の前面部4
aよりさらに前方に延出するように延出部22を形成し
、この延出部22の内面に突起23を形成し、マット収
納室3は第3図と同様の構造とし、この後面部3aを前
面部4aに接触するように延出部22内へ嵌入し、嵌入
状態において前記突起23に対応する個所に形成された
凹部24に突起23を嵌合させる。
このように2つの室をワンタッチで連結したり分離した
りすることができる構造としては、凹凸嵌合の他に各種
公知手段を採用し得る。
さらに、マット収納室3の側面の少なくとも一面を透明
にすれば、残量が分かつて便利である。
以上説明したように、本考案は、蚊取マットを積層して
収納するマット収納室及びこのマット収納室の後面側に
並置して形成されかつマット収納室と下端側で連通され
た繰出機構室中2室を備え、この繰出機構室の形状が握
持可能な長方形状の立方体に形成された蚊取マット繰り
出し容器であって、前記マット収納室の前面板下端にマ
ット繰出口が形成され、前記繰出機構室の底板にスライ
ド溝が形成され、このスライド溝内に、マット収納室内
へスライド浸入し、蚊取マット1枚の厚み以下の厚みを
有する繰出部材が挿入され、繰出機構室の上板に長孔が
形成され、前記繰出部材に上端が長孔を通って外部に露
出される操作部材が取付けられたものである。
したがって、■あらゆる機種の電気蚊取器に使用できる
ものであり、この蚊取マット繰り出し容器のための特別
構造の電気蚊取器は不要である。
■本考案は、電気蚊取器に取付けて使用するものではな
いので、マット収納室に納められた蚊取マットが発熱板
からの熱により変質されるおそれは全くない。
■本考案は、マット収納室と繰出機構室との2室を有す
る構造であり、かつ繰出機構室の形状は、握持可能な長
方形状の立方体に形成されているので、従来考案のよう
に繰出部材が外部に露出せず、繰出機構室内に格納され
ているので、体裁も良く、邪魔な突出物となることもな
く、しかもこの繰出機構室は、握持し操作するための重
要な構成部分としての機能も担い、繰出部材の単なる格
納室としての機能のみではなく、多機能性を有する。
■また、蚊取マット収納室内の蚊取マットを繰り出すに
は、繰出機構室を片方の手で握持し、親指で長孔から外
部に突出する操作部材の上端を長孔に沿ってスライドさ
せれが、繰出部材はスライド溝に案内されて円滑に間隙
からマット収納室内へ侵入し、蚊取マットは繰出部材の
先端でマット繰出口から突き出される。
したがって、繰出部材をスライドさせる操作は容易とな
り、かつ繰出部材のスライドも安定性に優れ、しかも本
考案では、従来考案のように電気蚊取器に取付けられる
ものではないので、発熱された蚊取マットから生ずる薬
剤等の繰出部材への付着というおそれは全くなく、その
結果繰出部材の薬剤付着によるスライド困難という不都
合は全く生じないものである。
総じて本考案によれば、構造簡易で安価に製造でき、蚊
取マットに指を触れることなくほとんど全ての電気蚊取
器へ供給でき、操作性に優れる。
また、前記マット収納室が。
げ)全体が中空四角柱状に形成され。
(0)後面板下端に蚊取マット1枚分程度の開口幅を有
する間隙が形成され、 G/→ 後面側に接続手段が設けられて成り。
前記繰出機構室が、 に)全体が中空四角柱状に形成され。
(羽 前面側にマット収納室との着脱を図り前記接続手
段と接続する被接続手段が設けられ、(へ)前面側にマ
ット収納室の間隙と連通ずる間隙が形成されて成るもの
においては、 マット収納室と繰出機構室とが着脱自在であるため、蚊
取マットを積層して収納してマット収納室を包装して市
販することができるので、需要者は二度目から繰出機構
室を購入する必要はなく、包装されたマット収納室のみ
を購入してきて、その包装を破り取り、マット収納室後
面側の接続手段と繰出機構室前面側の被接続手段とを嵌
合等して画室を接続すれば、裸の蚊取マットを手指でつ
まむ必要は全くなく、繰出プレートの操作によりワンタ
ッチでマット収納室の蚊取マットを1枚づつ繰り出すこ
とができる。
また、このマット収納室は、従来考案における薬剤カセ
ットと薬剤収納室とを兼ねるものであり、蚊取マットを
積層収納してセロファン等で包装すれば、商品として市
販することが可能なものであり、蚊取マット消費後はマ
ット収納室のみを購入してくれれば良いので経済的でも
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第2図は第
1実施例の使用例を示す斜視図、第3図は必要に応じて
使用し得るカセットの斜視図、第4図は本考案第2実施
例を示す断面図、第5図は第3図に示すカセットを使用
した第2実施例の使用例を示す側断面図、第6図は本考
案第3実施例を示す一部省略の側断面図である。 3・・・・・・マット収納室、4・・・・・・繰出機構
室、5・・・・・・前面板、6・・・・・・マット繰出
口、7・・・・・・繰出部材、8・・・・・・底板、9
・・・・・・操作部材、8a・・・・・・スライド溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 蚊取マットを積層して収納するマット収納室及びこ
    のマット収納室の後面側に並置して形成されかつマット
    収納室と下端側で連通された繰出機構室の2室を備え、
    この繰出機構室の形状が握持可能な長方形状の立方体に
    形成された蚊取マット繰り出し容器であって 前記マット収納室の前面板下端にマット繰出口が形成さ
    れ、 前記繰出機構室の底板にスライド溝が形成され、 このスライド溝内に、マット収納室内へスライド侵入し
    、蚊取マット1枚の厚み以下の厚みを有する繰出部材が
    挿入され、 繰出機構室の上板に長孔が形成され、 前記繰出部材に上端が長孔を通って外部に露出される操
    作部材が取付けられたことを特徴とする蚊取マット繰り
    出し容器。 2 前記マット収納室が、 (イ)全体が中空四角柱状に形成され、 (0) 後面板下端に蚊取マット1枚分程度の開口幅
    を有する間隙が形成され、 (/→ 後面側に接続手段が設けられて成り、前記繰出
    機構室が。 に)全体が中空四角柱状に形成され、 (羽 前面側にマット収納室との着脱を図り前記接続手
    段と接続する被接続手段が設けられ、(ハ)前面側にマ
    ット収納室の間隙と連通ずる間隙が形成されて成る。 ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    蚊取マット繰り出し容器。
JP1980075328U 1980-05-31 1980-05-31 蚊取マツト繰り出し容器 Expired JPS586302Y2 (ja)

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JPS571579U JPS571579U (ja) 1982-01-06
JPS586302Y2 true JPS586302Y2 (ja) 1983-02-03

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ID=29438009

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558354B2 (ja) * 1973-10-05 1980-03-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558354U (ja) * 1978-07-03 1980-01-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS558354B2 (ja) * 1973-10-05 1980-03-03

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JPS571579U (ja) 1982-01-06

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