JPS5861807A - 脱気装置 - Google Patents
脱気装置Info
- Publication number
- JPS5861807A JPS5861807A JP16065981A JP16065981A JPS5861807A JP S5861807 A JPS5861807 A JP S5861807A JP 16065981 A JP16065981 A JP 16065981A JP 16065981 A JP16065981 A JP 16065981A JP S5861807 A JPS5861807 A JP S5861807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- composn
- deaerator
- seawater
- antifoaming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は液中に溶存する酸素その池のガスを除去する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
溶液中に溶存するガス、特に酸素が装置腐食の原因とな
ることは周知の事実で、これらを液中から除去す名こと
は工業的立場から非常に望ましいところである。除去装
置の一つとして、例えば第。
ることは周知の事実で、これらを液中から除去す名こと
は工業的立場から非常に望ましいところである。除去装
置の一つとして、例えば第。
1図に示す従来例の真空脱気装置がある。給水管1より
導入された原水が真空に維持されている脱気器2の分散
装置5から噴出し、原水からの発生ガスを真空ポンプ6
等の真空装置・によって大気中に排出するが、脱気器内
部のガス分圧を更に下げて脱気性能を高めるためには、
ガス量の数千倍以上の水蒸気上ともに酸素等のガスを排
出しなければ−ならず、真空装置は大型で消費動力は犬
、となる欠点があった。
導入された原水が真空に維持されている脱気器2の分散
装置5から噴出し、原水からの発生ガスを真空ポンプ6
等の真空装置・によって大気中に排出するが、脱気器内
部のガス分圧を更に下げて脱気性能を高めるためには、
ガス量の数千倍以上の水蒸気上ともに酸素等のガスを排
出しなければ−ならず、真空装置は大型で消費動力は犬
、となる欠点があった。
従来、発電所や工場から大量に排出される比較的低温の
温海水からフラッシュ蒸発によって淡水を製造する各種
のケーススタブ−が今日まで種々なされたが、それが実
用化に至らなかった原因の一つは、抽気量が大きくエネ
ルギー消費が膨大となるためであり、淡水化に際して加
熱が省略できるという温海水利用のメリットがほぼ減殺
されてじ捷い、′その解決が望まれてきた。
温海水からフラッシュ蒸発によって淡水を製造する各種
のケーススタブ−が今日まで種々なされたが、それが実
用化に至らなかった原因の一つは、抽気量が大きくエネ
ルギー消費が膨大となるためであり、淡水化に際して加
熱が省略できるという温海水利用のメリットがほぼ減殺
されてじ捷い、′その解決が望まれてきた。
本発明は上記の欠点を改良して真空装置の負荷を減じ、
消費エネルギーを大幅に低減できる脱気装置d゛を提供
するためになされたものであり、以下%2図により河水
淡水化装置を例にとって本発明を説明する。
消費エネルギーを大幅に低減できる脱気装置d゛を提供
するためになされたものであり、以下%2図により河水
淡水化装置を例にとって本発明を説明する。
40℃の海水は管1を通り脱気器2に導入されて分散装
置6より噴出し、ここでは海、水の飽和蒸気圧、すなわ
ち55 Torrより高い圧力、例えば100Torr
で脱気され、発生ガスは管8を通り入口管9を経て
真空ポンプ6に吸引されたのち、管10から大気へ排出
される。40℃の海水中には約5.2ppmの酸素が飽
和状態で溶存しているが、この脱気器2では+0OTo
rrの真空下、すなわちl00Torrでの飽和溶存酸
素量0.4ppmにまで脱気される。しかし100To
rrの飽和蒸気温度は52℃であるので、脱気器2内で
は海水の蒸発は起らない。
置6より噴出し、ここでは海、水の飽和蒸気圧、すなわ
ち55 Torrより高い圧力、例えば100Torr
で脱気され、発生ガスは管8を通り入口管9を経て
真空ポンプ6に吸引されたのち、管10から大気へ排出
される。40℃の海水中には約5.2ppmの酸素が飽
和状態で溶存しているが、この脱気器2では+0OTo
rrの真空下、すなわちl00Torrでの飽和溶存酸
素量0.4ppmにまで脱気される。しかし100To
rrの飽和蒸気温度は52℃であるので、脱気器2内で
は海水の蒸発は起らない。
脱気器2出口の海水は溶存酸素をまだ0.4 ppm含
有するが、管11を通り飽和蒸気圧以下の、たとえば4
0Torr の圧力を保つフラッシュ蒸発器7に導か
れ、海水のフラッシュ蒸発を伴ない脱気される。
有するが、管11を通り飽和蒸気圧以下の、たとえば4
0Torr の圧力を保つフラッシュ蒸発器7に導か
れ、海水のフラッシュ蒸発を伴ない脱気される。
フラッシュ蒸発器7の圧力do Torr け54℃の
飽和蒸気圧力に相当するから、40℃の河水I K9は
6℃だけフラッシュ蒸発して約0.0+に9の蒸気を発
生する。一方OJppm含有されていた溶存酸素はほぼ
完全に分離して0.01 K9の水蒸気に混ってコンデ
ンサー4に流入するが、このときの酸素1に対する水蒸
気の比率は25,000となり、酸素分圧が低いため脱
気性能は高く、海水中の残存酸素量は0.0 + pp
m以下となって排水管12から取出される。
飽和蒸気圧力に相当するから、40℃の河水I K9は
6℃だけフラッシュ蒸発して約0.0+に9の蒸気を発
生する。一方OJppm含有されていた溶存酸素はほぼ
完全に分離して0.01 K9の水蒸気に混ってコンデ
ンサー4に流入するが、このときの酸素1に対する水蒸
気の比率は25,000となり、酸素分圧が低いため脱
気性能は高く、海水中の残存酸素量は0.0 + pp
m以下となって排水管12から取出される。
水蒸気と非凝縮性ガスの混合気抹はコンデンサー4で水
蒸気だけが凝縮されるが、なお多量の水蒸気と少喰の非
凝縮性ガスがエゼクタ−5で吸引され、脱気器2から管
8を通って導かれたガスと共に真空ポンプ6で大気中に
排出される。脱気器2では供給海水の飽和圧力以上の圧
力なるため水蒸気の発生は海水1匂に対しC1,0[1
10[15に9程度で無視してもよい量である。
蒸気だけが凝縮されるが、なお多量の水蒸気と少喰の非
凝縮性ガスがエゼクタ−5で吸引され、脱気器2から管
8を通って導かれたガスと共に真空ポンプ6で大気中に
排出される。脱気器2では供給海水の飽和圧力以上の圧
力なるため水蒸気の発生は海水1匂に対しC1,0[1
10[15に9程度で無視してもよい量である。
第1図に示した従来法で、本発明と同じ性能を得るには
、脱気器2に於て酸素5.2ppm(0,000005
2に9)を脱気し、25000倍の水蒸気、即ち0.1
5Kgが必要ということになり、フラッシュ蒸発器7に
於て0.0 + K9を発生させればよかった本発明に
較べ13倍の水蒸気量である。このように大量の水蒸気
は供給海水の自己蒸発で発生させることができないので
、外部より管16によってストリッピングスチームを加
えるのが従来の一般的な方法であった。
、脱気器2に於て酸素5.2ppm(0,000005
2に9)を脱気し、25000倍の水蒸気、即ち0.1
5Kgが必要ということになり、フラッシュ蒸発器7に
於て0.0 + K9を発生させればよかった本発明に
較べ13倍の水蒸気量である。このように大量の水蒸気
は供給海水の自己蒸発で発生させることができないので
、外部より管16によってストリッピングスチームを加
えるのが従来の一般的な方法であった。
以上に述べたように本発明の利点は真空装置およびその
消費動力を従来装置に較べて1/10以下にし、しかも
外部から蒸気を加えることもなく高性能が得られること
である。
消費動力を従来装置に較べて1/10以下にし、しかも
外部から蒸気を加えることもなく高性能が得られること
である。
また真空度の異なる室にそれぞれ真空装置を設は高真空
度から低真空度に直列に連結すると、各真空装置の吸入
圧力と吐出圧力の圧力比を小さく設計することができ効
率を高くできる。このため真空装置全体として高い効率
となりこの点からもエネルギーの節約になる。
度から低真空度に直列に連結すると、各真空装置の吸入
圧力と吐出圧力の圧力比を小さく設計することができ効
率を高くできる。このため真空装置全体として高い効率
となりこの点からもエネルギーの節約になる。
上記の実施例では海水を原料とした場合を説明したが他
の液体にも広く利用でき、また脱気器は2箇に限定する
ものではなく、さらに抽気装置は蒸気エゼククーも使用
可能であり、フラッシュ蒸発器も実施例では単段フラッ
シュ蒸発装置の場合について述べたが、多段フラッシュ
蒸発装置、多重効用蒸発装置など真空構成装置を有する
蒸発装置に適用可能である。
の液体にも広く利用でき、また脱気器は2箇に限定する
ものではなく、さらに抽気装置は蒸気エゼククーも使用
可能であり、フラッシュ蒸発器も実施例では単段フラッ
シュ蒸発装置の場合について述べたが、多段フラッシュ
蒸発装置、多重効用蒸発装置など真空構成装置を有する
蒸発装置に適用可能である。
このように本発明では複数の脱気室を原水温変の飽和圧
力以下と以上の圧力にそれぞれ保持し、それぞれの脱気
室に真空装置を設け、該真空装置の負荷を少なくして消
費エネルギーを減じたので、工場より排出する比較的低
温の温海水の淡水化等にも大いに役立ち、その効果は大
である。
力以下と以上の圧力にそれぞれ保持し、それぞれの脱気
室に真空装置を設け、該真空装置の負荷を少なくして消
費エネルギーを減じたので、工場より排出する比較的低
温の温海水の淡水化等にも大いに役立ち、その効果は大
である。
第1図は従来例のフローシートであり、第2図は本発明
の一実施例を示したフローシートである。
の一実施例を示したフローシートである。
Claims (1)
- 高真空から低真空へ順次真空度の異なる室を並゛べ、各
室には分散装置と底部に液溜を具えて高真空室側の分散
装置と低真空室側の液溜を接続し、かつ最低真空室の分
散装置に給水管を、最高真空室の液溜に排水管をそれぞ
れ設け、各真、空室にはその真空度に応じた真空装置を
それぞれ設け、最高真空室は給水温度の飽和蒸気圧以下
に保つように構成した脱気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16065981A JPS5861807A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 脱気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16065981A JPS5861807A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 脱気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861807A true JPS5861807A (ja) | 1983-04-13 |
Family
ID=15719708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16065981A Pending JPS5861807A (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 脱気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5861807A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60210678A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Canon Inc | インク溶存酸素除去装置 |
JPS624097A (ja) * | 1985-06-22 | 1987-01-10 | マツダ株式会社 | ブレ−キ液中のエヤ除去装置 |
WO2009072395A1 (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-11 | Nitto Denko Corporation | 処理液の減圧搬送方法及び減圧搬送装置 |
DE112017006731T5 (de) | 2017-02-02 | 2019-10-10 | Meidensha Corporation | Verfahren zur herstellung eines elektrodenmaterials und elektrodenmaterial |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP16065981A patent/JPS5861807A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60210678A (ja) * | 1984-04-04 | 1985-10-23 | Canon Inc | インク溶存酸素除去装置 |
JPS624097A (ja) * | 1985-06-22 | 1987-01-10 | マツダ株式会社 | ブレ−キ液中のエヤ除去装置 |
WO2009072395A1 (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-11 | Nitto Denko Corporation | 処理液の減圧搬送方法及び減圧搬送装置 |
JP2009138849A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Nitto Denko Corp | 処理液の減圧搬送方法及び減圧搬送装置 |
DE112017006731T5 (de) | 2017-02-02 | 2019-10-10 | Meidensha Corporation | Verfahren zur herstellung eines elektrodenmaterials und elektrodenmaterial |
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