JPS585954Y2 - フランジ型分析試料抜取装置 - Google Patents

フランジ型分析試料抜取装置

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JPS585954Y2
JPS585954Y2 JP1978087872U JP8787278U JPS585954Y2 JP S585954 Y2 JPS585954 Y2 JP S585954Y2 JP 1978087872 U JP1978087872 U JP 1978087872U JP 8787278 U JP8787278 U JP 8787278U JP S585954 Y2 JPS585954 Y2 JP S585954Y2
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JP
Japan
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fluid
main body
extraction hole
fluid extraction
flange
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JP1978087872U
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JPS555347U (ja
Inventor
河田忠義
寺井利隆
平田博文
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旭エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工場等において配管せしめられたパイプより、
パイプ中を流れる流体と同一の状態で分析試料用の流体
を採取するフランジ型分析試料抜取装置に関するもので
ある。
一般に工場等には各種流体を流動せしめるパイプが縦横
に設置せしめられておジ、これらのパイプ中を流れる流
体の組成・重合度・混合比・濃度等を検査するための分
析試料をパイプ中より採取する装置が配管の所定位置に
設置せしめられている。
従来の分析試料採取装置は第1図及び第2図の如き三方
弁を利用したもので、図面中、1,1′は工場内に配管
せしめられた各種流体を流動せしめるパイプであり、l
a、1a’はパイプ1,1′の端部に設けられたフラン
ジ、10は回転式の三方弁、11はネジ式の三方弁であ
る。
かかる分析試料採取装置を使用してパイプ1中より分析
試料を採取する方法について説明する。
第1図に示す回転式の三方弁10の場合には、通常は弁
体10aのメイン流路10bとケーシング10cの流入
路10d及び流出路10eとが連通せしめられているが
、該メイン流路10bより分岐した弁体10aのサブ流
路10fとケーシング10cの流体採取路10gとが連
通せしめられていないのでパイプ1中を流動せしめられ
ている流体は流入路10d、メイン流路10b及び流出
路10eを経てパイプ1′中にすべて流出する。
そしてこの配管中より分析試料を採取する場合は、弁体
10aを1800回転して弁体10aのサブ流路10f
とケーシング10cの流体採取路10gとを連通せしめ
ることにより流体の一部分をサブ流路10f及び流体採
取路10gを経て外部に導出し、それを分析試料採取瓶
12等に採取する。
オた、第2図のネジ式の三方弁11の場合には、弁棒1
1aに2つの弁1 i”、:b 、 11 cが固着せ
しめられており、通常は下方の弁11cと流体採取路1
1d側の弁座11gとが閉塞せしめられ且つ上方の弁1
1bと流出路11f側の弁座11eとが開放せしめられ
ており、パイプ1中を流動せしめられてきた流体は流入
路11hから流出路11fを経てパイプ1′内にすべて
流出する。
そして、この配管中より分析試料を採取する場合は、弁
体11aの頭部に固着せしめられたハンドル部11iを
回動せしめて、下方の弁11cと弁座11gとの閉塞を
開放させ流体の一部分を流体採取路11dへ導出し、そ
れを分析試料採取瓶12等に採取するのである。
従来の分析試料採取装置は以上の如き構造を有するもの
であるが、第1図の如き回転式三方弁10の場合は、弁
体10aのサブ流路10fがデッドスペースといわれる
流体の溜り場となってパイプ1,1′中を流れる流体の
状態と必ずしも一致せず、したがって分析試料を採取す
る場合には流体採取路10gより流出してくる流体のう
ち最初の部分は分析試料として使用し得ないとしう欠点
を有しており、また第2図に示す如きネジ式三方弁11
の場合は、構造が通常の玉形弁に比較して著しく複雑で
あり、特に弁座11e、11gの弁11 b 、 11
cとの接触面の加工や組立てが非常に難しく製造コス
トが高くなるという欠点を有していた。
更にこれらの分析試料採取装置は分析試料を採取する際
に流路を二時遮断しなければならないため連続的に流体
を流さねばならない管路には使用し得ない欠点があった
本考案は、かかる従来の分析試料採取装置の欠点を除去
したもので、流路を遮断することなくパイプから内部を
流れる流体を同一の状態の11採取することができ、取
付が簡単で且つ厚さが薄くフランジの一部とみなせる7
ランジ型分析試料抜取装置に関するものである。
更に詳しくは本考案は、パイプの端面に設けられたフラ
ンジを貫通するボルトにナツトを螺合せしめられること
により該フランジに密接せしめられる密接面を威す両側
函を有する厚さの薄い円筒状の本体にその内面から外面
誉で貫通し、その下部に分析試料採取用アダプタ装着用
の雌ネジ部が設けられている流体抜取孔が穿孔せしめら
れており、該本体の流体抜取孔に対向して穿設された貫
通孔を貫通して該本体内を流路に挿入された封塞部の下
端部に、該本体の流体抜取孔に向って移動して該流体抜
取孔を完全に閉塞した際にその下端が該流体抜取孔の雌
ネジ部の上面とほぼ同一面を成す封塞部が設けられてい
ることを特徴とするフランジ型分析試料抜取装置を提供
するものである。
以下、図面を用いて本考案に係るフランジ型分析試料抜
取装置について詳細に説明する。
第3図は本考案に係るフランジ型分析試料抜取装置の1
実施例の縦断匣図である。
図面中、2は両側のパイプ1,1′の各端面に設けられ
たフランジ1atla’ を貫通せしめられるボルト
、3はボルト2に螺合せしめられることによりパイプ1
,1′ の各端面に設けられた7ランジ1 a 、 1
a’ で本考案に係る7ランジ型分析試料抜取装置を
挾持密接させるためのナツトである。
4はパイプ1,1′ の端面に設けられた7ランジ1
a 、 1 a’に密接せしめられる密接面を成す両側
面を有する厚さの薄し円筒状の本体であり、この本体4
の所定位置にその内面4aから外面4・b昔で貫通する
流体抜取孔4cが穿孔せしめられておりこの流体抜取孔
4cに対向して内面に雌ネジ部4eなどを設けられた封
塞部装着用の貫通孔4dが穿設せしめられている。
この本体4の大きさは、パイプ1,1′ に設けられた
フランジ1a、la とほぼ同−又はそれより大きな
形状でその外[ff14b近傍にボルト挿通用のボルト
穴が穿設されているものである場合と、パイプ1,1′
に設けられたフランジ1 a 、 1 a’ のボルト
穴の位置より内面側に外面4bが位置する外形の小さな
第3図に示す如き形状である場合と、その組合わせの場
合とがあるみこの本体4の内面1aによって形成される
流路の流体抜取孔1cの近傍には、貫通孔4;dを貫通
して流体抜取孔4cに挿入される後述する封塞部5によ
って流路の横断面積が減少せしめられるために流路を流
れる流体の流速が大幅に変わることを防止するように流
路を広くする凹部4fが設けられていることが好普しい
筐た、本体4の流体抜取孔4cの内面4a側は後述する
封塞部5の封塞部5bと密接して流路内の流体が流体抜
取孔4cから流出するのを防止する作用を成さねばなら
ないので、耐摩耗性を有する金属などで製作された密接
部4gが設けられていることが好昔しい。
更に、この本体4の流体抜取孔4cの下部には、先に本
考案者らが提案した分析試料採取用アダプタ装着用の雌
ネジ部4hが設けられていて、この雌ネジ部4hの上面
となる部分41は平面状を成している。
5は本体4の貫通孔4dの雌ネジ部4eなどに係合する
雄ネジ部5□aなどを有し該本体4内の流路−[’C−
貫通する封塞体であり、との封塞体5の下端部に設けら
れた封塞部5bは、パイプ1,1′ 中より分析試料を
採取しない場合に本体4の流体抜取孔4cを封塞してお
り、パイプ1,1′中より分析試料を採取する場合は封
塞体5の頭部に固着せしめられたハンドルなどの操作部
5cの作動により本体4の流体抜取孔4cの位置から離
れて封塞を開放し、パイプ1.1′ 中を流動する流体
の一部の流体抜取孔4cを通って外部に導出せしめるも
のである。
この封塞部5bは封塞体5と一体構造であっても、封塞
体5にネジ止めなどの手段で別途装着せしめられるもの
であってもよく、本体4の流体抜取孔4cの下部に雌ネ
ジ部4hが設けられている場合には本体4の流体抜取四
、4.41!・を弁部が完全に閉塞した際に流体抜取孔
4c′内め流体を完全に排出せしめ得るようにその下端
□が流体抜取孔4cの下部の雌ネジ部4hの上面41と
ほぼ同一面を成す長さである。
以上詳述した如く、本考案に係るフランジ型分析試料抜
取装置は、パイプ1のフランジ1aとパイプ1′のフラ
ンジ1 a’ とを貫通するボルト2にナツト3を螺
合せしめて連結する際にフランジ1aと1 a’ と
の間で挾持されてフランジの一部を成すものであって、
本体4の貫通孔4dを貫通した封塞体5の頭部に装着せ
しめられた操作部5cの作動にしたがって封塞体゛5の
下端部に設けられている封塞部5bが移動して本体4の
流体抜取孔4cの封塞及び開放を行なうものでありJ封
塞部5bを下端に有する封塞体5′は本体4内の流路を
貫通して本体4の流体抜取孔4cを封塞するものである
から本体4の流体抜取孔4cを封塞体5の封塞部5bが
封塞している際に本体4の流体抜取孔4c内には流体が
溜るいわゆるデッドスペースがないので、分析試料を流
体抜取孔4cより採取する際に、採取される流体はパイ
プ1,1′中を流れている流体とその性状が全く同一で
あるから流体に無駄を生ぜしめることなく経済的にしか
も迅速に分析試料の採取を可能とするものである。
更に、本考案に係るフランジ型分析試料抜取装置は本体
4の流体抜取孔4cを封塞していても開放していてもパ
イプ1,1′ 中の流体は常時流動しているので工場設
備に設置した場合に非常に有効であり、構造が簡単であ
るから安価且つ容易に製作でき、しかも通常のパルプな
どに比べて著しく小型であり、本体4の流体抜取孔4c
の下部には分析試料採取用アダプタ装着用の雌ネジ部4
hが設けられているために分析試料が引火性の強い流体
であったり刺激臭の強い流体であっても安全に採取でき
しかも封塞体5の封塞部5bの長さが封塞部5bが流体
抜取孔4cを完全に閉塞した際にその下端が流体抜取孔
4cの雌ネジ部4hの土面41とほぼ同−而を成す長さ
であるため流体抜取孔4c内に先に採取した流体が残存
しないため直ちに次の分析試料の採取が可能なのであり
、その実用的価値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転式三方弁を使用した従来の分析試料採取装
置の縦断面図□、第2図はネジ式三方弁を使用した従来
の分析試料採取装置の縦断面図、第3図は本考案に係る
7ランジ型分析試料抜取装置の1実施例の縦断面図であ
る。 1.1’ ・・・・・・パイプ、1a、1a ・・・・
・・7ランジ、2・・・・・・ボルト、3・・・・・・
ナツト、4・・・・・・本体、4a・・・・・・内面、
4b・・・・・・外面、4c・・・・・・流体抜取孔、
4d・・・・・・貫通孔、4e・・・・・・雌ネジ部、
4f・・・・・・凹部、4g・・・・・・密接部、4h
・・・・・・雌ネジ部、4i・・・・・・雌ネジ部の上
面、5・・・・・・封塞体、5a・・・・・・雄ネジ部
、5b・・・・・・封塞部、5c・・・・・・操作部、
10・・・・・・回転式三方弁、10a・・・・・・弁
体、10b・・・・・・メイン流路、10c・・・・・
・ケーシング、10d・・・・・・流入路、10e・・
・・・・流出路、10f・・・・・・サブ流路、10g
・・・・・・流体採取路、11・・・・・・ネジ式三方
弁、lla・・・・・・弁体、llb、11c・・・・
・・弁、11d・・・・・・流体採取路、lie・・・
・・・弁座、llf・・・・・・流出路、11g・・・
・・・弁座、11h・・・・・・流入路、11i・・・
・・・ハンドル部、12・・・・・・分析試料様取瓶。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)パイプ1,1′ の各端面に設けられたフランジ
    Ia、la を貫通するボルト2にナツト3を螺合せ
    しめられることにより該7ランジla。 1 a’ に密接せしめられる密接面を成す両側面を有
    する厚さの薄い円筒状の本体4にその内面4aから外面
    4btで貫通しその下部に分析試料採取用アダプタ装着
    用の雌ネジ部4hが設けられている流体抜取孔4Cが穿
    孔せしめられており、該本体4の流体抜取孔4cに対向
    して穿設された貫通孔4dを貫通して該本体4内の流路
    に挿入された封塞部5の下端部に該本体4の流体抜取孔
    4cに向って移動して該流体抜取孔4cを完全に閉塞し
    た際にその下端が該流体抜取孔4cの雌ネジ部4hの上
    面41とほぼ同一面を成す封塞部5bが設けられている
    ことを特徴とするフランジ型分析試料抜取装置。
  2. (2)本体4の内面1aにおける流体抜取孔4cの近傍
    に凹部4fが設けられている実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のフランジ型分析試料抜取装置。
JP1978087872U 1978-06-28 1978-06-28 フランジ型分析試料抜取装置 Expired JPS585954Y2 (ja)

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JPS555347U JPS555347U (ja) 1980-01-14
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256077U (ja) * 1975-10-20 1977-04-22
JPS531057U (ja) * 1976-06-24 1978-01-07

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5256077U (ja) * 1975-10-20 1977-04-22
JPS531057U (ja) * 1976-06-24 1978-01-07

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JPS555347U (ja) 1980-01-14

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