JPS5858632B2 - クラツタヨクアツレ−ダ - Google Patents

クラツタヨクアツレ−ダ

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Publication number
JPS5858632B2
JPS5858632B2 JP49130368A JP13036874A JPS5858632B2 JP S5858632 B2 JPS5858632 B2 JP S5858632B2 JP 49130368 A JP49130368 A JP 49130368A JP 13036874 A JP13036874 A JP 13036874A JP S5858632 B2 JPS5858632 B2 JP S5858632B2
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JP
Japan
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polarization
subtracter
wave
antenna
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP49130368A
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English (en)
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JPS5155688A (ja
Inventor
浩生 中司
優 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP49130368A priority Critical patent/JPS5858632B2/ja
Publication of JPS5155688A publication Critical patent/JPS5155688A/ja
Publication of JPS5858632B2 publication Critical patent/JPS5858632B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はクラッタを抑圧して海面上の小目標の検知を
容易にするレーダ(こ関するものである。
レーダで海上面を捜索する場合、波浪の大きさ、風向等
により程度に相違はあるが、クランク(海面反射妨害)
の中に小目標信号が埋もれ、その検知が困難となる。
そこで従来、特に海面上の小目標検知を目的とするレー
ダでは、このようなりラックを抑圧するために、STC
機能の付加、対数感度受信機の採用等、種々の対策が講
じられてきた。
すなわち、STCは受信機の感度をパルス送信時に最も
低下させ、時間経過と共に漸次回復させるよう(こして
、近距離でクラッタにより受信機が飽和し、信号の強弱
の判別が不可能になるのを防止するものであり、対数感
度受信方式もほぼ同様な目的で使用される。
しかしこれらはいずれも目標物信号Sとクラッタ信号C
との比S/Cを向上させる効果はなく、従って目標物信
号レベルがクラッタ信号レベルより小さい場合、すなわ
ちS/Cが1より小さい場合は、目標の検知は困難であ
る。
そこでクラッタ信号レベルのみを低下させ、S/Cが1
以下の場合にも目標信号を検知可能とするクラッタ抑圧
方式が望まれる。
それには、海面から反射する電波の振幅及び位相が入射
波の偏波面(こより、(特に水平偏波と垂直偏波とで)
相違するという物理現象を利用して適当な信号処理を行
ない効果を挙げることができる。
この発明は、このような海面の偏波による反射特性の相
違を利用しS/Cがl以下の場合にも目標物信号を有効
に検知し得るクラッタ抑圧方式を提供するものであり、
以下実施例(こついて詳細に説明する。
第1図はこの発明の実施例のブロック線図であり、1は
空中線反射鏡、2はホーン、3はホーン2から入射する
電波を水平から45°傾いた放射時の偏波面と平行な成
分と直角な成分と(こ分解する偏分波器で、これら空中
線反射鏡1、ホーン2゜偏分波器3で空中線系4を構成
する。
5及び6は給電用導波管、1は送信波が端子eからfへ
、受信波が端子fからgへ通過するように接続したサー
キュレータ、8及び9はTR管、10は局部発振器、1
1及び12は混合器、13及び14はLOG検波器、1
5は減算器、16は減算器15の出力に含まれる目標物
信号を積分するための積分器、17は積分器16の出力
の極性を表示器18へ表示するに適邑な極性に揃えるた
めのユニポーラ回路である。
今、サーキュレータ1の端子eへ加えられた送信電波は
サーキュレータ1の端子f1導波管5を経て偏分波器3
の入力端子aから、水平より45゜偏波面を傾斜させて
入り、そのままホーン2、反射鏡1を経て空中に、水平
より45°傾いた直線偏波として放出される。
目標物体や海面から反射されて戻ってきた電波は、空中
線系4を送信時と逆の経路をたどり偏分波器3に入るが
、偏波(こより反射特性に相違のある物体からの反射波
は、最早や元の放射波と同じ偏波面にならない。
従ってこのような反射面は、放射波の偏波面と平行な成
分以外に直角な成分をもち、偏分波器の性質により、こ
れらの成分がそれぞれ偏分波器3の端子a及びbに現わ
れる。
すなわち、反射波の水平方向成分をEHejφ0、垂直
方向成分をEVeJψ■で表わせば、第2図に示す関係
から、偏分波器3の端子a及びbに現われる信号は、〜
それぞれ±(EHejψH+EVejψH)及J’f び工(EHe’ψH−EVejψ■)となり、前者は給
*J「 *重用導波管5、サーキュレータTの端子fからg、T
R管8を経て混合器11に達し、後者は給電用導波管6
、TR管9を経て混合器12に達し、いずれも局部発振
器10の出力と混合されて中間周波数に変換され、それ
ぞれLOG検波器13及び14で増幅検波されビデオ電
圧■A及びVDとなる。
ここでvA及びvDはLOG検波器13及び14の特性
を第3図のように仮定すれば、入力電力PA及びPDが
それぞれ 但しkは混合器11及び12の変換損失に関係する定数
、 PnはLOG検知器の入力端に換算した雑音電力、で表
わされることから、 PoはLOG検波器出力が0となる仮想入力電力(第3
図参照) よって減算器15でこれらのビデオ電圧の差をとれば、 (5)式を1φH−φV)の関数として表わせば第4図
のようになる。
■へ−VDは1φH−φV1−π/2を境(こ極性を反
転し、任意の1φH−φV1の値に対するl VAVD
IはEH/Evがlより大または小となる程小となる。
対数増幅とする理由は、水平、垂直画偏波成分の振幅比
が大きい程1■え−VDtが零(こ近付き、クラッタ除
去効果が大となるためである。
k 例えば、−EH:>−EV>>Poなる場合Iこつい2 て直線増幅と対数増幅を比較する。
直線増幅の場合、増幅度をに′とすれば式(1) 、
(2)となる。
両者を比較すると、VA−vDは直線増幅ではEVの大
きさに左右されるが、対数増幅ではEVの大きさによら
ずほぼ零となる。
すなわち、入射波の偏波面により反射特性に殆んど相違
のない波長に比べ寸法の大きい単純形状の目標物体から
の反射波では、1φH−φv1=:=O1EH/Ev−
=1となるので、VA−vDはほぼ最大値を保って一定
となるが、海面反射のように一般に1φH−φvl+0
− EH/EV÷1で且つこの値が時間的(こ変動し
ている場合には、vA−vDは最大値より小さい振幅で
時間的lこ変動し、波浪状態fこよっては負極性をとり
得るビデオとなる。
その理由は、海面と約10°以上の角度をなして入射す
る電波の鏡面反射位相は、水平偏波と垂直偏波で180
°近く相違することは良く知られている。
波浪からの後方散乱(クラッタ)は、入射波が直接後方
散乱される成分以外に一旦鏡面反射されて2次的に後方
散乱される成分等を含んでいる。
従って波浪状態によっては、水平偏波と垂直偏波と後方
散乱波の位相差がπ/2を越える場合も考えられ、■よ
一■Dが負値をとることもありうる。
従って■A−■Dを積分器16によりパルス繰返し毎に
加算される如く積分すれば、積分期間中一定振幅を保つ
目標信号Sと振幅が時間的(こ変動している海面反射信
号Cとの比s / cを向上させることができる。
S/Cの向上した積分器16の出力ビデオは、ユニポー
ラ回路11で単極性に変換され、表示器18へ送られ表
示される。
尚、以上は水平より45°傾いた偏波面をもつ直線偏波
の電波を放射する場合の説明であったが、この発明Iこ
よれば、互に直交する偏波面間で、海面からの反射特性
Iこ相違があれば有効であることは明白であり、従って
空中線系4から放射される電波は必ずしも45°偏波で
ある必要はなく、又円偏波であっても良い。
たとえば円偏波の場合は、ホーン2と偏分波器3との間
に円偏波発生器が挿入され偏分波器3の端子aから入っ
た直線偏波の電波がホーン24こ進む間に、上記偏波面
と45°の角度をなして、互に直交した2つの偏波成分
の間にπ/2の位相差が与えられるから、これが目標物
体から反射されて戻り、円偏波発生器を通過して偏分波
器3の入口(こ達すると、合計πだけ位相差が生じ、従
って(5)式又は第4図から、単純形状の目標物体から
の信号は■A−VDが負極性となるが、その絶対値は最
大となり、この場合も前期同様積分によりS/Cを向上
させることができる。
又、第1図の実施例では、積分手段の一例として積分器
16を用いたが、表示器18の積分効果を利用してこれ
を積分手段として用いる事lこより、積分器16及びユ
ニポーラ回路17を省略することも可能である。
但しこれらを省略する場合は、減算器15の減算方向は
、目標ビデオが表示器18に表示されるlこ適する極性
になるよう決める必要がある。
尚、目標物が移動している場合は、その移動速度lこ応
じたドプラシフトを生ずるが、これは互(こ直交した偏
波成分のいずれIこ対しても全く同一の位相回転となる
から、その効果は相殺され、影響を受けない。
すなわち、固定目標と同じS/C向上効果が期待できる
以上説明したように、この発明4こよればS/Cが1以
下の場合fこも目標信号を検知し得るので、従来クラッ
タにより識別が困難であった海面上の小船等の小目標の
検出が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例のブロック線図、第2図〜第
4図は、動作説明用の図でそれぞれ反射波のベクトル図
、LOG検波器の特性曲線を示す図、および減算器出力
ビデオの変化の模様を示す図である。 図中、1は空中線反射鏡、2はホーン、3は偏分波器、
4は空中線系、13及び14はLOG検波器、15は減
算器、16は積分器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水平より45°傾いた偏波面をもつ電波を放射し、
    反射波を上記放射偏波面と平行及び直角な2つの偏波面
    に分解して受信する1つの空中線、この空中線で分解受
    信された2つの信号を対数増幅検波する受信機、この受
    信機のそれぞれの出力の差を得る減算器、この減算器の
    出力を積分する積分手段とを具備することを特徴とする
    クラッタ抑圧レーダ。 2 水平より45°傾いた偏波面をもつ電波を円偏発生
    器により円偏面に変換して放射し、反射波を上記偏波面
    と平行及び直角な2つの偏波面(こ分解して受信する1
    つの空中線、この空中線で分解受信された2つの信号を
    対数増幅検波する受信機、この受信機のそれぞれの出力
    の差を得る減算器、この減算器の出力を積分する積分手
    段とを具備することを特徴とするクラッタ抑圧レーダ。
JP49130368A 1974-11-11 1974-11-11 クラツタヨクアツレ−ダ Expired JPS5858632B2 (ja)

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JP49130368A JPS5858632B2 (ja) 1974-11-11 1974-11-11 クラツタヨクアツレ−ダ

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Publication Number Publication Date
JPS5155688A JPS5155688A (ja) 1976-05-15
JPS5858632B2 true JPS5858632B2 (ja) 1983-12-26

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JP49130368A Expired JPS5858632B2 (ja) 1974-11-11 1974-11-11 クラツタヨクアツレ−ダ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60115816A (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 Ishida Scales Mfg Co Ltd 電子秤
JPH0666624A (ja) * 1992-08-11 1994-03-11 Ishida Co Ltd 品名入出力装置
JP2010096615A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5024840A (ja) * 1972-12-19 1975-03-17

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JP2010096615A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置

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