JPS5858378B2 - ジユシソセイブツ - Google Patents

ジユシソセイブツ

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JPS5858378B2
JPS5858378B2 JP49106160A JP10616074A JPS5858378B2 JP S5858378 B2 JPS5858378 B2 JP S5858378B2 JP 49106160 A JP49106160 A JP 49106160A JP 10616074 A JP10616074 A JP 10616074A JP S5858378 B2 JPS5858378 B2 JP S5858378B2
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JP49106160A
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JPS5076162A (ja
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ジエラルド エドワーズ アルフレツド
アイスルーイン ハリス グリン
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Solvay Solutions UK Ltd
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Albright and Wilson Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5858378B2 publication Critical patent/JPS5858378B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L65/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming a carbon-to-carbon link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は樹脂組成物およびそれから得られる硬化生成
物に関する。
英国特許第115023号明細書は一般式0式% ( ) (但し上式中ArXは芳香族炭化水素基で、これは適宜
不活性置換基をもち、ArOH以下に規定するようにフ
ェノール性化合物の残基で、nは0または1である) で表わされる反覆単位をもつ樹脂の製造を記述している
このタイプのアラルキレン/フェノール樹脂はアルブラ
イト・エンド・ウィルソン・リミテッドにより「キシロ
ツク(XYLOK)の登録商標名で市販されている。
これらの樹脂をヘキサメチレンテトラミンで硬化させれ
ば熱硬化生成物を生成し、250℃までの温度に対して
安定な成形品および積層品を造るのに使用できる。
普通の硬化温度は150〜175℃であり、もし生成物
をこれ以上の温度で使用しなければならないなら、使用
温度まで温度を徐々に上昇させる後硬化が望ましい。
後硬化はまた生成物の性質を改善するためにも望ましい
しかし後硬化は、揮発性物質例えば硬化生成物中のアン
モニア(この揮発性物質は硬化から生ずるか或は硬化生
成物中の更に別の反応の副生成物として生ずる)の逸散
により生ずる気泡の生成を避けようとすれば、温度を徐
々に上昇させなければならない。
さて我々は50%までのフェノール/アルデヒド樹脂の
添加によって前記樹脂の硬化生成物の熱安定性に顕著な
効果を与えることなく、これらの樹脂の後硬化時間を短
縮できることを見出した。
この発明は樹脂成分(a)として一般式 (但し式中Ar*は2価または3価の芳香族ヒドロカル
ビル基で、これは適宜不活性置換基を持っていてもよく
、ArOHは1−3個のヒドロキシル基および少くとも
2個の核水素原子をもつフェノール性化合物から2個の
核水素原子を除去することによって生成した残基であり
、nは0または1である) で表わされる反覆単位を持つ樹脂の少くとも50重量%
好適には70−90重量%と、樹脂成分Cb)としてフ
ェノール性化合物とアルデヒド普通はホルムアルデヒド
との反応によって生成した未硬化樹脂の50重量%まで
、好適には10−30重量%とを包含する組成物を提供
するものである。
この発明の樹脂組成物は樹脂成分(a)に対する慣用の
硬化剤および必要な場合(樹脂成分(b)がノボラック
樹脂の場合)または所望される場合(樹脂成分(b)が
レゾール樹脂の場合)には樹脂成分(b)に対する慣用
の硬化剤、例えばヘキサメチレンチI・ラミンと混合さ
れ、次いで混合物は通常70℃以上で、好適には100
℃以上例えば130−250℃で0.1−24時間のよ
うな期間加熱することによって硬化される。
成形生成物および積層物の製造のためには、例えば15
0−175℃の温度で5O−17000psi(3,5
−1190Kgf/cf1i)の圧力を同時に施用しな
がら加熱する。
高温度の用途のためには硬化した生成物を圧力をかける
ことなく硬化温度から例えば250℃までに温度を上昇
させて後硬化させる。
しかし所望により圧力をかけてもよい。
後硬化に対する必要性およびそれに要する時間は生成物
の所望の性質および生成物の使用温度および硬化生成物
の大きさおよび形状の如何によって変化するが、しかし
1−40時間、好適には4−20時間例えば4−10時
間、通常6時間程度の時間が一般に充分であることが判
明した、ある環境の下では、例えば射出成形の場合には
後硬化操作をなしですますことが可能であり、しかも気
泡の生成なしに250℃で使用できる硬化生成物を得る
ことができる。
樹脂成分(a)は、英国特許第1150203号明細書
に記載のように、一般式R’(−OH20R)aのアラ
ルキルエーテルおよび(または)一般式R,’−(OH
2X)、のアラルキルハライド(但し上記各式において
R′は2価または3価の芳香族ヒドロカルビル基で、R
′は適宜芳香族核に不活性置換基を含有するものとし、
Rは6個より少い炭素原子を含有するアルキル基であり
、Xは塩素、臭素またはヨウ素で、aは2または3であ
る)をモル過剰量の、通常は少くとも1.3:1、好適
には1.4 : 1−2,5 : 1のフェノール性化
合物またはフェノール性化合物および芳香族核含有化合
物(2)とを反応させることによって好適に造ることが
できる。
すなわちAr*はR′である。もしaが3であると、n
=1で、もう1つ別のArOH基が他のメチレン橋を介
してA r *に結合している。
これらの一般式においてAr*に従ってR′は任意の2
価または3価の芳香族ヒドロカルビル基、例えばm−ま
たはp−フェニレン基、ジフェニレン基、2,6−ナフ
チレン基または1,3,5フエニレントリラジカルであ
る。
こうして単核および融着多核および非融着多核基がAr
*およびR′によって表わされるが、単核特に2価単核
基が好適である。
例となればAr*が単核基である化合物から得た硬化生
成物はAr*が2核または多核基である化合物から得た
硬化生成物よりも高温度でより大きい強度を試つからで
ある。
OR,は4個より少い炭素原子のアルコキシ基例えばメ
トキシ基であるのが好適である。
フェノール性化合物と反応するのに好適な化合物(1)
はaが2の値をもつもの、特にp−キシリレンシバライ
ド、例えばp−キシリレンジクロリドおよびp−キシリ
レンジアルキルエーテル例えばp−キシリレングリコー
ルジメチルエーテルである。
所望により、R′基は、置換基が反応条件の下で不活性
であるならば、芳香核に結合した置換基例えばメチル基
を含有することができる。
事実、芳香核の置換可能な位置の若干または全部に塩素
またはフッ素原子が存在すると、得られる重合体生成物
の耐炎性が改善されるので有利であることが見出された
この発明で使用できをこのような置換されたアラルキル
エーテルおよびアラルキルハライドの例は2,3,5,
6−チトロクロルー1゜4−ジ(クロルメチル)ベンゼ
ンおよび2,3゜5.6−テトラクロル−1,4−ジー
(メトキシ−メチル)ベンゼンである。
この明細書で使用する「フェノール性化合物」という術
語はベンゼンから誘導され且つ芳香核に結合した1−3
個、好適には1個または2個のヒドロキシル基を含有す
る任意の化合物または化合物の混合物を含み、これらの
化合物には1個の必須のヒドロキシシル基以外にベンゼ
ン核の環炭素原子に結合した全部で3個よりも多くない
置換基があってもよい。
従ってフェノール性化合物は一般式 。
□(但し式中釜R3は水素;ヒドロキシル基;1−8個
の炭素原子のアルキル基、例えばメチル、エチル、イソ
プロピル、第3級ブチルまたは第3級オクチル基:フェ
ニル基;ヒドロキシフェニル基例えばヒドロキフェニル
ーメチレン、エチレンおよびインプロピリデン基である
)で表わされる。
これらのフェノール性化合物の例はフェノール、p−ク
レゾール、m−クレゾール、レゾルシノール、カテコー
ル、4−メチルカテコール、イソプロピルカテコール、
ジフェニロールプロパン〔ビス2,2−(4−ヒドロキ
シルニル)フロパン〕、ジフェニロールエタン、p−エ
チルフェノール、p−第3級ブチルフェノールおよびp
−第3級オクチルフェノールのようなモノアルキルフェ
ノール、m−およびp−フェニルフェノール、ピロガロ
ールおよびフロログルシノールである。
モノフェノールおよびジフェノールの混合物例えばフェ
ノールおよびレゾルシンの混合物のようなフェノール類
の混合物、ジフェノール類の混合物例えば4−メチルカ
テコールおよびカテコールおよび(または)レゾルシン
の混合物も使用できる。
樹脂成分(a)を造るのに使用するフェノール性化合物
は樹脂成分(b)を造るのに使用するフェノール性化合
物と異ってもよいが、同じであるのが好ましい。
樹脂成分/、、a )を造るのに際してフェノール性化
合物と混合できる芳看核含有化合物の例はジフェニルエ
ーテル、ジベンジルエーテル、ターフェニル、ジフェニ
ルアミン、ジフェニルスルフィド、ジフェニル、アント
ラセン、ジフェニルスルホン、トリフェニルホスフェー
ト、オクタフェニルシクロテトラシロキサン、アリール
置換ボラゾールおよびフェロセンのような金属錯体であ
る。
芳香族化合物の割合は広範囲に亘って変えることができ
るが、反応生成物が硬化剤例えばヘキサメチレンテトラ
ミンによって満足に硬化されるのを妨害するのには充分
でない量である。
芳香族化合物およびフェノールとシバイライトまたはジ
エーテルとの反応における使用の態様の他の詳細は英国
許特第1150203号に記述されている。
樹脂成分(b)として使用するフェノール/アルデヒド
樹脂はこの発明の組成物中に1−50 %、好適には1
0−50%例えば10−40%、特に10−30%の量
で存在する。
それはノボラック樹脂またはレゾール樹脂である。
このような樹脂は周知であり、フェノール性化合物をア
ルデヒド通常はホルムアルデヒドとそれぞれ酸触媒或は
塩基性触媒の存在において反応させることによって造ら
れる。
塩基性触媒および酸性触媒の例はそれぞれアンモニア(
または水酸化ナトリウム)およびシュウ酸である。
ノボラック樹脂の場合には1.3 : 1−1.05
: 1のフェノール:アルデヒドモル比が通常使用され
、好適には1.25:1−1.05:1特に約1.25
:1の比が使用されるが、レゾールの場合には0.75
: 1−0.95 : 1特に約0.8:1のフェノ
ール:アルデヒドモル比が好適である。
フェノール/アルデヒド樹脂およびそれらの製造はアイ
リツシュ(Iliffe)書店によって1967年に発
行されたホワイトハウス(Whi−tehouse )
、ブリット(Pritchett )およびバーネット
(Barnett )による「フェノール樹脂」中に記
述されている。
フェノール/アルデヒドノボラック樹脂はまた上述の書
籍に記述されまたフレーザー(Fraser )、ホー
ル(Hall)およびラウム(Raum )によって〔
ジャーナル・オブ・アプライド・ケミストリー(J、
AppL、 Ohem、第7676ページ(1975年
)〕および英国許特第755453号に記載の「高オル
ト」樹脂として知られた2、21−異性体に富む樹脂を
含む。
このような「高オルト樹脂」を造るのに使用する触媒は
水酸化亜鉛および酢酸亜鉛が特に記載されているが、そ
の目的に対して記載された触媒の任意の一つであっても
よい。
樹脂成分(b)として1:99−99:1、好適には1
:3−3:1の割合のノボラック;レゾール樹脂の混合
物も使用できる。
上述のように、この発明の組成物は慣用のフェノール樹
脂硬化剤、特にヘキサメチレンテトラミンで硬化できる
樹脂成分(a)および(b)の全重量に基ずいて、5−
20重量袈の後者の量が有利であることが判明し、樹脂
成分(b)がノボラック樹脂であるときには樹脂成分(
a)およびノボラック樹脂の全重量に基ずいて8−16
%、例えば10−15優例えば約125%の量が好適で
ある。
樹脂成分(b)がレゾール樹脂である時にはレゾール樹
脂はへキサメチレンテトラミンまたは他の硬化剤を添加
する必要なく、樹脂成分(a)に対する単独硬化剤とし
て作用できる。
しかしヘキサメチレンテトラミンを同時に存在させれば
、硬化時間が短縮され、且つ後硬化中に気泡の生成を減
少できる操作上の利点であるから、ヘキサメチレンの併
用が有利である。
樹脂成分(a)およびレゾール樹脂成分(b)の混合物
を硬化させるためのへキサメチレンテトラミンの量は樹
脂成分(a)およびレゾール樹脂の全重量に基ずいて0
.1−20%、例えば3−20%特に5−15%、或は
上述の樹脂成分(a)の重量に基ずいて8−16%、例
えば約12.5%のような1〇−15%であることがで
きる。
樹脂成分(a)および(b)および硬化剤(もし存在す
る場合には)任意の順序で混合できるが、しかし樹脂成
分(a)と(b)とを最初に混合し、次に(もし存在す
るならば)他の添加物と共に硬化剤(もし存在するなら
ば)を添加するのが便利である。
混合は乾式混合により成形に使用する(或は続いて被覆
用液として使用するための有機溶剤を添加する)ための
粉末を造るか、或は有機溶媒例えばメチルイソブチルケ
トンまたはメチルエチルケトン、メチルイソアミルケト
ン、イソホロン、ジアセトンアルコール、シクロヘキサ
ノン、2−エトキシエタノールのようなセロソルブ、セ
ロソルブエーテル例えばそのメチルエーテルまたはセロ
ソルブエステル例えばその酢酸エステル(これらの溶媒
の任意のものをベンゼン、トルエン、またはキシレンの
ような芳香族炭化水素、またはホワイトスピリットまた
はソルベントナフサのような炭化水素またはメタノール
、エタノールまたはn−ブタノールのような1−6個の
炭素原子のアルコールと混合できる)中の溶液で混合す
るような任意の好都合の方法で行うことができる。
樹脂は通常有機溶媒溶液中に5−90重量優、好適には
2〇−50重量優の量で存在する。
樹脂溶液は例えば電灯のキャッピングセメントとして、
或は積層物に対する含浸溶液の製造用に使用する被覆組
成物として使用できる。
混合は低温度例えば20−30℃で行うことができ、得
られた混合物は必要な時まで貯蔵されるが、しかし硬化
剤と残余の成分との混合は、得られた混合物を混合後間
もなく使用する場合に限り、或は混合後室温で貯蔵する
場合に限り、高温度例えば120℃で行うことができる
樹脂成分および硬化剤と混合して存在することができる
他の成分には無機充填剤例えばアスベスト粉末、黒鉛、
マイカ、チョツプドグラスストランド、またはシリカ(
成形用粉末に使用するため)あるいはアスベストまたは
ガラス織布またはガラスマット(積層物について使用す
るため)が含まれる。
無機充填剤および樹脂混合物は0.3:1−5.0:1
の重量比で通常存在する。
例えば顔料および潤滑剤のような他の成分例えば黒鉛、
ステアリン酸カルシウムまたは二硫化モリブデン、促進
剤、防銹剤および安定剤例えばサリチル酸および酸化マ
グネシウムもまた、所望により、存在してもよい。
特に樹脂およびシリカまたはアスベスト充填剤を含有す
る成形用粉末は非常に満足な成形された摩擦ライニング
例えばブレーキパッドに造ることができる。
積層物の場合には樹脂成分(a)および(b)および硬
化剤の溶液を織物またはマットに含浸し、適宜部分硬化
後にプリプレグを造るのに使用でき、プリプレグの 漬
物を次に硬化する。
樹脂成分(a)から得た硬化生成物は上述のように高熱
安定性をもつが、しかし最高の結果を得るためには長時
間の後硬化を必要とする。
樹脂成分(b)すなわちフェノール/アルデヒド樹脂単
独から得た硬化生成物は最高の結果を得るためにはるか
に短い後硬化を必要とするのに過ぎないが、熱安定性は
むしろ不充分である。
ところが少くとも50優の樹脂成分(a)と50%まで
の樹脂成分(b)との混合物は樹脂成分(b)の短い後
硬化と共に樹脂成分(a)の高熱安定性との利点をもつ
硬化生成物を与える。
20−30%例えば約25優の量の樹脂成分(b)と7
0−80%例えば約75%の量の樹脂成分(a)とが硬
化生成物の短縮された後硬化時間と高温度強度との最良
の釣合いを与える。
樹脂成分(b)がレゾール樹脂である時には樹脂成分(
a)から得られる硬化時間にまさる組成物に対する短縮
された硬化時間が得られる。
次に例を掲げてこの発明を説明する。
文中においてへキサミルとあるのはヘキサメチルテトラ
ミンを意味する。
樹脂の製造 樹脂 A フェノール−ホルムアルデヒド樹脂(アンモニア触媒使
用レゾール樹脂) フェノール250.9(2,66モル)および40袈ホ
ルマリン2soy(3,33モル)をフラスコ中で混合
し、0.880アンモニア25mA’をかきまぜながら
注意深く添加した。
混合物をゆるやかに還流まで加熱し、混合物が曇ってか
ら10分間還流した。
上記フラスコから採取したサンプルが冷却するともろい
ビートとなるまで生成した液を約80℃で約25MH7
の減圧の下で蒸留した。
生成物を次にトレー中に流し出し、冷却した。
樹脂 B フェノール−ホルムアルデヒド樹脂(シュウ酸触媒使用
/ボラック樹脂) フェノール752.9(8モル)、40%ホルマリン4
805+(6,4モル)およびシュウ酸11.25gを
フラスコ中で混合し、連続的に加熱して還流させた。
2時間還流後、取り出したサンプルが冷却するともろい
ビードになるまで減圧蒸留した。
次に樹脂をトレー中に流し出し、冷却した。
生成物は57℃の軟化点をもつ無色の固体であった。
樹脂 C アラルキレンフェノール樹脂 フェノール70El(7,5モル)および工業用等級面
のp−キシレンジメチルエーテル830g(5モル)を
フラスコ中で混合した。
この混合物に硫酸ジエチル(1yd)を添加し、得られ
た混合物をかきまぜながら還流するまで加熱した。
初期の発熱反応が終った後で、反応により生成したメタ
ノールおよび過剰のフェノールを130°C−200℃
の温度範囲に亘って蒸留により除いた。
蒸留が終ったら生成物を160℃に冷却し、トレー中に
流し出して固化させた。
得られた樹脂は97℃の軟化点をもつ赤褐色の固体であ
った。
樹脂 D フェノール5611(6モル)および38%ホルムアル
デヒド溶液592g(7,5モル)を混合し、これに3
3.3%水酸化ナトリウム溶液33.75gを添加した
得られた混合物を加熱して約100℃で還流させ、10
分還流後に反応温度が80℃に達するまで約1mの減圧
の下で溶液を蒸留した。
生成物を次に冷却すれば透明な褐色の液体のレゾール樹
脂が得られた。
樹脂 E フェノール75:l(8モル)および38悸ホルムアル
デヒド溶液4801nl(6モル)をフラスコ中で混合
し、酢酸亜鉛7.5!!を添加した。
得られた混合物を100℃で2時間還流し、次いで反応
混合物から採取したサンプルがもろい固体となるまで約
171gIHgの減圧の下で蒸留した。
冷却すれば軟化点69℃の淡褐色の固体が得られた。
この固体は「高オル目ノボラック樹脂である。
例1および例2 下記の成分をよく混合し、一方のロールが120℃で他
方のロールが水冷された2本ロールミル上で10分間そ
れらを処理した。
組成物3におけるレゾールの存在は最小硬イ[時間を短
縮させる。
(b) 最小後硬化時間 組成物から165℃、1000psi(70KS/cm
)、10分間でカップを成形し、次いでこれを長時間
に亘って緩慢な速度で温度を注意冴く140℃から25
0℃へ上昇させることによって後硬化した。
最小後硬化時間とは気泡を演生ずることなくカップを後
硬化できる最小時旧である。
成形組成物1 時間 20時間 成形組成物2 時間 6時間 成形組成物3 時間 6時間 樹脂成分(a)および(b)の混合物から誘導された成
形組成物2および3は樹脂成分(a単独からの成形組成
物より著しく短縮された後硬化時間を示す。
例3および例4 重量部で表わした下記の量の成分をよく混合し、一方の
ロールが120’Cで他方のロールが水冷された2本の
ロールミルで10分間それらを処理した。
これらの成形組成物の各々を使用して曲げ強さ測定用棒
材を160℃、1000 psi (70KP/cti
t)で15分間プレスすることによって造った。
得られた棒材を140°Cから250℃へ20時間に亘
って後硬化した。
曲げ強さの測定を25℃および250℃でそれぞれ行い
、数個の他の試料棒※※材を250℃の炉中においた。
これらの試料棒材の強度が最初の値の50優に低下する
のに要する時間(半寿命)を種々の時間間隔で試料につ
いて測定を実施することによって決定した。
得られた結果は下記の通りである。
これらの結果はアラルキレンフェノール樹脂へ50%ま
でのノボラック樹脂の添加は250℃での半寿命に顕著
な効果を持たないこと、および25%までのノボラック
樹脂の添加は250°Cでの寿命について効果は無視し
うるものしかないことを示している。
例5および例6 樹脂エチルメチルケトンに、ヘキサミンをメタノールに
溶解し、これらの溶液に残余の固形物を分散することに
よって、重量部で下記の量の成分を持つ成形用組成物を
造った。
溶媒を除去した後で、コンパウンドを炉中で130℃で
10分間加熱した。
生成物を造粒後曲げ強度測定用棒材を160℃で15分
間成形し、20時間に亘って140℃から250℃に後
硬化した。
棒材の曲げ強度および先に規定した250℃半寿命につ
いて下記の結果が得られた。
これらの結果は硬化生成物の高温変半寿命についてレゾ
ール樹脂はノボラック樹脂に類似の効果をもつことを示
す。
*例7−例10 重量部で表わして下記の量を使って下記の溶液を造った
これらの溶液をマーグロス(Margloss ) 7
T /P734ガラス布に含浸するのに使用し、組成
物14.15,17および18については125℃で1
0分間、組成物16については135℃で10分間予備
硬化した。
前記による含浸した材料の複数層を1000 psi
(70に97cal)、175℃で1時間プレスするこ
とによって積層物を造った。
次いで積層物を175℃から250℃へ24時間に亘っ
て後硬化した。
次いで曲げ強度測定を行い、下記の結果を得た。
例11および例12 組成物4−8(先に例3および4において記述した)に
おいてノボラック樹脂Bを「高オルト」ノボラック樹脂
Eにより置換して(樹脂Cおよび樹脂Eの重量に基すい
て)樹脂Eの100%、75%、50%、25優および
0優を含有する組成物19−23を造った。
これら組成物のうち、**(樹脂CおよびEの重量に基
すいて)樹脂Eを50優および25%含有する組成物2
1および22はこの発明を説明するものであり、これら
が例11および例12である。
これらの組成物から成形棒を造り、例3および例4と同
様にして試験し、下記の結果を得た。
例13一例15 (例1および例2に関して先に記載した)成形組成物2
において樹脂B対樹脂Cの割合を変化させ、残余の成分
の量は組成物2におけるのと同じにした。
組成物の樹脂含量は下記の通りである。上記組成物をカ
ップに成形し、例1および例2について記述のようにし
て最小後硬化時間を決定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記樹脂成分(a)および(b)の全重量に基すい
    て少くとも50重重量性、一般式 %式% (但し式中A r ”は2価または3価の芳香族ヒドロ
    カルビル基で、これは不活性置換基を持っていてもよく
    、ArOHまたはArは1〜3個のヒトH ロキシル基および少くとも2個の核水素原子をもつフェ
    ノール性化合物から2個の核水素原子を除去することに
    よって生成した残基で、nは0または1である) で表わされる反覆単位をもつ樹脂である樹脂成分(a)
    、および樹脂成分(a)と(b)との全重量に基すいて
    50重重量性での、フェノール性化合物とアルデヒドと
    の反応によって生成した未硬化樹脂である樹脂成分(b
    )とを包含することを特徴とする樹脂組成物。
JP49106160A 1973-09-17 1974-09-17 ジユシソセイブツ Expired JPS5858378B2 (ja)

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