JPS5857660B2 - 高負荷燃焼器の燃焼筒 - Google Patents

高負荷燃焼器の燃焼筒

Info

Publication number
JPS5857660B2
JPS5857660B2 JP16737380A JP16737380A JPS5857660B2 JP S5857660 B2 JPS5857660 B2 JP S5857660B2 JP 16737380 A JP16737380 A JP 16737380A JP 16737380 A JP16737380 A JP 16737380A JP S5857660 B2 JPS5857660 B2 JP S5857660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic tile
combustion
combustor
combustion tube
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16737380A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5792622A (en
Inventor
俊夫 阿部
靖夫 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denryoku Chuo Kenkyusho
Original Assignee
Denryoku Chuo Kenkyusho
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denryoku Chuo Kenkyusho filed Critical Denryoku Chuo Kenkyusho
Priority to JP16737380A priority Critical patent/JPS5857660B2/ja
Publication of JPS5792622A publication Critical patent/JPS5792622A/ja
Publication of JPS5857660B2 publication Critical patent/JPS5857660B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高温高圧ガスを通すガスタービン発電装置に釦
いて高温高圧ガスを造る高負荷燃焼器の燃焼筒の構造に
関する。
近年ムーンライト計画の一環として効率の高い発電シス
テムの開発が行なわれている。
この発電システムに高温高圧のガスを使用し発電をする
ガスタービン発電装置が採用されている。
本発明が対象とするガスタービン発電装置は温度約15
00℃圧力約55kg/−の高温高圧ガスを使用するガ
スタービンであって、この高温高圧ガスを造るべく高負
荷燃焼器が使用されるが、該高負荷燃焼器の燃焼筒はた
とえば55kg/iGの高圧にして7000万K cs
JJ / hr・d・気圧の高負荷燃焼を行い、この高
負荷燃焼に耐えるために特にセラミックタイルで内貼り
をした構造にし、かつその外側に燃焼用空気を流して該
内貼りタイルの裏面は勿論表面もこの空気流によって冷
却される構造にしている。
本発明は該燃焼筒において高負荷燃焼に適した空気供給
方式の提供である。
本発明の説明に先立ち、先づ高温高圧ガスを通スカスタ
ービン発電装置とそれに使用される高負荷燃焼器頭部に
ついて説明する。
高温高圧ガスを通すガスタービン発電装置は、第1図に
示すごとく、たとえば軸8によって駆動される空気圧縮
器9によって温度450℃圧力55 ky/crit
G以上の空気が造られて先づ空気溜り室1に送られ、さ
らに高負荷燃焼器を包む周囲室2.2′へ導かれる。
周囲室2へ導かれた空気は1次空気として該燃焼器頭部
3から噴出され、周囲室21へ導かれた空気は燃焼筒4
の周囲壁から該燃焼筒4内に供給され、該燃焼筒内では
圧力55kg/crit Gの高圧状態のもとて高負荷
燃焼が行なわれ、捷た該燃焼筒の下部では供給空気によ
る燃焼ガスの稀釈が行なわれ、約1500℃に均一に稀
釈された生成ガスは排出端5からガスタービン6へ供給
され、その軸8は所定回転数で回転され、該軸に取付け
られた図示されていない発電機によって発電が行なわれ
る。
なむガスタービンを通った排ガスは排出ロアから排出さ
れてさらに余熱が利用される。
高負荷燃焼器は、第1図、第2図に示すごとく、燃焼器
頭部3とセラミックタイルで保護された内周壁10を有
する燃焼筒4とによって構成されている。
燃焼器頭部3は、第2図、第3図、第4図で示す構造の
ものである。
すなわち中軸部にガス燃料供給路11を有し、該ガス燃
料供給路11の先端にガス噴出ヘッド13を設ける。
該ガス噴出ヘッドの前面局部に数個のガス噴出孔12,
12’・・・を設けるが、これらガス噴出孔はガス燃料
が中心軸に平行にあるいは若干放射状に放出されるよう
にする。
該ガス噴出ヘッド13の周囲にコーン頂角Fが約60’
である朝顔状の金属部材14を設ける。
該金属部材14の比較的奥1った周囲位置に比較的小径
の1次空気小噴出孔多数を1列あるいは2列あるいは多
数列にして設ける。
図は1次空気噴出孔15L151’・・・と152,1
52’・・・が2列に配設されている状態を示している
これら1次空気小噴出孔は中心軸方向への求心角度Φが
60゜乃至90°であり、円周方向への旋回角度θが1
0’乃至45°であるように傾斜させている。
該金属部材の比較的ぶちに近い周囲位置に比較的大径の
1次空気大噴出孔数個16,16’・・・が配設されて
いる。
これら1次空気大噴出孔は中心軸方向への求心角度Φ′
が60°乃至90’であり、円周方向への旋回角度θ′
は、前記1次空気小噴出孔の旋回角度θより少なくOo
乃至30°であるように傾斜させている。
第4図に示すごとく、該朝顔状の金属部材14の比較的
奥1つた周囲位置に2列に設けた1次空気小噴出孔15
L151’・・と152,152’・・・から噴出され
る1次空気小噴流群ばいづれも中心軸を共通にしたつづ
み形を形成し、円c1円dはこれら小噴流が中心軸に最
も近づく位置を結ぶ軌跡であり、これら1次空気小噴流
によって形成されるつづみ形の内部は保炎スペースであ
る。
円eは1次空気大噴流が中心軸に最も近づく位置を結ぶ
軌跡であって1次空気大噴出孔は、円eが小径となるよ
うに傾斜させて設けている。
なお、本発明の高負荷燃焼器においては、第2図に示す
ごとく、ガス噴出ヘッド13の前面中央部であって朝顔
状の金属部材14の最も奥1つた位置において点火が行
なわれる。
すなわち−電極17は、ガス噴出ヘッド13の前面中央
部に突出させて設け、他の電極18は金属部材14の最
も奥1つた位置にむいて該金属部材から突出して設け、
両電極17.18の先端間において火花を発生させて点
火を行う。
燃焼筒4を包む周囲室2′へ送られた空気は2次空気お
よび稀釈用空気として燃焼筒4の周囲から燃焼筒内へ供
給される。
すなわち第5図に示すごとく、周囲室2′の内周壁10
.10’に多数の通風孔と支持手段を設け、各セラミッ
クタイルの裏面に設けた係合手段を該支持手段に係合さ
せてセラミックタイル内貼りをし、周囲室2′の空気ば
隣同志のセラミックタイル端の重なり部に設けた通路か
ら燃焼筒内に供給され、先づセラミックタイル表面を冷
却した後、上段空気と下段空気流の干渉によって、該燃
焼筒4の中心方向へ積極的に空気が供給される構造にし
ている。
第6図、第7図は本発明の高負荷燃焼器の燃焼筒にわけ
る空気供給方式であるセラミックタイル内貼り構造を内
周壁の一部を拡大して側断面図によって示したものであ
る。
第6図、第7図において、内周壁10は通風孔多数23
.23’・・・を有し、またセラミックタイルの支持手
段である溝24.24’・・・を有している。
それぞれのセラミックタイル21,21’・・・はいづ
れも裏面に係合手段である突起22,22’・・・を有
して釦す、該突起を内周壁め溝と係合させてセラミック
タイルの内貼りが行なわれる。
第6図に示す内貼りは、一群のセラミックタイルA、
A’、 A’ldいづれもその左端裏面に左隣りのセラ
ミックタイルの右端表面が接し、その右端表面に右隣り
のセラミックタイルの左端裏面が接するように端が重ね
られて配列されている。
周囲室2′へ供給された空気は内周壁10の通風孔23
゜23′・・・を通り、従って各セラミックタイルの裏
面を冷却した後に隣同志のセラミックタイルの端の重な
り部に設けた通路を通って点線で示すごとく、セラミッ
クタイルの表面に沿って流れて七う□ンクタイル表面を
該燃焼筒の高温から保護する。
第7図に示す内貼りは一部のセラ□ツクタイルB、B′
、BL・・・・・ばいづれもその左端表面に左隣りのセ
ラミックタイルの右端裏面が接し、その右端裏面に右隣
りのセラミックタイルの右端表面が接するように端が重
ねられて配列されている。
周囲室2′へ供給された空気は内周壁10の通風孔23
,23′・・・を通って先づ各セラミックタイルの裏面
を冷却し、次に隣同志のセラミックタイルの端の重なり
部に設けた通路を通って点線で示すごとく、セラミック
タイルの表面に沿って流れてセラミックタイルの表面を
該燃焼筒の高温から保護する。
本発明は、これらセラミックタイル群A、 A’。
A“・・・とB、 B’、 B’・・とが燃焼筒内の交
互の段であるように配列した構造である。
セラミックタイル群A、A′、A″−・・とB、 B’
、 B’・・・とが交互の段に左っていれば点線で示し
たセラミックタイル表面に沿って流れる空気流は、相互
に干渉され衝突現象が発生し燃焼筒の中心方向へ積極的
に送り出される。
本発明に関連の高負荷燃焼器頭部はコーン角度が約60
°である朝顔状の金属部材14を採用することにより、
ある求心角度Φと旋回角度θを持たせて噴出させた多数
条の1次空気小噴流によってつづみ形を形成せしめ、そ
の内部は保炎ゾーンであって該金属部材の上流位置で志
木と保炎が確実に行なわれるようにし、勢よく噴出させ
た数条の1次空気大噴流は、燃料を吸引しあるいは燃料
をともないながら該保炎グーンとその先端において、急
角度で交叉して火炎を拡散するように燃焼筒に運び、ま
た多数条の1次空気小噴流も該保炎ゾーンの周囲から火
炎をうばって燃焼筒内へ拡散するように運搬し、筐た燃
料ガスも燃焼筒内で濃度の高いコア部が発生しない供給
法にして高負荷燃焼に適した構造になっているが、さら
に本発明の燃焼筒においては、効果的に空気を燃焼筒の
中心方向へ送り出す空気供給方式によって、従来の単な
るセラ□ツクタイルを冷却しながら供給する空気供給方
式より、はるかに燃焼筒内の高負荷燃焼を可能ならしめ
、寸た燃焼ガスを均一に稀釈して均質の高温高圧生成ガ
スをガスタービンに送ることを得しめるから、これによ
って高温高圧の安全限度が拡げられ熱効率が向上される
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の燃焼筒が使用される大型のガスタービ
ン発電装置の説明図である。 第2図、第3図、第4図は本発明に係る高負荷燃焼器の
頭部についての説明図であって、第2図は高負荷燃焼器
頭部への側断面図、第3図は燃焼筒4側から見た高負荷
燃焼器頭部の正面図、第4図は本燃焼器頭部3によって
形成される保炎ゾーンを説明するための斜視図である。 第5図は本燃焼器の主として燃焼筒4を示す側断面図で
ある。 第6図、第7図は本発明の高負荷燃焼器用燃焼筒の空気
の供給方式を構成するそれぞれセラミックタイルA、
A’。 AI!・・群とB、B’、B’・・・群を示す内周壁1
0の一部を示す拡大断面図である。 1は空気溜め室、2,2′は高負荷燃焼器を包む周囲室
、3は燃焼器頭部、4は燃焼筒、5は燃焼筒排出端、6
はガスタービン、7は排ガス排出口、8は軸、9は空気
圧縮器、10はセラ□ツクタイルで保護された燃焼筒内
周壁、11はガス燃料供給路、12は噴出孔、13はガ
ス噴出ヘッド、14は朝顔状の金属部材、151,15
2は1次空気小噴出孔、16は1次空気大噴出孔、17
゜18は点火用電極、Fは金属部材のコーン頂角、Φは
求心角、θは旋回角、aは渦流、bは逆流、e、d、e
は1次空気噴流が中心軸に最も近づく点を結んだ軌跡、
21はセラミックタイル、22はセラミックタイル裏面
に設けた係合手段、23は通風孔、24はセラミックタ
イルを支持する支持手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高温高圧の燃焼用空気は高負荷燃焼器の周囲室2,
    2′に導かへ周囲室2に導かれた空気は1次空気として
    該燃焼器頭部3から噴出され、周囲室2′に導かれた空
    気は該燃焼器燃焼筒4の周壁から供給されて該燃焼筒内
    で高温高圧のもとて高負荷燃焼が行なわれ、その生成ガ
    スは排出端5からガスタービン6に供給されてその軸8
    を駆動するガスタービン発電装置に釦いて、使用される
    高負荷燃焼器は燃焼器頭部3と燃焼筒4とよりなり、該
    燃焼筒4は周囲室2′を有し、該周囲室2′の内周壁1
    0に多数の通風孔23,23’・・・と支持手段24.
    24’・・とを設け、各セラミックタイル21゜21′
    ・・・はそれぞれの裏面に設けた係合手段22を該支持
    手段24と係合させて内周壁のセラミックタイル内貼り
    をし、該内貼りは一群のセラミックタイルA、A’・・
    ・は、その左端裏面に左隣りのセラミックタイルの右端
    表面が接し、その右端表面に右隣りのセラミックタイル
    の左端裏面が接するように配列し、一群のセラミックタ
    イルB、 B’、 B’・・・はその左端表面に左隣り
    のセラミックタイルの右端裏面が接眼その右端裏面に右
    隣りのセラミックタイルの左端表面が接するように配列
    し、これらセラミックタイル群A、A’、A’・・とB
    、B’。 B′−・・とは交互の段であるように配列してなる高負
    荷燃焼器の燃焼筒。
JP16737380A 1980-11-29 1980-11-29 高負荷燃焼器の燃焼筒 Expired JPS5857660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16737380A JPS5857660B2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 高負荷燃焼器の燃焼筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16737380A JPS5857660B2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 高負荷燃焼器の燃焼筒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5792622A JPS5792622A (en) 1982-06-09
JPS5857660B2 true JPS5857660B2 (ja) 1983-12-21

Family

ID=15848504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16737380A Expired JPS5857660B2 (ja) 1980-11-29 1980-11-29 高負荷燃焼器の燃焼筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5857660B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213931A (ja) * 1985-07-12 1987-01-22 Iseki & Co Ltd ポツト型バ−ナにおける消火装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104528B2 (en) * 2003-08-15 2006-09-12 Lytesyde, Llc Fuel processor apparatus and method
FR2903169B1 (fr) * 2006-06-29 2011-11-11 Snecma Dispositif d'injection d'un melange d'air et de carburant, chambre de combustion et turbomachine munies d'un tel dispositif
US8028674B2 (en) 2007-08-07 2011-10-04 Lytesyde, Llc Fuel processor apparatus and method
US8479519B2 (en) * 2009-01-07 2013-07-09 General Electric Company Method and apparatus to facilitate cooling of a diffusion tip within a gas turbine engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213931A (ja) * 1985-07-12 1987-01-22 Iseki & Co Ltd ポツト型バ−ナにおける消火装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5792622A (en) 1982-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102622706B1 (ko) 연소기용 토치 점화기
KR101591398B1 (ko) 가스 터빈 엔진용 연소기 및 가스 터빈
JP4840639B2 (ja) タービンエンジン燃焼器の点火装置を冷却するための装置
US7942006B2 (en) Combustors and combustion systems for gas turbine engines
CN104061595B (zh) 用于燃气涡轮机的燃烧器的连续燃烧衬套
US10753283B2 (en) Combustor heat shield cooling hole arrangement
US5765376A (en) Gas turbine engine flame tube cooling system and integral swirler arrangement
CA2892096C (en) Combustor heat shield
US20150345789A1 (en) Combustor heat shield
CN108870442A (zh) 双燃料喷射器和在燃气涡轮燃烧器中的使用方法
US20150135720A1 (en) Combustor dome heat shield
CA2926366C (en) Combustor dome heat shield
EP2657608B1 (en) A Combustor
JP2017072361A (ja) 予混合燃料ノズル組立体カートリッジ
JP6599167B2 (ja) 燃焼器キャップ組立体
US20170356652A1 (en) Combustor Effusion Plate Assembly
JP6659269B2 (ja) 燃焼器キャップ組立体及び、燃焼器キャップ組立体を備える燃焼器
JPS5857660B2 (ja) 高負荷燃焼器の燃焼筒
RU2062405C1 (ru) Камера сгорания
JP6092007B2 (ja) ガスタービン燃焼器
JPS5918607B2 (ja) 高負荷燃焼器の燃焼筒
JP2014524561A (ja) ガス・タービン・エンジンで使用するための接線方向で火炎のない環状燃焼器
JPS6049810B2 (ja) 高負荷燃焼器の点火装置
JPS5857659B2 (ja) 高負荷燃焼器
JPS591916A (ja) コンパクトな燃焼装置