JPS5855783B2 - 角膜の中央光学領域画定用器具 - Google Patents
角膜の中央光学領域画定用器具Info
- Publication number
- JPS5855783B2 JPS5855783B2 JP56020969A JP2096981A JPS5855783B2 JP S5855783 B2 JPS5855783 B2 JP S5855783B2 JP 56020969 A JP56020969 A JP 56020969A JP 2096981 A JP2096981 A JP 2096981A JP S5855783 B2 JPS5855783 B2 JP S5855783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument
- cornea
- optical region
- central optical
- defining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は眼科学用装置に関し、より詳しくは、角膜の中
央光学領域に印を付けその区画を画定する器具に関し種
々の度数の近視を外科的に矯正することに最も良好に適
用できる。
央光学領域に印を付けその区画を画定する器具に関し種
々の度数の近視を外科的に矯正することに最も良好に適
用できる。
近視を矯正する外科的方法がここ数年広〈実施されてき
ており、この方法では多数の切開が曲率変化を生じてい
る角膜に形成される。
ており、この方法では多数の切開が曲率変化を生じてい
る角膜に形成される。
この方法の最も重要な課題として切開が形成されるべき
場所を正確に位置決めすることがある。
場所を正確に位置決めすることがある。
それは、正確な場所からほんの僅か偏っても手術の結果
に悪影響を及ぼしまたは手術の効果を全く失わせること
になるからである。
に悪影響を及ぼしまたは手術の効果を全く失わせること
になるからである。
特に重要なことは、各患者ごとにそれぞれ寸法が異なっ
ている角膜の中央光学領域に全く影響を及ぼさないこと
である。
ている角膜の中央光学領域に全く影響を及ぼさないこと
である。
それが経験を積み継続的に実務に携っている外科医でも
角膜の光学領域の位置決めに際し誤りを犯し易い理由で
ある。
角膜の光学領域の位置決めに際し誤りを犯し易い理由で
ある。
不幸にして光学領域の位置は目測によるとずれて観測さ
れることがあった。
れることがあった。
本発明の主たる目的は角膜の中央光学領域に印を付けそ
の区画をする特別な器具を提供しそれにより一層高品度
で正確な外科手術とともにかかる外科手術を高速化でき
、外科医の作業を一層容易としかつ外科手術に際し外科
医に及ぼす心理的な負担を軽減することにある。
の区画をする特別な器具を提供しそれにより一層高品度
で正確な外科手術とともにかかる外科手術を高速化でき
、外科医の作業を一層容易としかつ外科手術に際し外科
医に及ぼす心理的な負担を軽減することにある。
上述した目的は、長手中空本体の両端部の一端部を鋭利
となし該端部において中央光学領域の予め設定された直
径に等しい直径を有するようになし、該本体の内部にそ
の長手軸線に直交して照準を設け、該照準の照準点を前
記器具の長手軸線上に位置させている角膜の中央光学領
域画定用器具により達成する。
となし該端部において中央光学領域の予め設定された直
径に等しい直径を有するようになし、該本体の内部にそ
の長手軸線に直交して照準を設け、該照準の照準点を前
記器具の長手軸線上に位置させている角膜の中央光学領
域画定用器具により達成する。
本明細書に開示された器具は、本発明者により見出され
た2つの要因をその作用の原理として用いている。
た2つの要因をその作用の原理として用いている。
すなわち、角膜は塑性変形を受けるとその結果を適当な
長い時間維持する能力があること、および中央光学領域
の直径は角膜の屈折変化に対しほんの僅かな程度だけ関
与するという事実である。
長い時間維持する能力があること、および中央光学領域
の直径は角膜の屈折変化に対しほんの僅かな程度だけ関
与するという事実である。
しかして、その鋭利な端部において異なる直径を有する
一組の器具を所持することによって、外科医は切開を行
なう前に角膜に容易に印付けを行ない区画することがで
きる。
一組の器具を所持することによって、外科医は切開を行
なう前に角膜に容易に印付けを行ない区画することがで
きる。
明瞭に中央光学領域の輪郭を形成することにより角膜を
切開する際にその中に侵入する可能性をなくすことがで
き従って近視の外科的矯正の品質および精度が高められ
る。
切開する際にその中に侵入する可能性をなくすことがで
き従って近視の外科的矯正の品質および精度が高められ
る。
かかる器具によって本発明者の検証によれば手術速度を
5倍も増加することができる。
5倍も増加することができる。
更に最後に述べるが決して軽んずべきでないこととして
外科医の作業が容易となりそして外科医は精神的負担か
ら太いに解放されることがある。
外科医の作業が容易となりそして外科医は精神的負担か
ら太いに解放されることがある。
これは外科医は中央光学領域を損傷せず所望の効果を得
られると確信できることによる。
られると確信できることによる。
第1図を参照して、参照符号1によって角膜の中央光学
領域に印付けし画定する器具の全体を示している。
領域に印付けし画定する器具の全体を示している。
この器具1はステンレス鋼のような無毒な材料によりつ
くられた本体2を含んでいる。
くられた本体2を含んでいる。
この本体2は3部分からなっている。
すなわち、円柱状内壁を有する部分3、円錐状外壁を有
する部分4および円柱状外壁を有する部分3′である。
する部分4および円柱状外壁を有する部分3′である。
照明効果を高めるために、器具の円柱部分3′の内壁の
一部分から円錐外部分4の内壁の一部分までを円錐状と
している。
一部分から円錐外部分4の内壁の一部分までを円錐状と
している。
器具の円錐部分の縁5は鋭利とされて0.1 rim厚
さの切断刃となされている。
さの切断刃となされている。
尖った自由端1を有する照準用のロッド6が、その内表
面が円柱形状をした本体の円錐部分4の内壁にしっかり
と固定されており、ロッド自由端の先端が本体2の中実
軸線上に位置させられて照準点を形成している(第2図
)。
面が円柱形状をした本体の円錐部分4の内壁にしっかり
と固定されており、ロッド自由端の先端が本体2の中実
軸線上に位置させられて照準点を形成している(第2図
)。
照明効果を高めるため特別な開口を本体壁に形成するこ
とが便利である。
とが便利である。
本体に窓を穿った構成が第3図に示されている。
第3図に示されている角膜の中央光学領域に印付けし画
定する器具は第1図に示された器具と実質的に類似して
いるので、これら図面において同一要素を同一参照符号
により指示しており、この器具の両実施例間の差異は第
3図の器具が画定されるべき光学領域の照明効果を高め
るために開口9を有していることにある。
定する器具は第1図に示された器具と実質的に類似して
いるので、これら図面において同一要素を同一参照符号
により指示しており、この器具の両実施例間の差異は第
3図の器具が画定されるべき光学領域の照明効果を高め
るために開口9を有していることにある。
加えて、第3図に示されている器具はピンセットの助け
により外科医が該器具を保持するための平担面8を有し
ている。
により外科医が該器具を保持するための平担面8を有し
ている。
ピンセットを用いて、ホルダにより器具を持ち、ロッド
6の自由端γの先端を眼の光学軸線に合わせて器具の中
央の光案内孔を眼の光学軸線に整合させつつ、該器具を
角膜に2秒間押し付けねばならない。
6の自由端γの先端を眼の光学軸線に合わせて器具の中
央の光案内孔を眼の光学軸線に整合させつつ、該器具を
角膜に2秒間押し付けねばならない。
眼から器具を取り除くと、角膜上に目で見てわかる押圧
された印が付くので、そこから角膜縁に向って切開を行
なう。
された印が付くので、そこから角膜縁に向って切開を行
なう。
第1図は角膜の中央光学領域に印付けする器具の縦断面
図、第2図は第1図の平面図、そして第3図は角膜の中
央光学領域に印付けする器具の窓を穿った態様である。 2・・・・・・本体、5・・・・・・縁、6・・・・・
・照準、1・・・・・・照準点、8・・・・・・平担面
。
図、第2図は第1図の平面図、そして第3図は角膜の中
央光学領域に印付けする器具の窓を穿った態様である。 2・・・・・・本体、5・・・・・・縁、6・・・・・
・照準、1・・・・・・照準点、8・・・・・・平担面
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1・ 長手中空本体2の両端部の一端部5を鋭利となし
該端部5において中央光学領域の予め設定された直径に
等しい直径を有するようになし、該本体2内部にその長
手軸線に直交して照準6を設け、該照準6の照準点7を
前記器具本体2の長手軸線上に位置させていることを特
徴とする、角膜の中央光学領域画定用器具。 2 前記照準が尖った先端γを有するロッド6として形
成され、その照準点が器具本体の長手軸線上に位置させ
られている特許請求の範囲第1項記載の器具。 3 前記長手本体が、手術中に該器具を保持するのに適
するよう形成された円柱部および切断刃を形成するよう
鋭利とされた一端部を有する円錐部の三部分からなる特
許請求の範囲第1項記載の器具。 4 器具の保持に便利なようにその円柱部上に平坦面8
が形成されている特許請求の範囲第1項または第3項記
載の器丸 5 前記本体に開口が形成されている特許請求の範囲第
1項から第4項までのいずれか1項記載の器具。 6 平坦部および本体円錐部間の前記本体の円柱部に開
口が位置している特許請求の範囲第4項または第5項記
載の器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56020969A JPS5855783B2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 角膜の中央光学領域画定用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56020969A JPS5855783B2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 角膜の中央光学領域画定用器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57139334A JPS57139334A (en) | 1982-08-28 |
JPS5855783B2 true JPS5855783B2 (ja) | 1983-12-12 |
Family
ID=12041989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56020969A Expired JPS5855783B2 (ja) | 1981-02-17 | 1981-02-17 | 角膜の中央光学領域画定用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855783B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180084769A (ko) | 2016-04-28 | 2018-07-25 | 국립대학법인 나고야공업대학 | 일렉트로 스피닝법을 사용하여 생분해성 섬유로 이루어지는 골재생용 재료를 제조하기 위한 방법 |
-
1981
- 1981-02-17 JP JP56020969A patent/JPS5855783B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180084769A (ko) | 2016-04-28 | 2018-07-25 | 국립대학법인 나고야공업대학 | 일렉트로 스피닝법을 사용하여 생분해성 섬유로 이루어지는 골재생용 재료를 제조하기 위한 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57139334A (en) | 1982-08-28 |
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