JPS5855308A - 高濃度次亜塩素酸ソ−ダ水溶液の製造法 - Google Patents

高濃度次亜塩素酸ソ−ダ水溶液の製造法

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JPS5855308A
JPS5855308A JP15511081A JP15511081A JPS5855308A JP S5855308 A JPS5855308 A JP S5855308A JP 15511081 A JP15511081 A JP 15511081A JP 15511081 A JP15511081 A JP 15511081A JP S5855308 A JPS5855308 A JP S5855308A
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sodium hypochlorite
soln
chlorine
reactor
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JP15511081A
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Masahiro Asakura
朝倉 正景
Norihiko Hoshino
星野 紀彦
Kyuichi Fujita
藤田 久一
Nobuyuki Taniguchi
伸幸 谷口
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Kureha Corp
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高濃度次亜塩素酸ソーダ水溶液の製造方法に関
する。詳しくは苛性ソーダと塩素とを反応させるに際し
、45〜55%苛性ソーダを反応器液面より、一方塩素
ガスー水混合物を反応器底部ノズルより連続的に供給し
て反応させる方法である。
苛性ソーダ水溶液と塩素ガスを反応させ次亜塩素酸ソー
ダ水溶液を得る場合、生成する食塩の結晶が析出しない
ようKするには苛性ソーダ濃度を約20%以下とする必
要がある。この条件での反応液は有効塩素濃度12〜1
3qb9食虐10〜12%であり、室温程度では食塩は
析出しない。これ以上の有効塩素濃度を得るには原料苛
性ソーダ濃度を高くする必要がある。
しかし苛性ソーダ濃度が高くなるに従い、液の粘度も高
くなり、塩素ガスの液中での分散が悪くなり局部的な過
塩素化反応を起こす。これは塩素ガスの原単位を悪くす
るだけでなく、連鎖反応を引き起こし反応液全体を塩素
酸ソーダと食塩に分解し、その反応熱により設備破損の
危険性をもつ。また析出する食塩結晶によるトラブルも
多く、液中に開口した塩素ガスノズルが詰り易く定量的
供給が不可能となり、反応液の品位もばらつくばかりで
なく、結晶粒径も細〃為〈なりその後の分離に支障をき
たす。
特に40〜50チの苛性ソーダ水溶液に塩素ガスをバッ
チ式で導通する場合、その反応初期においてはほとんど
の塩素ガスが吸収されないまま液面に浮上し、理論量の
塩素ガスな吸収させるKは長時間を要し実際的ではなく
、析出する結晶も細かく分離が困難である。
また連続して当量的に苛性ソーダと塩素ガスな供給する
としても、短時間で塩素ガスノズルが詰まり、洗浄が必
要となり、定常的な供給は不可能となる。塩素ガスの不
規則な導通は局部的な過塩素化を起こしたり、液組成に
変動をきたし液晶質2食塩結晶粒径をばらつかせる原因
となる。
本発明者等はこのような状況において安定したしかも高
品質の高濃度次亜塩素酸ノーグ水溶液の製造方法につい
て種々研究した結果、下記の如き知見を得て本発明に至
った。
すなわち45〜5516の苛性ソーダ水溶液と塩素ガス
?連続的に供給する方法として苛性ソーダは反応器液面
上より、一方塩素ガスは適量の水と混合させ反応器液底
部のノズルより吹き出させることにより過塩素化反応が
抑えられ、高品質の高濃度次亜塩素酸ソーダ水溶液が得
られる。また過塩素化の危険が少なく析出する食塩結晶
の粒径も大きく、その後の分離操作上有利であるばかり
でなく、塩素ガスノズルの詰りは全熱なく安定した運転
が得られる。
本発明による高濃度次亜塩素酸ソーダ水溶液製造は具体
的には次のようにして得られる。
攪拌機、冷却コイル、反応液オーバーフロー口ft具備
した反応器に市販次亜塩素酸ソーダ水溶液(有効塩素1
2〜13%、食塩10〜12チ)を仕込む。次に45〜
55%苛性ソーダ溶液を液面上より、一方塩素ガスな反
応器底部に取付けた分散ノズルより供給する。この時塩
素ガスはノズルより上流部において供給した水と充分混
合された後吹出させる。その後所定の液PF3温度にな
るよう調整しながら連続的に反応させる。
反応液はオーバーフロー出口より回収し、沈降槽あるい
は遠心分離機で固液分離する。ここにおいて供給する水
の量はα3〜t2H!0kVc12kNが適量であり、
これより低い範囲ではノズルのつまりをきたし、高い範
囲では液濃度が低くなり、高濃度次亜塩素酸ソーダ水溶
液が得にくくなる。
また塩素ガスと水の混合の具合は単にノズル近辺におい
てガスと水とな接触させるだけでは効果がな(、水をあ
る程度ミスト化できる混合部が必要である。
このようKして連続反応を行なうときは局部的な過塩素
化が抑えられ、反応器よりオーバーフローしてくる生成
液中の塩素酸ソーダの濃度は0.1〜0.2%と低く、
塩素ガスのみを吹き込む方法に比べ115〜1/3とな
っており、品質の良い高濃度次亜塩素酸ソーダ水溶液が
得られる。
これは塩素ガス吹出しノズル近辺で起こると考えられる
過塩素化反応が#Xigガスと同時に同じノズルより供
給される水の存在により緩和されるものと考えられる。
すなわち吹き出しノズル近辺で反応生成した次亜塩素酸
ソーダがすぐ後に続く塩素と直接接触する頻度が低くな
るためと推測される。またこの供給水の存在は食塩結晶
が析出する領域において液粘度、液質を変え、ノズル近
辺での2次核の発生を抑え結晶が成長しやすい条件をつ
くり、そのため析出する食塩結晶が400〜450μの
粒径にまで成長し、その分離な容易にする。
更に本発明方法においては塩素ガスノズルのりまりが全
くなく、塩素ガス吹出し圧は反応器液深さ圧のみ程度で
よく、殆んど変動なく長時間に亘る連続運転が安定して
行ない得る。従って高圧設備を必要としない。
次に上記発明の効果を実施例を用いて述べる。
実施例1 攪拌機(300rpl) 、冷却コイル、オーバーフロ
ー出口、底部に41111φ×4ケのC7!吹き出しノ
ズルを持ち、供給水が一時保持される環状の供給管を持
つ254の反応器に市販の次亜塩素酸ソーダ水溶液を仕
込み、次に491苛性ソーダを18.8 kl/hrで
液面上より、一方塩素ガスは上流で水と混合(塩素7.
8 kg/hr 。
水5.5に9/4r 、 HtO/Cjt = Cl3
 )させ、底部環状供給管より吹き出させ、反応液はオ
ーバ−70−出口より回収する。
50時間の連続運転を行なったが、この間塩素吹出し圧
はα1 kg/z”程度で全熱変化なく、反応温度23
〜25℃、FH1&4〜13.6で安定した運転が可能
であった。4時間おきに反応液をサンプリング分析した
がほとんど一定であった。反応開始後8時間経過のオー
バ−70−液分析結果では反応液組成は有効塩素24.
0−、食塩2α7%、水酸化ナトリウムα95−1塩素
酸ソーダα15チであった。この反応液な遠心分離機に
かけ食塩を分離したところ平均粒径495μの結晶が得
られ、P液組成は有効塩素2&2%1食tJ!6.51
水酸化ナトリウム1131g、tJi素酸ンーダ0.1
8%であった。
実施例2 実施例1と同じ装置な用い市販次亜塩素酸ソーダ水溶液
を仕込んだ後、52.81都苛性ソーダを141に9/
”re塩素ガスz5kll/hr 、混合水7.5kl
l/hr (混合比H宜07C1x = to )で供
給した。約50時間の連続運転中塩素吹き込み圧は0.
08 kl/hrで一定0反応温度26〜28’e、7
)HIN5〜15.7でコントロールされた。
反応開始後8時間経過のオーバーフロー液を分析したと
ころ、有効塩素22.5%1食#119.5゜優、水酸
化ナトリウム110qk、塩素酸ノーズ(115%であ
った。この反応液を遠心分離機Kかけて食塩を分離した
ところ平均粒径470μの結晶が得られ、P液組成は有
効塩素25.61゜食頃&8チ、#1素酸ソーダα15
チであった。
比較例1 攪拌機(300rpl)l冷却コイル、液オーバーフロ
ー出ロ、底部に40φ×4ケのノズルのある塩素供給管
なもつ25ノの反応器に市販の次亜塩素酸ソーダ水溶液
を仕込み、次に57.9%(1)苛性ソーダを液面上よ
り27.2に9/hr 。
塩素をノズルより8.95kl/hrで吹き出させた。
反応液はオーバーフロー出口より取り出した。
この反応では結晶析出後約30分根度で塩素ノズルがつ
まり、圧力が1咳4−以上に上昇した。2階層上昇した
時点で反応な止めノズルを水洗した。その後15〜30
分に1回の頻度でノズルを水洗しながら塩素化反応を続
けた。
この間塙素吹き込み圧力は15〜2.2kg/cnr”
 。
反応温度21〜25℃、FHI五2〜1五7であった。
反応開始後8時間経過の反応液組成は有効塩素22.9
5G、食tJ[2tO% 、 水酸化す) V ラムα
93チ、#i素酸ソーダα62チであった。遠心分離後
のr液組成は有効塩素26.5チ2食塙7.0qII、
水酸化ナトリウム11% 、塩素酸ソーダα73嘩であ
った。また食塩結晶の平均粒径は180μであった。
比較例2 比較例1とノズル径だけ違いC6w5aφ×4ケ)他は
同じ装置を用い、40%苛性ソーダ20に9Ar、#1
素ガス12に4/hrで供給した。食塩結晶析出後約1
5分で頃素吹き出し圧が1蝋4−まで上昇した。2.0
 ky/m 21昇するごとに反応をストップしてノズ
ルを水洗しながら反応を続けた。反応温度は25〜29
℃、PH12〜1五8であった。反応開始後8時間経過
の反応液組成は有効塩素24.4%、食W 22.5チ
、水酸化ナトリウムα65% 、塩素酸ソーダ0.65
%であった。遠心分離後のP液組成は有効塩素3t6チ
食塩4.8q/IJ、水酸化ナトリウム0.8チ、塩素
酸ソーダQ、82%であった。また食塩結晶の平均粒径
は170μであった。
以  上 融5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 苛性ソーダと塩素を反応させて高濃度の次亜塩素酸ソー
    ダ溶液を得るに際し、45〜55−の苛性ソーダを反応
    器液面より、一方塩素ガスー水混合物を反応器底部ノズ
    ルより連続的に供給して反応させることを特徴とする高
    濃度次亜塩素酸ソーダ水溶液の製造法。
JP15511081A 1981-09-30 1981-09-30 高濃度次亜塩素酸ソ−ダ水溶液の製造法 Expired JPS608961B2 (ja)

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JPS608961B2 JPS608961B2 (ja) 1985-03-07

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