JPS5855115Y2 - 係維掃海具 - Google Patents
係維掃海具Info
- Publication number
- JPS5855115Y2 JPS5855115Y2 JP15050179U JP15050179U JPS5855115Y2 JP S5855115 Y2 JPS5855115 Y2 JP S5855115Y2 JP 15050179 U JP15050179 U JP 15050179U JP 15050179 U JP15050179 U JP 15050179U JP S5855115 Y2 JPS5855115 Y2 JP S5855115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deployer
- minesweeper
- cable
- minesweeping
- mooring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は掃海装置の改良に関し、特に展開器の姿勢保
持手段を改良したものである。
持手段を改良したものである。
従来、展開器の姿勢を適切に保持してこれから水平方向
の揚力を得るために曳航ブイを利用していた。
の揚力を得るために曳航ブイを利用していた。
これを図面に基いて説明すると、第1図は従来の係維掃
海具を示したものであり、ロープ切断器2,2・・・・
・・を取り付けた掃海索4の後端の展開器6は、相互に
平行な複数枚の翼板8,8・・・・・・を備えている。
海具を示したものであり、ロープ切断器2,2・・・・
・・を取り付けた掃海索4の後端の展開器6は、相互に
平行な複数枚の翼板8,8・・・・・・を備えている。
この展開器と掃海索の間に四ツ目板10を介在させ、そ
の上端を索12を介して曳航ブイ14の浮力で引き上げ
ることにより、展開器の翼板を直立させる。
の上端を索12を介して曳航ブイ14の浮力で引き上げ
ることにより、展開器の翼板を直立させる。
この直立した翼板から水平方向の揚力を得、これによっ
て掃海索4を横方向に展開させるようになっている。
て掃海索4を横方向に展開させるようになっている。
しかしこのものでは、翼板は完全に直立するのではなく
、索12の張力の垂直成分とつり合いを保つために実際
には斜め向きの姿勢をとる。
、索12の張力の垂直成分とつり合いを保つために実際
には斜め向きの姿勢をとる。
したがって掃海索の展開に用いられるのは展開器に生じ
た揚力の一部でしかなく、効率が悪い。
た揚力の一部でしかなく、効率が悪い。
しかも四ツ目板10の基孔の位置や四ツ目板に展開器を
止着する索の長さ等は展開器のバランスに微妙な影響を
もたらすのでこれらの調整には大変手間か′かかる。
止着する索の長さ等は展開器のバランスに微妙な影響を
もたらすのでこれらの調整には大変手間か′かかる。
この考案はかかる欠点を除去することを目的とするもの
であり、展開器に、曳航ブイと翼に水流を受けて下向き
の揚力を生ずる沈降器をそれぞれ繋止して展開器の姿勢
を適切に保持するようにしたものである。
であり、展開器に、曳航ブイと翼に水流を受けて下向き
の揚力を生ずる沈降器をそれぞれ繋止して展開器の姿勢
を適切に保持するようにしたものである。
以下図面に基いてこの考案に係る係維掃海具を具体的に
説明する。
説明する。
第2図および第3図は使用状態における係維掃海具のそ
れぞれ平面図および側面図であり、船舶(図示しない)
に曳航される一対の掃海索16.16の後方には、敷設
機雷を繋止している索を切断するロープ切断器18.1
8・・・・・・が間隔を設けて配設されている。
れぞれ平面図および側面図であり、船舶(図示しない)
に曳航される一対の掃海索16.16の後方には、敷設
機雷を繋止している索を切断するロープ切断器18.1
8・・・・・・が間隔を設けて配設されている。
これらの掃海索前方の点20には沈降器22から導いた
索24が結着してあり、この沈降器は水流を受けたとき
に下向きの揚力を生ずる翼を備え、この揚力により掃海
索16.16を所定の深度の海中に保持する。
索24が結着してあり、この沈降器は水流を受けたとき
に下向きの揚力を生ずる翼を備え、この揚力により掃海
索16.16を所定の深度の海中に保持する。
なお、この沈降器22は後述する沈降器50と略同形の
ものである。
ものである。
前記各掃海索16の後端に繋止される展開器26は第4
図および第5図に詳細を示すように、フラップ28を備
えた主翼30と水平尾翼32を有し、これらの翼は略同
形の3枚の支持板34で互に連結されており、各支持板
の後部は垂直尾翼36を形成する。
図および第5図に詳細を示すように、フラップ28を備
えた主翼30と水平尾翼32を有し、これらの翼は略同
形の3枚の支持板34で互に連結されており、各支持板
の後部は垂直尾翼36を形成する。
左右支持板34には、それぞれ点38.38において、
掃海索16後端から分岐した索40.40が止着される
。
掃海索16後端から分岐した索40.40が止着される
。
中央支持板34には点42.42において左右一対の杆
体44.44を枢着し、左右支持板34.34にはこの
杆体の揺動を妨げないよう、前後方向に長い孔46を穿
設する。
体44.44を枢着し、左右支持板34.34にはこの
杆体の揺動を妨げないよう、前後方向に長い孔46を穿
設する。
これらの杆体44の先端アイ448部には、第3図に示
すように、曳航ブイ48および沈降器50からそれぞれ
導いた索52 、54を止着する。
すように、曳航ブイ48および沈降器50からそれぞれ
導いた索52 、54を止着する。
前記曳航ブイは特に曳航力を減小させるために、胴体5
6の下部に水中翼58を設け、曳航中は水中翼に生ずる
揚力で胴体が浮上するようになっている。
6の下部に水中翼58を設け、曳航中は水中翼に生ずる
揚力で胴体が浮上するようになっている。
前記沈降器50は第6図に示すように主翼60と水平尾
翼62およびこれらを連結し、がつ後部を垂直尾翼64
とした左右側板66 、66から成り、水流を受けたと
き下向きの揚力を生じるようになっている。
翼62およびこれらを連結し、がつ後部を垂直尾翼64
とした左右側板66 、66から成り、水流を受けたと
き下向きの揚力を生じるようになっている。
このように構成したので、船舶が掃海索16.16を曳
航すると、前方の沈降器22に下向きの揚力が生じ、掃
海索を所定の深度に保持する。
航すると、前方の沈降器22に下向きの揚力が生じ、掃
海索を所定の深度に保持する。
一方曳航ブイ48は水中翼58に生じた揚力で展開器2
6を上向きに引っ張る。
6を上向きに引っ張る。
反対に沈降器50は主翼に生じた揚力で展開器26を下
向きに引っ張る。
向きに引っ張る。
かくて展開器26は第2図または第3図に示すように翼
を垂直にした姿勢をとる。
を垂直にした姿勢をとる。
直立した主翼30は、水流を受けて水平方向の揚力を生
じ、この揚力により、掃海索16,16は第2図に示す
ように水平面内に広く展開し、所期の目的を達する。
じ、この揚力により、掃海索16,16は第2図に示す
ように水平面内に広く展開し、所期の目的を達する。
なお、曳航ブイ48からの索52と、沈降器がらの索5
4は、前後方向に揺動し得るよう展開器の中心線に枢着
した杆体44.44にそれぞれ止着しであるので、展開
器には、これを後方に引っ張る抵抗力以外の無用のモー
メントは作用しない。
4は、前後方向に揺動し得るよう展開器の中心線に枢着
した杆体44.44にそれぞれ止着しであるので、展開
器には、これを後方に引っ張る抵抗力以外の無用のモー
メントは作用しない。
従って展開器は常に正しく進行方向を向く。
この考案は以上の実施例にのみ拘束されるものではなく
、例えば展開器や曳航ブイは第1図に従来例として示し
たような構成のものであってもよく、また沈降器は下向
きの揚力を生ずるものであればどのような形状のもので
もよい。
、例えば展開器や曳航ブイは第1図に従来例として示し
たような構成のものであってもよく、また沈降器は下向
きの揚力を生ずるものであればどのような形状のもので
もよい。
以上説明したようにこの考案は、展開器26の片側を曳
航ブイ48で上に、反対側を沈降器50で下に引っ張る
ようにしたので、展開器の姿勢を、翼が直立するように
保持することができる。
航ブイ48で上に、反対側を沈降器50で下に引っ張る
ようにしたので、展開器の姿勢を、翼が直立するように
保持することができる。
したがって展開器に生ずる揚力を掃海索16.16の展
開に無駄なく利用することができ、従来の装置に比べて
掃海幅68を広くとることができる。
開に無駄なく利用することができ、従来の装置に比べて
掃海幅68を広くとることができる。
しがも従来の装置に付き物であった面倒な調整が必要で
ない。
ない。
第1図は従来の係維掃海具を示す斜視図、第2図ないし
第6図はこの考案の実施例を示すものであり、第2図は
使用状態における係維掃海具の平面図、第3図は同じく
側面図、第4図は展開器の平面図、第5図は第4図のV
−■断面図、第6図は沈降器の斜視図である。 16・・・・・・掃海索、26・・・・・・展開器、4
4・・・・・・杆体、48・・・・・・曳航ブイ、50
・・・・・・沈降器、52・・・・・・索、54・・・
・・・索。
第6図はこの考案の実施例を示すものであり、第2図は
使用状態における係維掃海具の平面図、第3図は同じく
側面図、第4図は展開器の平面図、第5図は第4図のV
−■断面図、第6図は沈降器の斜視図である。 16・・・・・・掃海索、26・・・・・・展開器、4
4・・・・・・杆体、48・・・・・・曳航ブイ、50
・・・・・・沈降器、52・・・・・・索、54・・・
・・・索。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■、氷水中船で曳航される掃海索16の後端に繋止され
る展開器26の姿勢を、その翼が直立するように保持す
るために、展開器の片側を、海面上に浮いている曳航ブ
イ48と索52で結び、展開器の反対側を、翼に水流を
受けて下向きの揚力を生ずる沈降器50と索54で結ん
だことを特徴とする係維掃海具。 2、前記展開図26の略中心線上に、左右一対の杆体4
4を前後方向にのみ揺動し得るように枢支し、これらの
杆体の各先端に、前記索52および索54を繋止した、
実用新案登録請求の範囲第1項記載の係維掃海具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15050179U JPS5855115Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | 係維掃海具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15050179U JPS5855115Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | 係維掃海具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670398U JPS5670398U (ja) | 1981-06-10 |
JPS5855115Y2 true JPS5855115Y2 (ja) | 1983-12-16 |
Family
ID=29381535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15050179U Expired JPS5855115Y2 (ja) | 1979-10-30 | 1979-10-30 | 係維掃海具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855115Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-30 JP JP15050179U patent/JPS5855115Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670398U (ja) | 1981-06-10 |
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