JPS5855058A - 電気集塵方法 - Google Patents
電気集塵方法Info
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- JPS5855058A JPS5855058A JP15141281A JP15141281A JPS5855058A JP S5855058 A JPS5855058 A JP S5855058A JP 15141281 A JP15141281 A JP 15141281A JP 15141281 A JP15141281 A JP 15141281A JP S5855058 A JPS5855058 A JP S5855058A
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- discharge
- voltage
- controlling
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気集塵方式に関し、特に高抵抗粉塵を効率良
く集塵するための電気集塵方式に関するものである。
く集塵するための電気集塵方式に関するものである。
電気集塵機は、放電電極と集塵電極との間に高電圧印加
することくよってコロナ放電を発生させ、このコロナ放
電電流を集塵電極間に流通し、流通部分に気体を供給す
ることによって含有粉塵に帯電を行なわせることにより
、骸帯電粉塵を電層電極側Kl&着させるものである。
することくよってコロナ放電を発生させ、このコロナ放
電電流を集塵電極間に流通し、流通部分に気体を供給す
ることによって含有粉塵に帯電を行なわせることにより
、骸帯電粉塵を電層電極側Kl&着させるものである。
この場合、電気集塵機に於いて杜、集塵電極に付着する
粉塵の固有抵抗によって、その業態効率が大きく左右さ
れる。つまり、集塵電極に付着し九粉應層には放電電極
から電流が流入し、この粉塵層を介して集塵電極に流れ
る。そして、この粉塵層には電位差が生じ、放電電極か
ら集塵電極に流れる電流はこの電位差に対応しえものと
なる1例えば、放電電極から集塵電極へ流れる平均電流
密度を17−とし、電流蓋の流通時間をICとすると、
ム一の粉腺層に供給される電気i1Qは、 Q=直拳A*tc ・
・・−(1)となり、これによって電圧Vdlが生ずる
。ここで、粉塵層の電気容量をOdとすると、粉塵層の
容量cdは粉塵層の厚みをd、真空誘電率をllo。
粉塵の固有抵抗によって、その業態効率が大きく左右さ
れる。つまり、集塵電極に付着し九粉應層には放電電極
から電流が流入し、この粉塵層を介して集塵電極に流れ
る。そして、この粉塵層には電位差が生じ、放電電極か
ら集塵電極に流れる電流はこの電位差に対応しえものと
なる1例えば、放電電極から集塵電極へ流れる平均電流
密度を17−とし、電流蓋の流通時間をICとすると、
ム一の粉腺層に供給される電気i1Qは、 Q=直拳A*tc ・
・・−(1)となり、これによって電圧Vdlが生ずる
。ここで、粉塵層の電気容量をOdとすると、粉塵層の
容量cdは粉塵層の厚みをd、真空誘電率をllo。
シ、粉塵層に発生する電圧Vdlは、
となり、単位厚み当りに発生する電圧はVd @/ d
となる。そしてこの粉塵層を介して集塵電極に流れる電
流は%電圧と抵抗値によって決定される。今、粉塵層の
最高電圧をVd・、抵抗をRdとすると、td待時間後
線電圧Vd・が低下する。
となる。そしてこの粉塵層を介して集塵電極に流れる電
流は%電圧と抵抗値によって決定される。今、粉塵層の
最高電圧をVd・、抵抗をRdとすると、td待時間後
線電圧Vd・が低下する。
となる、そして、粉層の固有抵抗をpとすると、vd、
==(1−e−J@So@声、 ) ・−(4)と
なる、ここで、電気集塵機に於いて、集塵電極に。付着
した粉塵層線、流入する電気量と放出する電気量が平衡
した時に安定するものであり、従ってVd1 =Vd、
の条件下に於いてのみしか運転されない、この結果、上
記(2) ? (3)式より、粉塵層の単位厚み当りに
発生する最高電圧Vd6/dとなる。即ち、電気集塵機
の運転中に於ける粉Jl1層の電圧は、放電電流量に比
例して高くなり、また粉塵の固有抵抗−が大きくなる程
高い・電圧となる。そして、粉塵層の電圧Vd@/dが
高くなると、粉塵層の絶縁が破壊されて放電し、これが
ノ々ツクコロナ現象となって集塵効率を大幅に低下させ
てしまうために、電圧Vd・の最大値が制限される。こ
のため、粉−の固有抵抗が高い場合には、放電電流量を
少なくしなければならない。
==(1−e−J@So@声、 ) ・−(4)と
なる、ここで、電気集塵機に於いて、集塵電極に。付着
した粉塵層線、流入する電気量と放出する電気量が平衡
した時に安定するものであり、従ってVd1 =Vd、
の条件下に於いてのみしか運転されない、この結果、上
記(2) ? (3)式より、粉塵層の単位厚み当りに
発生する最高電圧Vd6/dとなる。即ち、電気集塵機
の運転中に於ける粉Jl1層の電圧は、放電電流量に比
例して高くなり、また粉塵の固有抵抗−が大きくなる程
高い・電圧となる。そして、粉塵層の電圧Vd@/dが
高くなると、粉塵層の絶縁が破壊されて放電し、これが
ノ々ツクコロナ現象となって集塵効率を大幅に低下させ
てしまうために、電圧Vd・の最大値が制限される。こ
のため、粉−の固有抵抗が高い場合には、放電電流量を
少なくしなければならない。
しかし、放電型fitは粉層を荷電する要素でめること
から、この放電′#IIL+51を少なくすると荷重量
が少なくなって集塵効率が大幅に低下してしまう。
から、この放電′#IIL+51を少なくすると荷重量
が少なくなって集塵効率が大幅に低下してしまう。
これを改善するためには、電流供給時間tcを短かくシ
、粉塵層放電時間tdを長くすれば良いことが古くから
知られている。そして、従来からリップルの大きな単相
全波波形を放電電極と集塵電極との間に加えることによ
って、tBtcを3:1〜3.5:1に設定するもの、
あるい件オープンブリッジ整流回路の中波整流波形を用
いることによって、tc待時間2倍にすることが試みら
れている。
、粉塵層放電時間tdを長くすれば良いことが古くから
知られている。そして、従来からリップルの大きな単相
全波波形を放電電極と集塵電極との間に加えることによ
って、tBtcを3:1〜3.5:1に設定するもの、
あるい件オープンブリッジ整流回路の中波整流波形を用
いることによって、tc待時間2倍にすることが試みら
れている。
しかしながら、上記構成に於いては、低いコロナ放電停
止電圧がtc待時間わたって維持される結果、集塵に必
要な電界も低くなってしまい。
止電圧がtc待時間わたって維持される結果、集塵に必
要な電界も低くなってしまい。
集塵効率を上げるまでには致らなかった。また。
上記(5)式ニ於いてvd・/dを100KV/cII
Aとしたとき、粉塵の固有抵抗を1014Ω/al %
誘電率3とし、電流1を通常の状wit<*頭重流値α
6μヤー)と仮定すると、tdは0.15秒、tcは5
X10’秒となる。このために1上記条件を満す九めに
は、単相半波整流出力程度を用いたのでは集塵効率を上
けることが出来ず、このために;ロナ放電用の電源と集
塵用電線とを分離し、放電−極にtc待時間け高電圧を
与えてコロナ放電を廻して電流を流し、集じん電界を作
るための電極Ktd時間だけ高電圧を供給するととによ
り%’d:teをaoo:tにする方法が提案されてい
る。
Aとしたとき、粉塵の固有抵抗を1014Ω/al %
誘電率3とし、電流1を通常の状wit<*頭重流値α
6μヤー)と仮定すると、tdは0.15秒、tcは5
X10’秒となる。このために1上記条件を満す九めに
は、単相半波整流出力程度を用いたのでは集塵効率を上
けることが出来ず、このために;ロナ放電用の電源と集
塵用電線とを分離し、放電−極にtc待時間け高電圧を
与えてコロナ放電を廻して電流を流し、集じん電界を作
るための電極Ktd時間だけ高電圧を供給するととによ
り%’d:teをaoo:tにする方法が提案されてい
る。
しかし、この方法に於いては、電流供給時間は5X1G
”’秒と極めて短いものとなるとともに、放電に要する
数十キa−ルトでかつ数アンペアの大電力を制御するこ
とは極めて困難であシ、今だかつて実用化されていない
。
”’秒と極めて短いものとなるとともに、放電に要する
数十キa−ルトでかつ数アンペアの大電力を制御するこ
とは極めて困難であシ、今だかつて実用化されていない
。
従って1本発明による目的は、放電電流の供給時間と停
止時間との比を300:1程度とし、かつ停止時間を!
! X 10”’秒以下となるように容易に制御するこ
とにより、高抵抗粉層の集塵効率を大幅に向上し良電気
集塵方式を提供することである。
止時間との比を300:1程度とし、かつ停止時間を!
! X 10”’秒以下となるように容易に制御するこ
とにより、高抵抗粉層の集塵効率を大幅に向上し良電気
集塵方式を提供することである。
このよう1目的を達成する丸めに本発明は、放電電極に
近接して制御電極を設け、放電電極と集塵電極との間に
は一定の高電圧を印加しておき、前記制御電極と放電電
極間に印加する低電圧の制御電圧を制御することにより
、電界制御によって放電電極の放電電流を制御するもの
である。以下、図面を用いて本発明による電気集塵方式
を詳細に説明する。
近接して制御電極を設け、放電電極と集塵電極との間に
は一定の高電圧を印加しておき、前記制御電極と放電電
極間に印加する低電圧の制御電圧を制御することにより
、電界制御によって放電電極の放電電流を制御するもの
である。以下、図面を用いて本発明による電気集塵方式
を詳細に説明する。
第1図、第2図は本発明に用いられる電気集塵装置の一
実施例を示す電極部の要部平面図および側面図であって
、集塵部と放電部とによって構成されている。集塵部は
金属製の平板からなる集塵電極lが互いに平行に配置さ
れた構造をなし、その中線上には放電部が設けられてい
る。そして、この放電部は、複数のブロックB。
実施例を示す電極部の要部平面図および側面図であって
、集塵部と放電部とによって構成されている。集塵部は
金属製の平板からなる集塵電極lが互いに平行に配置さ
れた構造をなし、その中線上には放電部が設けられてい
る。そして、この放電部は、複数のブロックB。
〜B4が第2図に示すように構成されて一直線状に並設
された構造をなしており、各放電ブロックB1〜B4は
縦枠2m、2bの間に放電電極3゜制御電極4が固定さ
れた電極−支持体5および第3電極6が互いに所定距離
離間して縦方向に並設されている。そしてこの場合、放
電電極3゜制御電極4および第31を極6は次のように
して取り付けられている。つまり、第3図および第4図
に要部断面図および端面図を拡大して示すように1縦枠
2畠は断面0状をなして一方向が開放されており、電極
支持体5は組立て性の関係から断面0字状の部材5m、
5bが互いに対向して接合されることによって中空体を
構成している。そして、この電極支持体5を構成する部
材5m、5bの平担部には、先端を円形とすることによ
り無放電構造とした複数個の制御電極4が等間隔に植設
されて上下方向に集塵電極1に対して平行となるように
延在している。また、この中空体によって構成される電
極支持体の中心部には、放電電極支持体5Cが貫通し、
その両端部に設けられている一ルト部5dが縦枠2m、
2bに設けられている孔に装着されている段状の絶縁ス
ペーサ7を貫通し、縦枠21の内部を該縦枠2aK対し
て電気的に独立した状態で延在する給電A−gとともに
ナツト9およびワッシャ10によって縦枠2m、2bに
共締めされている。また、放電極支持棒5Cの各制御電
極40間には、先端が針状とされた放電電極3が貫通し
てカシメ等により固定されておシ、その先端部は電極支
持体5に装着された段状の絶縁スペーサ11を貫通して
制御電極4に沿う方向に延在し、その先端は制御電極4
の先端位置にはぼ一致している。従って、電極支持部5
は、ナツト9を締め付けることによってその両端が縦枠
2m、2brI4に挟持され、絶縁スペーサ11の段部
に於いてその中心部に放電極支持棒5cが位置決めされ
ることになる。このため蛤、放電電極3は給電/キー8
−放電極支持棒5cを介して給電され、制御電極4は縦
棒2蟲、2b−電極支持体5を介して給電されることに
なる。
された構造をなしており、各放電ブロックB1〜B4は
縦枠2m、2bの間に放電電極3゜制御電極4が固定さ
れた電極−支持体5および第3電極6が互いに所定距離
離間して縦方向に並設されている。そしてこの場合、放
電電極3゜制御電極4および第31を極6は次のように
して取り付けられている。つまり、第3図および第4図
に要部断面図および端面図を拡大して示すように1縦枠
2畠は断面0状をなして一方向が開放されており、電極
支持体5は組立て性の関係から断面0字状の部材5m、
5bが互いに対向して接合されることによって中空体を
構成している。そして、この電極支持体5を構成する部
材5m、5bの平担部には、先端を円形とすることによ
り無放電構造とした複数個の制御電極4が等間隔に植設
されて上下方向に集塵電極1に対して平行となるように
延在している。また、この中空体によって構成される電
極支持体の中心部には、放電電極支持体5Cが貫通し、
その両端部に設けられている一ルト部5dが縦枠2m、
2bに設けられている孔に装着されている段状の絶縁ス
ペーサ7を貫通し、縦枠21の内部を該縦枠2aK対し
て電気的に独立した状態で延在する給電A−gとともに
ナツト9およびワッシャ10によって縦枠2m、2bに
共締めされている。また、放電極支持棒5Cの各制御電
極40間には、先端が針状とされた放電電極3が貫通し
てカシメ等により固定されておシ、その先端部は電極支
持体5に装着された段状の絶縁スペーサ11を貫通して
制御電極4に沿う方向に延在し、その先端は制御電極4
の先端位置にはぼ一致している。従って、電極支持部5
は、ナツト9を締め付けることによってその両端が縦枠
2m、2brI4に挟持され、絶縁スペーサ11の段部
に於いてその中心部に放電極支持棒5cが位置決めされ
ることになる。このため蛤、放電電極3は給電/キー8
−放電極支持棒5cを介して給電され、制御電極4は縦
棒2蟲、2b−電極支持体5を介して給電されることに
なる。
一方、第3電極6は楕円状をなした中空体によって構成
されてお9、その内部を貫通する2本の2ルト12の両
端をナツト13によシ縦枠2mに締め付けることによっ
て、第3電極6を縦枠2m、、2b間に挟持1ておシ、
こ10M13電極6は縦枠2m、2bを介して給電を受
けることによって制御電極4と同電位にされる。
されてお9、その内部を貫通する2本の2ルト12の両
端をナツト13によシ縦枠2mに締め付けることによっ
て、第3電極6を縦枠2m、、2b間に挟持1ておシ、
こ10M13電極6は縦枠2m、2bを介して給電を受
けることによって制御電極4と同電位にされる。
このように構成された放電部は、それぞれ放電ブロック
B1〜B4として独立に作られた後、第2図に示すよう
に並設して横枠14により固定することによって一体化
している。この場合、各放電ブロック81〜B4は、各
電極の配列が矢印Aで示すガス流の方向Kmして、交差
する方向に順次ずらされている。
B1〜B4として独立に作られた後、第2図に示すよう
に並設して横枠14により固定することによって一体化
している。この場合、各放電ブロック81〜B4は、各
電極の配列が矢印Aで示すガス流の方向Kmして、交差
する方向に順次ずらされている。
このように構成され九電気集塵装置に於いて、給電ノ9
−8および放電極支持体5Cを介して放電電極3に負の
高電圧を印加し、集塵電極1に正の高電圧を印加すると
、針状をなし九放電電極3の先端部K :Ioす放電が
発生し、集塵電極1に向って電流が拡散しながら流れる
。そして、この電流の流れる空間に於ける電界は、電極
支持体5と第3電極6によって摺曲した形となるために
、電流は仁の電界の形状によって流通範囲が制限され、
その電流流通帯は第2図に斜線14で示す範囲となる。
−8および放電極支持体5Cを介して放電電極3に負の
高電圧を印加し、集塵電極1に正の高電圧を印加すると
、針状をなし九放電電極3の先端部K :Ioす放電が
発生し、集塵電極1に向って電流が拡散しながら流れる
。そして、この電流の流れる空間に於ける電界は、電極
支持体5と第3電極6によって摺曲した形となるために
、電流は仁の電界の形状によって流通範囲が制限され、
その電流流通帯は第2図に斜線14で示す範囲となる。
この電流流通?IF14内に於いては、電流の拡散が制
限される丸めに、放電電極3から遠い部分に於いても電
流密度は小さくならず、全体として比較的均一な電流密
度が得られるととKなる。また、放電電極30間隔を狭
くするととによシ、放電電極3間の電流密度差も少なく
なり、電流流通帯14に於ける電流密度は、放電電極3
に極めて近い部分を除いてほぼ均一化される。仁の場合
、縦枠2a、2bおよび電極支持体5を介して放電電極
3と制御電極4および第3電極6との間に、常時は制御
電極4および第3電極6が負となる制御電圧を印加して
おく。このような状態に制御電圧を印加すると、放電電
極3の先端附近に於ける電界が制御電極4および第3電
極6の影譬を強く受けゐことになる。即ち、集塵電極1
と放電電極3との間の高電圧によって生ずる電気力線は
、制御電極4および第3電極6による電気力線によって
弱められることになり、制御電極4および第3電極6に
加える負極電圧に対応してコロナ放電を行なう電界が低
くなる。そして、この場合にコロナ放電を行なう電界に
与える影響力は、放電電極3と制御電極4および第3電
極6との間の電位差によって与えられることにな9%制
御電極4の電位はコロナ放電を制御することになる。第
5図は上述した電流制御の特性を示すものであって、集
塵電極1と放電電極3との間の電圧を一定電圧Vcとし
、放電電極3と制御電極4との間の電位差をV、として
変化させた場合に於けるコロナ電流Icを・示している
・制御電圧V、を零、すなわち放電電極3と制御電極4
とを同電位にすると、集塵電極1と放電電極3間の電気
力線が制御電極4に吸収されて、制御電極4がない場合
よシもコ冒す放電電流が減少する。そして■、を負にし
、制御電極4の電位を放電電極3の電位よりも負にする
と、電流は更に減少してついには零となる。即ち、集塵
電極1からの電気力線を打ち消して放電電極の先端附近
の電界を放電可能な電界以下にしてしまう、この時の制
御電圧−■、は集塵電極間の^電圧Vcに比例し、Vc
が低くなれば−V、の値も低くなる。
限される丸めに、放電電極3から遠い部分に於いても電
流密度は小さくならず、全体として比較的均一な電流密
度が得られるととKなる。また、放電電極30間隔を狭
くするととによシ、放電電極3間の電流密度差も少なく
なり、電流流通帯14に於ける電流密度は、放電電極3
に極めて近い部分を除いてほぼ均一化される。仁の場合
、縦枠2a、2bおよび電極支持体5を介して放電電極
3と制御電極4および第3電極6との間に、常時は制御
電極4および第3電極6が負となる制御電圧を印加して
おく。このような状態に制御電圧を印加すると、放電電
極3の先端附近に於ける電界が制御電極4および第3電
極6の影譬を強く受けゐことになる。即ち、集塵電極1
と放電電極3との間の高電圧によって生ずる電気力線は
、制御電極4および第3電極6による電気力線によって
弱められることになり、制御電極4および第3電極6に
加える負極電圧に対応してコロナ放電を行なう電界が低
くなる。そして、この場合にコロナ放電を行なう電界に
与える影響力は、放電電極3と制御電極4および第3電
極6との間の電位差によって与えられることにな9%制
御電極4の電位はコロナ放電を制御することになる。第
5図は上述した電流制御の特性を示すものであって、集
塵電極1と放電電極3との間の電圧を一定電圧Vcとし
、放電電極3と制御電極4との間の電位差をV、として
変化させた場合に於けるコロナ電流Icを・示している
・制御電圧V、を零、すなわち放電電極3と制御電極4
とを同電位にすると、集塵電極1と放電電極3間の電気
力線が制御電極4に吸収されて、制御電極4がない場合
よシもコ冒す放電電流が減少する。そして■、を負にし
、制御電極4の電位を放電電極3の電位よりも負にする
と、電流は更に減少してついには零となる。即ち、集塵
電極1からの電気力線を打ち消して放電電極の先端附近
の電界を放電可能な電界以下にしてしまう、この時の制
御電圧−■、は集塵電極間の^電圧Vcに比例し、Vc
が低くなれば−V、の値も低くなる。
次にV を正にし、制御電極電位を放電電極電を
位より4正にすると、集塵電極からの電気力線に対する
打ち消し量は少なくなシ、放電電極の電界が強くなって
:tロナ放電電流が増加する。
打ち消し量は少なくなシ、放電電極の電界が強くなって
:tロナ放電電流が増加する。
そして+V、がある値に達すると、打ち消し量が無くな
って放電電流は制御電極4の存在しない場合と#1ぼ等
しくなる。即ち、制御電極4の電位と集塵電極lによる
電位とが等しくなってくる。そして、◆vtを爽に上昇
させると、放電電極3の電界は強くなシ、これに伴なっ
て放電電流Icは増加する。しかし、この放電電流の一
部は、制御電極4に流入してくる様になる。従って、粉
塵の荷電に必要な集塵電極へ流れる電流は、第5図に点
線で示す様にその増加量が少な(なり、やがて飽和して
増加がなくなる。このように、制御電極4の電位に2す
、放電電流を零から正常放電の範囲まで制御することが
可能になhこの範囲内に於いて線制御電流は流れないの
で制御電力は消費されない。
って放電電流は制御電極4の存在しない場合と#1ぼ等
しくなる。即ち、制御電極4の電位と集塵電極lによる
電位とが等しくなってくる。そして、◆vtを爽に上昇
させると、放電電極3の電界は強くなシ、これに伴なっ
て放電電流Icは増加する。しかし、この放電電流の一
部は、制御電極4に流入してくる様になる。従って、粉
塵の荷電に必要な集塵電極へ流れる電流は、第5図に点
線で示す様にその増加量が少な(なり、やがて飽和して
増加がなくなる。このように、制御電極4の電位に2す
、放電電流を零から正常放電の範囲まで制御することが
可能になhこの範囲内に於いて線制御電流は流れないの
で制御電力は消費されない。
ま九、制御電極4の位置を放電電極3に近接させること
によに、よシ小さな制御電圧で同様な制御を行なうこと
が出来、これに伴なって無電力の小電圧による制御が行
なえる。この場合、集塵電極1と放電電極3との間には
、高電圧が供給された11の状態となっている九めに:
、集塵能力を低下させることはなく、電気集塵機の運転
に必要な広範囲な条件を満足させることが出来る。従っ
て、集塵電極と放電電極間に高電圧を印加した状態の1
1で、制御電極に印加する制御電圧を一瞬のみ負から正
にA J/、%状をなして供給することによシ、前述し
たt d / t eの 。
によに、よシ小さな制御電圧で同様な制御を行なうこと
が出来、これに伴なって無電力の小電圧による制御が行
なえる。この場合、集塵電極1と放電電極3との間には
、高電圧が供給された11の状態となっている九めに:
、集塵能力を低下させることはなく、電気集塵機の運転
に必要な広範囲な条件を満足させることが出来る。従っ
て、集塵電極と放電電極間に高電圧を印加した状態の1
1で、制御電極に印加する制御電圧を一瞬のみ負から正
にA J/、%状をなして供給することによシ、前述し
たt d / t eの 。
比が約300となるように制御することが出来る。
この場食、第1図、第2図に於いて、粉塵が含まれ九ガ
ス流が矢印人で示す方向に流れるものとすると。
ス流が矢印人で示す方向に流れるものとすると。
粉層は電流流通帯14を進行中にtd/lc#300の
電流流通時間に遭遇すれば、その場所に於ける電界の強
さと電ll!一度にしたがって荷電される。
電流流通時間に遭遇すれば、その場所に於ける電界の強
さと電ll!一度にしたがって荷電される。
この場合、粉塵の固有抵抗をl O”a/国であるとき
に前に述べ丸裸に電流密度j/dと電流流通時間tcと
粉塵層の放電時間tdとの間に、ツマツクコロナ現象を
起さないための一定の関係が成立している。即ち、電流
密度として通常の状態(電流尖頭値0.6マイクロ、ア
ンペア/cdを与えるものとすればs t d/ t
Cの比は約300となる。電流流通時間tcを5X1
0”秒とすると、tdはα15秒となり、0.15秒間
の間は電流が流れないことになる。従って、流速1 m
/ s@cの速度で粉塵が移動しているとすれば、電
流流通帯14の中では、粉塵が15国移動する間に5X
IO″″4秒の間だけ電流に遭遇することになる。
に前に述べ丸裸に電流密度j/dと電流流通時間tcと
粉塵層の放電時間tdとの間に、ツマツクコロナ現象を
起さないための一定の関係が成立している。即ち、電流
密度として通常の状態(電流尖頭値0.6マイクロ、ア
ンペア/cdを与えるものとすればs t d/ t
Cの比は約300となる。電流流通時間tcを5X1
0”秒とすると、tdはα15秒となり、0.15秒間
の間は電流が流れないことになる。従って、流速1 m
/ s@cの速度で粉塵が移動しているとすれば、電
流流通帯14の中では、粉塵が15国移動する間に5X
IO″″4秒の間だけ電流に遭遇することになる。
このため、電流流通帯14’の長さは、絶対に15鋼以
上の範囲にわたって存在するように設ける必要がある。
上の範囲にわたって存在するように設ける必要がある。
若し、電流流通帯14′の長さが短かかつ走り、あるい
は電流密度が不均一な場合には、粉塵が一度も電流と遭
遇しなくなり、これに伴なって衝突荷電が行なわれなか
った9、弱い荷電しか行なわれないことになる。従って
、電流流通帯14を十分な長さと均一な電流密度とする
ために、第1図〜第4図に示す電極構造が必要となるわ
けである。
は電流密度が不均一な場合には、粉塵が一度も電流と遭
遇しなくなり、これに伴なって衝突荷電が行なわれなか
った9、弱い荷電しか行なわれないことになる。従って
、電流流通帯14を十分な長さと均一な電流密度とする
ために、第1図〜第4図に示す電極構造が必要となるわ
けである。
しかし、第2図に示すように、電流流通帯14′は電極
支持体5および#I3電極6と対向する部分には存在し
なく、この部分が空白帯となる。
支持体5および#I3電極6と対向する部分には存在し
なく、この部分が空白帯となる。
この空白帯を埋める丸めに、複数のブロックB1〜B4
を直列に設け、各ブロックの電流流通帯14′を重復し
てずらせるように電極配列されている。
を直列に設け、各ブロックの電流流通帯14′を重復し
てずらせるように電極配列されている。
このようKして、1g1ブロツクの空白帯を通過する粉
塵は、第2.第3ブロツクの電流流通帯14にを通過す
ることになシ、これに伴なって大部分の粉層に衝突荷電
を与えるととが出来るものである。
塵は、第2.第3ブロツクの電流流通帯14にを通過す
ることになシ、これに伴なって大部分の粉層に衝突荷電
を与えるととが出来るものである。
第6図は、上述した電極構造による電気集塵装置に対す
る電源部の一例を示し、高圧電源部は特別な回路を用い
る必要はなく、一般に使用されている単相全波整流回路
を使用すれに良い。
る電源部の一例を示し、高圧電源部は特別な回路を用い
る必要はなく、一般に使用されている単相全波整流回路
を使用すれに良い。
つまり、第6図に示すように、電源入力端2゜に供給さ
れる商用電源線、高電圧変圧器21に於いて必要な電圧
に昇圧される。そしてにの崗電圧変圧器21の高圧出力
鉱、単相全波の半導体整流器22に於いて直流に変換さ
れ、放電電極3に負の高電圧が供給され、集塵電極lに
正の高電圧が供給される。また、制御電極4および第3
電極6に供給される制御電源は、)々イアスミ源と制御
ノぐルスによって構成される。つまり、/々イアス電源
は常時負電圧を制御電極3に供給して放電電極3に:1
cIす放電が生じないようにしている。このために、回
路は商用電源を変圧器23に於いて必要なノ9イアス電
圧に昇圧し、との昇圧出力を単相全波の半導体整流器2
4に於いて直流電圧に変換している。そして、この整流
出力は、抵抗25およびコンデンサ26によりリップル
が除去される。これは、集塵電極1と放電電極3との間
に高電圧を印加した場合に、電極が有する電気容量のた
めに、リップルの少ない高電圧となって放電電極3に供
給されるために、制御電極4に与える/々イアス電圧も
同じ様にリップルの少ないものにする必要があるためで
ある。27は死負荷抵抗であって、抵抗25とコンデン
サ26によるカットオフ現象を少なくするために設けら
れており、ダイオ−P28は変圧器23および半導体整
流器24を保dするために設けられている。このように
して発生された/々イアス電源は、その正極側が高電圧
に接続され、また負極側線制御電極4に接続されている
。この場合、制御ノ9ルス電圧はノ9イアス電源に直列
に接続された/llスス圧器29により与えられる。な
お、3Gはノぐルス変圧器29を安定に動作させる丸め
の負荷抵抗である。一方、制御回路31は高電圧回路に
接続される関係上、変圧器23およびパルス変圧器29
の2次巻線は高電圧に十分に耐える絶縁耐力を有する屯
のでなければならない、そして、この制御回路31は制
御ノぐルスを発生する装置であって、所定の間隔をおき
、かつ幅が5X10−’秒以下のノeルス電流を/そル
ス変圧器29に供給することによシ、必要な電圧を制御
電極4に供給する。
れる商用電源線、高電圧変圧器21に於いて必要な電圧
に昇圧される。そしてにの崗電圧変圧器21の高圧出力
鉱、単相全波の半導体整流器22に於いて直流に変換さ
れ、放電電極3に負の高電圧が供給され、集塵電極lに
正の高電圧が供給される。また、制御電極4および第3
電極6に供給される制御電源は、)々イアスミ源と制御
ノぐルスによって構成される。つまり、/々イアス電源
は常時負電圧を制御電極3に供給して放電電極3に:1
cIす放電が生じないようにしている。このために、回
路は商用電源を変圧器23に於いて必要なノ9イアス電
圧に昇圧し、との昇圧出力を単相全波の半導体整流器2
4に於いて直流電圧に変換している。そして、この整流
出力は、抵抗25およびコンデンサ26によりリップル
が除去される。これは、集塵電極1と放電電極3との間
に高電圧を印加した場合に、電極が有する電気容量のた
めに、リップルの少ない高電圧となって放電電極3に供
給されるために、制御電極4に与える/々イアス電圧も
同じ様にリップルの少ないものにする必要があるためで
ある。27は死負荷抵抗であって、抵抗25とコンデン
サ26によるカットオフ現象を少なくするために設けら
れており、ダイオ−P28は変圧器23および半導体整
流器24を保dするために設けられている。このように
して発生された/々イアス電源は、その正極側が高電圧
に接続され、また負極側線制御電極4に接続されている
。この場合、制御ノ9ルス電圧はノ9イアス電源に直列
に接続された/llスス圧器29により与えられる。な
お、3Gはノぐルス変圧器29を安定に動作させる丸め
の負荷抵抗である。一方、制御回路31は高電圧回路に
接続される関係上、変圧器23およびパルス変圧器29
の2次巻線は高電圧に十分に耐える絶縁耐力を有する屯
のでなければならない、そして、この制御回路31は制
御ノぐルスを発生する装置であって、所定の間隔をおき
、かつ幅が5X10−’秒以下のノeルス電流を/そル
ス変圧器29に供給することによシ、必要な電圧を制御
電極4に供給する。
第7図は第6図に示す制御回路31の一例を示す具体的
な回路図である。この場合、制御の基本は、前述したよ
うに電流流通時間(コロナ放電時間)tc、粉塵層の電
荷放出時間tdおよびコロナ放電電流値ICの3条件を
制御することである。従って、制御回路31もこの3条
件を調整する手段を有する必要がある。そして、第7図
に於ける電源端子32は、第6図に於ける電源端子20
に供給される商用電源と同一位相の商用電源が供給され
る。ζこで、まず変圧器33で始まる第1の回路は、放
電時間tcを決定するための回路であって、放電時間t
cの長さだけではなく、その時期をも指定している。こ
れは、高圧の直流電源が単相余波整流波形であるために
その電圧値が変化しており、電圧が最大値に達した時点
附近に於いて放電を発生させるのが最も有利である丸め
である。そして、変圧器33は商用電源を降圧しており
、その出力は単相全波の半導体整流器34に於いて整流
されて、第6図に於ける半導体整流器22.24の出力
波形と同じ位相を有するものが出力される。
な回路図である。この場合、制御の基本は、前述したよ
うに電流流通時間(コロナ放電時間)tc、粉塵層の電
荷放出時間tdおよびコロナ放電電流値ICの3条件を
制御することである。従って、制御回路31もこの3条
件を調整する手段を有する必要がある。そして、第7図
に於ける電源端子32は、第6図に於ける電源端子20
に供給される商用電源と同一位相の商用電源が供給され
る。ζこで、まず変圧器33で始まる第1の回路は、放
電時間tcを決定するための回路であって、放電時間t
cの長さだけではなく、その時期をも指定している。こ
れは、高圧の直流電源が単相余波整流波形であるために
その電圧値が変化しており、電圧が最大値に達した時点
附近に於いて放電を発生させるのが最も有利である丸め
である。そして、変圧器33は商用電源を降圧しており
、その出力は単相全波の半導体整流器34に於いて整流
されて、第6図に於ける半導体整流器22.24の出力
波形と同じ位相を有するものが出力される。
この整流出力は、コンデンサ35および抵抗36とによ
って構成される微分回路に於いて微分される。この場合
、微分入力波形は全波整流出方波形であるために、コン
デンサ35は一つノミ圧波形によって充電と放電が行な
われ、充電から放電に転する時点が入力電圧の最大値の
時点となる。従って、抵抗370両端には、この充放電
によって負方向電圧と正方向電圧が発生される。このう
ち、正方向の電圧はダイオード38を介して取り出され
、演算増幅器39に於いて矩形波出力に整形される。こ
の場合、演算増幅器3,9から出力される矩形波の立ち
上9時点は、商用電源の出力値が最大値となる時点であ
る。
って構成される微分回路に於いて微分される。この場合
、微分入力波形は全波整流出方波形であるために、コン
デンサ35は一つノミ圧波形によって充電と放電が行な
われ、充電から放電に転する時点が入力電圧の最大値の
時点となる。従って、抵抗370両端には、この充放電
によって負方向電圧と正方向電圧が発生される。このう
ち、正方向の電圧はダイオード38を介して取り出され
、演算増幅器39に於いて矩形波出力に整形される。こ
の場合、演算増幅器3,9から出力される矩形波の立ち
上9時点は、商用電源の出力値が最大値となる時点であ
る。
このようにして整形された演算増幅器39の出力信号は
、コンデン+40と抵抗41とによって構成される微分
回路に於いて微分されて、立上り点を最大値とする鋸歯
状波に変換された後に、可変抵抗器42で調整される負
電圧に加えられる。従って、ダイオード43を介して出
方される電流は、可変抵抗器42で負電圧よりも一歯状
波電圧が高くなる時のみであシ、鋸歯状波電圧の立ち上
シから降下して零になるまでの時間である。そして、こ
の時間は可変抵抗器42の負電圧を低くすれば長くなシ
、高くすれば短かくなる。そして、この波形が演算増幅
器44によって矩形波に整形されて出力される。そして
、この矩形波パルスが電流流通時間tcを決定する電流
流通信号であシ、高圧電源の単相全波整流出力波形が最
大値に達した時に矩形波が立ち上シ、これに続く継続時
間は可変抵抗器42によって与えられる負電圧によって
決定される。
、コンデン+40と抵抗41とによって構成される微分
回路に於いて微分されて、立上り点を最大値とする鋸歯
状波に変換された後に、可変抵抗器42で調整される負
電圧に加えられる。従って、ダイオード43を介して出
方される電流は、可変抵抗器42で負電圧よりも一歯状
波電圧が高くなる時のみであシ、鋸歯状波電圧の立ち上
シから降下して零になるまでの時間である。そして、こ
の時間は可変抵抗器42の負電圧を低くすれば長くなシ
、高くすれば短かくなる。そして、この波形が演算増幅
器44によって矩形波に整形されて出力される。そして
、この矩形波パルスが電流流通時間tcを決定する電流
流通信号であシ、高圧電源の単相全波整流出力波形が最
大値に達した時に矩形波が立ち上シ、これに続く継続時
間は可変抵抗器42によって与えられる負電圧によって
決定される。
次に、第2回路は変圧器45から始まる回路によって構
成される放電時間tdの決定回路である。この場合、時
間の測定は受電する交流電圧を利用しており、半サイク
ル毎に計数して時間を決定する方法が用いられている。
成される放電時間tdの決定回路である。この場合、時
間の測定は受電する交流電圧を利用しており、半サイク
ル毎に計数して時間を決定する方法が用いられている。
これは、電流流通時間tcが商用電源によって与えられ
るため、tdも商用電源に同期する必要が生ずるためで
ある。そして、変圧器45によって降圧された出力は、
単相全波の半導体整流器46に於いて整流され、その出
力は抵抗47とツェナーダイオード48によって梯形波
形に変換され、更にコンデンサ49および抵抗50によ
って微分されて、立ち上シ部分がノ臂ルスとして取如出
される。トランジスタ51はこのパルスを増幅および整
形した後にカウンタ52に供給することによシ、計数を
行なう1選択スイッチ53は計数されるノぐルスの所用
数を取プ出すスイッチであって、接続された接点によっ
て信号を取シ出し、またカウンタ52にリセット信号を
与える。
るため、tdも商用電源に同期する必要が生ずるためで
ある。そして、変圧器45によって降圧された出力は、
単相全波の半導体整流器46に於いて整流され、その出
力は抵抗47とツェナーダイオード48によって梯形波
形に変換され、更にコンデンサ49および抵抗50によ
って微分されて、立ち上シ部分がノ臂ルスとして取如出
される。トランジスタ51はこのパルスを増幅および整
形した後にカウンタ52に供給することによシ、計数を
行なう1選択スイッチ53は計数されるノぐルスの所用
数を取プ出すスイッチであって、接続された接点によっ
て信号を取シ出し、またカウンタ52にリセット信号を
与える。
そして、この選択スイッチ53によって得られる時間は
受電周波数によって異なり550Hzの場合にはI X
10=1秒の倍数となる。
受電周波数によって異なり550Hzの場合にはI X
10=1秒の倍数となる。
次に、第1の回路と第2の回路によって発生された電流
流通時間tcおよび放電時間tdの制御出力は、それぞ
れトランジスタ54および55に供給されて、両者の一
致が取られて第3の回路に供給される。即ち、信号tc
はtd時間後にトランジスタ54.55が導通して送出
されることになる。
流通時間tcおよび放電時間tdの制御出力は、それぞ
れトランジスタ54および55に供給されて、両者の一
致が取られて第3の回路に供給される。即ち、信号tc
はtd時間後にトランジスタ54.55が導通して送出
されることになる。
次に、M3の回路は変圧器56に続く回路によって構成
されている。つま少、第3の回路は、トランジスタ54
.55を介して供給される信号tcを増幅して所用の制
御電圧とし、また電圧値を調整してコロナ放電電流1c
を目的に合致する値に制御する部分である。そして、変
圧器56の降圧出力は、単相全波の半導体整流器57を
介して直流に変換される。そして、この直流電圧は、変
動の少ない直流とする丸めに安定化回路58を介して取
り出され、その出力値は可変抵抗器59によって設定さ
れる。トランジスタ60はアンド回路を構成するトラン
ジスタ54.55を介して送られて来る信号tcを反転
し、その出力をパワートランジスタ61に供給して電力
増幅した後にノRルストラシス29(第6図)の1次巻
線に供給する。この場合、ノぞワードランジスタロ1の
電圧は、可変抵抗器59によって調整することが出来る
ために、これに伴なってノ臂ルストランス29の2次出
力を可変することが出来る。トランジスタ62.63は
ノ臂ルストランス29の励磁が一方向だけになるのを防
止するための複流電流を送出するものであって、制御信
号電流が流れない期間に於いて逆方向の励磁電流を流す
ように構成されている。
されている。つま少、第3の回路は、トランジスタ54
.55を介して供給される信号tcを増幅して所用の制
御電圧とし、また電圧値を調整してコロナ放電電流1c
を目的に合致する値に制御する部分である。そして、変
圧器56の降圧出力は、単相全波の半導体整流器57を
介して直流に変換される。そして、この直流電圧は、変
動の少ない直流とする丸めに安定化回路58を介して取
り出され、その出力値は可変抵抗器59によって設定さ
れる。トランジスタ60はアンド回路を構成するトラン
ジスタ54.55を介して送られて来る信号tcを反転
し、その出力をパワートランジスタ61に供給して電力
増幅した後にノRルストラシス29(第6図)の1次巻
線に供給する。この場合、ノぞワードランジスタロ1の
電圧は、可変抵抗器59によって調整することが出来る
ために、これに伴なってノ臂ルストランス29の2次出
力を可変することが出来る。トランジスタ62.63は
ノ臂ルストランス29の励磁が一方向だけになるのを防
止するための複流電流を送出するものであって、制御信
号電流が流れない期間に於いて逆方向の励磁電流を流す
ように構成されている。
第8図は電気集應機に加える高電圧の変化を示し九本の
であシ、第8図(1)は単相全波により整流された出力
を示し、これが動作の基準となっている。第8図(C)
は放電電極3と制御電極4との間に加えられる制御電圧
を示し、常時は固定的な電圧−■、が供給されており、
このときには放電電極3はコロナ放電を起さない状態と
なっている。そして、整流され良高電圧出力が最大値附
近に達した時点に於いて、制御電圧にノぐルス状の正方
向電圧が同定電圧−■、に加算される。そして、このパ
ルス電圧の巾はi3N4図に示すダイオ−P43にノセ
イアスを与える可変抵抗器42を調整すれば良い、また
、制御電極4の電位は、正方向の/臂ルス電圧によって
負電位が減少し、これに伴なって放電極3はコロナ放電
を発生して第8図(d)に示すパルス電流が流れる。こ
の場合に於ける電流の値は、制御電極4に与える正方向
パルス電圧の大きさを調整することによって変化する。
であシ、第8図(1)は単相全波により整流された出力
を示し、これが動作の基準となっている。第8図(C)
は放電電極3と制御電極4との間に加えられる制御電圧
を示し、常時は固定的な電圧−■、が供給されており、
このときには放電電極3はコロナ放電を起さない状態と
なっている。そして、整流され良高電圧出力が最大値附
近に達した時点に於いて、制御電圧にノぐルス状の正方
向電圧が同定電圧−■、に加算される。そして、このパ
ルス電圧の巾はi3N4図に示すダイオ−P43にノセ
イアスを与える可変抵抗器42を調整すれば良い、また
、制御電極4の電位は、正方向の/臂ルス電圧によって
負電位が減少し、これに伴なって放電極3はコロナ放電
を発生して第8図(d)に示すパルス電流が流れる。こ
の場合に於ける電流の値は、制御電極4に与える正方向
パルス電圧の大きさを調整することによって変化する。
しかし、パルス電流中の最小幅は、高電圧電源の内部イ
ン♂−ダンスによる過渡現象によって制限される。そし
て。
ン♂−ダンスによる過渡現象によって制限される。そし
て。
次の制御電圧の正ノ々ルスが発生されるまでの時間td
が粉塵層に対する電荷の放出時間となシ、受電する交流
の半サイクル数を計数するととによって時間設定が行な
われている。
が粉塵層に対する電荷の放出時間となシ、受電する交流
の半サイクル数を計数するととによって時間設定が行な
われている。
このような動作を行なうことによって、放電電極3の電
位は第8図(b)に示すように変化する。
位は第8図(b)に示すように変化する。
そして、電圧が最大値に達し九時点に於いて電流が流れ
始め、その電圧は電源の変動率によって点線の変化から
降下して実線のようになる。
始め、その電圧は電源の変動率によって点線の変化から
降下して実線のようになる。
その後、電流流通時間tcが終了するとコロナ放電電流
は流れなくなシ、これに伴なって変動率が零となるため
に電圧は上昇する。この時、高圧電源装置の内部リアク
タンスが大きいと、逆起電力によって電圧上昇も大きく
なる。また、電気集塵装置の高電圧電astL電気容重
を有しているために、この容量に対する充電エネルギー
によって電圧が持続される。しかし、高電圧部には漏洩
抵抗が存在するために、充電された電気量はこの漏洩抵
抗を介して放電されて電圧が順次低下する。そして1次
のサイクルに於いて再び上昇し、最大値まで充電される
が、この時は電流流通が無いので最大値の電圧にな夛、
再び漏洩抵抗による放電が行なわれる。この結果、高電
圧は電流流通時の半サイクルだけ若干低下する以外は、
大部分が最大値の電圧を維持することになり、これに伴
なって集塵に必要な電界は高いものとなる。
は流れなくなシ、これに伴なって変動率が零となるため
に電圧は上昇する。この時、高圧電源装置の内部リアク
タンスが大きいと、逆起電力によって電圧上昇も大きく
なる。また、電気集塵装置の高電圧電astL電気容重
を有しているために、この容量に対する充電エネルギー
によって電圧が持続される。しかし、高電圧部には漏洩
抵抗が存在するために、充電された電気量はこの漏洩抵
抗を介して放電されて電圧が順次低下する。そして1次
のサイクルに於いて再び上昇し、最大値まで充電される
が、この時は電流流通が無いので最大値の電圧にな夛、
再び漏洩抵抗による放電が行なわれる。この結果、高電
圧は電流流通時の半サイクルだけ若干低下する以外は、
大部分が最大値の電圧を維持することになり、これに伴
なって集塵に必要な電界は高いものとなる。
以上説明したように、本発明による電気集塵方式は、集
塵電極と放電電極と言う基本的な構成に対して制御電極
を新たに加え、この制御電極に加える制御信号をパルス
状とすることにより、極めて微少な電力でコ四す放電を
ノ9ルス状に容易に制御するものであるために、コロナ
放電電流の制御が容易と−なり、高抵抗粉塵の集塵に迩
したノ9ルス電流荷電が行なえる。また、本発明によれ
ば、運転中に於けるコロナ放電電流を容易に調整するこ
とが出来る九めに%これに伴カつて集塵効率の変動を防
止する仁とが出来る等の種々優れた効果が得られる。
塵電極と放電電極と言う基本的な構成に対して制御電極
を新たに加え、この制御電極に加える制御信号をパルス
状とすることにより、極めて微少な電力でコ四す放電を
ノ9ルス状に容易に制御するものであるために、コロナ
放電電流の制御が容易と−なり、高抵抗粉塵の集塵に迩
したノ9ルス電流荷電が行なえる。また、本発明によれ
ば、運転中に於けるコロナ放電電流を容易に調整するこ
とが出来る九めに%これに伴カつて集塵効率の変動を防
止する仁とが出来る等の種々優れた効果が得られる。
第1図〜第4図は本発明を適用する電気集塵機の電極構
造の一実施例を示す要部平面図および要部i面図、第5
図は制御電極の制御特性図、第6図および第7図は電源
部の一例を示す回路図、第8図(a)〜(d)は高電圧
の変化を示す波形図である。 1・−集謳電極、3・・・放電電極、4・・・制御電極
、6−・第3電極。 第4図 第3図 第51!1 −■9−
造の一実施例を示す要部平面図および要部i面図、第5
図は制御電極の制御特性図、第6図および第7図は電源
部の一例を示す回路図、第8図(a)〜(d)は高電圧
の変化を示す波形図である。 1・−集謳電極、3・・・放電電極、4・・・制御電極
、6−・第3電極。 第4図 第3図 第51!1 −■9−
Claims (1)
- (1)集塵電極と、前記集塵電極から所定距離離間して
設けられた放電電極と、前記放電極の放電部分の近傍に
設けられた制御電極とを備え、前記集塵電極と放電電極
との間には集塵に必要な直流高電圧を常時与えておき、
前記放電電極と前記制御電極との間には放電電極と集塵
電極間の電圧の逆極性電圧番与えて放電電極のコロナ放
電を抑制しておき、指定される時間の間隔において一定
時間幅だ性抑制の丸めに印加している制御電圧を零ま九
は正極性電圧の間の指定電圧に変化させることにより、
コ四す放電をノぞルス状に行なわせて、放電電流の電流
値が制御され九ノルス電流を集塵電極に流通させてノぞ
ルス荷電を行なうことを特徴とする電気集塵方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15141281A JPS5855058A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 電気集塵方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15141281A JPS5855058A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 電気集塵方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5855058A true JPS5855058A (ja) | 1983-04-01 |
Family
ID=15518033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15141281A Pending JPS5855058A (ja) | 1981-09-26 | 1981-09-26 | 電気集塵方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855058A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6092387A (en) * | 1998-02-19 | 2000-07-25 | Funai Electric Co., Ltd. | Air conditioner with electric dust collector |
CN106179751A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 天津大学 | 一种平板形微静电过滤器 |
-
1981
- 1981-09-26 JP JP15141281A patent/JPS5855058A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6092387A (en) * | 1998-02-19 | 2000-07-25 | Funai Electric Co., Ltd. | Air conditioner with electric dust collector |
CN106179751A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 天津大学 | 一种平板形微静电过滤器 |
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