JPS5854963B2 - 手持ボ−ル盤のための接着工具 - Google Patents

手持ボ−ル盤のための接着工具

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JPS5854963B2
JPS5854963B2 JP7307776A JP7307776A JPS5854963B2 JP S5854963 B2 JPS5854963 B2 JP S5854963B2 JP 7307776 A JP7307776 A JP 7307776A JP 7307776 A JP7307776 A JP 7307776A JP S5854963 B2 JPS5854963 B2 JP S5854963B2
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JP
Japan
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mounting tool
guide
grip
hand
bearing
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JP7307776A
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カール・ツエンゼス
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Original Assignee
Black and Decker Inc
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Publication date
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Priority claimed from DE2620383A external-priority patent/DE2620383C2/de
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Publication of JPS5854963B2 publication Critical patent/JPS5854963B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば木口木材を加工するための太目やすり
、やすり、押抜き薄板ドラムまたは刃物ローラ等のよう
な、工作機械に装着して用いる工具(以下装着工具と呼
ぶ)に関する。
手持ボール盤はドリルの駆動に役立つばかりでなく大目
やすり、やすり、フライス、押抜き薄板ドラム、刃物ロ
ーラ等のような種々異なる形式の装着工具を有する家庭
用工具の分野でも使用される。
これら回転する装着工具は一般的には比較的長く、この
ため、機械をフリーバンドで正確に案内しかつ同時に所
要圧着力を特に回転軸線に対して直角方向に伝達せしめ
ることが応々にして困難である。
この種の装着工具による加工は特に精密加工の場合、手
持ボール盤がスタンドに固定されかつ加工しようとする
工作物が例えば案内に沿って滑動しつつ工具を通過する
ようにしなければ不可能である。
しかも、加工すべき工作物が大きくかつ普通のボールス
タンドでは装着できない場合又は加工すべき面が外部か
ら接近できない場合にはもはや加工そのものが不可能で
ある。
装着工具は特に回転軸線に対して直角方向に作用する力
によって曲げ応力を負荷され、これが例えば小さな直径
及び比較的大きな長さを有する大目やすり又はやすりで
はしばしば工具の破損を招く。
比較的直径の大きい装着工具では破損の惧れは少ないと
しても手持ボール盤の軸受が回転軸線に対して直角方向
の力の伝達時に強く負荷されこれによって高い摩耗にさ
らされる。
フリーバンドで加工する場合、装着工具を手持ボール盤
と一緒に正確に水平に又は鉛直に比較的長い距離にわた
り案内することは特に横びき木材の加工時には困難であ
る。
肉体的な力の浪費は著しい疲労を生ぜしめ、このため作
業成果があがらない。
わずかに不釣合となっても特に圧着力が高められるとは
ね返りが生じ、ひいては装着工具の破損が招かれる。
本発明の課題は、稼働中の正確な案内及び特に駆動方向
に対して直角方向のほとんど曲げモーメント及びはね反
りのない力伝達がわずかな肉体的な労力で可能となるよ
うな装着工具を提供することにある。
この課題を解決する本発明の要旨は、手持ボール盤のた
めの装着工具であって、一端に手持ボール盤のチャック
内へ挿入可能な軸部を、中央部に刃部をかつ他端に支承
部を介して支承されたグリップを備えている形式のもの
において、前記グリップが、挿入された滑り軸受ブツシ
ュを備え自由端面側から掴むことのできるバンドグリッ
プから成り、装着工具の前記中央部の両側に夫々円筒状
の案内シャンクが形成されており、この案内シャンクに
夫々隔て部材が固定可能である点にある。
本発明装着工具によれば、装着工具を正確に案内しかつ
ほとんど曲げモーメントのない力を工作物へ伝達するこ
とができしかもそのさい該工具による手の負傷の危険は
生じない。
手持軸受及び機械軸受けによって装着工具は加工しよう
とする工作物の両側で支持され、そのさい一方の手が手
持ボール盤をかつ他方の手が手持軸受を支える。
それゆえ、伝達可能な最大の工具稼動能が工作物へ伝達
される。
手持軸受は本発明によれば特に装着工具の自由端に配置
され、これによって装着工具の作業長さ全体が均一に利
用されて局所的な摩耗は生じない。
手持軸受を装着工具に具備させるという本発明手段はは
ね返りの危険のために一見実施不能のようであるが、し
かしはね返り傾向は手持軸受による共鳴振動吸収によっ
て阻止されることができることが判った。
その上、装着工具の切刃高さを軽減しかつ手持軸受の重
さを切刃高さに適合させれば特別に高い切削効率が得ら
れることが判明した。
例えば、普通の孔大目やすりの太目の高さが0.8〜1
m11Lであるとする。
この大目の高さは、重さほぼ459r、の手持軸受では
0.5〜0.7 yn扉にまで軽減される。
大目高さのこのような著しい軽減にもかかわらず、著し
く高い切削効率が得られる。
この切削効率はその上はぼ120gr、の重い手持軸受
を使用することによっていっそう高められる。
工具のはね返りはこの手段によって特に横ひき木材の加
工ではほとんど回避される。
回転する装着工具のための手持軸受は本発明によれば、
挿入された軸受ブツシュを備えたグリップから成ってお
り、この軸受ブツシュ内に装着工具が回転運動可能に支
承されている。
軸受ブツシュは簡単なころがり軸受から成っていてもよ
いが、有利には青銅又は真鍮製等の滑り軸受から成るの
がよい。
本発明の特別な構成では、装着工具は自由端範囲に環状
溝を有しており、この溝内に、グリップ内に案内された
セットねじが係合している。
この構成によってグリップは軸方向移動不能に装着工具
に取付けられる。
セットねじの自由端はピンとして形成されており、該ピ
ンの直径は環状溝の幅に比して小さい。
グリップ内での装着工具の自由運動可能な支承のために
、本発明によればセットねじはセットねじ緊定後にピン
が環状溝の底面に接触しないように配置されている。
セットねじの不都合な解離を阻止するために、セットね
じは安全リングによって固定される。
本発明の特に有利な1実施例では、装着工具が手持軸受
の他にさらに案内部材を有している。
手持軸受及び機械軸受によって圧着力は均一に工作物へ
伝達され、案内部材によって直線状及び曲線状の距離が
極めて正確に走行される。
本発明に基づくこの組合わせによって、フリーバンドで
案内される装着工具の使用性が改善される。
案内部材として、装着工具の作業範囲を部分的に覆って
いて装着工具軸に沿って移動調節可能な案内ブツシュが
使用されてもよい。
これによって、装着工具の作業範囲の幅を変化させるこ
とができ、これによって例えば種々異なる幅のあいしゃ
くりを加工することができる。
案内ブツシュの端面は案内ストッパを形成しており、こ
の案内ストッパは加工すべき工作物に沿って滑動させら
れる。
さらに、案内部材として、使用目的に関連して装着工具
に比して大きな又は小さな直径を有する隔てリングを使
用することもできる。
さらに、案内部材は案内ピンを有するフランジと装着工
具軸のための滑り軸受とから成ることもできる。
この場合案内ピンをストッパ条片内で案内させ、これに
よって横びき木材では切削深さを正確に予め定めること
ができる。
本発明の別の構成では、案内ピンが移動調節可能に配置
されており、これによって、種々異なる高さ及び幅を有
する加工すべき工作物表面への適合が可能となる。
案内ピンのこの移動調節は工具軸に支承されかつフラン
ジに固定された偏心ブツシュによっても得ることができ
る。
さらに、この種の案内部材は唯一の軸受によって保持さ
れるような装着工具でも使用されることができる。
狭い係合面を有する工具でも又は縁形成時若しくは成形
部形成時でも確実な案内を可能ならしめるために本発明
の別の構成では、手持ボール盤のための手持軸受を有す
る装着工具において、装着工具自由端と前記手持軸受と
の間に案内軸が挿入されており、該案内軸が少なくとも
1つのストッパリングを有している。
この案内軸によって手持軸受軸が長くなり、このため手
持軸受は工具の係合面が狭い場合でも加工すべき工作物
の側方に位置することができ、これによって、装着工具
は案内軸を介して工作物自体に又はこの工作物に緊定さ
れた案内条片に付加的に支持させられる。
その場合、ストッパリングは側方案内のために役立ち、
案内軸及びストッパリングは方形の案内部分を形成し、
この案内部分は工作物に沿った工具の正確な案内を可能
にする。
本発明の有利な別の実施例では2つのストッパリングが
案内軸に配置されており、これの少なくとも一方が移動
可能に案内軸に固定されている。
この実施例は特に加工すべき工作物に又はこれの側方に
さらに1つの案内条片が緊定されている場合に効果的で
ある。
例えば円盤状の大目やすりを装着工具として使用したさ
いには手持軸受軸が間隔をおいて加工すべき工作物の上
方に位置するからこの間隔を埋め若しくは補償するため
に案内条片が必要である場合に、この案内条片に沿って
装着工具が案内される。
その場合、一方の又は有利には両方のストッパリングが
移動調節可能であることによって、案内軸の長手方向で
も工具が移動可能なように本発明工具は案内条片と協働
することができる。
次に図示の実施例につき本発明を具体的に説明する。
第1図は装着工具1を示し、これのシャンク2は手持ボ
ール盤4のドリルチャック3内で緊定されている。
この装着工具1は自由端のところに軸受ジャーナル5を
有しており、この軸受ジャーナル5はグリップ6として
形成された手持軸受内に係合している。
グリップ6内には同軸的に滑り軸受ブツシュ7が配置さ
れている。
この滑り軸受ブツシュ7は青銅又は真鍮等から成ること
ができる。
この滑り軸受ブツシュ7内に軸受ジャーナル5が回転運
動可能に支承されている。
この軸受ジャーナル5は終端範囲のところに環状溝8を
有しており、この環状溝8内にはグリップ内に案内され
たセットねじ9が半径方向で係合していてこれによって
グリップを軸方向移動可能にしている。
滑り軸受ブツシュ7内での軸受ジャーナル5の回転運動
を妨げないように、セットねじ9は環状溝8の幅に比し
て小さな直径を有するピン10へ移動している。
さらに、セットねじ9は緊定後にピン10が環状溝8の
底面に接触しないようにグリップ6内に配置されている
セットねじ9の不都合な解離を阻止するために該セット
ねじ9のヘッドと軸との間に安全リング11が配置され
ている。
孔大臼やすりとして形成されている孔等の拡張のために
役立つ第1図に示す装着工具1での作業時に、作業員の
一方の手が手持ボール盤4をかつ他方の手がグリップ6
をつかむ。
これによって装着工具の正確な案内と加工すべき工作物
へのほとんど、曲げモーメントのない均一な所期の力伝
達が保証される。
孔大臼やすりは往復運動時に作業範囲A全体にわたって
負荷される。
第3図に示すように滑り軸受ブツシュ7は比較的深い軸
受孔12を有しており、かつこれによって、例えば自由
端に一体形成されたドリル先端を備えたフライス、いわ
ゆるフライスドリルのようなコンビネーション装着工具
を受容することができる。
周知のように手持ボール盤4には付加装置が設けられ、
この付加装置によって機械軸の回転運動が、回転しない
往復運動に変換させられる。
この形式で、例えばコンパスソーの形状の装着工具をも
手持ボール盤4で駆動することができる。
しかし、この種のソーは案内が極めて困難でありかつ実
地が示すように傾斜時及び不均一な圧着時には破損しや
すい。
本発明によればこのような往復駆動される装着工具の自
由端にも手持軸受を備えることができる。
この種の装着工具の1例を第7図に示す。
この場合装着工具1としてのソーは鋸歯のない端部27
に長孔33を備えたソーとして形成されている。
この長孔33はソーのストロークに比して長い。
鋸歯のない端部27はグリップ6内で有利にソーの横断
面に適合する滑り軸受28内で案内されている。
滑り軸受28の衝撃面29は衝撃緩衝性材料からなるバ
ッキング30によって被覆されていると有利である。
このソーは滑り軸受28内で付加的に2つのピン31.
32によって案内されていると有利であり、その場合ピ
ン32は衝撃制限部材として役立っていてほとんど振動
をグリップ6へ伝えないように緩衝的にバッキング30
と協働している。
第4図は比較的短いが直径の大きなホブフライスの形状
の装着工具1を示す。
この種の装着工具は例えば木材被加工物にあいじやくり
又はみぞを設ける場合の特に良好な切削に適している。
この装着工具1は普通のシャンク2を有しておりかつ端
部のところには第1図及び第2図に示すグリップ6を受
容しかつ係止するための環状みぞ8を備えた軸受ジャー
ナルを備えている。
軸受ジャーナル5に比して直径の大きな軸13がこの装
着工具に設けられており、この軸13に案内ブツシュ1
4の形状の案内部材が軸方向移動可能に配置されている
この案内ブツシュ14は装着工具1の作業範囲にかぶっ
ている。
この案内ブツシュ14を軸13に移動可能に配置したこ
とによって、装着工具1の有効作業範囲が調節される。
案内ブツシュ14の軸方向移動を係止するために止めね
じ15が設けられており、この止めねじ15は案内ブツ
シュ14の底部16の半径方向のねじ山札内に挿入され
ている。
案内ブツシュ14の自由な環状端面17は加工すべき工
作物18に当付けられる。
調節された作業範囲Aに関連しであいじやくり部19が
所望のあいしゃくり幅で工作物18に加工される。
この場合、軸受ジャーナル5に配置されたグリップ6は
装着工具1を正確に水平に位置せしめかつ案内ブツシュ
14の環状端面7を申し分なく工作物18に当接せしめ
る。
第4図に示す実施例ではさらに隔てリング20が設けら
れており、この隔てリング20はシャンク2に差しはめ
られていて下側あいじやくり部又はみぞ加工時の案内部
材として役立っている。
案内ブツシュ14及び隔てリング20は互いに別個に使
用される。
それというのは、案内ブツシュ14によって所定のあい
しゃくり幅すが加工される一方、隔てリング20によっ
てあいじやくり深さ又はみぞ深さtが規定されるからで
ある。
種々異なるあいじやくり深さ又はみぞ深さを加工するた
めに種々異なる直径の隔てリング20が使用される。
案内ブツシュ14及び隔てリング20は選択的に装着工
具1の軸受ジャーナル5又はシャンク2に配置されるこ
ともできる。
第5図及び第6図には手持ボール盤4内に緊定されてい
て自由端のところにグリップ6を有しかつシャンク2の
ところに案内部材を備えた別の実施例の装着工具1が示
されている。
この案内部材はフランジ21として形成されていてかつ
滑り軸受22を有しており、この滑り軸受22内にシャ
ンク2が回転可能に案内されている。
このフランジ21には装着工具1に対して同心的に配置
された複数の案内ピン26が設けられており、これら案
内ピン26は回転可能に支承されていてもよい。
案内ピン26は工作物18の案内条片23内に係合して
いる。
手持軸受及び案内部材から成るこの工具コンビネーショ
ンは特に木口木材の加工に適している。
工作物に階段状の段部を加工しようとする場合、案内ピ
ン26の相応の高さ調節は次のようにして、すなわち、
案内ピン26のための軸受孔を長孔24として形成し、
案内ピン26を例えば蝶ナツト25によって調節可能に
長孔24内へ配置することによって簡単に行なわれる。
第8図は装着工具1のシャンク2のための滑り軸受22
を有するフランジ21を示し、この滑り軸受22内に案
内ピン26が回転運動可能に支承されている。
滑り軸受22はこの場合偏心ブツシュ34内に配置され
ている。
この偏心ブツシュ34はフランジ21内に回動可能に支
承されておりかつ各位置で止めねじ35によって位置固
定される。
この形式で案内ピン26の高さ調節がシャンク2に関連
して正確かつ迅速に行なわれる。
特に止めねじヘッドがつまみ36として形成されていれ
ば尚さらである。
第9図は装着工具の特別効果的な実施例を示す。
この装着工具はホブプライスの形状に形成されている。
この装着工具はシャンク2及び軸受ジャーナル5を有し
ており、軸受ジャーナル5は例えば第1図および第2図
で示すグリップ6の受容に役立つ。
装着工具の作業範囲Aの両側に円筒形のシャフト36′
が案内部材として接続されている。
この円筒形のシャフト36′は特に案内条片37と協働
する。
案内条片37は例えば締付は工具によって工作物18に
固定されている。
第9図に示す装着工具を使用すれば第1に例えばドア板
を新しい床ライニングに適合させるためにドア板の下方
の端面を直線的に削り取ることができる。
第9図に示す装着工具の作業範囲Aは加工すべき工作物
18の端面に比してわずかに広幅である。
これによって、加工すべき工作物の端面は確実に真平ら
にこの装着工具によって切削され得る。
案内条片37上を転動する、装着工具の円筒形のシャフ
ト36′はその場合加工すべき工作物18の端面内への
装着工具刃の切下げ深さを制限する。
第10図に示す実施例では装着工具101は例えば円錐
大目やすり102から成っており、この円錐大目やすり
102は図示しないボール盤のドリルチャック内に緊定
されるシャンク103を有している。
この円錐大目やすり102はシャンク103とは逆の側
にねじ出孔104を有しており、このねじ出孔104内
に案内軸105がねじ山106例えばM8.Xl、15
の細目ねじ山を有する端部でねじはめられている。
この細目ねじ山によって特別に良好な稼働精度が得られ
る。
案内軸105は他端部のところで、グリップとして形成
されている手持軸受107内で回転可能に支承されてい
る。
その上、この手持軸受107は例えば真鍮又は青銅製の
軸受ブツシュ108を有している。
案内軸105はこの軸受ブツシュ108内に位置する終
端範囲内に環状溝109を有しており、この環状溝10
9内には手持軸受107内で案内されたセットねじ11
1が半径方向で係合しており、これによって手持軸受1
07は軸方向移動不能にされている。
突出したこの終端範囲の手前にスパナ当付は面110が
切削されている。
案内軸105にはストッパリング112が配置されてい
る。
このストッパリング112は案内軸105に移動可能に
差しはめられておりかつ止めねじ113によって各位置
で固定可能である。
第10図に示す装着工具101での作業時に作業員の一
方の手は図示しない手持ボール盤をかつ他方の手は手持
軸受107をつかむ。
その場合、案内軸105は実際に加工すべき工作物11
4に当付けられ、かつ円錐大目やすり102による切削
時には案内軸105がストッパリング112を工作物1
14に引き当てるので装着工具1はこのストッパリング
112によって確実に工作物に沿って案内される。
第11図は円盤大目やすり115を有する装着工具を示
す。
この場合、工作物114の側方に案内条片116が緊定
されている。
このことは円盤大目やすり115の使用時には必要な手
段である。
なぜならば、この円盤大目やすり115によって手持軸
受軸が工作物114から上方へ離れて位置するからであ
り、要するに、このギャップを補償するために案内条片
116が役立てられるからである。
しかし、この場合案内軸105は2つの移動調節可能な
ストッパリング112を有している。
このように構成すれば、円盤大目やすり115の手前に
設けた第2のストッパリング112によって装着工具が
案内条片に沿って安定して案内されるから装着工具の破
損が実際に不可能となる。
第12図に示す装着工具は大体において第10図に示す
実施例と同じであるが、この場合は案内軸105が移動
可能なストッパリング112と案内軸105自体に形成
された不動のストッパリング117とを有している。
工作物114と案内軸105との間にギャップを充たす
ために役立つとともにストッパリング112.117の
厚さに適合している案内条片118の厚さはまさに本発
明装着工具による簡単な切削によって規定される。
この場合も、案内条片118の両側に設けた2つのスト
ッパリング112.117によって正確な案内が得られ
る。
第13図は案内軸105のための案内装置119を示す
この案内装置119は軸受台120を有しており、この
軸受台120の下側に例えばU半成形条片121が固定
されており、このU半成形条片121のU脚部は下方へ
向けられている。
このU半成形条片121はU字形条片122内で案内さ
れており、これによって軸方向移動可能である。
軸受台120内には例えば滑り軸受として形成された軸
受ブツシュ123が配置されている。
この軸受ブツシュ123は貫通孔124を有しており、
この貫通孔124は壁・局面に対して偏心的に穿孔され
ている。
その上、軸受ブツシュ123は回転可能に配置されてい
てかつ止めねじ125によって位置固定可能である。
第14図で示すように、案内軸105は軸受台120を
貫通しており、そのさい例えば調節可能な両ストッパリ
ング126によって装着工具の作業位置が正確に水平方
向で固定される。
偏心体として形成された軸受ブツシュ123によって付
加的に装着工具の作業位置が鉛直方向で調節される。
この案内装置は、第11図及び第12図で示す案内条片
の代りに使用することができ、この場合更に良好な案内
ひいては極めて正確な作業が行なわれ得る。
第15図は保護フード128を示し、この保護フード1
28は作業員を切屑から保護するように手持軸受107
に固定されることができる。
この保護フード128はセットねじ111によって手持
軸受107に固定されたリング129を有している。
このリング129にはL字形の結合支持体130が固定
されており、この結合支持体130に覆い131が例え
ばねじ結合されている。
この覆い131は手持軸受107を除いて装着工具全体
を覆っておりかつ透明なプラスチック材から成っている
効果的に覆い131は円弧状に形成されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の平面図、第2図は第1図の
A−A線に沿った断面図、第3図は本発明の別の実施例
の部分断面図、第4図は本発明のさらに別の実施例の部
分断面図、第5図は本発明のさらに別の実施例の部分断
面図、第6図は第5図のC−C線に沿った断面図、第7
図は本発明のさらに別の部分断面図、第8図は本発明の
さらに別の実施例の第6図同様の部分断面図、第9図は
本発明のさらに別の実施例の側面図、第10図は本発明
のさらに別の実施例の部分断面側面図、第11図は本発
明のさらに別の実施例の側面図、第12図は本発明のさ
らに別の実施例の側面図、第13図は本発明の1実施例
の部品としての案内装置の斜視図、第14図は第13図
の案内装置を装着した本発明の1実施例の側面図および
第15図は本発明の装着工具のための保護フードの斜視
図である。 1・・・・・・装着工具、2・・・・・・シャンク、3
・・・・・・ドリルチャック、4・・・・・・手持ボー
ル盤、5・・・・・・軸受ジャーナル、6・・・・・・
グリップ、1・・・・・・滑り軸受ブツシュ、8・・・
・・・環状溝、9・・・・・・セットねじ、10・・・
・・・ピン、11・・・・・・安全リング、12・・・
・・・軸受孔、13・・・・・・軸、14・・・・・・
案内ブツシュ、15・・・・・・止めねじ、16・・・
・・・底部、17・・・・・・環状端面、18・・・・
・・工作物、19・・・・・・あいじやくり部、20・
・・・・・隔てリング、21・・・・・・フランジ、2
2・・・・・・滑り軸受、23・・・・・・案内条片、
24・・・・・・長孔、25・・・・・・蝶ナツト、2
6・・・・・・案内ピン、27・・・・・・端部、28
・・・・・・滑り軸受、29・・・・・・衝撃面、30
・・・・・・バッキング、31.32・・・・・・ピン
、33・・・・・・長孔、34・・・・・・偏心ブツシ
ュ、35・・・・・・止めねじ、36・・・・・・つま
み、36′・・・・・・シャフト、37・・・・:・案
内条片、101・・・・・・装着工具、102・・・・
・・円錐大目゛やすり、103・・・・・・シャンク、
104・・・・・・ねじ山札、105・・・・・・案内
軸、106・・・・・・ねじ山、107・・・・・・手
持軸受、108・・・・・・軸受ブツシュ、109・・
・・・・環状溝、110・・・・・・スパナ当付は面、
111・・・・・・セットねじ、112・・・・・・ス
トッパリング、113・・・・・・止めねじ、114・
・・・・・工作物、115・・・・・・円盤大目やすり
、116・・・・・・案内条片、117・・・・・・ス
トッパリング、118・・・・・・案内条片、119・
・・・・・案内装置、120・・・・・・軸受台、12
1・・・・・・U生成形条片、122・・・・・・U字
形条片、123・・・・・・軸受ブツシュ、124・・
・・・・貫通孔、125・・・・・・止めねじ、126
・・・・・・ストッパリング、128・・・・・・保護
フード、129・・・・・・リング、130・・・・・
・結合支持体、131・・・・・・覆い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 手持ボール盤のための装着工具であって、端に手持
    ボール盤のチャック内へ挿入可能な軸部を、中央部に刃
    部をかつ他端に支承部を介して支承されたグリップを備
    えている形式のものにおいて、前記グリップが、挿入さ
    れた滑り軸受ブツシュを備え自由端面側から掴むことの
    できるバンドグリップから成り、装着工具の前記中央部
    Aの両側に夫々円筒状の案内シャンク2,13が形成さ
    れており、この案内シャンクに夫々隔て部材14゜20
    .21.23が固定可能であることを特徴とする手持ボ
    ール盤のための装着工具。 2 前記支承部が、バンドグリップ6内に支承される装
    着工具端部に設けた環状溝8と、この環状溝8内に係合
    すべく同環状溝8の幅に比して小径のピン10として形
    成された自由端を備えてバンドグリップ内に半径方向で
    挿入されたセットねじとから成る特許請求の範囲第1項
    記載の装着工具。 3 前記隔て部材が案内ブツシュ14から成り、この案
    内ブツシュが装着工具の中央部の刃部に部分的にかぶさ
    れでおり、かつ装着工具の案内シャフト上で軸方向に移
    動可能に配置されている特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の装着工具。 4 前記隔て部材が隔てリング20として形成されてい
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか1項記載
    の装着工具。 5 前記隔て部材が、案内ピン26を備えて滑り軸受2
    2を介して案内シャフト2に保持されたフランジ21か
    ら成る特許請求の範囲第1項、第2項、第3項のいずれ
    か1項記載の装置工具。 6 前記案内ピン26が移動調節可能に配置されている
    特許請求の範囲第5項記載の装着工具。 7 前記案内ピン26の移動調節のために偏心ブツシュ
    34が設けられており、この偏心ブツシュ34内に前記
    滑り軸受22が取付けられており、かつ、偏心ブツシュ
    が前記フランジ21に位置固定可能である特許請求の範
    囲第5項記載の装着工具。 8 手持ボール盤のための装着工具であって、端に手持
    ボール盤のチャック内へ挿入可能な軸部を、中央部に刃
    部をかつ他端に支承部を介して支承されたグリップを備
    えている形式のものにおいて、グリップが、挿入された
    滑り軸受28を備え自由端面側から掴むことのできるバ
    ンドグリップ6から成り、かつ、中央部が帯のこ1から
    成ることを特徴とする装着工具。 9 前記帯のこがのこ刃のない端部27に長孔26を備
    えており、かつ滑り軸受28内で、長孔26を貫通して
    横切る少なくとも1つのピン31゜32によって案内さ
    れている特許請求の範囲第8項記載の装着工具。 10 滑り軸受28の端面側の内端29に衝撃減衰材か
    ら成るクッション30が配置されている特許請求の範囲
    第8項又は第9項記載の装着工具。
JP7307776A 1975-06-21 1976-06-21 手持ボ−ル盤のための接着工具 Expired JPS5854963B2 (ja)

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DE19752527688 DE2527688C3 (de) 1975-06-21 1975-06-21 Einsatzwerkzeug für Handbohrmaschinen
DE2620383A DE2620383C2 (de) 1976-05-08 1976-05-08 Einsatzwerkzeug für Handbohrmaschinen

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Publication Number Publication Date
JPS5230998A JPS5230998A (en) 1977-03-09
JPS5854963B2 true JPS5854963B2 (ja) 1983-12-07

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