JPS5854934Y2 - 人工築磯 - Google Patents

人工築磯

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JPS5854934Y2
JPS5854934Y2 JP1981121078U JP12107881U JPS5854934Y2 JP S5854934 Y2 JPS5854934 Y2 JP S5854934Y2 JP 1981121078 U JP1981121078 U JP 1981121078U JP 12107881 U JP12107881 U JP 12107881U JP S5854934 Y2 JPS5854934 Y2 JP S5854934Y2
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fish
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artificial
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JP1981121078U
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JPS5826855U (ja
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実隆 川俣
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、波浪の激しい海中でも効果的にイセエビ、根
付魚等の魚類の蝟集、定着が得られ、フジッボ、ホヤ等
の繁殖を防止し、成魚の漁獲、稚魚、幼魚の採苗などを
するための人工築磯に関するものである。
尚、イセエビは分類上甲殻類であるが、本明細書に於い
ては便宜上魚類と称することにする。
一搬の魚類の使用される人工築磯は、立方体形状のl室
多窓型のコンクリートブロックであり、イセエビ用にも
用いられることが多いがイセエビの大砲率は収容容量に
対して10%にも達していない。
本願考案者は長年の潜水調査研究によって、大砲率が8
0〜90%に達し、かっ砲車に大砲部と消波部と避難安
息部とを設け、激浪海域に於いても使用し得るイセエビ
用人工魚礁を、既に実願昭54−42504号として提
案した。
然しなから、前記出願の人工魚礁では、表面にフジッボ
、ホヤ等の定着が多発し、場合によっては開口部を閉塞
するに至らしめる危惧を生じ、ダイパーが手工具でフジ
ッボ、ホヤ等を掻き落すことが必要とする場合があった
この現象を調査、観察すると、フジッボ、ホヤ等の繁殖
は、太陽光線が多く入射する個所に多発し、入射の弱い
部分には発生が少ないことが判った。
ここに於いて本考案の目的とするところは、開口部への
太陽光線の直接入射を遮光してフジッボ、ホヤ等の繁殖
を防止し、イセエビ、根付魚等の魚類が砲車への出入、
採餌、餌となる小魚の捕獲を容易にするための人工築磯
を提供することにあり、その内容は、海中に沈設してイ
セエビ、根付魚等の魚類を蝟集、定着させるためのもの
であって、魚類の檀家となる砲車を有する枠体の開口部
を魚種の生態に応じた大きさとし、開口部側の上方に太
陽光線が前記開口部への直接入射を防止するための廂を
突出し、かつ砲車の奥部を延長して枠体を貫通して成る
漁獲口を設けたことを特徴とするものである。
本考案を図示のイセエビ用の人工築磯の実施例に基づい
て詳細に説明する。
第1図及び第2図に於いて、1は例えば鉄筋コンクリー
ト製の枠体であり、内部には多数個の独立した砲車2が
多段、多列に整然と設けられている。
即ち枠体1の一側面に開口部3を有し、この開口部3を
除く周囲を閉塞し、イセエビが大砲した小魚等を捕獲す
るに適した踊り場となる巾と高さと奥行を有する大砲部
4と、その延長上に入礁部4の半分の高さを持ち、突当
り壁の若干手前より奥に進むにつれて天井が低くなる勾
配天井5として激浪の消波効果を高めた消波部6とから
戒る第1の室7が設けられている。
更に第1の室7の中央部の床面には避難口8が開口され
、消波部6とほぼ等しい奥行長を有し、消波部6よりや
や高い入口天井を避難口8から奥に向って先細勾配とし
、周囲を閉塞した第2の室9が設けられており、この第
2の室9はイセエビが個体の大きさに応じて避難安息す
るための安息室10となっている。
避難口8は、大砲部4に対して反対方向に傾斜して下降
しており、イセエビが後退しながら安息室10に避難し
易いようになっている。
枠体1の開口部側倒の側面の最上部には、所定の厚さと
張り出し長さを有する廂11が枠体1に等しい巾で形成
されており、開口部3への太陽光線の直接入射を遮ぎる
ようになっている。
枠体1の上面には、クレーンなどで海底に沈設するため
のロープ用吊り具12が四隅に設けられている。
又、安息室10の後方の壁面の一部には、枠体1を貫通
する例えば硬質ビニール管を用いた漁獲口13を設け、
その先端は枠体1の外部に突出され、ここにキャップ1
4が螺合されている。
更に必要に応じて大砲部4の下方には、円形の礁穴15
が設けられ、その奥に立方体形状に拡張された補助砲車
16が形威されている。
これらはウツボの棲息室となるためのものであり、礁穴
15の直径は、ウツボの体型に応じて棲息し易いように
犬、中、小の寸法差を持たせている。
従って、この人工集機をダイパーの案内のもとにロープ
で海底に沈設すると、安棲の場所を求めるイセエビは独
立の各砲車2内に蝟集し定着することは従来の調査、実
験からも明らかである。
浪の静かな状態に於いては、イセエビはこの人工集機の
大砲部4に数匹ずつ身を隠して採餌活動を行なうと共に
、外敵に対する警戒をしている。
本考案に於いては、廂11を設けたために開口部3付近
でのフジッボ、ホヤ等の繁殖が激減して、開口部3の大
きさを縮少させることがないので採餌活動に支障となる
ことはない。
しかも廂11を設けたことにより開口部3は常時薄暗く
なり、自分は暗部に身を潜めながら餌となる小魚を待つ
というイセエビの習性を満足させることになり、イセエ
ビの定着率が更に向上する。
廂11は枠体1の沈設場所の状況に応じて、最上部のみ
ならず下段の開口部3の上部に設けて陰影効果を増大さ
せてもよい。
太陽光が強く明るい時間帯或いは波浪が激しい場合には
、夜行性のイセエビは避難口8から安息室10に身を移
し、太陽光と波浪の影響を避けることができる。
海水が第1の室7内に激しく流れ込んでもそのエネルギ
は消波部6で吸収されるため、安息室10にその影響が
及ぶことは殆どない。
本考案は成長じたイセエビの漁獲の他、その稚エビ、幼
エビの採苗も可能である。
即ち枠体1の後部に突出した漁獲口13のキャップ14
を取外し、漁獲口13に網袋を取付け、開口部3より追
込み漁具で稚エビを奥部へ追込むと、稚エビ、幼エビは
網袋に大綱して採苗が可能となる。
又、タコの天敵であるウツボはイセエビとよく共存する
習性があるが、同室に同棲することはなく、補助砲車1
6に入魂して採餌活動を行なうため、イセエビの天敵で
あるタコの食害防除することができる。
タコの多数棲息する海域に於いての実験によれば、ウツ
ボの棲みついた礁のイセエビは安定で大砲率も良好であ
る。
天然礁に於いてもウツボが多数棲息する海域は、イセエ
ビの数も多く一部を通じて安定した数量が認められる。
この枠体1の製作方法は種々考えられるが、例えば砲車
2を枠体1のフンクリート打ちの際、鉄筋間の所定位置
に第3図に示すように耐水性の低い合板、接着剤で形威
し漁獲口13、キャップ14を附設した型枠20を挿入
することにより空胴化すれば、枠体1を海中に沈設後比
較的早期に合板素材が分離、細分化され、人礁魚の動作
又は海流作用などによって開口部3より外部へ流出する
又、たとえ流出前であっても人礁魚に何等悪影響を与え
ないことが実験によって確められている。
前述の実施例に於いては、イセエビ用の人工集機を説明
したが、他の根付性エビや根付性クロダイ、イシダイ又
はサザエ等の魚貝類に対してもその人礁部、安息室を魚
種に適した寸法とすれば、効果的に蝟集、定着を得るこ
とができる。
以上説明したように本考案に係る人工集機は、外敵に対
して身を守り易く、太陽光線の開口部への直射を遮光し
、開口部でのフジッボ・ホヤ等の繁殖を防止するので採
餌活動に有利であるから、魚類にとって極めて理想的な
檀家となる。
特にイセエビ用の人工集機は、同一場所に多数匹のイセ
エビが群棲することになり、従来の刺網によりイセエビ
を捕捉すすることも、潜水により直接捕獲することも可
能となる。
又、安息室は潜水による無制限な乱獲からイセエビを保
護し、稚エビ、幼エビの採苗による人工養成と相俟って
漁業資源の安定な供給に効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る人工集機を示すものであり、第1図
はその一部破断斜視図、第2図は断面図、第3図は離京
のコンクリート型枠の外観斜視図である。 符号1は枠体、2は離京、3は開口部、4は大砲部、6
は消波部、7は第1の室、8は避難口、9は第2の室、
10は安息室、11は廂、20は型枠である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 海中に沈設してイセエビ、根付魚等の魚類を蝟集、
    定着させるためのものであって、魚類の檀家となる砲車
    を有する枠体の開口部を魚種の生態に応じた大きさとし
    開口部側の上に太陽光線が前記開口部への直接入射を防
    止するための廂を突出し、かつ砲車の奥部を延長して枠
    体を貫通して戊る漁獲口を設けたことを特徴とする人工
    築磯。 2 砲車開口部の下方に補助砲車を設けた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の人工築磯。 3 砲車を耐水性の低い合板、接着剤から形成した型枠
    を用いて空胴化した実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の人工築磯。
JP1981121078U 1981-08-15 1981-08-15 人工築磯 Expired JPS5854934Y2 (ja)

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JPS5826855U JPS5826855U (ja) 1983-02-21
JPS5854934Y2 true JPS5854934Y2 (ja) 1983-12-15

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JPS61170328A (ja) * 1985-01-25 1986-08-01 株式会社熊谷組 人工漁礁
JP4998877B2 (ja) * 2007-01-25 2012-08-15 独立行政法人水産総合研究センター イセエビ用の増殖礁とその設置方法
JP4998908B2 (ja) * 2012-01-10 2012-08-15 独立行政法人水産総合研究センター イセエビ用の増殖礁

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JPS5826855U (ja) 1983-02-21

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