JPS5854608B2 - 気液接触用充填材 - Google Patents
気液接触用充填材Info
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- JPS5854608B2 JPS5854608B2 JP52082424A JP8242477A JPS5854608B2 JP S5854608 B2 JPS5854608 B2 JP S5854608B2 JP 52082424 A JP52082424 A JP 52082424A JP 8242477 A JP8242477 A JP 8242477A JP S5854608 B2 JPS5854608 B2 JP S5854608B2
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- Japan
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- filler
- gas
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- rod
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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- B01J19/32—Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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- B01J2219/32—Details relating to packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit of module inside the apparatus for mass or heat transfer
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体の散布状態が充填材表面で一様になりかつ
次段の充填材への液体の散布が一様になる機能を有する
気液接触用充填材に関するものであり、特に高粘性液体
を散布するのに好適な充填材に関するものである。
次段の充填材への液体の散布が一様になる機能を有する
気液接触用充填材に関するものであり、特に高粘性液体
を散布するのに好適な充填材に関するものである。
従来、例えばクー９ングタワー等においては、水と空気
とを接触させて熱交換を行なわせるために、その内部に
充填材から構成した充填層を配設し、この充填層に水を
流通させて水を散布させることによって空気との間の熱
交換を行なわせていた。
とを接触させて熱交換を行なわせるために、その内部に
充填材から構成した充填層を配設し、この充填層に水を
流通させて水を散布させることによって空気との間の熱
交換を行なわせていた。
そして、従来の気液接触用の充填材としては、第１図イ
〜ヌで示すように、円形、三角形、逆三角形、菱形、正
方形若しくは長方形、斜めに設置した長方形、ロンドン
格子形、小判形、エリミネータ形、又は波形等の断面形
状を有する部材を充填材として使用し、これらの充填材
を気体および液体の流れ方向に対して千鳥目配列や基盤
目配列もしくは千鳥目配列や基盤目配列と格子配列とを
組み合わせて充填層を形成していた。
〜ヌで示すように、円形、三角形、逆三角形、菱形、正
方形若しくは長方形、斜めに設置した長方形、ロンドン
格子形、小判形、エリミネータ形、又は波形等の断面形
状を有する部材を充填材として使用し、これらの充填材
を気体および液体の流れ方向に対して千鳥目配列や基盤
目配列もしくは千鳥目配列や基盤目配列と格子配列とを
組み合わせて充填層を形成していた。
また、充填材の材質は、木材、磁器、金属、合成樹脂等
が使用されている。
が使用されている。
しかるに、充填材として断面円形ないしは小判形の充填
材を用いた充填層においては、気体および液体の流れ方
向と直交する方向に対する充填材の断面積が大きいため
有効に液体と接触して長さ方向と直交する方向には均一
に液体を分配することはできるが、充填層単位容積当り
の伝熱面積が小さくなるため、充填材を密に配列しなけ
ればならない欠点があり、また充填材の長さ方向におけ
る一様な液体散布が困難となる欠点があった。
材を用いた充填層においては、気体および液体の流れ方
向と直交する方向に対する充填材の断面積が大きいため
有効に液体と接触して長さ方向と直交する方向には均一
に液体を分配することはできるが、充填層単位容積当り
の伝熱面積が小さくなるため、充填材を密に配列しなけ
ればならない欠点があり、また充填材の長さ方向におけ
る一様な液体散布が困難となる欠点があった。
特に液体の粘性が高いと、散布された液体が次段の充填
材へ流れ落ちる時、充填材の下側面で液体が片寄って厚
い液膜を形成してしまうため一様に落下せず、充填材の
段数を落下するに従かい落下液体の片寄りが増長してし
まい、一層一様な液体散布が困難となっていた。
材へ流れ落ちる時、充填材の下側面で液体が片寄って厚
い液膜を形成してしまうため一様に落下せず、充填材の
段数を落下するに従かい落下液体の片寄りが増長してし
まい、一層一様な液体散布が困難となっていた。
一方、平板、波形、エリミネータ形若しくは斜めに配置
した長方形の充填材においては、比較的液体との接触が
良好でしかも充填層単位容積当りの伝熱面積を大きくと
れるが、液体がその充填材の−ｇＩＵ面（こ偏より、し
かもその長さ方向における一様な液体散布が困難である
という欠点を有していた。
した長方形の充填材においては、比較的液体との接触が
良好でしかも充填層単位容積当りの伝熱面積を大きくと
れるが、液体がその充填材の−ｇＩＵ面（こ偏より、し
かもその長さ方向における一様な液体散布が困難である
という欠点を有していた。
本発明は、以上の欠点に鑑みたとえ高粘度の液体であっ
てもこれを一様に散布させることができる気液接触用充
填材を提供するものである。
てもこれを一様に散布させることができる気液接触用充
填材を提供するものである。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明すると、第２
図において、１は杆状膨大部よりなる液受は部でこの液
受は部１は上方より落下してきた液体を無駄なく受取り
、その長手方向と直交する方向に均一に液体を分配する
ために液体散布方向と直交する面に比較的大きいｈｍ積
を有することを特徴とし、この大きさは充填材の配列ピ
ッチ、気体の流量および充填層の圧力損失特性等によっ
て決定される。
図において、１は杆状膨大部よりなる液受は部でこの液
受は部１は上方より落下してきた液体を無駄なく受取り
、その長手方向と直交する方向に均一に液体を分配する
ために液体散布方向と直交する面に比較的大きいｈｍ積
を有することを特徴とし、この大きさは充填材の配列ピ
ッチ、気体の流量および充填層の圧力損失特性等によっ
て決定される。
また、その形状は、従来使用されている充填材のうち大
きい断面積を有するもの例えば円形の断面形状が利用出
来る。
きい断面積を有するもの例えば円形の断面形状が利用出
来る。
２は液受は部１に連設した平板部で、上記杆状膨大部よ
りなる液受部よりも液体の流れ方向断面において狭縮さ
れた厚みを有する。
りなる液受部よりも液体の流れ方向断面において狭縮さ
れた厚みを有する。
この平恢部２は上記液受は部１より流下してきた液体を
さらに均一化する機能をもち、しかも少ない容積で大き
い伝熱面積を有することを特徴としている。
さらに均一化する機能をもち、しかも少ない容積で大き
い伝熱面積を有することを特徴としている。
さらに３は平板部の下部に形成した滴下部で、この滴下
部３は上記液受は部１の長手方向における液体散布を均
一化して次段の充填材への液体散布を均一化する機能を
持ち、上記平板部２の長手方向に規則的に配列された凹
凸部形状、たとえば針状、三角状、弧状もしくは波板状
の形状に形成されていることを特徴としている。
部３は上記液受は部１の長手方向における液体散布を均
一化して次段の充填材への液体散布を均一化する機能を
持ち、上記平板部２の長手方向に規則的に配列された凹
凸部形状、たとえば針状、三角状、弧状もしくは波板状
の形状に形成されていることを特徴としている。
第２図すは弧状の滴下部の例を示し、第３図イ〜ハはそ
れぞれ波板状、三角状および針状の滴下部の例を示して
いる。
れぞれ波板状、三角状および針状の滴下部の例を示して
いる。
これらの滴下部３では、液受は部１および平板部２を伝
わって流下してきた液体をその滴下部で充填材の長さ方
向に分配し、均一に散布した状態で滴下させる。
わって流下してきた液体をその滴下部で充填材の長さ方
向に分配し、均一に散布した状態で滴下させる。
これは高粘度の液体を用いた場合でも同様である。
上記滴下部３の形状は、液体の種類、特に粘性や表面張
力によって、並びに液体の散布量によって適宜のものが
選定されるが、例えば常温（約１５℃）の水を用い、第
４図に示す三角形状の滴下部とした場合で、θ＝３０°
、ｄ、＝１２ｍｒｒｔ１ｈ＝１０ｍｍ１ ｔ＝０．５醋
のアルミニウム材質充填材では、滴下部の突起物−個当
り約７００ ｃｃ／ｍｉｎまで良好な散布特性が得られ
ることが確認された。
力によって、並びに液体の散布量によって適宜のものが
選定されるが、例えば常温（約１５℃）の水を用い、第
４図に示す三角形状の滴下部とした場合で、θ＝３０°
、ｄ、＝１２ｍｒｒｔ１ｈ＝１０ｍｍ１ ｔ＝０．５醋
のアルミニウム材質充填材では、滴下部の突起物−個当
り約７００ ｃｃ／ｍｉｎまで良好な散布特性が得られ
ることが確認された。
なお、本発明に係る充填材は必ずしも熱交換用として用
いる必要はなく、単に液体を均一に散布する目的で使用
してもよく、また液体が高圧下で圧送される場合には、
充填材は鉛直方向に配設されることなく、その流体の流
れ方向に沿って配設すればよい。
いる必要はなく、単に液体を均一に散布する目的で使用
してもよく、また液体が高圧下で圧送される場合には、
充填材は鉛直方向に配設されることなく、その流体の流
れ方向に沿って配設すればよい。
以上述べたように、本発明の気液接触用充填材は、液体
の流れ方向と直交させて配設した杆状膨大部よりなる液
受部と、液体の流れ方向下流側においてこの液受部に連
設し、上記杆状膨大部よりなる液受部よりも液体の流れ
方向断面において狭縮された厚みを有する平板部、およ
びこの平板部の末端部に形成し、その長手方向に液体を
分配する規則的に配列された凹凸部よりなる滴下部とか
ら構成されているものであるから、たとえ高粘度の液体
であってもこれを均一に散布することができ、しかも平
板部により大きな伝熱面積を確保することができるため
、その熱特性を良好にすることができるという効果を期
待できるものである。
の流れ方向と直交させて配設した杆状膨大部よりなる液
受部と、液体の流れ方向下流側においてこの液受部に連
設し、上記杆状膨大部よりなる液受部よりも液体の流れ
方向断面において狭縮された厚みを有する平板部、およ
びこの平板部の末端部に形成し、その長手方向に液体を
分配する規則的に配列された凹凸部よりなる滴下部とか
ら構成されているものであるから、たとえ高粘度の液体
であってもこれを均一に散布することができ、しかも平
板部により大きな伝熱面積を確保することができるため
、その熱特性を良好にすることができるという効果を期
待できるものである。
そして、上記液受部はその大きな断面形状を有する杆状
膨大部により流下される散布液体をもれなく受は止め、
これを平板部に連続的に受は渡すことができる。
膨大部により流下される散布液体をもれなく受は止め、
これを平板部に連続的に受は渡すことができる。
しかもこのとき、上記液受部の長手方向設置角度（水平
度）に微少な偏りがあって受は止められた液体が液受部
の一方向に偏ろうとする片寄り傾向が生じても、上記平
板部には液体の流下方向とは直角横方向に液体を分散さ
せようとする機能が働くため、上述の片寄り傾向を解消
させて上記平板部は液受部から受は渡された液体を該平
板部の全面Ｉこ沿わせて均一に流下させることが可能と
なり、更にこの平板部に沿う流下液は規則的に配列され
ている凹凸部を介して長手方向に均等に分散滴下させる
ことができる。
度）に微少な偏りがあって受は止められた液体が液受部
の一方向に偏ろうとする片寄り傾向が生じても、上記平
板部には液体の流下方向とは直角横方向に液体を分散さ
せようとする機能が働くため、上述の片寄り傾向を解消
させて上記平板部は液受部から受は渡された液体を該平
板部の全面Ｉこ沿わせて均一に流下させることが可能と
なり、更にこの平板部に沿う流下液は規則的に配列され
ている凹凸部を介して長手方向に均等に分散滴下させる
ことができる。
また、上記平板部は上述した液受部と連繋して果たす流
下液の均分化機能を期待し得るのみでなく、該平板部は
液受部に比して同一伝熱面積で比較すれば空間において
占める体積が小さく、気体の通路空間を広く取れるため
、流通気体の圧力損失は小さく、しかも前述の如く良好
な伝熱効率を達成し得る利点がある。
下液の均分化機能を期待し得るのみでなく、該平板部は
液受部に比して同一伝熱面積で比較すれば空間において
占める体積が小さく、気体の通路空間を広く取れるため
、流通気体の圧力損失は小さく、しかも前述の如く良好
な伝熱効率を達成し得る利点がある。
第１図イ〜ヌはそれぞれ従来の気液接触用充填材の断面
図、第２図ａおよびｂは本発明の実施例を示す側面図と
正面図、第３図イ〜ハはそれぞれ本発明の他の実施例を
示す要部の正面図、第４図ａ、ｂは更に他の実施例の側
面図と正面図である。 １：液受は部、２：平板部、３：滴下部。
図、第２図ａおよびｂは本発明の実施例を示す側面図と
正面図、第３図イ〜ハはそれぞれ本発明の他の実施例を
示す要部の正面図、第４図ａ、ｂは更に他の実施例の側
面図と正面図である。 １：液受は部、２：平板部、３：滴下部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 液体の流れ方向と直交させて配設した杆状膨大部よ
りなる液受部、液体の流れ方向下流側においてこの液受
部に連設し、上記杆状膨大部よりなる液受部よりも液体
の流れ方向断面において狭縮された厚みを有する平板部
、およびこの平板部の末端部に形成し、その長手方向に
液体を分配する規則的に配列された凹凸部よりなる滴下
部とから構成したことを特徴とする気液接触用充填材。 ２ 充填材を金属若しくは親水処理を施した合成樹脂材
料で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の気液接触用充填材。 ３ 滴下部を針状、三角状、弧状、若しくは波板状に形
成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２
項記載の気液接触用充填材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082424A JPS5854608B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 気液接触用充填材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52082424A JPS5854608B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 気液接触用充填材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5417370A JPS5417370A (en) | 1979-02-08 |
| JPS5854608B2 true JPS5854608B2 (ja) | 1983-12-06 |
Family
ID=13774195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52082424A Expired JPS5854608B2 (ja) | 1977-07-08 | 1977-07-08 | 気液接触用充填材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854608B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524886Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1993-06-24 | ||
| US9084961B2 (en) | 2010-12-09 | 2015-07-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas-liquid contacting plate, gas-liquid contacting laminated block body, gas-liquid contacting laminated structure and gas purification device |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021179285A (ja) * | 2020-05-14 | 2021-11-18 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 吸収式冷凍機用熱交換ユニット、吸収式冷凍機、及び熱交換方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247528B2 (ja) * | 1972-06-24 | 1977-12-03 | ||
| JPS5314162A (en) * | 1976-07-26 | 1978-02-08 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Packing material for gas-liquid contact |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5096646U (ja) * | 1974-01-08 | 1975-08-12 | ||
| JPS5541297Y2 (ja) * | 1975-10-02 | 1980-09-27 |
-
1977
- 1977-07-08 JP JP52082424A patent/JPS5854608B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247528B2 (ja) * | 1972-06-24 | 1977-12-03 | ||
| JPS5314162A (en) * | 1976-07-26 | 1978-02-08 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | Packing material for gas-liquid contact |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524886Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1993-06-24 | ||
| US9084961B2 (en) | 2010-12-09 | 2015-07-21 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Gas-liquid contacting plate, gas-liquid contacting laminated block body, gas-liquid contacting laminated structure and gas purification device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5417370A (en) | 1979-02-08 |
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