JPS5854416Y2 - ごみ集め装置 - Google Patents

ごみ集め装置

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JPS5854416Y2
JPS5854416Y2 JP16759581U JP16759581U JPS5854416Y2 JP S5854416 Y2 JPS5854416 Y2 JP S5854416Y2 JP 16759581 U JP16759581 U JP 16759581U JP 16759581 U JP16759581 U JP 16759581U JP S5854416 Y2 JPS5854416 Y2 JP S5854416Y2
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plate
movement
hopper
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packing
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JP16759581U
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JPS57174403U (ja
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フレツド・トーマス・スミス
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サ−ジヤント、インダストリ−ズ、インコ−ポレ−テツド
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ごみ集め装置に係る。
ごみ集め作業において、ごみは、一般に、各個の場所、
例えば住宅において収集されてトラックに取付けられた
格納ボデーの中へ積込まれる。
格納ボデーが完全に満たされたとき、トラックはごみを
却下するため投下地点1で走行することを要求される。
投下地点の位置いかんによって、ごみ投下のために必要
とされる時間はきわめて長くなる可能性がある。
このような時間は徒費される時間である。
何故ならば、ごみ集め装置は、投下地点1での往復走行
間は、単にトラックとして働らくに過ぎないからである
投下地点へごみを運搬するのに使用される徒費時間を減
少させるため、近代的なごみ集め装置は、ごみを高圧力
下で格納ボデーの中へ詰め込むことによって働らく。
これによって、ごみ集め装置の能力は増加され、投下地
点へ走行する必要を生じる前に、より長い時間に亘って
ごみを集める機能を発揮し得る。
現在用いられている既知のごみ集め装置において1ハ、
格納ボデーはトラックのフレームに装架され、格納ボデ
ーの後方に尾扉機構が取付けられる。
尾扉機構はごみ積込みのためのホッパと、該ホッパから
ごみを取出してそれを高い圧力の下で格納ボデーの中へ
詰め込むための詰締め装置とを有する。
普通、格納ボデー内には可動の蹴出板が配置される。
詰締め作業の間、ごみは蹴出板に対して詰締められ、蹴
出板は詰締め作業の進行にしたがって格納ボデー内部へ
前進される。
格納ボデニが完全に満たされたときは、蹴出板は極限昔
で前進されて格納ボデーの前部に隣接する位置に達して
いる。
ごみ投下作業間、尾扉機構は格納ボデーに対して上方へ
回動され、ごみは蹴出板を後方へ運動させて格納ボデー
の外部へごみを押出すことによって放棄される。
既知のごみ集め装置はかなり大形であり、いくつかの素
因の結果としてその取扱いが容易でない。
第1に、結締め機構を有する尾扉機構は比較的長くそし
て格納ボデーの後端から相当距離外方へ突出している。
尾扉機構の長さは、尾扉の低部に画成されるホッパの形
状によって、主として決定される。
現用の既知ホッパは概ね均一に湾曲された曲底部であっ
てホッパの後部の積込リップから漸次下傾して最低点へ
達したのち漸次上昇して格納ボデー内へ通導される傾斜
通路に達する形状にされたものを有する。
結締め板はその下端縁をホッパの曲底部に沿って従動さ
せつつホッパを通って回動される。
結締め板の回動を可能にするためのホッパ底部の湾曲さ
れた形状の故に、ホッパは比較的長くそして浅い。
したがって、尾扉機構は比較的長く、その結果、尾扉の
重心は尾扉支持構造物の後方相当距離に位置される。
ごみ集め装置を大形にさせるとともにその取扱いを難か
しくする原因となるもう一つの素因は、尾扉機構内にお
ける結締め機構の連動である。
枢動自在に互いに結合された上詰締め板と下結締め板と
を結締め作業に使用する多くの既知とみ集め装置(米国
特許第3143230号参照)においては、前上位置と
後下位置との間に釦いて直線運動を以て往復動される上
詰締め板が使用されている。
この上詰締め板へ大きい水平方向の分力を供給するため
、直線運動路は上詰締め板に実質的に水平運動を与える
勾配を有しなくしてはならない。
このことによって、さらに、尾扉機構は比較的長くされ
ることを要求される。
既知のごみ集め装置においては、格納ボデーはそれに及
ぼされる高内圧に耐えうるように比較的重い構造用部材
を以て作られている。
これら構造用部材の大きい重量もまた既知のごみ集め装
置を扱いにくくさせる原因になっている。
ごみ格納ボデーの重量の加増は、さらに、トラックのフ
レームのための構造用部材に釦いて増加重量を必要とし
、その結果、車両重量を増加させる。
車両の長さと重さが増加されるにしたがって、それはご
みの収集において交通混雑区域における操作を益々−そ
う困難にする。
既に述べたごとく、近代的なごみ集め装置は、トラック
のフレームに装架された格納ボデー内にごみを高圧下で
結締めることによってその機能を果たす。
現用の既知のごみ集め装置においては、ホッパ内に釦い
ては結締めは全く、または殆んど、行われない。
ごみは結締め板の回転によってただホッパから移転され
るにすぎず、ごみが格納ボデー内部に移動される迄は結
締めは行われない。
より均一の結締めを達成するためには、ホッパの内部に
おいても成る程度の結締めが行われることが望ましい。
結締め作業間、ごみは格納ボデー内部へ押込唸れるとと
もに蹴出板に対して締め固められる。
ごみが締め固められたとき、それは格納ボデーの頂部に
対して上方向へ押入れられ、したがって、格納ボデーの
頂部に大きな応力を与える。
かくの如き応力に耐えさせるため、格納ボデーの頂部は
充分に強化されなくてはならず、したがって、重くなる
結締め作業が続行されるにしたがって、蹴出板は格納ボ
デーの内部へ前進される。
蹴出板の運動は、伸縮式の油圧シリンダであってその内
部の有臭油圧面積がその延伸の程度にしたがって変化す
るものによって一般に制御される。
蹴出板が前進されるにしたがって、格納ボデー内のごみ
もまた後続のごみが格納ボデー内へ結締められるにとも
なって前進される。
格納ボデー内のごみと格納ボデーの側壁と間の摩擦は格
納ボデー内のごみの量にしたがって変化する。
格納ボデー内のごみと蹴出板の運動に影響する各種の素
因の故に、格納ボデー全域においてごみを均一に締固め
ることは困難である。
格納ボデーの一区域に在るごみはきわめて大きい密度に
締固められるが、一方、他区域に在るごみ1dより小さ
い密度に締固められるであろう。
結締め装置によって発生される最高圧力またはそれに近
似する圧力に依る比較的高い均一の締固め圧力で格納ボ
デー全域に亘ってごみを結締めることは望lしいことで
ある。
何故ならば、これによって特定容積の格納ボデー内によ
り多くの量のごみを詰込むことが可能にされるからであ
る。
本考案に従えば、格納ボデーに連通じる開口に隣接して
その後方に位置される比較的短かくそして深いごみ積込
用のホッパを使用しうるごみ集め装置が得られる。
かくのごときホッパが配置されているとき、下結締め板
を枢動自在に結合された上記締め板は前上位置と後下位
置との間において後下方に凸形に湾曲された運動路に沿
って運動される。
上詰締め板によって画成される前記運動路は、上詰締め
板が後下位置から前上位置へ移動するにしたがって、実
質的に垂直から実質的に水平に変化する勾配を有する。
これによって、長い尾扉機構を用いることなしに詰締め
サイクル間において上詰締め板に対して大きい水平方向
の分力が供給されうる。
格納ボデー内へ通じる開口の上限は、上方へ湾曲された
下面を有する固定板によって画成される。
詰締め板の上昇運動間に、ごみは固定板の前記下面に対
して詰締められる。
これによって、ごみに対し前進運動方向が与えられる。
したがって、ごみが格納ボデー内へ押込1れて蹴出板に
衝接する運動が助けられる。
渣た、ごみにその前進運動方向が与えられることによっ
て、ごみが格納ボデーの頂部に大きい圧力を及ぼす傾向
は小さくされる。
尾扉内において運動しうるように互いに枢動自在に結合
された上詰締め板と下結締め板とを用いる本考案の一実
施例においては、上詰締め板は好適には格納ボデー内に
通じる開口の上限を画成する固定板の後面に近接する前
曲面を有する。
上詰締め板と固定板との間の相対運動間において、固定
板の後面ば上詰締め板の前曲面からごみを除去する。
上詰締め板のために後下方に凸形に湾曲された運動路を
画成することによって、上詰締め板は好適には前上昇位
置から後下降位置へ、またはその逆に、運動されるにし
たがって傾斜される。
上詰締め板が下後方へ運動されるとき、上詰締め板の下
部分は後方へ傾斜され、一方、上詰締め板の上部分は前
方へ傾斜される。
下結締め板は上詰締め板にその下端縁において枢動自在
に結合されている。
したがって、上詰締め板の下部分が後方へ傾斜されると
き、下結締め板のための枢動点は後方へ移動され以て下
結締め板をホッパに対して運動しうるように適正に位置
される。
上記締め板が前上方に運動されるにしたがって、上詰締
め板の下部分が前方向に傾斜されることによって、ごみ
は前方へ運動される。
これはごみを前進させて格納ボデーに通じる開口を通過
させるとともにごみを蹴出板に対して締め固めるのを助
ける。
本考案のもう一つの特徴によれば、湾曲された詰締め面
を有する詰締め板がホッパを通って運動するようにされ
たごみ集め装置が得られる。
詰締め板がホッパを通って運動するにしたがって、ごみ
は詰締め板の湾曲された詰締め面の形状の故に該詰締め
面に支えられて上方へ転動する傾向を大きくされる。
したがって、ごみは詰締め板によってホッパから、より
容易に移転される。
詰締め板はその湾曲された前面に1個または複数個の直
立したリプを配置される。
これらリプは、詰締め板がホッパを通って運動するにし
たがってリプによって係合されるごみに対して大きな局
部圧力を供給するための縮小区域を画成する。
1個よりも多いリプが配列される場合は、リプは互いに
離された関係に配列され、好適には、詰締め板がホッパ
を通って運動するときホッパ底部に対して垂直に位置さ
れる。
各リプは互いに結合されて破砕面を形成する傾斜した側
壁を有する。
相隣するリプの傾斜する側壁は、詰締め板の前曲面と前
記相隣する側壁とによって画成される詰締め区域を構成
する。
隣接するリプ間を通って詰締め板の前曲面と係合するご
みは、これによって、相隣するリプの側壁間の圧縮力に
よって締固められる。
好適には、前記ホッパは垂直に傾斜した前詰締め面を有
する。
したがって詰締め板がホッパを通って運動するにしたが
って、ごみは詰締め板の前曲面とホッパの前記前詰締め
面との間に締固められる。
詰締め板が回動されてホッパを通って前進されたのちホ
ッパからごみを離すため持上げられるとき、詰締め板の
前曲面は好適には前記ホッパの前詰締め面に対して少な
くとも約90°の角度を形成する。
これによって、ごみが詰締め板の上昇運動間にホッパの
前詰締め面と詰締め板の前曲面との間にひっかかって動
かなくなる、いわゆるジャミングを生じる、傾向が減少
される。
本考案のもう一つの特徴によれば、ごみ積込用のホッパ
は積込リップとホッパ底部との間に位置された一直線の
後壁部分を有する。
詰締め板はその下端部に狭くされたエツジを有する。
前記エツジは詰締め板がホッパ内に進入するときホッパ
の一直線の後壁部分に対して連続する関係に入る。
これによって、ホッパの積込リップ上に乗って張出すご
みは、詰締め板がホッパに進入するとき詰締め板のエツ
ジによって破断力を受けしめられる。
本考案の以上述べたいくつかの特徴によって、既知のご
み集め装置に使用されているホッパとは非常に異なる比
較的短かくて深いホッパを有するごみ集め装置が提供さ
れうる。
さらにまた、ごみがホッパそれ自体の内部で破砕される
とともに相当程度に締め固められるごみ集め装置が提供
されうる。
本考案全般の従属的特色として、ごみ集め装置に使用さ
れる独得の詰締め板であってそのホッパを通る運動間に
ホッパに蔵されるごみと係合するようにされた前曲面を
有するものが提供される。
前記前曲面の湾曲度は、それがホッパを通って運動する
とき、ホッパからごみを離すのを助けるとともにごみを
前曲面に沿って詰締め板に支えて上方へ転動させうるよ
らに選ばれる。
また、本考案の詰締め板はその前曲面に1個または複数
個の直立したリブであってそれらによって係合されるご
みに対して大きな局部圧力を与えるための縮小区域を画
成するものを配置される。
互いに離されて配列される複数個のリブが使用されると
きは、相隣するリブの側壁は詰締め板の前曲面と前記側
壁とによって画成される詰締め区域を構成する。
また、詰締め板は狭くされたエツジを有し、該エツジは
それによって係合されるごみに対し大きい破砕圧力を与
えるようにされている。
本考案のもう一つの従属的特色は、本考案の総合装置と
併用するのに特に好適な独得のごみ積込用のホッパであ
る。
本ホッパは、それを越えてごみが投入れられるリップと
、曲底部と、前記リップと曲底部との間に位置される一
直線の後壁部分とを有する。
また、前記ホッパには前記後壁部分に対向して配置され
た上方へ傾斜されて構造的に補強された前記締め面を有
する。
側壁は曲底部と前詰締め面と後壁部分とを相互に結合す
る。
既に述べたごとく。
現用の既知のごみ詰締め機構は、内部に可動の蹴出板を
見えた格納ボデーと、蹴出板に対して格納ボデー内でご
みを締め固めるための詰締め装置とを有する。
ごみが前記蹴出板に対して締固められるにしたがって、
格納ボデーが逐次ごみを満たされるにともなって、詰締
め装置から遠ざかる方向へ蹴出板の歩進運動が行われる
本考案のもう一つの特徴に依れば、ごみのさらに良好な
締固めを達成するため詰締め装置と蹴出板の運動を油圧
装置を通じて相関させる独得の装置が得られる。
蹴出板の運動を制御する第1の油圧装置は詰締め装置の
運動を制御する第2の油圧装置に油圧回路を通じて相関
せしめられる。
第1の油圧装置と第2の油圧装置の両方から油圧流体を
受けるための油だめ装置が設置され、第1と第2の油圧
装置から油だめ装置への油圧流体の流れは制御装置によ
って制御される。
前記制御装置は、第1と第2の油圧装置の双方から油だ
め装置へ油圧流体を瞬間的に放出するため、詰締め装置
の運動を制御する第2の油圧装置における油圧流体の規
定圧力において作動するように整定される。
油圧流体の放出は、第2の油圧装置にち−ける油圧流体
の圧力が規定圧力以下の固定レベル渣で減じられたとき
止む。
前記制御装置を作動する第2の油圧装置における規定圧
力は、詰締め装置の最高作動圧力寸たはそれに近い圧力
に整定される。
その結果、ごみはとみ詰込み作業全般を通じて得られる
最高結締め圧力またはそれに近い圧力で詰締められる。
詰締め作業間における詰締め装置から遠ざかる蹴出板の
歩進運動は、詰締め装置の運動を制御する油圧装置にお
ける規定高圧レベルによって完全に制御される。
したがって、蹴出板の運動は格納ボデーの内壁に対する
ごみの摩擦または油圧シリンダの延伸にともなって変化
する伸縮式の油圧シリンダ内に卦ける有効油圧面積のご
とき変数から独立している。
本考案のもう一つの特徴は、ホッパに対して昇降運動を
行うように尾扉内に運動自在に取付けられた上詰締め板
と、ホッパに対して前後方に回転されるように取付けら
れた下結締め板とを作動するための油圧回路に係る。
第1の油圧装置は上詰締め板の昇降運動を制御するよう
に上詰締め板に作動的に結合されている。
第2の油圧装置は下結締め板の前後方向回転を制御する
ように下詰め板に作動的に結合されている。
第2の油圧装置は、比較的小さい回転力を下結締め板に
対して発揮して比較的急速に下結締め板を後方へ回転さ
せ、方、比較的大きい回転力を下結締め板に対して発揮
して比較的緩速で下結締め板を前方へ回転させうる。
前記下結締め板を後方へ回転させてそれを°後方位置に
確保するため前記第2の油圧装置に油圧流体を供給する
第1の送り装置が構設される。
第1の油圧装置に油圧流体を供給し、一方、前記第1の
油圧装置から油圧流体を撤収してそれを供給油圧流体に
合流させ以て前記第1の油圧装置に対する回生ループを
構成する第2の送り装置が構設される。
回生ループの効用は、上詰締め板を比較的迅速に下降さ
せてそれを下降位置に確保することである。
下結締め板を前方へ回転させてそれを前方位置に確保す
るため第2の油圧装置に油圧流体を供給する第3の送り
装置が構設される。
ホッパからごみを離して格納ボデーに通じる開口に押入
れるため上詰締め板を上方へ運動させるように第1の油
圧装置に比較的高い圧力の油圧流体を供給する第4の送
り装置が構設される。
本考案のもう一つの特徴に依れば、圧力下のごみを収容
する新規の格納ボデーが得られる。
この格納ボデーは、強化された底部と、1対の平行の補
強された側壁と、頂部とを有する。
頂部は均一に湾曲された形状を有し、側壁との接続点か
ら上方へ湾曲されている。
頂部の湾曲の高点は両側壁間の中心に在り、該高点は規
定弦高を有する。
前記規定弦高によって、格納ボデー内部のごみの圧力に
よって側壁を介して頂部へ及ぼされる力に対して金属が
主として引張力によって耐えるようにされた頂部が構成
される。
好適には、側壁と頂部との間の接続線において側壁に沿
って配置される補強部材は、接続部における応力集中を
減じるため、側壁と頂部との間の接続部における面の急
激な変化を小さくする形状を有する。
本考案の格納ボデーにおいては、底部は好適にはその両
側において上方へ屈曲されて屈曲側部分を形成し、これ
ら屈曲側部分は側壁に結合されて底部と側壁との間に水
密のせきを形威する。
蹴出板が格納ボデーの内部に位置されるときは、屈曲側
部分は好適にはそれらの上端部に隣接して折曲げられて
案内路を形威し、それら案内路は蹴出板の側部に対応形
成されている溝路に嵌入される。
本考案にもとづく格納ボデー内における蹴出板の運動を
助けるため、硬い金属で戊る摺動板が好適には蹴出板を
支持する構造物に結合されて格納ボデーの底部を構成す
る金属に対して摺動係合される。
格納ボデーの底部は摺動板よりも軟かい金属を以て形成
される。
硬いごみ物質は、本考案の装置の使用間において、摺動
板と底部との接触区域に在る底部金属に埋込1れた状態
になる。
硬い埋込會れたごみ物質は摺動板の運動を助ける滑面を
形成する。
本考案による装置全般において特に好適な蹴出板は、複
数個の弧形部分から構成される詰締め面を有す。
l対の弧形部分間にはプレース部材が配置され、各弧形
部分の弦高は、弧形部分がごみによって与えられる詰締
め圧力に引張力によって耐え得るように選ばれる。
弧形部材の円弧の長さは、弧形部材からそれらを支える
プレース部材へ伝達される効力を減じるように選ばれる
本考案に従えば、圧力下のごみを保持する格納ボデーで
あって詰締められるごみを通す開口を形成されたものが
配置される。
複数個の平行した側支持部材が格納ボデーの側壁に沿っ
て配置され、これによって、格納ボデー内のごみの圧力
によって発揮される側荷重に耐えるようにされる。
ごみによって発揮される圧力は、格納ボデーに通じる開
口に隣接する位置において最も高い。
したがって、前記側支持部材は格納ボデーの開口に隣接
する区域において互いに最も近接して離されて配列され
、一方、開口からよく遠く位置された側壁区域において
は互いにより速く離されて配列される。
次ぎに、添付図百を参照して、より詳細に本考案を説明
する。
第1図には、トラック2と呼称される総合機構を具えた
車輪付きの車両と組合わされた本発明にもとづくごみ集
め装置が図示されている。
トラック2は運転室4と、格納ボデー6を支持するフレ
ーム5と、尾扉8とを有する。
尾扉8はロック11を配された1対のヒンジ10を介し
て格納ボデー6と結合されている。
ロック11を外すと同時に、尾扉8はヒンジ10を中心
として格納ボデー6に対して上方へ回動されうる。
蓋板13が尾扉構造物の各側に取付けられて釦り、これ
によって、その側壁の外部に配置された機構の一部分を
掩蔽している。
これら蓋板13はヒンジ15を介して尾扉8に結合され
ており、ヒンジ15を中心として回転されることによっ
て尾罪8から回動して離される。
格納ボデー6は複数個の互いに平行して離された側プレ
ース7を有し、これら側プレース7は、格納ボデー6と
尾扉8との接続部に隣接する区域において互いに−そう
近接して離されている。
第1図において、左から右へ、前記側プレース7は次第
に大きくなる間隔を以て配列されている。
格納ボデー6の後端縁17は斜面を形成されている。
後端縁17は尾扉8に対応形成された斜面に接続してい
る。
前記側プレース7はおのおの後端縁17−に対して平行
に配列されている。
第2図は蓋板13を取外された尾扉8の側面図である。
図示されるごとく、ホッパ12が尾扉8の下部分に画成
されている。
ホッパ12は、曲底部14と、垂直方向に傾斜した前詰
締め面16と、積込リップ18と、一直線の後壁部分2
0とを有する。
後壁部分20は積込リップ18と曲底部14とを接続し
ている。
用語〃前“及び“後“の使用に当って、〃前“は運転室
4の方向を言い、一方、′後“は尾扉8の方向を言う。
尾扉8の側壁19の間には上詰締め板22と下結締め板
24が配置されている。
上詰締め板22の下端部に担持された1対の下短軸26
は上詰締め板22に対して回転運動可能に下結締め板2
4を枢動自在に支持している。
1対の下リンク28は、その一端部において前記下短軸
26におのむの枢動自在に結合され、一方、下リンク2
8の他端部は、尾扉機構の各側においてピボット・ブラ
ケット34によって支持されたピボット32に枢動自在
に結合されている。
上詰締め板22はさらに1対の上リンク30によって支
持されている。
各上リンク30は、その一方の端部において、上詰締め
板22に担持された上短軸36に枢動自在に結合されて
いる。
各上リンク30の他方の端部は尾扉機構によって支持さ
れたピボット64に結合されている。
固定板38は尾扉8を横断方向に横切って配置され、尾
扉8と格納ボデー6が互いに結合されるとき尾扉8から
格納ボデー6に達する開口66の上限を画成する。
開口66の下限はホッパ12内の前詰締め面16の上端
縁によって画成される。
上詰締め板22のための駆動は1対の油圧シリンダ40
によって供給される。
油圧シリンダ40は側壁19の外方において遅扉8の各
側に装着されている。
各油圧シリンダ40は、その上端部において、尾扉8に
よって支持されたピボット42に結合されている。
油圧シリンダ40の下端部は側壁19に形成された曲溝
60を通って延びる下短軸26の延長部に枢動自在に結
合されている。
1対の油圧シリンダ44が、下結締め板24のための駆
動力を供給するために、側壁19の内方に取付けられて
いる。
油圧シリンダ44の上部分は上詰締め板22によって担
持されたピボット45に結合され、一方、油圧シリンダ
44の下部分は下結締め板24によって担持されたピボ
ット46に結合されている。
側壁19の外方に取付けられた1対の油圧シリンダ48
は格納ボデー6に相対して尾扉8を昇降させるための駆
動力を供給する。
油圧シリンダ48の前端部は尾扉8の構造部材54によ
って担持されたピボット・ブラケット52によって支持
されるピボット50に結合されている。
図示されるごとく、上詰締め板22の一部分と上リンク
の一部分は、上詰締め板22が第2図に図示されるごと
く位置されるとき、尾扉8の上面に形成されている穴(
図示されていない)を通って突出する。
尾扉8に形成された1対のピボット穴62は、尾扉8と
格納ボデー6との間にヒンジ10(第1図)を配置する
ときピン(図示されていない)によって係合される。
油圧シリンダ48が延伸されるとき、尾扉機構は格納ボ
デー6に相対してピボット穴62の軸線を中心として上
方へ枢動される。
油圧シリンダ48が収縮されるときは、尾扉8はピボッ
ト穴62の軸線を中心として下方へ枢動されて第1図に
示されるごとく格納ボデー6の後部の斜面17に係合す
る。
尾扉8の部分端面図である第3図には、上リンク30、
下リンク28及び油圧シリンダ40゜44の相対位置が
図示されている。
下短軸26は側壁19を通って突出して釦り、その外端
部には下リンク28と、油圧シリンダ40から延びたピ
ストン棒68が結合されている。
蓋板13は油圧シリンダ40と下リンク28とを掩蔽し
、これによって、これら要素が詰締め装置のサイクル間
において接触されないように防いでいる。
上リンク30は上詰締め板22から延びた支持プレース
74の間に保持される上短軸36に枢動自在に結合され
ている。
油圧シリンダ44は前記支持プレース74の間に保持さ
れたピボット45に枢動自在に結合されている。
油圧シリンダ44から延びたピストン棒76は、その下
端部において、下結締め板24によって担持されたピボ
ット46に結合されている。
上リンク30と油圧シリンダ44は側壁19の内方に配
置されているが、油圧シリンダ40と下リンク28は側
壁19の外方に配置されている。
第3図に示されるごとく、上リンク30、下リンク28
及び油圧シリンダ40.44は、おのおの、それらの枢
動取付具に対して同じ横運動を行ないうるように取付け
られている。
これによって、上リンク30と下リンク28と油圧シリ
ンダ40゜44は、上詰締め板22または下結締め板2
4における不釣合い荷重の影響下で横方向へ変位するこ
とを許される。
支える枢動取付具における支持面は前記上リンク、下リ
ンクまたは油圧シリンダの目玉結合部と係合するピボッ
ト支持軸に接着材によって固着されたテフロン織物であ
る。
使用間、テフロン織物はピボット支持軸の穴に流入して
均一の支持面を構成する。
また、テフロンはリンクまたは油圧ピストンの目玉結合
部とピボット支持軸との間の横運動を許す低摩擦係数を
提供し以て尾扉8に相対する上詰締め板22と下結締め
板24の横浮き運動を可能ならしめる。
あるいはこれに代えて、テフロン織物は上リンク、下リ
ンクまたは油圧シリンダの棒端の目玉結合部にプレス嵌
めされる鋼ブシュの内面に接着材によって固着される。
鋼ブシュの内面は、鋼ブシュとピボット支持軸との間に
低摩擦係数を提供するテフロンを介してピボット軸と係
合する。
上記詰め板22及び下結締め板24の側面と尾扉8の側
壁19の内面との間にはギャップ33が画成されている
側壁19は強く且つ硬い鋼板、例えばブリネル硬さ36
0〜400を有する11600ky/、、2(165,
000ps i)の鋼板から作られる。
かくの如き側壁19の極度の硬度は、不釣合いのごみ積
込みを無くするための上詰締め板22と下結締め板24
の運動において浮き運動を提供す°る上詰締め板22と
下結締め板24の横運動間においで上詰締め板22と下
結締め板24の比較的大きい側面区域が摩擦する耐久性
のある支持面を得ることを可能にする。
上詰°締め板22と下結締め板24のサイクル運動は、
尾扉8の部分側面図である第4図〜第7図に示されてい
る。
下結締め板24は、これら図面においては、その運動を
明快に図示するために・・ツチングを施されている。
第4図は詰締めサイクルの開始を示し、この時点におい
て、上詰締め板22は持上げられた前位置に保持され、
一方、下結締め板24は上詰締め板22に対して前方へ
回転されている。
この位置において、ごみは開口66の中へ延びている下
結締め板24によって格納ボデー6内に保持される。
第4図に示される位置に上詰締め板22と下結締め板2
4を確保するため、油圧シリンダ44は延伸され、一方
、油圧シリンダ40は収縮される。
上詰締め板22は湾曲した前曲面78を有し、一方、固
定板38は前曲面78に近接した下端面80を有する。
固定板38は上方へ延びる湾曲した下曲面82を有する
上詰締め板22が持上げられて下結締め板24が第4図
に示される位置に保持されるとき、ごみは湾曲した下曲
面82に対して詰められる。
下曲面82の湾曲度は格納ボデー6内へのごみの均一の
詰締めを保証するための重要な素因である。
尾扉8の後部に形成された開口86を通じて、ごみは積
込リップ18を越えてホッパ12内に投入されうる。
尾扉8は内曲部88において終端する後壁84を有する
開口86の上限は内曲部88によって画成され、一方、
下限は積込リップ18によって画成されている。
第5図に示されるごとく、詰締めサイクルの第1の運動
の間、下結締め板24は、矢印によって示されるごとく
、位置Aから位置Bへ後方へ回転される。
この運動間において、下結締め板24が枢動自在に結合
されている下短軸26は上詰締め板22によって上位置
に確保される。
したがって、下結締め板24が後方へ回転されるとき、
それはホッパ12内に保持されたごみの相当上方を通過
する。
下結締め板24は位置Bへのその後方回転間において抵
抗に遭遇しないから、前記第1の運動は比較的急速に行
われる。
位置Bへ下結締め板24が回転されたのち、上詰締め板
22は、第6図に示されるごとく、後方且つ下方へ凸形
に曲がった路にしたがって後下方へ運動される。
上詰締め板22が後下方へ運動されるにしたがって、油
圧シリンダ40は延伸される。
下結締め板24は位置Cへ移動するとともにホッパ12
に入る。
下結締め板24は湾曲した詰締め面90を有する。
詰締め面90の下端部は狭くされたエツジ92において
終端している。
下結締め板24の形状と、上詰締め板22の運動によっ
てそれに与えられる運動によって、前記エツジ92は垂
直運動を以てホッパ12に進入する。
該垂直運動間において、前記エツジ92はホッパ12の
一直線の後壁部分20に沿って運動する。
前記エツジ92がホッパ12に進入するときの運動は本
考案のごみ集め装置の総合機能における重要な考慮事項
である。
開口86を通じるホッパ12内へのごみの積込み間、ご
みはしばしば積込リップ18上にひっかかって張出す。
下請締め板24がホッパ18に進入するときエツジ92
と積込リップ18との間の相対運動によって、積込リッ
プ18上にかかつてホッパ12の中へ張出しているごみ
は、エツジ92によって画成される縮小区域に遭遇する
とともに高圧力を受けしめられ、該高圧力によって前記
ごみは剪断荷重の下で破断される。
第6図に示されるごとく、下リンク28は上リンク30
に比べ長い。
したがって、上詰締め板22が下後方へ運動されるとき
、上詰締め板22の下部分は後方へ傾斜される。
この状態が生じるとき、下短軸26ば、下リンク28の
長さがより長いから、同じように後方へ運動される。
その結果、下請締め板24のピボット点は後方へ移動さ
れ、したがって、下請締め板24はホッパ12に対して
適正に位置される。
上詰締め板22の下降運動間においては、僅少の抵抗が
生起されるに適き゛ない。
したがって、上詰締め板22の下降運動は比較的急速に
行われる。
第6図に示されるごとく、固定板38の下端面80は、
上詰締め板22と固定板38との間の相対運動間、上詰
締め板22の前曲面78に接触する関係に維持される。
該締めサイクルの第2の運動は、ホッパ12内におげろ
下請締め板24の運動を示す第7図に図示されている。
図百に示されるごとく、下請締め板24は、位置Cから
位置りへ移動するとき、先ず、ホッパ12の一直線の後
壁部分20に沿って下降してホッパ12の中へ入る。
後壁部分20と曲底部14との間の接続点に達したのち
、下請締め板24は下短軸26を中心として前方へ枢動
される。
下請締め板24がホッパ12を通って前方へ枢動される
とき、下請締め板24のエツジ92は曲底部14に近接
して運動する。
ホッパ12を通って下請締め板24が運動される間に、
ホッパ12内のごみは湾曲した詰締め面90と垂直方向
に傾斜された前詰締め面16との間において詰締められ
る。
前詰締め面16に及ぼされる圧力は大きいから、それは
内部に配された突張り部材94によって強化される。
ホッパ12内において詰締め面90と前詰締め面16と
の間において生じる詰締め作用は本考案に依るごみ集め
装置の総合機能にとってきわめて重要である。
下請締め板24がホッパ12を通って運動するにしたが
ってホッパ12それ自体内ニおいて相当な詰締め度を得
ることによって、本考案の装置の全結締め効率は著しく
改善される。
下請締め板24がホッパ12を通って運動するとき、湾
曲した詰締め面90はもう一つの重要な機能を遂行する
詰締め面90の湾曲形状によって、ホッパ12内のごみ
は詰締め面90に沿って上方へ運動する傾向がより大き
くなる。
したがって、ごみは、ホッパ12内において詰締められ
ることに加えて、詰締め面90に沿って上方へ転動され
、これによって、下請締め板24によるホッパ12から
のごみの移動が促進される。
さらに、ごみが下請締め板24に支えられて上方へ移動
するとき生じるごみ転動作用はごみに対して摩擦作用を
及ぼし、これによって、ごみはより小さい片に破砕され
る傾向を有する。
下請締め板24が第7図に示される位置りに達したとき
、詰締め面90と前詰締め面16との間の角度は好適に
は90またはそれ以上である。
この角度は、詰締めサイクルにおける次き゛の運動にお
いて、ごみが詰締め面90と前詰締め而16との間にひ
っかかって動かなくなるのを防ぐ傾向を有する。
ホッパ12を通る下請締め板24の運動間、相当な抵抗
が遭遇される。
したがって、この運動は比較的緩速で行われ、油圧シリ
ンダ44によって大きな回転力が下請締め板24に対し
て供給される。
詰締めサイクルにおける次ぎの運動は、位置りにおける
下請締め板24の実線位置から破線を以て示される下請
締め板24の位置Aに達する矢印によって第7図に示さ
れている。
下請締め板24が位置Aに達したとき、下請締め板24
と上詰締め板22の位置は第4図に示される通りである
位置りから位置Aへの下請締め板24の運動間、下請締
め板24は油圧シリンダ44の延伸によって固定位置に
保持される。
下請締め板24がかくのごとく保持されている間に、上
詰締め板22は油圧シリンダ40の収縮によって上前方
へ移動される。
詰締めサイクルのこの部分間、大きな抵抗が上詰締め板
22の上昇運動において遭遇される。
この運動は、したがって、比較的緩速を以て行われ、油
圧シリンダ40を通じて大きな上向きの力が供給される
下結締め板24が上詰締め板22の運動によって上方へ
持上げられるにしたがって、下結締め板24のエツジ9
2は垂直方向に傾斜した前詰締め而16の曲面に沿って
従動する。
したがって、この上昇運動間、前詰締め面16に対して
、さらに詰締め作用が発揮される。
下端面80は上詰締め板22と固定板38との間の相対
運動間において前曲面78に近接して従動する。
その結果、ごみは、上詰締め板22と固定板38との間
の相対運動間、下端面80によって前曲面78から連続
的に離脱される。
上詰締め板22が上方へ運動されるにしたがって、湾曲
した詰締め而90と前曲所78とに支持されたごみは、
固定板38の下曲面82に対して圧迫される。
ごみが下曲面82に対して詰締められるにしたがって、
ごみは下曲面82の曲がりによって前進運動を与えられ
る。
これによって、ごみが開口66を通って格納ボデー6の
中へ詰められる運動が支援される。
さらにまた、上詰締め板22の上昇運動路は、載板に対
し水平分力を与え、該水平分力は上詰締め板22の上昇
にしたがって増加する。
下結締め板24は上リンク30よりも長い。
上詰締め板22の上昇運動間、これによって、上詰締め
板22の下部分は前傾される。
かくのごとき前傾はごみにさらに前進運動を与えるとと
もに、ごみが開口66を通って格納ボデー6の中へ移動
せるのを助ける。
上詰締め板22と下結締め板24がそれらの上昇運動の
上限に達して第4図に示される位置を占めたとき、詰締
めサイクルは完結される。
この位置において、下結締め板24は格納ボデー6に通
じる開口66を効果的に閉鎖するとともに、ごみが格納
ボデー6から転げ出してホッパ12の中へ逆戻りするの
を阻止する。
また、第4図に示される位置への上詰締め板22の上昇
運動間、下結締め板24の狭くされたエツジ92は、開
口66内へ進入以て開口66内に在るごみと係合する。
これによってエツジ90とごみとの間の係合を通じてご
みに対して破砕力と押込み力が及ぼされ、その形果、詰
締めサイクル間に開口66を通じてごみが外方へ落ちこ
ぼれるのを完全に阻止する。
曲底部14と前詰締め面16とを含むホッパ12の内面
は強く且つ硬い鋼板、例えばプリネル硬度360〜40
0を有する1 1600 kg/(12(165000
psi)鋼板から作られる。
次き゛に第8図を参照すると、尾扉8内に配置されたと
き後方から見た下結締め板24の立面図が示されている
下結締め板24は1対の短スリーブ96を有し、これら
短スリーブ96は下結締め板24を上詰締め板22に相
対して回転自在に支持するため下短軸26によって係合
される。
下結締め板24から上方へ突出する支持板98は穴を形
成されたボス100をおのおの支持している。
相隣するボス100の間の空間にはピストン棒76の下
端部が差込まれ、ボス100の穴に通されるピンはピス
トン棒76と下結締め板24との間にピボット45を構
成する。
第8図に示されるごとく、複数個のリブ102が下結締
め板24の湾曲した詰締め面90から突出している。
第8図の9−9線に沿って切った断面図である第9図を
参照すると、湾曲した詰締め而90は複数個の内部の突
張り部材104によって支持されている。
これら突張り部材104詰締め而90に対して実質的に
直角に位置され以て詰締め作業間に及ぼされる高圧力に
耐えるのに必要とされる構造間さを詰締め面90に与え
るようにされている。
エツジ92は、下結締め板24がホッパ12に入るとき
生じる高応力に耐えるように厚くされた金属片から作ら
れる。
エツジ92の剛さをさらに増すため、厚くされたエツジ
支持部材106が下結締め板24の背側に配置されてエ
ツジ92の側面に係合している。
第8図の10−10線に沿って切った第10図には前記
リブ102の1個の断面が図示されている。
図面に示されるごとく、リブ102は2個の側壁108
から形成されている。
側壁108はそれらの外端部に沿って互いに結合されて
破砕面110を形成している。
破砕面110から、側壁108は外方へ傾斜されて下結
締め面90と結合している。
作動時、下結締め板24がホッパ12を通って運動する
にしたがって、破砕面110によって画成される縮小区
域は、破砕面110がごみと係合するとき圧力を増大さ
れる区域を構成する。
傾斜する側壁108は相隣するリブ102間に詰締め区
域を画成する。
第8図に示されるごとり、リブ102は互いに平行に配
列されるとともに下詰締め板24のエツジ92に対して
直角に位置されている。
側壁108の傾斜によって、相隣するリブ102の側面
間の距離は、破砕面110から詰締め面90に向かって
漸減する。
したがって、ごみが相隣するリブ102の側壁108間
を通って詰締め面90に係合するとき、ごみは相隣する
側壁108の集中性の故に締固められる。
リブ102は局部的な大きな力をごみに及ぼすことによ
ってごみを破砕する。
リブ102の破砕作用と締固め作用はごみを側壁108
と破砕面110に確保する働らきなする。
ごみはその原形状にはね戻る傾向を小さくされるからで
ある。
第11図と第12図は格納ボデー6の部分断面図であっ
て全結締め作動の各段階間における蹴出板112の位置
を図示している。
第11図の右部分に示されるごとく、蹴出板112はピ
ボット118を通じて伸縮自在の蹴出シリンダ114に
結合されている。
蹴出シリンダ114はその前端部において固定ピボット
116に枢動自在に結合されている。
蹴出板112は1対の垂直方向に配置された支持体12
0を有する。
これら支持体120はそれらの底部において水平の支持
体125に結合され、それらの頂部において側支持体1
23に結合されている。
側支持体123はそれらの中間点において横プレース1
24によって互いに結合すれている。
摺動ブロック126と128は水平の各支持体125の
外面に結合されている。
これら摺動ブロック126,128は後述される方式で
格納ボデー6の底130に沿って運動する。
1組の円弧板132と134が側支持体123と横プレ
ース124との間に固定されて、格納ボデー6のごみ詰
め作業間にごみがそれに対して詰締められる1組の表面
を横取している。
各円弧板132.134の曲率は、これら円弧板を形成
する金属薄板が、詰締められるごみによって円弧板に及
ぼされる応力に対して引張力によって耐え得るように選
択される。
上位の円弧板132の弦は136を以て示されている。
弦136から最大距離の点は円弧板132の中間点であ
り、この距離は円弧板132の弦高である。
下位の円弧板134も同じ弦高を有する。
2個の円弧板132と134は同じであるからである。
各円弧板132,134の弦高ば、円弧板132゜13
4が格納ボデー6のとみ詰め作業間に円弧板132.1
34に対して詰締められるごみによつ・て及ぼされる力
に引張力によって耐えうるように選択される。
さらに、各円弧板132,134の円弧の長さは、縮小
された潮力が円弧板132と134によってそれらの支
持部材へ伝達されるように選ばれる。
もし、例えば、各円弧板123゜134の円弧長さの概
ね2倍の円弧長さを有する単一の円弧板が配置されるな
らば、該円弧板の支持部材は、それらに該円弧板から伝
達される−そう大きい潮力に耐えうるように、相当大き
くされなくてはならないであろう。
したがって、蹴出板112を作るに当っては、複数個の
独立した円弧板を使用することが非常に有利である。
格納ボデー6のごみ積込み間においては、蹴出板112
は格納ボデー6の後端の斜面17に隣接する位置から格
納ボデー6の前端に隣接する位置へ前進されている。
蹴出板112の前進位置は第11図において実線を以て
図示されており、蹴出板112の中間位置は112aを
以て示され、該位置において、蹴出シリンダ114は1
14aを以て部分的に延伸されて図示されている。
蹴出板112の後退位置は第12図に112bを以て示
されている。
図面に示されるごとく、この場合、蹴出シリンダ114
は114bを以て示される位置へ完全に延伸されている
蹴出板112が第12図に示される位置に配置されてい
るときは、格納ボデー6は必然的に空である。
蹴出板112は、全結締め作業の初段階間、112bに
示される位置を占める。
該締めが進むにしたがって、蹴出板112は短かい歩進
運動によって前進され、最後に、格納ボデー6が完全に
満たされたとき蹴出板112は第11図に実線を以て示
される位置に達する。
格納ボデー6からごみを却下するときは、尾扉8は、既
に述べたごとく、尾扉8と格納ボデー6との間に配置さ
れたヒンジ10を中心として上方へ枢動される。
次き゛に、蹴出シリンダ114は114bに示される位
置へ延伸され、したがって、蹴出板112は112bに
示される位置へ移動され、これにともなって、ごみは格
納ボデー6から押出される。
尾扉8を取外された格納ボデー6の後部を図示している
第13図を参照すると、蹴出板112は格納ボデー6に
通じる開口に隣接するその後退位置において図示されて
いる。
図示されるごとく、側支持体123は格納ボデー6、の
各側において側壁に近接して位置され、蹴出板112は
格納ボデー6の床130に沿って配された摺動ブロック
126に支持されている。
第14図は第13図の14−14線に沿って取った詳細
図である。
図示されるごとく、摺動ブロック126は、床130と
係合する摺動板142上に支持されている。
各摺動ブロック126,128と床130との間に配置
された摺動板142は床130の金属よりも硬い硬質金
属を以て作られている。
作動時、格納ボデー6内の硬いごみ物質は、蹴出板11
2の運動間に摺動板142が運動する区域において床1
30に埋込まれた状態になる。
ごみ物質が床130に埋込まれた状態になるにしたがっ
て、これら区域に滑面が形成され、これによって、摺動
ブロック142の摺動運動が容易にされる。
床130は各側において上方へ折曲げられて屈曲側部分
146を形成されている。
これら屈曲側部分146は後述される方式を以て格納ボ
デー6の側壁に結合される。
摺動ブロック126の端縁と屈曲側部分146の内面と
の間のギャップ144は、摺動ブロック126が側方か
ら側方へ少し移動されるのを許し以下摺動ブロック12
6が床130に対して摺動されるとき摺動ブロックの固
着を防ぐ。
屈曲側部分146は案内路148を形成するためそれら
の上端部に隣接して内方へ屈曲されている。
案内路148は蹴出板112の側部に形成された溝15
0に支えられて摺動するとともに摺動ブロック126の
上面に係合し以て蹴出板112の運動を導くとともに格
納ボデー6内における蹴出板112の傾斜を防ぐ。
後方から見たときの格納ボデー6の端面図である第15
図において、格納ボデー6は均一に湾曲された頂部15
2であって頂部支持プレース158によって支持されて
いるものを有する。
頂部152は側壁70に結合され、側壁TOは床130
に結合されている。
湾曲された頂部152の最上点は格納ボデー6の中心線
157上に在る。
頂部152の弦154と最上点との間の距離は弦高15
6である。
弦高156によって決定される頂部1520曲率は、頂
部152を形成する金属薄板が、格納ボデー6の最大詰
込み時において側壁70によって頂部152に及ぼされ
る横力に引張力を以て耐えうるように選ばれる。
これによって、補強リブを必要としない頂部152を形
成するのに薄い材料を用いることが許され、その結果、
格納ボデー6の総重量が減少される。
頂部152は接続線164において各個に沿って側壁7
0に結合される。
格納ボデー6に沿って長手方向に延在する管通路160
が頂部152の下面に取付けられている。
管通路160は油圧管を担持し、格納ボデー6内のきわ
めて大きい圧力からそれらを保護する。
接続線164に沿って補強を行うため格納ボデー6の各
側に沿って方づえ162が配置されている。
これら方づえ162は頂部152と側壁70との間にお
いて接続線164における輪郭の急激な変化を減少させ
る形状を有する。
図面に示されるごとく、方づえ162の上脚163は頂
部152の形状に対して相当漸次的に傾斜しつつ側壁7
0と交差している。
これによって、接続線164に沿って応力集中が減じら
れる。
頂部152と側壁70は比較的強い鋼板、例えば351
5kg/c7n2(50000ps i ) の鋼板
から作られる。
第15図の下部を参照すると、床130は屈曲側部分1
46を形成するごとく各側において上方へ屈曲されてい
る。
屈曲側部分146はそれらの上端に隣接して案内路14
8を形成するごとく屈曲されている。
屈曲側部分146は側壁70に固定的に結合され以て側
壁70と床130との間に水密の内せきを形成している
フェンダ166が格納ボデー6の両側に垂直方向に延在
し以て、側壁70と床130との間の結合部に隣接する
区域において構造支持体として機能している。
フェンダ166は上脚188を有し、これら上脚188
は内方へ屈曲されて側、壁70の外面に結合している。
側プレース167が格納ボデー6の外側に沿って垂直方
向に配置され以て構造を補強している。
側プレース167は、フェンダ166の傾斜した上脚1
88に密着するようにそれらの底端において斜めに切ら
れ一方、方づえ162の傾斜した下脚186に密着する
ようにそれらの頂端において斜めに切られている。
床支持プレース168が中心線157の両側において格
納ボデー6の下に長手方向に延在している。
これら床支持プレース168はガゼツト板170に結合
されている。
これらガゼツト板170は後述される方式を以て床支持
プレース168の全長に亘って互いに一定の間隔を以て
離されて配置される。
前方から見たときの格納ボデー6の端面図である第16
図を参照すると、頂部152は、その前端部において、
側壁70間に配置されている支持部材172によって支
持されている。
支持部材172は管通路1600両側において分断され
、1対の垂直の支持体174が床130と支持部材17
2との間に配置され以て垂直方向において構造を強化し
ている。
端板176は蹴出シリンダ114と蹴出板112を部分
的に掩蔽するとともに、格納ボデー6のためにさらに横
安定性を追加している。
側壁70と垂直の支持体174との間には端板180が
配置されて側壁70と垂直174と床130を互いに結
合している。
複数個の横溝形部材178が床支持プレース168と床
130との間に格納ボデー6の長手方向軸線に対して横
断方向に配列されている。
ガセット板170が床支持プレース168に配置され、
以て、横溝形部材178をそれらか床支持プレース16
8を横切る位置において支持している。
支持板182ば、後述されるごとく、側壁70とフェン
ダ166の内面との間に対角線方向に、格納ボデー6の
両側に沿って予め選択された位置において配置されてい
る。
閉鎖板184がフェンダ166に結合されている。
格納ボデー6と支持フレームの部分側面図である第17
図を参照すると、格納ボデー60後端縁17はその頂か
らその底へ外方へ傾斜されている。
後端縁17に隣接して配置された側プレース161は後
端縁17ど同じ角度に傾斜されている。
格納ボデー6の側面に沿って逐次前方へ、複数個の側プ
レース7(第1図参照)が格納ボデー6の側壁70に沿
って配列されている。
各側ブンース7は後端縁1γと同じ角度を以て傾斜され
、これら側プレース7間の距離は格納ボデーの後端縁1
7から格納ボデー6の前部へ移るにしたがって漸増され
ている。
横溝形部材178は各側プレースの位置において、そし
て格納ボデー6の後部に隣接した側プレース167の位
置において横断方向に配列されている。
各横溝形部材178は格納ボデー6の床130を支持し
、これら横溝形部材178は格納ボデー6の長手方向に
配列される床支持プレース168によって支持されてい
る。
横溝形部材178(第16図参照)を支持するため、ガ
セット板170は、横溝形部材178が床支持プレース
168上を通る位置において床支持プレース168に結
合されている。
支持板182は横溝形部材178内に嵌装されて対角線
方向に配置されるとともに側壁70内に取付けられてい
る。
支持板182は側プレース7と側プレース167のため
の支持力を追加するごとく機能する。
側プレース7はそれらの頂端において方づえ162に結
合されている。
方づえ162は頂部152と側壁70との間の接続Q1
64に隣接して格納ボデー6の両側に沿って配置されて
いる。
側プレースIの底端は、側壁70と床130との間の結
合部に隣接して側壁70に沿って延在するフェンダ16
6に結合されている。
側プレースγの頂端は、方づえ162の下脚186に接
続する角度を以て斜断されており、一方、側プレース7
の底端はフェンダ166の上脚188に接続する角度を
以て斜断されている。
第15図と第16図には、側プレース7に結合される方
づえ162とフェンダ166の位置が図示されている。
側プレース7を成る角度、例えば垂直線に対して13度
、を以て配置することによって、側プレース7は横荷重
に対し側壁70のさらに大きい区域を支えうる。
格納ボデー6は、既知のごみ集め装置に用いられている
格納ボデーに較べ、強り、シかも比較的軽い。
これによって、本考案の装置の総重量の削減が可能にさ
れ、その結果として、例えば住宅地区の路上における使
用はより容易になる。
第18図には本考案の装置の作動に使用される油圧回路
装置が概略的に図示されている。
油圧流体は油だめ192からポンプ196によってスト
レーナ194を通じて引出される。
説明を容易にするため、便宜上、複数個の油だめ192
が図示されている。
しかし、油だめ192は一般的に単一の容器であり、該
容器は油圧回路の作動に必要な油を供給しそして油圧回
路から戻される油を受取ることが理解さるべきである。
ポンプ196から入力管200が導かれ、入力管200
はポンプ196から内方に配置された枝管202に接続
されている。
枝管202は弁210に導達されている。
蹴出シリンダ114は管212によって弁208に接続
され、弁208と210は油だめ192に導達されてい
る。
作動時、弁208と210は安全弁206によって制御
される。
安全弁206はパイロット管204における圧力に反応
して働らく。
パイロット管204は弁208と210とを通じて安全
弁206に連通している。
入力管200における圧力であるパイロット管204に
おける圧力が規定値に達したとき、安全弁206は制御
管205を通じて働らく圧力によって開かれる。
これによって弁208と210が開かれ、したがって、
入力管200内の油圧流体は、枝管202と弁210と
管209とを通って油だめ192に達する。
これと同時に、油圧流体は蹴出シリンダ114から管2
12と弁208と管209とを通って油だめ192に達
する。
好適には、安全弁206を作動する圧力は油圧装置の最
高作動圧力に、または該圧力にきわめて近く、設定され
る。
該最高作動圧力が固定最低圧力に低−ドしたとき、安全
弁206は自動的に閉じる。
油圧流体が蹴出シリンダ114から油だめ192へ戻さ
れるにしたかって、蹴出シリンダ114は繰出距離を短
縮し以て蹴出板112の歩進運動を生じさせる。
蹴出板112の運動は第11図と第12図に示され、こ
れら整向において、格納ボテ−6が高圧力の下でごみを
漸次詰込まれるにしたがって生じる蹴出板112の内方
への歩進運動か示されている。
油圧装置の最高作動圧力である、または該圧力に近い圧
力におL・て、開くように安全弁206を整定すること
によって、油圧装置は常に最高作動圧力に近似する圧力
で安定的に作動することを保証される。
前記最高作動圧力がごみ詰締め作業間に超過されるとき
は、作動流体は蹴出シリンダ114と入力管200の両
方から回収され、圧力は瞬間的に低下する。
しかし、安全弁206は長い時間開いていないから、油
圧装置の圧力は、ごみ詰締め作業の進行間に、その最高
作動圧力からあまりにも低くは下らない。
したがって、各詰締めサイクルは最高作動圧力に近い高
い比較的安定した詰締め圧カドで反復され、ごみは格納
ボデー6の中に均一に締め固められる。
前記人力管200は、ポンプ196を離れたのち、主制
御弁198に達する。
第4図〜第7図を以て既に説明されたごとき詰締め作動
を開始するため、主制御弁198は第18図に示される
その中立位置から矢印Aの方向へ作動される。
これによって、油圧流体は、管230と232とを通じ
て、油圧シリンダ44に配された1対のピストン247
の下側面に対して供給される。
ピストン247の下側面に結合されたピストン棒76は
比較的大きい直径を有し、したかって、油圧流体によっ
て接触されるピストン247の下側面の面積は小さい。
この結果、ピストン247は迅速に上方へ運動され、し
たがって、下結締め板24は迅速に後方へ回転されて第
5図に示される位置へ達する。
パイロット管234はパイロット作動される逆止弁23
6へ接続されている。
逆止弁236は管230の比較的低い圧力において開く
ように設定されており、これによって、油圧シリンダ4
4内の油圧流体が管238と逆止弁236とを通って管
240へ流れることを許す。
したがって、油圧流体はピストン247の上側から回収
されて主制御弁198、管242、ストレーナ244を
通じて油だめ192へ戻される。
主制御弁198が矢印Aの方向へ保持されて油圧シリン
ダ44が収縮されたのち、油圧流体は管246を通じて
油圧シリンダ40内のピストン251の上側へ供給され
る。
油圧流体が管246を通して油圧シリンダ40へ供給さ
れるにしたがって、ピストン251の下側から油圧流体
が管248を通じて回収される。
この油圧流体は管249を通じて弁252へ達する。
定常的に閉位置に維持されている弁252は管246の
圧力を反映するパイロット管250の圧力によって開か
れる。
弁252を通るパイロット流体は弁252から吐出され
て戻し管254へ通される。
弁252は逆止弁236よりも高い圧力で開くように設
定されている。
したがって、弁252は油圧シリンダ44の収縮間には
定常的に開かれていない。
管249から弁252を通って流れる油圧流体は管24
6を通って油圧シリンダ40へ供給される油圧流体に合
流する。
したがって、管248゜249と弁252と管246と
を含む油圧シリンダ40のための回生ループが構成され
る。
油圧シリンダ40のための回生ループを構成することに
よって、油圧流体によって作用されるピストン251の
上側面の有効面積はピストン251の下側面に結合され
たピストン棒68の直径に等しくされる。
この面積は比較的小さいから、油圧シリンダ40の延伸
とピストン棒68の下降運動は比較的迅速に行われ、し
たがって、第6図に示されたごとく上詰締め板22は迅
速に下方へ運動される。
油圧シリンダ40が延伸されたのち、主制御弁198は
矢印Bの方向にその反対位置へ作動される。
これによって主制御弁198に流入する油圧流体は管2
40と、逆止弁236と管238とを通じてピストン2
47の上側へ供給される。
ピストン247の全上側面は与圧されているから、ピス
トン247の運動は比較的遅い。
ピストン247が相当の力を以て下方へ運動されるにし
たがって、油圧流体は管232,230を通じてピスト
ン247の下側から回収されるとともに、主制御弁19
8と管242とを通じて油だめ192へ戻される。
ピストン247の下降運動間に、下結締め板24は第7
図に示されるごとく、ホッパ12を通って前方へ回転さ
れる。
下結締め板24の運動に対する抵抗は比較的大きいが、
下結締め板24はホッパ12を通過しつつその湾曲され
た詰締め面90と垂直方向に傾斜された前詰締め面16
との間にごみを締め固める。
したがって、下結締め桶24の運動は比較的遅く、油圧
シリンダ44の延伸によって高回転力が下結締め板24
に対して供給される。
油圧シリンダ44が延伸されそして主制御弁198が矢
印Bの方向に保持されているとき、油圧流体は、次き゛
に、管240から管256へ供給される。
管256を通る油圧液体の流れは、定常的に閉位置に維
持されている弁260によって阻止される。
管256内の圧力が蓄増されて、安全弁206を開く圧
力よりも僅かに低い規定高圧力レベルに達したとき、該
圧力はパイロット管258を通じて弁260へ伝達され
てそれを開く。
弁260を流れ通るパイロット流体はパイロット戻し管
262を通じて撤収される。
弁260の開放とともに、比較的高い圧力下の油圧流体
は逆止弁264と管248とを通じてピストン251の
下側に供給される。
これによって油圧シリンダ40は収縮される。
収縮間、ピストン251の上側から油圧流体が管246
を通じて撤収されるとともに管230と主制御弁198
とを通じて油だめ192へ戻される。
油圧シリンダ40の収縮は比較的緩速の運動であり、該
運動間に大きな力が上詰締め板22へ供給されてその第
7図に示されたごとき上昇運動が行われる。
上詰締め板22の上昇運動と油圧シリンダ40の収縮の
間において、下結締め板24は油圧シリンダ44の延伸
によって第7図に示される位置に保持される。
管238を通る油圧シリンダ44からの油圧流体の流れ
を制御する弁はこの期間閉じられているから、下結締め
板24の湾曲された詰締め面90に対してごみによって
発揮される力によって油圧シリンダ44内部において圧
力が蓄増されうる。
この力は下結締め板24に結合されたピストン棒76を
介して油圧シリンダ44内の油圧流体へ伝達される。
かくのどとき静圧力の結果としての油圧シリンダ44の
破裂を防ぐため、パイロットで作動される安全弁270
が配置されている。
安全弁270は油圧シリンダ44内の圧力を伝達するパ
イロット管268の圧力を通じて作動される。
安全弁270は、例えば約176〜211kg/CrI
L2(2500〜3000psi)の圧力で、または油
圧シリンダ44の設計にしたがって、その他任意の好適
な圧力で開くように設定される。
安全弁270が開かれるとともに、油圧流体は安全弁2
70を通って吐出されるとともに油圧シリンダ44内の
圧力を減じさせる。
この油圧流体は管230と主制御弁198を通じて油だ
め192へ戻される。
補助圧力計266が管248に結合され、これによって
、油圧シリンダ40が収縮して上詰締め板22を上昇さ
せる間における油圧シリンダ40の圧力を表示するよう
にされている。
この圧力を確認することによって、詰締め作業の効率が
判定されうる。
上詰締め板22をその上昇位置へ持上げるため油圧シリ
ンダ40か収縮されたのち、主制御弁1・98は第18
図に示されるごときその中立位置へ戻される。
これによって、1詰締めサイクルが完結される。
第18図に示されるごとく、ポンプ196によって発生
される油圧によって各種の補助装置が作動される。
補助油圧装置の作動間、主制御弁198はその中立位置
に保持される。
格納ボデー6に対して尾扉8を昇降させるための油圧シ
リンダ48を作動するために弁214が使用される。
弁214がその中立位置から矢印Aの方向へ作動される
とき、油圧流体は管218と弁220とを通じて油圧シ
リンダ48の上側へ供給される。
これによって尾扉8が上昇される。
尾扉8の下降時、弁214は反対側へ矢印Bの方向に作
動される。
したがって、油圧流体は絞られたバイパス221を通っ
て弁220を迂回して流れるとともに管223を通って
油だめ192へ戻される。
尾扉8が下降されたのち、弁214はその中立位置へ戻
される。
蹴出シリンダ114を延伸または収縮させるためには弁
216が用いられる。
弁216が矢印Aの方向へ作動されるとき、油圧式の蹴
出シリンダ114は、油圧流体が管217を通じて供給
されるとともに管219を通じて油圧流体が油だめ19
2へ撤収されることによって、収縮される。
弁216が矢印Bの方向へ作動されるとき、蹴出シリン
ダ114は、油圧流体が管219を通じて供給されると
ともに油圧流体が管211を通じて油だめ192へ戻さ
れることによって、延伸される。
弁222はウィンチ224を作動するのに用いられる。
弁222を矢印Bの方向へ作動することによって、ウィ
ンチ224は一方向へ回転され、これによって、例えば
、重い容器を持上げてその内容物をホッパ12の中へ投
棄し得る。
弁222を矢印Aの方向へ作動することによって、ウィ
ンチ224は反対方向へ回転され、これによって、例え
ば、その内容物を投棄された容器を下降させうる。
1対の補助油圧シリンダ228は弁226の運動によっ
て作動される。
弁226が矢印Aの方向へ作動されることによって、油
圧シリンダ228は膨張され、一方、矢印Bの方向へ弁
226が作動されることによって、油圧シリンダ228
は収縮される。
228を以て示されるごとき補助油圧シリンダ228は
、例えば、重い容器を持上げるため尾扉8の後部に配置
されるフォーク・リフト装置を作動するのに使用されう
る。
一点鎖線225を以て示されるごとく、ウィンチ224
と弁222は1個のユニットとして設置され、このユニ
ットは弁222を管242に接続されることによって総
合油圧回路に組込まれる。
第4図〜第7図及び第18図を以て説明されたごとき完
全な一結締めサイクルを通じて行われる上詰締め板22
と下結締め板24の運動において、前記詰締めサイクル
を開始させるためには主制御弁198を矢印Aの方向に
作動することが必要とされる。
下結締め板24が後方へ回転されるとともに上詰締め板
22が下後方に動される前記サイクルの第1の半サイク
ル間、主制御弁198は前記位置に保持される、前記サ
イクルの第2の半サイクルのためには、第18図に矢印
Bを以て示される方向へ主制御弁198を作動すること
が必要とされる。
主制御弁198がこの位置に保持されている間に、下結
締め板24はホッパ12を通って運動され、一方、上詰
締め板22はその上昇位置に持上げられる。
上詰締め板22がその上昇位置へ達したときは、主制御
弁198をその中立位置へ戻して詰締めサイクルを終ら
せることが必要とされる。
詰締めサイクル間において必要とされる主制御弁198
の運動は自動的に行われることが望ましい。
これは、蓋板13を取外された尾扉8の外側の図面であ
る第19図に示される機構によって達成されうる。
詰締めサイクルを開始するため、把手272は側壁19
から遠ざかるごとく外方へ弓張られたのち、ストッパ2
73を越えて前方へ押される。
把手272はピボット274において枢動自在に取付け
られており、これによって、把手272に結合されたア
ーム276へ反時計方向運動を与える。
アーム2γ6はピボット280において棒218に枢動
自在に結合されておシ、これによって、棒278に下降
運動を与える。
棒278の下降運動にともなって、ベルクランクまタハ
ソの他の好適な装置(図示されていない)に結合された
接手286を通じて直角方向に力が伝達され、従って、
矢印Aの方向に主制御弁198が作動される。
これによって、既に説明されたごとく、詰締めサイクル
が開始される。
棒278が下降されるにしたがって、ピボット284に
おいて棒278に枢動自在に結合されたアーム282を
通じて力が伝達される。
アーム282は第2のアーム288に対して一線に整合
されてピボット284において枢動自在に結合されてい
る。
アーム282が反時計方向に運動されることによって、
これに応じて第2のアーム288も反時計方向に運動さ
れ、したがって、ばね292を通じて作用するアーム2
88によってアーム294はピボット296を中心とし
て反時計方向に回転される。
アーム294の運動にともなって、ピボット295にお
いてアーム294に枢動自在に結合された棒298は上
方へ運動される。
棒298の下端部はピボット300においてアーム30
2に枢動自在に結合され、アーム302はピボット30
4において枢動自在に結合されている。
したがって、棒298が上方へ引張られるにしたがって
、アーム302は上方へ回動されろ。
棒278の下降にともなうアーム282の反時計方向回
転は、さらに、アーム290の反時計方向回転を生じさ
せ、これによって、ばね310の引張力が緩められる。
その結果、支持体308に枢動自在に取付けられたアー
ム306は反時計方向へ回転され得る。
詰締めサイクルの開始時、上詰締め板22は第4図に示
されるごとき上昇位置に保持されており、f短軸26は
尾扉8の側壁19に形成された曲溝60を通って延びて
いる。
上詰締め板22が上昇位置に保持されているとき、F短
軸26は曲溝60の頂に近く位置される。
第19図においては下短軸26はこの位置において図示
されている。
把手272を前方へ動かして主制御弁198を矢印Aの
方向へ作動することによって詰締めサイクルが開始され
たのち、上詰締め板22は下降され、これによって、下
短軸26は曲溝60に沿って下方へ動かされるとともに
前記アーム302に衝突する。
これによって、アーム302は反時計方向へ回転される
アーム302の回転にともなって、棒298は下方へ引
張られる。
これによって、ばね292が引張られ、したがって、俸
278は上方へ運動される。
棒278の上昇運動は、ベル・クランクまたはその他の
好適な装置を介して直角方向に主制御弁198へ伝達さ
れ、これによって、主制御弁198は矢印Bの方向へ作
動され、以て詰締めサイクルの後半サイクルを開始させ
る。
詰締めサイクルの後半サイクル間に、上詰締め板22は
上方へ運動され、これによって下短軸26は曲溝60に
沿って再び上昇される。
上詰締め板22の上昇運動が実質的に完了されたとき、
下短軸26は前記アーム306に衝突してそれを反時計
方向に回転させる。
アーム306は回転されるにしたがって、ばね310、
アーム290及びアーム282を通じて、棒278の下
降運動を生じさせるごとく作用する。
棒278の下降運動は主制御弁198をその中立位置へ
復帰させる。
主制御弁198がその中立位置に復されているときの棒
278と把手272の位置は第19図に示される通りで
ある。
ばね310の引張力を変えるため調整ねじ312が使用
される。
また、もし希望されるならば、ばね292における引張
力を調整するための調製装置が該ばねに対して配置され
る。
棒278に配置された作動器283は、棒278の運動
間にスイッチ・アーム287に選択的に係合する。
作動器283は谷291によってたがいに離された大端
部285と293を有し、ローラ299がスイッチ・ア
ーム287の端部に装着されている。
主制御弁198がその中立位置に在るとき、ローラ29
9は谷291に係合されており、スイッチは開かれてい
る。
棒278が下方へ運動されて主制御弁198を矢印Aの
方向へ作動するにしたがって、ローラ299は運動して
大端部285に係合するとともにスイッチ・アーム28
7を動かしてスイッチを閉じる。
スイッチが閉じるとともに、電気信号がトラックのエン
ジンに配されたンレノイドへ在来の電気回路を通じて送
られ、これによってエンジンへの燃料供給量が増加され
、したがって、該エンジンによって駆動されるポンプ1
96を作動する動力が増加供給される。
詰締めサイクルの前半サイクルが完了されると開始に、
棒278は上方へ運動されて主制御弁198を矢印Bに
よって示される方向に作動する。
これによって、ローラ299は運動されて大端部293
と係合し以て前記スイッチを閉位置に保持し、これによ
って、詰締めサイクルの後半サイクル間においてトラッ
クのエンジンへ増加された量の燃料を供給する。
詰締めサイクルの完了時に棒278が再び下方へ運動さ
れて主制御弁198がその中立位置へ戻されたとき、ロ
ーラ299は運動されて谷291に係合するとともに前
記スイッチを開き以てトラック・エンジンへの増加燃料
の供給を切る。
作動リンク仕掛の一部分を支持する取付板305は尾扉
8に作動リンク仕掛を適正に配置するごとき尾扉8の側
部に固定される。
既に述べたごとく、本考案による装置のためのごみ詰締
め機構の各種の機能は単一の棒278の運動によって制
御されうる。
このことは、ごみ詰締め機構のサイクル運動のために複
数個の把手の作動を必要とする既知のごみ詰締め装置に
おける制御に比べきわめて容易な制御を可能にする。
第20図には、詰締めサイクル間にポンプ196への動
力供給量が変更される態様が図示されている。
既に述べた如き棒278の位置によるスイッチ・アーム
287とローラ299の運動はスイッチ314の開閉を
制御する。
ローラ299か前記大端部285または293に係合す
るとき、スイッチ・アーム287はスイッチ314の開
閉子315を閉位置に移転し、ローラ299が谷291
(第19図)に係合するときは、開閉子315は第20
図に示されるごとく開位置に維持される。
開閉子315がその閉位置に維持されているとき、入力
電線317から電流は、スイッチ314を通り、導線3
16を通り、押棒324を配されたソレノイド318へ
流れる。
ソレノイド318のコイルに電流が流れることによって
押棒324は弁320を制御する弁てこ322を動かす
弁320は、燃料供給管328から、エンジン326に
通じる弁吐出管329へ供給される燃料の流量を調節す
る。
エンジン326は、駆動装置330を介してポンプ19
6に作動的に結合されており、エンジン326からの動
力をポンプ196へ伝達スるごとく駆動装置330を掛
ける、または外す、クラッチ装置332が配置されてい
る。
クラッチ装置332が掛けられているときは、押棒32
4による弁てこ322の運動によってエンジン326へ
の燃料の供給量が増加され、これによって、ポンプ19
6へ供給される動力は増加される。
したがって、主制御弁198(第18図)が詰締めサイ
クル間に矢印Aまたは矢印Bの位置にされているとき、
ローラ299は大端部285または293と係合してお
り、スイッチ314は閉じられてエンジン326へ増加
燃料を供給させる。
これによって、ポンプ196へ増加動力が供給され以て
詰締め機構を作動する動力を供給する。
ホッパ12内に大形のごみが存在するごとによって、成
る条件下に釦いては、詰締め機構は詰締めサイクル間に
ひっかかって動かなくなる即ちジャミングを生じること
がありうる。
かくの如きジャミングはひんばんには生じないが、詰締
め機構を保護するため、ジャミングを処理する装置を配
置することが必要である。
下結締め板24が後方へ既に回転されてお・りそして上
詰締め板22が後下方へ運動しているときにジャミング
が生じたならば、このジャミングは把手272を後方へ
引張りこれによって主制御弁198を矢印Bで示される
位置へ作動することによって解消されうる。
かくの如き作動によって、下結締め板24は油圧シリン
ダ44の収縮を通じてその前進回転を開始し以てジャミ
ングを無くす。
把手272が後方へ引張られるとき、棒278は第19
図に示されるその位置から下方へ運動し、これによって
、ばね292は延伸されてアーム302の回動を生じる
ことなく引張られる。
したがって、ジャミングが解消されそして把手272が
解放されるとき、ばね292はアーム288を下方へ引
張り、これによって、棒278は上方へ押され、主制御
弁198は矢印Aの方向へ戻される。
上詰締め板22は、したがって、下結締め板24が部分
的に回転された前進位置に在るとき、再び下方へ運動し
始める。
上詰締め板22がその最低位置に達したとき、下短軸2
6はアーム302に係合してそれを反時計方向へ回転さ
せ、これによって、棒278を上方へ運動させるととも
に主制御弁198を矢印Bの方向へ動かす。
主制御弁198が矢印Bの方向へ変位されたとき、詰締
めサイクルの後半間に、下結締め板24はその前進回転
を完了し、次いで、上詰締め板22は前上方に運動する
上詰締め板22の下降運動間に生じるジャミングを解消
する場合、把手272は、希望にしたがって、ジャミン
グが解消されるまで、後前両方向に運動され以て主制御
弁198を矢印Bの方向に動かし、次き゛に矢印Aの方
向に動かす運動を反復させうる。
この結果、詰締めサイクルの前半運動と後半運動との間
の切換えが反復されて上詰締め板22と下結締め板24
が昇降を繰返し以てジャミングを解消する。
ジャミングが生じるもう一つの場合は、主制御弁198
が矢印Bの方向に動かされることによってホッパ12を
通過するときの下結締め板24の前進回転間である。
第18図を参照すると、もし下結締め板24が前進回転
を阻止されるならば、管240,238,256に圧力
が増蓄される。
管256に釦ける圧力が弁260を開くのに充分な程度
に増蓄されたとき、油圧シリンダ40は収縮し始め、こ
れによって上詰締め板22が上昇される。
ジャミングを生じさせる物体を下結締め板24が越え通
るのに充分な程度、にまで上詰締め板22が上昇された
とき、管238内の圧力によって油圧シリンダ44はそ
れらの膨張を完了せしめられ従って下結締め板24ばそ
の前進回転を完了する。
かくのごとく管240内の圧力が油圧シリンダ44へ伝
達されるにしたがって、管256内の圧力は低下され、
これによって、弁260は閉じられ、したがって、油圧
シリンダ40の運動は停止される。
油圧シリンダ44がその膨張を完了したとき、圧力は管
256と弁260を通じて伝達されるとともに油圧シリ
ンダ40の収縮を完了することによって上詰締め板22
の上昇を終らせる。
もし希望されるならば、下結締め板24の前進回転間に
生じるジャミングを解消するため主制御弁198は矢印
Aの方向に動かされうる。
これによって下結締め板24は後方へ回転され、次いで
、主制御弁198が再び矢印Bの方向に動かされたとき
下結締め板24は前方へ回転される。
普通、既に述べたごとく、下結締め板24の前進回転間
に生じるジャミングを解消するに当って主制御弁198
を動かすことを必要としない。
通常の場合、ジャミングの解消は、管256における圧
力の増蓄によって自動的に生じる上詰締め板22の上昇
運動を通して遠戚される。
ジャミングが生じつる第3の場合において、上詰締め板
22は、第7図に示されるごとき前方回転位置に下結締
め板24が保持されている間に、詰締めサイクルの後半
間において前上方へ運動している。
下結締め板24がD・くの如く固定位置に保持されてい
るとき、逆止弁236(第18図)は閉じられ、油圧シ
リンダ44内の油圧流体はピストン247の上側の空間
内に閉込められている。
かくのごとき状況間における油圧シリンダ44内の油圧
流体の圧力は、下結締め板24に衝接するごみの圧力に
因ってピストン棒16によって油圧流体に伝達される力
によって決定される。
上詰締め板22の上昇間にジャミングが生じるとき油圧
シリンダ44の破裂を防ぐため、安全弁2γ0は規定圧
力において開くように整定されている。
これによって、油圧流体は安全弁270を通って油だめ
192へ吐出され、その結果、下結締め板24は中途ま
で後方回転される。
下結締め板24の後方回転によって、上詰締め板22と
下結締め板24は上昇され、この間に、ジャミングの原
因となっている物体は越過されうる。
以上説明されたごとく、本考案にもとづく装置によれば
著しく改善されたごみ詰締め機構が得られる。
上詰締め板22の運動を説明するに当って用(・られた
用語°1凸形の11または°1凸形に”は厳密な幾何学
的意味において用いられていない。
むしろ、これら用語は詰締め板の上昇運動間により水平
に近づく運動路の勾配を説明するのに用いられている。
かくの如き勾配によって、比較的長い尾扉構造を用いる
こと/よしに詰締め抵抗の最大時に詰締めサイクルの終
期において詰締め板に対して高水平分力が供給されうる
上リンク30と下リンク28とによって可能にされる上
詰締め板22と下結締め板24の運動は、これら詰締め
板における不釣合い荷重の効果を解消する横浮き運動を
許す。
このことは、既知のごみ詰締め機構、即ち固定された不
動の運動路に沿う詰締め板の運動が詰締め板によって担
持されるローラを受ける尾扉構造に構設された溝形のま
たはスロット形の案内路の形状によって主として制御さ
れる機構であって前記ローラが詰締め板の運動間に前記
案内路に沿って従動するもの、に比べ大きな改良点であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は後部に尾扉装置を配置された格納ボテ−を担持
しているトラック・シャシの側面図、第2図は可動要素
を保護する保護蓋板を取外されている尾扉装置の側面図
、第3図は第2図の3−3線に沿って左方から見たとき
の尾扉装置の部分端面図、第4図は詰締めサイクル運動
の開始前において上昇位置に在る上詰締め板と下結締め
板を示している尾扉装置の部分断面図、第5図は第4図
に似た部分断面図であって詰締めサイクル運動の第1の
段階において上詰締め板に対して後方へ回転された下結
締め板を示した図面、第6図は第5図に似た部分断面図
であって前上位置から後下位置へ上詰締め板が運動され
る詰締めサイクル運動の第2の段階を示した図面、第7
図は第6図に似た部分断面図であって上詰締め板がその
下降位置に確保されている間に丁結締め板が積込用のホ
ッパを通って前方へ回動される詰締めサイクル運動の第
3の段階を示した図面、第8図は下結締め板の正面図、
第9図は第8図の9−9線に沿って切った下結締め板の
断面図、第10図は第8図の10−10線に沿って切っ
た下結締め板のリブ部分の断面図、第11図は格納ボデ
ーの側面図であって該格納ボデー内における蹴出板の運
動を示した部分断面図、第12図は第11図に似た側面
図であって該格納ボデー内における蹴出板の運動を示し
た部分断面図、第13図は格納ボデーのごみ却下作業間
における蹴出板を示すため尾扉部分を取外された格納ボ
デーの後面図、第14図は第13図に矢印14−14を
似て示される部分の詳細断面図であって格納ボデー内に
おいて蹴出板を摺動自在に案内して配置するための構造
を示した図面、第15図は尾扉端部から見たと−きの格
納ボデーの部分端面図であって尾扉を取外して示されて
いる図面、第16図は運転台に隣接する端部から見たと
きの格納ボデーの部分端面図、第17図は格納ボデーの
部分側面図、第18図は詰締め板と蹴出板と補助装置の
作動に用いられる油圧回路を示した概略図、第19図は
詰締めサイクル運動に釦いて詰締め板の自動循環運動に
使用される制御リンク仕掛を配された尾扉の部分側面図
、第20図は詰締めサイクル運動間にあ・けるトラック
・エンジンからポンプへの動力供給を制御するための電
気回路を示した概略図である。 以上示された諸図面に訃いて、2はトラック、5はフレ
ーム、6は格納ボデー、7は側プレース、8は亀n、1
oはヒンジ、12はホッパ 13は蓋板、14は曲底部
、16は前詰締め面、18は積込リップ、20は後壁部
分、22は上詰締め板、24は下結締め板、26は下短
軸、28は下リンク、30は上リンク、36は上短軸、
38は固定板、40.44は油圧シリンダ、32,42
゜45.46,64はピボット、66は開口、78は前
曲面、80は下端面、82は下面、84は後壁、70は
側壁、86は開口、90は下結締め面、92はエツジ、
102はリブ、112は蹴出板、114は蹴出シリンダ
、126は摺動ブロック、132 、134は円弧板、
152は頂部、130は床を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂壁、底壁及び対向した側壁を有する格納ボデーと、該
    格納ボデー内に収容されたごみを該格納ボデーの一端を
    通じて蹴出すため該格納ボデーの長手方向に連動し得る
    蹴出板とを有し、該蹴出板がその基底をその頂よりも前
    記一端に近接させて垂直線に対して傾斜され、前記各側
    壁が、前記蹴出板に対し事実上平行して前記側壁の項か
    ら底1で延在するプレース部材を、その全長に沿って、
    互いに離されて配置されており、相隣する前記プレース
    部材間の間隔が、前記格納ボデーの前記一端に卦いて、
    その反対端におけるよりも狭くされていることを特徴と
    するごみ集め装置。
JP16759581U 1981-11-10 1981-11-10 ごみ集め装置 Expired JPS5854416Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16759581U JPS5854416Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ごみ集め装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16759581U JPS5854416Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ごみ集め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174403U JPS57174403U (ja) 1982-11-04
JPS5854416Y2 true JPS5854416Y2 (ja) 1983-12-12

Family

ID=29959678

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JP16759581U Expired JPS5854416Y2 (ja) 1981-11-10 1981-11-10 ごみ集め装置

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JPS57174403U (ja) 1982-11-04

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