JPS5854125Y2 - 洗腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置 - Google Patents
洗腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置Info
- Publication number
- JPS5854125Y2 JPS5854125Y2 JP12563481U JP12563481U JPS5854125Y2 JP S5854125 Y2 JPS5854125 Y2 JP S5854125Y2 JP 12563481 U JP12563481 U JP 12563481U JP 12563481 U JP12563481 U JP 12563481U JP S5854125 Y2 JPS5854125 Y2 JP S5854125Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- enema
- conduit
- pressurizing
- elastic tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、浣腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置
に関する。
に関する。
従来イルリガ−トルを用いて浣腸、浣腸等を行う装置は
、図面第１図に示す様なもので、注入液の圧力がイルリ
ガートルの高さにより定まっているため、腸管内の圧力
が糞便の硬軟、滞溜量や神経の作用により変化するとき
は、しばしば設定した注入圧力よりも腸内の圧力が高く
なり、軟便や水採便は導管へ逆流することがあるから、
極めて不潔、且つ不衛生であって、然もこの状態となれ
ば、腸管内の圧力よりも注液の圧力の方が高くなる様に
イルリガートルの高さをセットしなおさなければならな
いため、浣腸、浣腸等に手数と時間を要する欠点があっ
た。
、図面第１図に示す様なもので、注入液の圧力がイルリ
ガートルの高さにより定まっているため、腸管内の圧力
が糞便の硬軟、滞溜量や神経の作用により変化するとき
は、しばしば設定した注入圧力よりも腸内の圧力が高く
なり、軟便や水採便は導管へ逆流することがあるから、
極めて不潔、且つ不衛生であって、然もこの状態となれ
ば、腸管内の圧力よりも注液の圧力の方が高くなる様に
イルリガートルの高さをセットしなおさなければならな
いため、浣腸、浣腸等に手数と時間を要する欠点があっ
た。
本考案はこの欠点にかんがみなされたもので、導管中に
おいて注液の一時加圧と逆流防止とを行わせ、浣腸、浣
腸等が手軽に衛生的に出来る装置を提供することを目的
とする。
おいて注液の一時加圧と逆流防止とを行わせ、浣腸、浣
腸等が手軽に衛生的に出来る装置を提供することを目的
とする。
次に本考案に関する装置の実施の一例を示せば下記の通
りである。
りである。
図中１は公知のイルリガートルで、例えば、Ｙ字形主体
２の下部に流入管３と流出管４とを接続する浣腸器Ａへ
、導管５により注入液を少量づつ供給させる。
２の下部に流入管３と流出管４とを接続する浣腸器Ａへ
、導管５により注入液を少量づつ供給させる。
Ｂは前記した導管５の途中に装備した注入液の加圧兼逆
止装置で、前記導管よりも直径が大きい（直径２０〜２
５ｍｍ位が適当）柔軟弾性管６と、その両端を閉塞して
この部分に取付け、導管５の中断部に夫々挿入した接続
具７，７と、注入液の流れに対して上流側の接続具７内
に装入した逆止弁８とにより構成されるもので、この装
置Ｂにおける下流側の圧力が上流側よりも上れば、前記
逆止弁８が閉じて上流側への逆流を防止し、又、柔軟弾
性管６の握り締めと開放を繰返して、弾性管６の容積を
縮少、拡大させると、前記逆止弁８が閉じ、容積縮少に
伴う圧力増加を下流側へ伝えて注液を一時的に加圧した
後、逆止弁８が開いて注入液の補給を行う様にしである
。
止装置で、前記導管よりも直径が大きい（直径２０〜２
５ｍｍ位が適当）柔軟弾性管６と、その両端を閉塞して
この部分に取付け、導管５の中断部に夫々挿入した接続
具７，７と、注入液の流れに対して上流側の接続具７内
に装入した逆止弁８とにより構成されるもので、この装
置Ｂにおける下流側の圧力が上流側よりも上れば、前記
逆止弁８が閉じて上流側への逆流を防止し、又、柔軟弾
性管６の握り締めと開放を繰返して、弾性管６の容積を
縮少、拡大させると、前記逆止弁８が閉じ、容積縮少に
伴う圧力増加を下流側へ伝えて注液を一時的に加圧した
後、逆止弁８が開いて注入液の補給を行う様にしである
。
本考案に関する装置は、前記実施例に示す通り構成され
るものであるから、図面第２図に示す様に浣腸器Ａに使
用する場合、イルリガー ｌ−ル１を標準高さに設定し
て置けば、標準圧力で注入液の注入が行われる。
るものであるから、図面第２図に示す様に浣腸器Ａに使
用する場合、イルリガー ｌ−ル１を標準高さに設定し
て置けば、標準圧力で注入液の注入が行われる。
しかしこの場合、若し糞便の硬軟、滞溜量、神経の作用
等により、腸管内の圧力の方が注入圧より高くなるとき
は、この圧力変化がすぐに加圧兼逆止装置Ｂに伝わり、
逆止弁８を押すため、逆止弁８は閉じ、軟便や水様便で
も之を逆流させない。
等により、腸管内の圧力の方が注入圧より高くなるとき
は、この圧力変化がすぐに加圧兼逆止装置Ｂに伝わり、
逆止弁８を押すため、逆止弁８は閉じ、軟便や水様便で
も之を逆流させない。
又、この状態となれば、今迄の圧力では注入液の注入は
不可能となるから、加圧兼逆止装置Ｂにおける柔軽弾性
管６を握り締め、その容積を縮少させた後、弾性管６を
開放して容積を拡大する操作を繰返すと、柔軟弾性管６
内は容積縮少に伴い内圧が増大し、之に伴い逆止弁８が
閉じるため、圧力は開放している導管５の下流側へ働き
、注入液を加圧するから、この操作によりイルリガーＩ
・ルの高さを一定に保持しても、注入液の圧力を腸管内
の圧力以上に高めて容易に注入を行い、弾性管６が容積
拡大により減圧するとき、逆止弁８は開いて注入液を補
給するため、浣腸を確実に行うことが出来るものである
。
不可能となるから、加圧兼逆止装置Ｂにおける柔軽弾性
管６を握り締め、その容積を縮少させた後、弾性管６を
開放して容積を拡大する操作を繰返すと、柔軟弾性管６
内は容積縮少に伴い内圧が増大し、之に伴い逆止弁８が
閉じるため、圧力は開放している導管５の下流側へ働き
、注入液を加圧するから、この操作によりイルリガーＩ
・ルの高さを一定に保持しても、注入液の圧力を腸管内
の圧力以上に高めて容易に注入を行い、弾性管６が容積
拡大により減圧するとき、逆止弁８は開いて注入液を補
給するため、浣腸を確実に行うことが出来るものである
。
前述の様に本考案に関する装置は、柔軟弾性管を両端の
接続具を用いて導管の中断部に装備し、前記接続具のＥ
流側のものには逆止弁を設けであるから、イルリガート
ルを用いて浣腸、浣腸を行う際に、イルリカ゛−１〜ル
の高さにより設定された注入液Ｊｌ’ｌＥ以上に腸管の
内圧がある場合は、前記逆止弁がこの圧力により閉じ、
例え軟便や水様便であっても、之を導管へ逆流させない
がら、清潔に且つ洗滌、梢毒が出来るものであり、又、
腸管の内圧が高くて注入出来ないときは、柔軟弾性管の
握り締めと弛めを繰り返せば、弾性管が容積の縮少、拡
大を繰返し、縮少時増圧して逆止弁の閉鎖に伴い導管の
下流側を加圧し、拡大時減圧して逆止弁の開。
接続具を用いて導管の中断部に装備し、前記接続具のＥ
流側のものには逆止弁を設けであるから、イルリガート
ルを用いて浣腸、浣腸を行う際に、イルリカ゛−１〜ル
の高さにより設定された注入液Ｊｌ’ｌＥ以上に腸管の
内圧がある場合は、前記逆止弁がこの圧力により閉じ、
例え軟便や水様便であっても、之を導管へ逆流させない
がら、清潔に且つ洗滌、梢毒が出来るものであり、又、
腸管の内圧が高くて注入出来ないときは、柔軟弾性管の
握り締めと弛めを繰り返せば、弾性管が容積の縮少、拡
大を繰返し、縮少時増圧して逆止弁の閉鎖に伴い導管の
下流側を加圧し、拡大時減圧して逆止弁の開。
放に伴い注入液の導入を行って、イルリガ−トルにより
与えられる注入液の圧力を一定に保っても、前記増圧に
より一時的に液圧を腸管の内圧以上に高め、注入液の注
入を順調に達し得るから、浣腸、浣腸の操作を手数を要
さず、呵及的速かに行うことか゛出来るもので゛ある。
与えられる注入液の圧力を一定に保っても、前記増圧に
より一時的に液圧を腸管の内圧以上に高め、注入液の注
入を順調に達し得るから、浣腸、浣腸の操作を手数を要
さず、呵及的速かに行うことか゛出来るもので゛ある。
尚この装置は、柔軟弾性管に逆１−弁を組合せた極めて
単純な構造であるため、廉価に市場提供出来るし、父、
誰でも容易に使いこなせて、故障のおそれもないので、
衛生的な浣腸、浣腸を栗に手速く行う装置として格別の
効果を奏するものである。
単純な構造であるため、廉価に市場提供出来るし、父、
誰でも容易に使いこなせて、故障のおそれもないので、
衛生的な浣腸、浣腸を栗に手速く行う装置として格別の
効果を奏するものである。
第１図は従来の浣腸装置を示す側面図。
第２図は本考案に係る装置を使用した浣腸装置の正面図
。 第３図は本考案に係る装置の構造を示す縦断正面図であ
る。 図中 Ａは浣腸器、５は導管、６は柔軟弾性管、７゜７
は接続具、８は逆止弁、Ｂは注入液の加圧兼逆止装置で
゛ある。
。 第３図は本考案に係る装置の構造を示す縦断正面図であ
る。 図中 Ａは浣腸器、５は導管、６は柔軟弾性管、７゜７
は接続具、８は逆止弁、Ｂは注入液の加圧兼逆止装置で
゛ある。
Claims (1)
- 浣腸器等へ注入液を送る導管を途中で切断し、この切断
部に前記導管よりも直径の大きい柔軟弾性管を挾み込ん
で両端の接続具を前記導管と気密的に接合し、前記柔軟
弾性管の上流側に位置する接続具に逆止弁を装入したこ
とを特徴とする浣腸器等に使用する注入液の加圧逆止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12563481U JPS5854125Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 洗腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12563481U JPS5854125Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 洗腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5830440U JPS5830440U (ja) | 1983-02-28 |
| JPS5854125Y2 true JPS5854125Y2 (ja) | 1983-12-09 |
Family
ID=29919465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12563481U Expired JPS5854125Y2 (ja) | 1981-08-24 | 1981-08-24 | 洗腸器等に使用する注入液の加圧兼逆止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854125Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-24 JP JP12563481U patent/JPS5854125Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5830440U (ja) | 1983-02-28 |
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