JPS5854111Y2 - 真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装置 - Google Patents
真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装置Info
- Publication number
- JPS5854111Y2 JPS5854111Y2 JP7977380U JP7977380U JPS5854111Y2 JP S5854111 Y2 JPS5854111 Y2 JP S5854111Y2 JP 7977380 U JP7977380 U JP 7977380U JP 7977380 U JP7977380 U JP 7977380U JP S5854111 Y2 JPS5854111 Y2 JP S5854111Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- vacuum suction
- air outlet
- air
- urine tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は寝たきり老人、重症患者、失禁患者等の排尿に
際して、排尿受器内に排尿された尿を、輸尿チューブを
通して真空吸引装置で強制的に吸弓し、気液分離して尿
タンクに排出することにより、該輸尿チューブや尿タン
クを前記排尿受器よりも下方に置けない場合にも排尿を
逆流させることなく該尿タンクに排出可能とした真空吸
引式排尿装置に於いて、前記真空吸引装置と尿タンクと
を極めて合理的に一体化して構成した排尿吸引収集装置
に関するものである。
際して、排尿受器内に排尿された尿を、輸尿チューブを
通して真空吸引装置で強制的に吸弓し、気液分離して尿
タンクに排出することにより、該輸尿チューブや尿タン
クを前記排尿受器よりも下方に置けない場合にも排尿を
逆流させることなく該尿タンクに排出可能とした真空吸
引式排尿装置に於いて、前記真空吸引装置と尿タンクと
を極めて合理的に一体化して構成した排尿吸引収集装置
に関するものである。
以下本考案を実施例に基づいて詳細に説明すると次の通
りである。
りである。
符号１は真空吸引装置２を内蔵した尿タンク格納箱であ
り、該尿タンク格納箱１の上部に、上蓋３の一側を例え
ば蝶番４等により回動自在に固定する。
り、該尿タンク格納箱１の上部に、上蓋３の一側を例え
ば蝶番４等により回動自在に固定する。
符号５は前記尿タンク格納箱１内に格納する尿タンクで
あり、該尿タンク５の上側並びに前記上蓋３の下側の夫
々に、風導入口６，６′並びに空気導出ロア、７′を対
応して設ける。
あり、該尿タンク５の上側並びに前記上蓋３の下側の夫
々に、風導入口６，６′並びに空気導出ロア、７′を対
応して設ける。
そして上蓋３の風導入口６′並びに空気導出ロア′は夫
々該上蓋３内の通路８，９を通して夫々排尿受器１０に
連なる輸尿チューブ１１並びに前記真空吸引装置２に連
なる真空吸引チューブ１２に接続する。
々該上蓋３内の通路８，９を通して夫々排尿受器１０に
連なる輸尿チューブ１１並びに前記真空吸引装置２に連
なる真空吸引チューブ１２に接続する。
前記上蓋３の風導入口６′並びに空気導出ロア′及び対
応する尿タンク５の風導入口６並びに空気導出ロアの設
置個所は適宜で良いが、例えば図に示すように、該風導
入口６，６′並びに空気導出ロア、７′を前記上蓋３の
回動軸線Ｏと平行な線ｌ上に設置したり、あるいは他側
として図示するように尿タンク５の風導入口６と空気導
出ロアとを共通とすると共に、上蓋３の風導入口６は下
方に突出させ、また空気導出ロアは該風導入口６の外側
に同軸状に設置するようにすれば、該上蓋３を閉じるこ
とにより風導入口６゜６′と空気導出ロア、７′を同時
にシールして接続することができ、特に後者の場合には
シール個所Ｓを一ケ所とし得る効果がある。
応する尿タンク５の風導入口６並びに空気導出ロアの設
置個所は適宜で良いが、例えば図に示すように、該風導
入口６，６′並びに空気導出ロア、７′を前記上蓋３の
回動軸線Ｏと平行な線ｌ上に設置したり、あるいは他側
として図示するように尿タンク５の風導入口６と空気導
出ロアとを共通とすると共に、上蓋３の風導入口６は下
方に突出させ、また空気導出ロアは該風導入口６の外側
に同軸状に設置するようにすれば、該上蓋３を閉じるこ
とにより風導入口６゜６′と空気導出ロア、７′を同時
にシールして接続することができ、特に後者の場合には
シール個所Ｓを一ケ所とし得る効果がある。
尚、前記風導入口６′と輸尿チューブ１１並びに空気導
出ロア′と真空吸引チューブ１２との接続方法は自由で
ある。
出ロア′と真空吸引チューブ１２との接続方法は自由で
ある。
またシールの方法も自由である。
かかる構成に於いて、本考案は空の尿タンク５を尿タン
ク格納箱１の所定位置に装着した後、上蓋３を閉めて前
記風導入口６，６′と空気導出ロア、７′をシールして
接続し、該上蓋３を適宜のロック金具１３等によってロ
ックする。
ク格納箱１の所定位置に装着した後、上蓋３を閉めて前
記風導入口６，６′と空気導出ロア、７′をシールして
接続し、該上蓋３を適宜のロック金具１３等によってロ
ックする。
しかして患者が尿意を催した際には、排尿受器１０の床
吸込開口部１４を排尿部位に当てて、該排尿受器１０内
に排尿する。
吸込開口部１４を排尿部位に当てて、該排尿受器１０内
に排尿する。
しかしてかかる動作に前後して手動スイッチをＯＮとす
るか、あるいは排尿を排尿受器１０の近傍で検知して自
動スイッチがＯＮとなって真空吸引装置２が始動すると
、真空吸引チューブ１２、通路９、空気導出ロア′、７
、尿タンク５、尿導入口６，６′、通路８を介して輪圧
チューブ１１に真空圧が加わるので、前記尿吸込開「］
部１４から排尿受器１内に排尿された尿は、かかる真空
圧によって、該尿吸込開］−１部１４と排尿部位との間
の隙間並びに、排尿受器１に適宜設けた通気孔］５から
排尿受器１内に吸引された空気により、該空気と一緒に
導出口］６から強制的に輪圧チューブ１１内に吸い込ま
れ、該輪圧チューブ１１．通路８、尿導入口６′、６を
通って尿タンク５内に排出される。
るか、あるいは排尿を排尿受器１０の近傍で検知して自
動スイッチがＯＮとなって真空吸引装置２が始動すると
、真空吸引チューブ１２、通路９、空気導出ロア′、７
、尿タンク５、尿導入口６，６′、通路８を介して輪圧
チューブ１１に真空圧が加わるので、前記尿吸込開「］
部１４から排尿受器１内に排尿された尿は、かかる真空
圧によって、該尿吸込開］−１部１４と排尿部位との間
の隙間並びに、排尿受器１に適宜設けた通気孔］５から
排尿受器１内に吸引された空気により、該空気と一緒に
導出口］６から強制的に輪圧チューブ１１内に吸い込ま
れ、該輪圧チューブ１１．通路８、尿導入口６′、６を
通って尿タンク５内に排出される。
空気は該尿タンク５の上部から空気導出ロア、７′、通
路９、真空吸引チューブ１２を経て真空吸引装置２を通
して排気されるが、尿は重力により空気と分離されて尿
タンク５内に溜まる。
路９、真空吸引チューブ１２を経て真空吸引装置２を通
して排気されるが、尿は重力により空気と分離されて尿
タンク５内に溜まる。
本考案はこのようにして患者の排尿を尿タンク５に排出
することができるが、使用により排尿が尿タンク５に所
定量溜まった時には、ロックを解除して上蓋３を開けれ
ば尿タンク５を格納箱１内から取り出すことができ、こ
のようにして尿タンク５内に溜っている排尿を棄てて空
にした後、再び格納して再使用することができる。
することができるが、使用により排尿が尿タンク５に所
定量溜まった時には、ロックを解除して上蓋３を開けれ
ば尿タンク５を格納箱１内から取り出すことができ、こ
のようにして尿タンク５内に溜っている排尿を棄てて空
にした後、再び格納して再使用することができる。
かかる際、本考案は前記輪圧チューブ１１並びに真空吸
引チューブ１２を、尿タンク５と直接には接続せず、上
蓋３の下側に形成した尿導入口６′並びに空気導出ロア
′を介して間接的に接続するようにし、しかもかかる接
続は上蓋３を閉しろことによってシールをして接続する
ようにしたので、尿タンク５の取り出し、並びに空にし
た後の再格納を上蓋３を開閉するだけで゛ワンタッチで
極めて容易に行なうことができる特徴がある。
引チューブ１２を、尿タンク５と直接には接続せず、上
蓋３の下側に形成した尿導入口６′並びに空気導出ロア
′を介して間接的に接続するようにし、しかもかかる接
続は上蓋３を閉しろことによってシールをして接続する
ようにしたので、尿タンク５の取り出し、並びに空にし
た後の再格納を上蓋３を開閉するだけで゛ワンタッチで
極めて容易に行なうことができる特徴がある。
本考案は以トの通り、重症患者、失禁患者等の排尿を真
空吸引装置で強制的に１吸引して尿タンクに排出するの
で、使用体位や使用場所に制約されず常時確実に排尿を
行なうことができるものであり、殊に本考案はかかる真
空圧によって吸引した排尿を溜める尿タンクの着脱を極
めて簡単な操作でワンタッチに行ない得るようにしたの
で、排尿が一杯になった際の尿タンクの交換等を迅速に
、しかも確実に行なうことができる特徴がある。
空吸引装置で強制的に１吸引して尿タンクに排出するの
で、使用体位や使用場所に制約されず常時確実に排尿を
行なうことができるものであり、殊に本考案はかかる真
空圧によって吸引した排尿を溜める尿タンクの着脱を極
めて簡単な操作でワンタッチに行ない得るようにしたの
で、排尿が一杯になった際の尿タンクの交換等を迅速に
、しかも確実に行なうことができる特徴がある。
しかも本考案は、かかる尿タンクを真空ＩＩ引装置と合
理的に組み合わせて−・体化したので、構造が簡素化さ
れ、コンパクトに構成し得る特徴もある。
理的に組み合わせて−・体化したので、構造が簡素化さ
れ、コンパクトに構成し得る特徴もある。
第１図は本考案に関する真空吸引式排尿装置の全体概略
を示す系統的断面説明図、第２図は本考案の一実施例の
説明的斜視図、第３図は第２図の要部説明的断面図、第
４図は他側の要部説明的断面図で゛ある。 符号 １・・・・・・尿タンク格納箱、２・・・・・・
真空吸引装置、３・・・・・・上蓋、４・・・・・・蝶
番、５・・・・・・尿タンク、６゜６′・・・・・・尿
導入口、７．７’・・・・・・空気導出口、８，９・・
・・・・通路、１０・・・・・・排尿受器、１１・・・
・・・輪圧チューブ、１２・・・・・・真空吸引チュー
ブ、１３・・・・・・ロック金具、１４・・・・・・床
吸込開口部、１５・・・・・・通気孔、１６・・・・・
・導出口、Ｓ・・・・・・シール部。
を示す系統的断面説明図、第２図は本考案の一実施例の
説明的斜視図、第３図は第２図の要部説明的断面図、第
４図は他側の要部説明的断面図で゛ある。 符号 １・・・・・・尿タンク格納箱、２・・・・・・
真空吸引装置、３・・・・・・上蓋、４・・・・・・蝶
番、５・・・・・・尿タンク、６゜６′・・・・・・尿
導入口、７．７’・・・・・・空気導出口、８，９・・
・・・・通路、１０・・・・・・排尿受器、１１・・・
・・・輪圧チューブ、１２・・・・・・真空吸引チュー
ブ、１３・・・・・・ロック金具、１４・・・・・・床
吸込開口部、１５・・・・・・通気孔、１６・・・・・
・導出口、Ｓ・・・・・・シール部。
Claims (1)
- 真空吸引装置を内蔵した尿タンク格納箱の上部に、上蓋
の一側を回動自在に固定すると共に、前記尿タンク格納
箱内に格納する尿タンクの上側並びに前記上蓋の下側の
夫々に風導入口並びに空気導出口を対応して設け、該上
蓋の風導入口並びに空気導出口は夫々該上蓋内の通路を
通して夫々排尿受器に連なる輸尿チューブ並びに前記真
空吸引装置に連なる真空吸引チューブに接続したことを
特徴とする真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装
置。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7977380U JPS5854111Y2 (ja) | 1980-06-08 | 1980-06-08 | 真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装置 |
| GB8026794A GB2077105B (en) | 1980-06-08 | 1980-08-15 | A urine suction and collection device for a vacuum suction type urinating aid |
| SE8005791A SE438256B (sv) | 1980-06-08 | 1980-08-18 | Urinsugnings- och uppsamlingsanordning for urineringshjelpmedel av vakuumsugningstypen |
| US06/179,878 US4360933A (en) | 1980-06-08 | 1980-08-20 | Urine suction and collection device for a vacuum suction type urinating aid |
| DE3032143A DE3032143C2 (de) | 1980-06-08 | 1980-08-26 | Saug- und Sammelvorrichtung für eine Harnabsaugvorrichtung |
| NLAANVRAGE8004957,A NL184937C (nl) | 1980-06-08 | 1980-08-30 | Inrichting voor het aanzuigen en verzamelen van urine. |
| CA000362094A CA1150125A (en) | 1980-06-08 | 1980-10-09 | Urine suction and collection device for a vacuum suction type urinating aid |
| DK432580A DK157659C (da) | 1980-06-08 | 1980-10-13 | Urinsugeapparat med suge- og opsamlingsapparat |
| FR8022222A FR2483783A1 (fr) | 1980-06-08 | 1980-10-17 | Dispositif aspirateur et collecteur d'urine pour appareil auxiliaire d'urination du type a aspiration par depression |
| AU63657/80A AU543046B2 (en) | 1980-06-08 | 1980-10-24 | Urinating aid |
| IT8068802A IT1129916B (it) | 1980-06-08 | 1980-11-25 | Dispositivo di aspirazione e di racolta dell urina per apparecchi di conduzione e di raccolta dell urina applicabili a persone particolarmente adatti per pazienti persone anziane |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7977380U JPS5854111Y2 (ja) | 1980-06-08 | 1980-06-08 | 真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575221U JPS575221U (ja) | 1982-01-12 |
| JPS5854111Y2 true JPS5854111Y2 (ja) | 1983-12-09 |
Family
ID=13699516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7977380U Expired JPS5854111Y2 (ja) | 1980-06-08 | 1980-06-08 | 真空吸引式排尿装置に於ける排尿吸引収集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5854111Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007111181A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Takuo Mochizuki | 尿吸引装置 |
-
1980
- 1980-06-08 JP JP7977380U patent/JPS5854111Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007111181A1 (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-04 | Takuo Mochizuki | 尿吸引装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS575221U (ja) | 1982-01-12 |
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