JPS5853964A - 電線用塗材 - Google Patents
電線用塗材Info
- Publication number
- JPS5853964A JPS5853964A JP56152865A JP15286581A JPS5853964A JP S5853964 A JPS5853964 A JP S5853964A JP 56152865 A JP56152865 A JP 56152865A JP 15286581 A JP15286581 A JP 15286581A JP S5853964 A JPS5853964 A JP S5853964A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- coating material
- fire
- ammonium polyphosphate
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は火災時の熱によシ強固々炭化層を形成し延焼を
防止する電、線用塗材に関する。
防止する電、線用塗材に関する。
近年、高層建築物や工場などにおいて照明はもとより、
動力源、及び機器の集中管理など電気機器の使用の増加
に伴いエネルギー供給及び制御信号の送受信などに極め
て多−厚の(2) 電気配線が施されるようになった。これ等の電線はシー
ス材として通常ポリエチレンなどの高分子材料が被覆さ
れているが、極めて燃焼し易く火災時に電線を伝わって
延焼が起るという大きな問題点が有る。このため被S電
純に防火塗料を塗布し延焼を防止する方法が一般に行な
われており、これに用いる種々の防火塗料が開発されて
いるが、これらは溶剤型塗料が大部分であり、また塗装
作業のほとんどを建築物内部で行うため作業者に対する
毒性、引火などによる火災の危険性、及び揮散溶剤によ
る大気汚染の問題が有り、一方水希釈型塗料は上記溶剤
型塗料の欠点がガい反面、耐水性が劣り、架設時に電、
線を曲げたときに防火塗膜に大きなりラックを発生し、
火災時にこの部分から火炎が侵入して延焼を引゛き起す
ため防炎効果が減殺されるなど致命的な欠点を有してい
る。また、従来防火塗料において塗膜の強度保持および
火災にあった時の塗膜のクラック、剥離防止のためアス
ベス(3) ト繊維を配合することが行われていたが、アスベストは
最近発ガン性物質としての危険性が指摘され使用上問題
となってきた。
動力源、及び機器の集中管理など電気機器の使用の増加
に伴いエネルギー供給及び制御信号の送受信などに極め
て多−厚の(2) 電気配線が施されるようになった。これ等の電線はシー
ス材として通常ポリエチレンなどの高分子材料が被覆さ
れているが、極めて燃焼し易く火災時に電線を伝わって
延焼が起るという大きな問題点が有る。このため被S電
純に防火塗料を塗布し延焼を防止する方法が一般に行な
われており、これに用いる種々の防火塗料が開発されて
いるが、これらは溶剤型塗料が大部分であり、また塗装
作業のほとんどを建築物内部で行うため作業者に対する
毒性、引火などによる火災の危険性、及び揮散溶剤によ
る大気汚染の問題が有り、一方水希釈型塗料は上記溶剤
型塗料の欠点がガい反面、耐水性が劣り、架設時に電、
線を曲げたときに防火塗膜に大きなりラックを発生し、
火災時にこの部分から火炎が侵入して延焼を引゛き起す
ため防炎効果が減殺されるなど致命的な欠点を有してい
る。また、従来防火塗料において塗膜の強度保持および
火災にあった時の塗膜のクラック、剥離防止のためアス
ベス(3) ト繊維を配合することが行われていたが、アスベストは
最近発ガン性物質としての危険性が指摘され使用上問題
となってきた。
本発明は上記の問題点を解決し、耐水性、可撓性が優れ
、かつ延焼防止性、断熱性の良好な、アスベスト繊維を
含まない電線用塗材に関する。このような塗材は (1)(イ) ポリリン酸アンモニウム及び/又はポリ
リン酸アンモニウム誘導体 1.0〜80重量部 (ロ)水酸化アルミニウム 0.4〜0.8重量部、 (ハ) ジペンタエリスリトール 1.0重量部 よりなる延焼防止剤が50〜85重1・俤、(11)水
希釈型樹脂よりなる水系結合剤が固形分で14〜35重
量%、及び (fit) 中空状無機物粉末が01〜20重量%の
均質な混合物により構成される。
、かつ延焼防止性、断熱性の良好な、アスベスト繊維を
含まない電線用塗材に関する。このような塗材は (1)(イ) ポリリン酸アンモニウム及び/又はポリ
リン酸アンモニウム誘導体 1.0〜80重量部 (ロ)水酸化アルミニウム 0.4〜0.8重量部、 (ハ) ジペンタエリスリトール 1.0重量部 よりなる延焼防止剤が50〜85重1・俤、(11)水
希釈型樹脂よりなる水系結合剤が固形分で14〜35重
量%、及び (fit) 中空状無機物粉末が01〜20重量%の
均質な混合物により構成される。
本発明の塗材を被覆電線に塗布し形成した(4)
防火塗膜は、高熱時適度に軟化し電線シース材の熱膨張
に追随するためクラックの発生がなく、また、上記延焼
防止剤が火災に対して強固な炭化層を形成する機能を有
するため、延焼防止性が極めて大きいものである。
に追随するためクラックの発生がなく、また、上記延焼
防止剤が火災に対して強固な炭化層を形成する機能を有
するため、延焼防止性が極めて大きいものである。
また、上記中空状無機物粉末が断熱性能を有するため、
火炎が電1線を襲った場合電線の加熱劣化を防止すると
共に、強い火炎が襲った場合にも電線が局部的に加熱さ
れず周辺をその炭化層中に均一に分散しているため炭化
層は機械的強度が高く、中空状無機物粉末を含まないも
のに比較しはるかに優れた断熱防炎性能を有する。
火炎が電1線を襲った場合電線の加熱劣化を防止すると
共に、強い火炎が襲った場合にも電線が局部的に加熱さ
れず周辺をその炭化層中に均一に分散しているため炭化
層は機械的強度が高く、中空状無機物粉末を含まないも
のに比較しはるかに優れた断熱防炎性能を有する。
さらに、中空状無機物粉末は塗膜の成膜性を向上させる
ため、クラック等の塗膜欠陥が防止でき延焼防止性がさ
らに向上する。すなわち、従来の電線塗装は複雑な部位
では厚く塗装されやすく、その部分ではクラックが発(
5) 生しやすく、そのため電線が火炎にさらされた時クラッ
ク部分が延焼の糸口と彦りやすかったが、中空状無機物
粉末を配合させることにより塗膜にクラックが生じにく
くなり、前述の如き欠点が解消出来る特徴を有している
。
ため、クラック等の塗膜欠陥が防止でき延焼防止性がさ
らに向上する。すなわち、従来の電線塗装は複雑な部位
では厚く塗装されやすく、その部分ではクラックが発(
5) 生しやすく、そのため電線が火炎にさらされた時クラッ
ク部分が延焼の糸口と彦りやすかったが、中空状無機物
粉末を配合させることにより塗膜にクラックが生じにく
くなり、前述の如き欠点が解消出来る特徴を有している
。
本発明の上記塗材構成々分及び配合比は広範囲に互る実
験により求めたもので、その反応機構的な解明は十分行
っていないが、この有効範囲をはずれると塗膜の特に高
熱時における可撓性及び延焼防止性が著しく低下する。
験により求めたもので、その反応機構的な解明は十分行
っていないが、この有効範囲をはずれると塗膜の特に高
熱時における可撓性及び延焼防止性が著しく低下する。
本発明におけるポリリン酸アンモニウム及びその誘導体
はジペンタエリスリトール1.0重量部当り1,0〜8
.0重量部の範囲で使用されるが、1.0重量部以下で
は延焼防止性が低下し、一方8,0重量部以上になると
耐水、耐アルカリ性が低下する。
はジペンタエリスリトール1.0重量部当り1,0〜8
.0重量部の範囲で使用されるが、1.0重量部以下で
は延焼防止性が低下し、一方8,0重量部以上になると
耐水、耐アルカリ性が低下する。
上記ポリリン酸アンモニウム及びポリリン酸アンモニウ
ム誘導体は塗材の延焼防止性の他に、塗膜の耐水性を向
上させる点から燐含有量がp2o、換算で40〜75重
量%、また(6) 窒素含有量がN換算で12〜40重量%、さらに水不溶
解成分が80重fチ以上であることが好ましい。即ち水
不溶解成分が80重量%より少いものや、また燐含有量
がP!OS換算で40重量−以下、窒素含有量がN換算
で40重[−1以上になると塗膜の耐水性が低下し、ま
た燐含有量がP、 O,換算で75重fチ以上、窒素含
有量がN換算で12重量%以下になると火災に対して強
固な炭化層を形成する機能が低下する。
ム誘導体は塗材の延焼防止性の他に、塗膜の耐水性を向
上させる点から燐含有量がp2o、換算で40〜75重
量%、また(6) 窒素含有量がN換算で12〜40重量%、さらに水不溶
解成分が80重fチ以上であることが好ましい。即ち水
不溶解成分が80重量%より少いものや、また燐含有量
がP!OS換算で40重量−以下、窒素含有量がN換算
で40重[−1以上になると塗膜の耐水性が低下し、ま
た燐含有量がP、 O,換算で75重fチ以上、窒素含
有量がN換算で12重量%以下になると火災に対して強
固な炭化層を形成する機能が低下する。
前記ポリリン酸アンモニウム誘導体としては例えばスミ
セーフPM(住友化学工業社製商品名)、ゴーカッ)1
00(日量化学工業社製商品名)などがある。
セーフPM(住友化学工業社製商品名)、ゴーカッ)1
00(日量化学工業社製商品名)などがある。
更に本発明において水酸化アルミニウムがジペンタエリ
スリトール1.0重量部に対し04〜0.8重量部の範
囲で用いられるが、04重量部以下では防災防火性が低
下し、一方0.8重量部以上になると耐水、耐アルカリ
性が低下する。
スリトール1.0重量部に対し04〜0.8重量部の範
囲で用いられるが、04重量部以下では防災防火性が低
下し、一方0.8重量部以上になると耐水、耐アルカリ
性が低下する。
(7)
一ヒ記延焼防止剤は塗材固形分中に50〜85重量%添
加する。添加量が501tチより少くなれば、火災によ
る強固な炭化層の形成の効果が充分に得られなく−hh
、一方添加量を85重量%より多くしてもさらにこれ等
の効果の増加は見られず、塗材の密着性及び塗膜の可撓
性等が極端に低下する。
加する。添加量が501tチより少くなれば、火災によ
る強固な炭化層の形成の効果が充分に得られなく−hh
、一方添加量を85重量%より多くしてもさらにこれ等
の効果の増加は見られず、塗材の密着性及び塗膜の可撓
性等が極端に低下する。
また前記(イ)〜(ハ)成分よりなる延焼防止剤の効果
をより高めるためにメラミン等の昇華性物質を塗材固形
分に対して20重量%まで添加することができる。添加
量がこれより多くなればかえって延焼防止性が低下する
ため好しくない。
をより高めるためにメラミン等の昇華性物質を塗材固形
分に対して20重量%まで添加することができる。添加
量がこれより多くなればかえって延焼防止性が低下する
ため好しくない。
本発明でいう中空状無機物粉末とは、シャボン玉の如く
内部が完全に中空でその中空部が殻で完全に閉ざされて
いる粒子、おるいは軽石の如く内部に隔壁のある独立気
泡状の粒子である。中空状無機物粉末は平均粒径1〜1
000/’、特に好ましくは50〜1001のものが適
当で、また比重は約0.8以下のも(8) が適当である。
内部が完全に中空でその中空部が殻で完全に閉ざされて
いる粒子、おるいは軽石の如く内部に隔壁のある独立気
泡状の粒子である。中空状無機物粉末は平均粒径1〜1
000/’、特に好ましくは50〜1001のものが適
当で、また比重は約0.8以下のも(8) が適当である。
中空状無機物粉末としては、ガラスバルーン、シラスバ
ルーン、パーライトバルーン、フライアッシュバルーン
、シリカバルーン、アルミノシリケートバルーン、スピ
ネルバルーン、アノ〆ミナバルーン、ジルコニアバルー
ン、カーホンバルーンなどが使用出来る。
ルーン、パーライトバルーン、フライアッシュバルーン
、シリカバルーン、アルミノシリケートバルーン、スピ
ネルバルーン、アノ〆ミナバルーン、ジルコニアバルー
ン、カーホンバルーンなどが使用出来る。
具体的にはシラスバルーン(日本重化学工業社製商品名
)、シルボン(日本化学工業社製商品名)、マイクロバ
ルーン(東洋曹達工業社製商品名)Q−セル#200、
#300(P Q Company製商品名)、フィラ
イト(日本フィライト社製商品名)等の市販品が挙げら
れる。
)、シルボン(日本化学工業社製商品名)、マイクロバ
ルーン(東洋曹達工業社製商品名)Q−セル#200、
#300(P Q Company製商品名)、フィラ
イト(日本フィライト社製商品名)等の市販品が挙げら
れる。
中空状無機物粉末は前述の如く塗材の断熱性、成膜性等
を向上させるだめ塗材固形分中に01〜20重1t%添
加される。添加量が0.1重量%以下では前述の効果が
期待出来ず、一方20重量%以上では塗膜強度、可撓性
が低下する。
を向上させるだめ塗材固形分中に01〜20重1t%添
加される。添加量が0.1重量%以下では前述の効果が
期待出来ず、一方20重量%以上では塗膜強度、可撓性
が低下する。
(9)
本発明において延焼防止剤を含む塗膜を形成するための
水希釈型樹脂よりなる水系結合剤は延焼防止剤の炭化層
形成能を阻害せず、かつ被覆電線に対する密着性、可撓
性、耐水性、等の諸物件に優れるものを用いる。このよ
うな特性を有する結合剤としてアクリル樹脂系エマルジ
ョンが特に好適に使用出来る。
水希釈型樹脂よりなる水系結合剤は延焼防止剤の炭化層
形成能を阻害せず、かつ被覆電線に対する密着性、可撓
性、耐水性、等の諸物件に優れるものを用いる。このよ
うな特性を有する結合剤としてアクリル樹脂系エマルジ
ョンが特に好適に使用出来る。
アクリル樹脂系エマルジョンは種々の単量体より合成し
たものが使用出来、ガラス転移温度(Tg)が10℃以
下のものが好ましい。
たものが使用出来、ガラス転移温度(Tg)が10℃以
下のものが好ましい。
’rgが10℃より高くなれば充分な可撓性を有する塗
膜を得ることが出来ず、電線の架設作業による折り曲げ
や、温度変化による電線の伸縮により塗膜にクラックが
発生し脱落し易くなる。塗膜に適度の可撓性を付与する
アクリル樹脂系エマルジョンとしてはTgが一20℃〜
−50℃のものが特に好ましい。
膜を得ることが出来ず、電線の架設作業による折り曲げ
や、温度変化による電線の伸縮により塗膜にクラックが
発生し脱落し易くなる。塗膜に適度の可撓性を付与する
アクリル樹脂系エマルジョンとしてはTgが一20℃〜
−50℃のものが特に好ましい。
アクリル樹脂系エマルジョンの合成に用いる単量体は例
えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル
酸メチル、メタクリル(10) 酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸フチル、ア
クリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸−2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタク
リル酸、アクリル酸、スチレン、無水マレイン酸、ビニ
ルトルエン、酢酸ビニル、及びその他のαりβ−不飽和
カルボン酸エステルが挙げられる。
えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル
酸メチル、メタクリル(10) 酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸フチル、ア
クリル酸−2−エチルヘキシル、メタクリル酸−2−エ
チルヘキシル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタク
リル酸、アクリル酸、スチレン、無水マレイン酸、ビニ
ルトルエン、酢酸ビニル、及びその他のαりβ−不飽和
カルボン酸エステルが挙げられる。
これ等の結合剤は固形分で塗材中に14〜35重量%添
加する。添加量が14重量%より少くなれば、充分な密
着性、可撓性及び耐水性等を有する塗膜を形成すること
が出来かくなり、一方35重量%より多い場合はさらに
密着性、可撓性、耐水性等の向上は々〈逆に前記延焼防
止剤及び中空状無機物粉末の添加量が相対的に少くなる
ためこれ等の持つ特性が充分に得られなくガる。
加する。添加量が14重量%より少くなれば、充分な密
着性、可撓性及び耐水性等を有する塗膜を形成すること
が出来かくなり、一方35重量%より多い場合はさらに
密着性、可撓性、耐水性等の向上は々〈逆に前記延焼防
止剤及び中空状無機物粉末の添加量が相対的に少くなる
ためこれ等の持つ特性が充分に得られなくガる。
また必要により塗材中に適当量の着色顔料、染料等の着
色剤、ガラス締維、タルク繊維、シリカアルミナ繊維、
パノしプ繊維、ビニロン繊維等の長さ0.5〜1crn
程度の繊維:各種添(11) 加削等を配合することが出来る。
色剤、ガラス締維、タルク繊維、シリカアルミナ繊維、
パノしプ繊維、ビニロン繊維等の長さ0.5〜1crn
程度の繊維:各種添(11) 加削等を配合することが出来る。
不発明の塗材の製造は、通常の攪拌機、例えばバタフラ
イミキサー、かい型攪拌機、プインターナルミキサー、
ミュラーミキサー、ポニーミキサー等の捏和機で混練す
る方法が用い得る。均一に混線して得られた塗材は必要
により水で適当な粘度に希釈し、ヘラ塗り、ハケ塗り、
スプレー塗り等の方法により塗装することが出来る。
イミキサー、かい型攪拌機、プインターナルミキサー、
ミュラーミキサー、ポニーミキサー等の捏和機で混練す
る方法が用い得る。均一に混線して得られた塗材は必要
により水で適当な粘度に希釈し、ヘラ塗り、ハケ塗り、
スプレー塗り等の方法により塗装することが出来る。
以下実施例により不発明を説明する。
実施例及び比較例で用いる各塗材は表−1に示す配合成
分(市1部)をディスパーで均一に攪拌混合して、本発
明のw、線用塗材(塗1A−C)及び不発明の組成範囲
外の比較対照用塗材(塗料DIG )を調製した。得ら
れた塗材塗膜の試験結果を表−2に示す。
分(市1部)をディスパーで均一に攪拌混合して、本発
明のw、線用塗材(塗1A−C)及び不発明の組成範囲
外の比較対照用塗材(塗料DIG )を調製した。得ら
れた塗材塗膜の試験結果を表−2に示す。
(12)
(13)
(注1)
ポリリン酸アンモニウム誘導体;商品名[スミセーフP
MJ (住友化学工業製)水不溶解分85%以上、燐含
有量(p2o、換算)44〜47%、窒素含有量(N換
算)32〜35 % (注2) 実施例A、B、D、EXGのアクリル樹脂系エマルジョ
ン: Tg約−25℃、商品名[ネオアク ロンZ50120J (中央理化工業 製)、固形分50チ 実施例C,Fのアクリル樹脂系エマルジョン: Tg−30℃以下、商品名[アルマ テックス3301J(三井東圧化学 製)、固形分50チ (注3) 実施例A、、Dの中空状無機物粉末:商品名(14) [フィライト20017J(1不フィライト製)平均粒
径45〜75ノイ、比重o7実施例B、 Eの中空状
無機物粉末:商品名[マイクロバルーンIGIOIJ
(東洋曹達工業膜)平均粒径65/171、比重o27
実施例C,Fの中空状無機物粉末:商品名[Q−セル#
300 J (P Q Company製)平均粒径6
5/′11比重0.21 (注4) 粒径1〜10オ、比重2 表−2 (15) 注5)30cIn四方のマイラーシート上に塗材を乾燥
膜厚4■に々るようスプレ ー塗装し、常温乾燥後、厚膜部の塗 膜状態を観察した。
MJ (住友化学工業製)水不溶解分85%以上、燐含
有量(p2o、換算)44〜47%、窒素含有量(N換
算)32〜35 % (注2) 実施例A、B、D、EXGのアクリル樹脂系エマルジョ
ン: Tg約−25℃、商品名[ネオアク ロンZ50120J (中央理化工業 製)、固形分50チ 実施例C,Fのアクリル樹脂系エマルジョン: Tg−30℃以下、商品名[アルマ テックス3301J(三井東圧化学 製)、固形分50チ (注3) 実施例A、、Dの中空状無機物粉末:商品名(14) [フィライト20017J(1不フィライト製)平均粒
径45〜75ノイ、比重o7実施例B、 Eの中空状
無機物粉末:商品名[マイクロバルーンIGIOIJ
(東洋曹達工業膜)平均粒径65/171、比重o27
実施例C,Fの中空状無機物粉末:商品名[Q−セル#
300 J (P Q Company製)平均粒径6
5/′11比重0.21 (注4) 粒径1〜10オ、比重2 表−2 (15) 注5)30cIn四方のマイラーシート上に塗材を乾燥
膜厚4■に々るようスプレ ー塗装し、常温乾燥後、厚膜部の塗 膜状態を観察した。
注6)ポリエチレンシース材を使用した被覆筒1線(外
径15mm、長さ50 cm )に塗材を1+n+n厚
に塗布し、常温乾燥後、直径15crnの円筒状鉄管に
まきつけ、その時の塗膜状態を観察した。
径15mm、長さ50 cm )に塗材を1+n+n厚
に塗布し、常温乾燥後、直径15crnの円筒状鉄管に
まきつけ、その時の塗膜状態を観察した。
注7)ポリエチレンシース材を使用した被覆電線(外径
15捕、長さ50crn)上に端部5cInを残して塗
材をIIm厚に塗布し、常温乾燥後、シース材露 出端部を下にして垂直に固定し、火 炎上端温度を熱電対により850〜 900℃に調整したバーナーで試料 下端を20分間燃焼させた後、バー ナーを除去する試験を各試料につき 3回行ない下記の評価で防炎性を判 定した。
15捕、長さ50crn)上に端部5cInを残して塗
材をIIm厚に塗布し、常温乾燥後、シース材露 出端部を下にして垂直に固定し、火 炎上端温度を熱電対により850〜 900℃に調整したバーナーで試料 下端を20分間燃焼させた後、バー ナーを除去する試験を各試料につき 3回行ない下記の評価で防炎性を判 定した。
013回とも燃焼は1線下端より
(16)
15cn1以下にとどまり自然鎮火
する。
613回のうち2回以上はシース材
の一部が燃えずに残る。
X:3回ともシース材が上@まで完
全に燃えつきる。
表2より明らかな如く、本発明の塗材は優れた塗膜性能
を有していたが、中空状無機物粉末の量が少ない比較例
り及びGではクラックが生じ、逆に多過ぎる比較例Eで
は可撓性が劣り、また水系結合剤の多過ぎる比較例F及
び中空状無機物粉末を含ま々い比較例Gでは防炎性が劣
る結果が出た。
を有していたが、中空状無機物粉末の量が少ない比較例
り及びGではクラックが生じ、逆に多過ぎる比較例Eで
は可撓性が劣り、また水系結合剤の多過ぎる比較例F及
び中空状無機物粉末を含ま々い比較例Gでは防炎性が劣
る結果が出た。
(17)
431−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) (1)(イ) ポリリン酸アンモニウム及び/
又はポリリン酸アンモニウム誘導体 1.0〜8,0重量部、 (ロ)水酸化アルミニウム 0.4〜0.8重量部、 (ハ) シヘンタエリスリトール 1.0重量部 よりなる延焼防止剤が50〜85重量%、(11)水希
釈型樹脂よシなる水系結合剤が固(2)上記ポリリン酸
アンモニウム及びポリリン酸アンモニウム誘導体の水不
溶解成分が80重量−以上であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の電線用塗材。 (3)上記ポリリン酸アンモニウム及びボリリ(1) 酸アンモニウム誘導体の燐含有量がp、 o。 換算で40〜75重量%、また窒素含有量がN換算で1
2〜40重限チであることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項のいずれかに記載の電線用塗材。 (4)上記水系結合剤がアクリル樹脂系エマルジョンで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項又
は第3項のいずれかに記載の電線用塗材。 (5)上記塗材固形分に対して20重t %以下のメラ
ミンを均質に分散包含することを特徴とする特許請求の
範囲第1項、第2項、第3項又は第4項のいずれかに記
載の電線用塗材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56152865A JPS5853964A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電線用塗材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56152865A JPS5853964A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電線用塗材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853964A true JPS5853964A (ja) | 1983-03-30 |
Family
ID=15549804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56152865A Pending JPS5853964A (ja) | 1981-09-29 | 1981-09-29 | 電線用塗材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853964A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6470561A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-16 | Hoechst Ag | Fire retardant polymer material |
JPH01108261A (ja) * | 1987-09-25 | 1989-04-25 | Hoechst Ag | 難燃性ポリマー組成物 |
EP1164160A1 (en) * | 2000-06-13 | 2001-12-19 | Grand Polymer Co., Ltd. | Flame-retarding thermoplastic resin composition |
KR100435522B1 (ko) * | 1995-12-26 | 2004-08-31 | 에스케이케미칼주식회사 | 방화직포용수지조성물 |
JP2007291325A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-11-08 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡性耐火塗料 |
JP2008013629A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡性耐火塗料 |
JP2010077424A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-04-08 | Taiheiyo Materials Corp | 塗料用粒材と、該粒材を含有する断熱塗料または遮音塗料 |
JP2015059180A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 大日本塗料株式会社 | 水性発泡性塗料組成物及び塗装体 |
-
1981
- 1981-09-29 JP JP56152865A patent/JPS5853964A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6470561A (en) * | 1987-08-27 | 1989-03-16 | Hoechst Ag | Fire retardant polymer material |
JPH01108261A (ja) * | 1987-09-25 | 1989-04-25 | Hoechst Ag | 難燃性ポリマー組成物 |
KR100435522B1 (ko) * | 1995-12-26 | 2004-08-31 | 에스케이케미칼주식회사 | 방화직포용수지조성물 |
EP1164160A1 (en) * | 2000-06-13 | 2001-12-19 | Grand Polymer Co., Ltd. | Flame-retarding thermoplastic resin composition |
JP2007291325A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-11-08 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡性耐火塗料 |
JP2008013629A (ja) * | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sk Kaken Co Ltd | 発泡性耐火塗料 |
JP2010077424A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-04-08 | Taiheiyo Materials Corp | 塗料用粒材と、該粒材を含有する断熱塗料または遮音塗料 |
JP2015059180A (ja) * | 2013-09-19 | 2015-03-30 | 大日本塗料株式会社 | 水性発泡性塗料組成物及び塗装体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4369239B2 (ja) | 耐熱性エーロゲル絶縁複合材料およびその製造方法、エーロゲルバインダー組成物およびその製造方法 | |
US7824583B2 (en) | Flame inhibiting and retarding chemical compositions for general use on multiple solid surfaces | |
US7652087B2 (en) | Protective coating | |
JP2006504543A5 (ja) | ||
RU2251563C2 (ru) | Антикоррозионное и теплоизоляционное покрытие на основе полых микросфер | |
JPS6253028B2 (ja) | ||
CN101210123B (zh) | 防火涂料 | |
US4267089A (en) | Adherent, flame-resistant acrylic decorative coating composition for wall board and the like | |
JPS5853964A (ja) | 電線用塗材 | |
RU2523818C1 (ru) | Огнестойкое теплозащитное покрытие и способ его получения | |
AU617193B2 (en) | Fire-retardent paint and adhesive compositions | |
JPH07186333A (ja) | 難燃性化粧材料及び難燃性塗料組成物 | |
US3926894A (en) | Hardenable, water-based coating composition from aqueous latices of acrylic and vinyl compounds | |
US4442140A (en) | Aqueous composition for the protection of paint surfaces | |
US3630764A (en) | Fire-resistant paint | |
CN101210111B (zh) | 有机/无机复合材料与包含该复合材料的防火板材 | |
JP4759335B2 (ja) | 不燃性制振塗料 | |
GB2274459A (en) | Intumescent fire protection coatings | |
US7045080B1 (en) | Intumescent ceramic fire retardant coating containing intumescent ceramic particles | |
JPS6262871A (ja) | 防火塗料並びにこれを被覆した電線・ケ−ブル | |
JP2007046024A (ja) | 不燃性を有する断熱水性塗料、及び光触媒の塗装方法と、その塗膜 | |
JPH0781103B2 (ja) | 耐火塗料 | |
JPH0995630A (ja) | 防火塗料組成物、それが塗装された電線または電力ケーブル | |
JPH10298456A (ja) | 油性不燃塗料及びその製造方法 | |
JPH02172847A (ja) | 膨張型耐火被覆組成物 |