JPS5853745A - 2次元電気泳動装置 - Google Patents

2次元電気泳動装置

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JPS5853745A
JPS5853745A JP56152085A JP15208581A JPS5853745A JP S5853745 A JPS5853745 A JP S5853745A JP 56152085 A JP56152085 A JP 56152085A JP 15208581 A JP15208581 A JP 15208581A JP S5853745 A JPS5853745 A JP S5853745A
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gel
acrylamide
dimensional
electrophoresis
concentration gradient
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JP56152085A
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吉田 基子
Michio Ito
伊藤 迪夫
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Hitachi Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44756Apparatus specially adapted therefor
    • G01N27/44773Multi-stage electrophoresis, e.g. two-dimensional electrophoresis

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として蛋白質のような電荷を有するコセイ
ド粒子の分離分析に関わるものである。
蛋白質の2次元電気線動線蛋白質の2種の物性の差を利
用し、211類の電気泳動の組合わせにより分離能をあ
げることを目的としている。泳動用支持体としてはポリ
アクリルアミド、セルロースアセテート膜、寒天(アガ
p−ス)、でん粉、−紙などが実用化されている。この
中で1次元目にアクリルアミドを用いた尋電点分画、2
次元目に濃度勾配アクリルアミドを用いた分子量分画を
組合わせた2次元泳動法は、1次元目で、合成両性担体
の性能向上に伴なって、PH1/100@度の精度で等
電点差による分離濃縮が可能であり、且つ2次元目の濃
度勾配アクリルアミドゲルにょシ泳動方向に濃縮するた
め蛋白質の分離濃縮技術として優れたものである。
従来1次元目の泳動はガラス管内に充填されたポリアク
リルアミドを、また2次元目はガラス板あるいはアクリ
ル板とスペーサから構成される容器内にアクリルアミド
の濃度勾配を形成させたのち重合させた平板ゲルを支持
体として用いている。
1次元目のゲルにはあらかじめ多種類のポリアミ7カル
ボン酸あるいはポリアミノスルフォン酸等から成る両性
担体(たとえばLKB社製社製ランフ第2インio l
ed製バイオライト等)が含まれており、陽極(酸性t
Ii、)、陰極(アルカリ液)両極間に電圧をかけ泳動
が進むにしたがってゲル内にPH勾配が形成される。
ゲル上に充填した試料蛋白は泳動過程で個有の等電点位
置に分離貴縮されてくる。定常状態になった時点でこq
グルをガラス管から押し出し2次元用平板ゲルの上部に
水平にのせ、緩衝1[(たとえばトリス−グリシンPH
8,6)を満した両極間に電場をかけ、1次元目で分離
した成分をさらに一子量差により分離を行う。泳動終了
後容器を解体して平板ゲルを取り出し、蛋白染色液に浸
漬、放置後バックグラウンドの脱染を行う。
ポリアクリルアミド2次元電気泳動法は蛋白質の分離濃
縮法として優れた技術であるが、プロセスが繁雑で取り
扱いにくい。本発明はこの2次元電気泳動法のメリット
は損わず且つプロセスを簡略化させることを目的とする
ポリアクリルアミドゲル2次元電気泳動法による蛋白質
の分離分析は、(1)棒状アクリルアミドゲルによる等
電点分画、(2)濃度勾配アクリルアミド平板ゲルによ
る分子量分画、(3)蛋白成分の染色、バックグラウン
ドの脱染、(4)コンピュータによる画像処理ならびに
定量、の4つのプロセスから成っている。この工程は全
搬に手作業が繁雑で自動化しにくい個所が多い。本発明
は従来法の分離能は損わず、且つ工程の簡略化をはかる
ことを目的としており、主として上記工程の(1)と伐
)に関わるものである。即ち2次元目の電気泳動で用い
る濃度勾配ゲルを基板にあらかじめ片面固定しておくた
め、泳動後のゲル容器の解体操作をはふき、染色、脱染
工程におけるゲルの取り扱いを容易にし九ものである。
2次元用濃度勾配ゲルを固定する基板(たとえばガラス
、ポリエステルなど)は表面を清浄に保ったのちアルカ
リ処理(たとえば6NaOH溶液中に浸漬、水洗、乾燥
)で表面を活性化しておき、これにシランカプリング剤
で表面処理を施こす。
ここで用いるシランカプリング剤(R81Xa) 、R
はたとえばビニル基、メルカプトプロピル基、メタクリ
ルオキシグロビル基、グリシドオキシプロビル基などの
有機残基、Xはエトキシ、メトキシ、アセトキシなどに
代表される有機残基から成る化合物で、基板上の水敗基
とX基の間で脱水縮合が起り、他方Bとアクリルアミド
不飽和二重結合との間で結合が起ることによりアクリル
アミドを基板に固定化させるものである。
片面固定の濃度勾配平板ゲルの作成は以下の手順で行う
。10cm角のガラス板を。、X/<−サを介しシラン
カプリング処理面、未処理面を交互に向かい合せ組合わ
せ丸形で平板ゲル製造用の容器内に垂直に挿入する。こ
れにあらかじめ組まれたプログラムにしたがって連続的
に濃度変化をつけたアクリルアミドモノマー、架橋材、
そして重合触媒の混合溶液を注入して濃度勾配を形成さ
せたのち触媒作用により重合させポリマーとする。スペ
ーサとプログラマを変えることにより任意の厚さ、任意
の濃度勾配を有する片面固定平板ゲルが得られる。
以下、本発明を実施例を参照して詳細に説明する。実施
例! 血清蛋白の2次元電気泳動の1次元目にガラス管内に充
填したアクリルアミドの棒状ゲル支持体とする等電点分
離を、また2次元目は基板に片面を固定した濃度勾配ゲ
ルによる分子量分画を行うものである。
1次元用ゲルは一端に冑栓をしたガラス管(内径2霧、
長さ12cm)にアクリルアミド混合液(アクリルアミ
ドモノマ3.8%、NN’−メチレンビスアクリルアミ
ド0.2チ、TEMED 0.028%過硫酸アンモニ
ウム0.07%、両性担体−例えばLKB社製アンフオ
ラインPH&5〜lO;2チを直前に混合したもの)を
9cm目盛まで注入、放置して重合させる。このガラス
管内ゲルの上端を陰極−wL(たとえば0.04 M水
酸化す) IJウム溶液)、下端を陽極液(たとえば0
.01 M IJン酸溶液)に接触させたのち、ゲル上
部に血清5μtをのせ、10QOVで約6時間電気泳動
する。2次元目の泳動で用いる濃度勾配ゲルはシランカ
プリング剤理したガラス板(100X100X2■)に
4〜21%の濃度勾配をつけたポリアクリルアミド平板
ゲルを固定化したもので2−厚のものを用いた。第1図
に示したように1次元泳動終了した棒状ゲルはガラス管
から押し出し、冷却板上に水平に置かれた平板ゲルの低
濃度側にあらかじめ用意された溝に気泡が入らぬ様にの
せ、ゲルの両端はF紙でトリスグリシン緩衝液(PH&
6)に液絡させ、500Vで約3時間水平浚電気泳動を
行う。泳動終了したゲルは基板ごと染色、脱染工程にう
りす。以上の操作で血清は200個近いスポットに分離
され、従来法と同等の分離能を有する像が得られる。
実施例12゜ 帯状のアクリルアミドゲルを用いた等電点泳動と片面固
定ゲルによる泳動を組合わせたものである。アクリル容
器内に所定の厚さのスペーサを置き、ffラス板(10
0x100X2m) をかぶせ隙間に両性担体(たとえ
ばLKB社製アンフオラインP H3,5〜10)とア
クリルアミドの混合液(アクリルアミド3.8%、NN
’−メチレンビスアクリルアミド0.2チ、アンフオラ
イン2 % 、 TEMEDo、028%、過硫酸アン
モニウム0.07嘔)を注入し重合後取り出すと、アク
リルアミドポリマーゲルの親和力の差からガラス板上に
付着した平板ゲルが得られる。これを冷却板上に水平に
のせ、あらかじめ穿孔しておいた個所に血清5μtを注
入する。このゲル板の両端はF紙でそれぞれ電極液(0
,04M水酸化ナトリウム溶液)、陽極液(Q、 OI
 Mリン酸溶液)と液絡させ、1ooovで6時間泳動
を行う。泳動終了後帯状に切り離したゲルは第2図に示
したように片面固定濃度勾配ゲルの低濃度側に密着ある
いは上にのせ、さらにその上に電極液と液絡したf紙を
介して電極をのせ両極間に500■印加して3時間泳動
を行う。
実施例v3 セルロースアセテート膜(たとえばBeparaxEF
)に両性担体(たとえばLKB社製アンプオラインPH
3,5〜10)の2%溶液を含浸させ軽く水分をふきと
ったのち所定の個所にサンプル塗布し、醇電点泳動を行
う。泳動終了後切り出したテープ状の膜を片面固定濃度
勾配ゲルの低濃度側にのせ、以下実施例2と同様に2次
元目の泳動にうりす。
実施例を分 セルロースアセテート膜ヲ、あらかじめベロナール緩衝
液(PH&6)に浸したのち表面の水分を拭きとり泳動
装置に設置する。血清−(1〜1.5μt)を所定の個
所VC!イクpピペットで塗布しベロナール緩衝液で約
40分間泳−動する。泳動終了後切り取ったテープ状の
セルロースアセテート膜を片面固定した濃度勾配ゲルの
低濃度側に設けた切り込み個所に気泡が入らぬようには
さみ、実2次元目に片面を基板に固定したアクリルアミ
ド濃度勾配ゲルを採用することにより、従来法の特徴で
ある高性能分離というメリットは損わず且つプロセスを
簡略化することが出来る。すなわち、片面固定の平板濃
度勾配ゲルを別途作製しておきこれを病院の検査室など
で用いて、血清など体液蛋白質の二次元泳動分離を行え
ば、従来の騒固な平板状ゲル容器の解体作業が省略でき
、実用上のメリットは大きい。また、本発明によれば、
従来のごとく、容器から取り出された軟柔なゲルを直接
取り扱わなくても、ゲル内に分離された蛋白質を染色す
ることができ、分析作業は大巾に簡素化される。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は電気泳動装置の断面図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 2次元電気泳動装置において、2次元目の泳動用
    支持体として片面を基板に固定化したポリアクリルアミ
    ド濃度勾配ゲルを有することを特徴とする2次元電気泳
    動装置。
JP56152085A 1981-09-28 1981-09-28 2次元電気泳動装置 Granted JPS5853745A (ja)

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JP56152085A JPS5853745A (ja) 1981-09-28 1981-09-28 2次元電気泳動装置

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JPS5853745A true JPS5853745A (ja) 1983-03-30
JPH0424658B2 JPH0424658B2 (ja) 1992-04-27

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ID=15532714

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