JPS585372B2 - キトウナイアツケンシユツソウチ - Google Patents

キトウナイアツケンシユツソウチ

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Publication number
JPS585372B2
JPS585372B2 JP49144327A JP14432774A JPS585372B2 JP S585372 B2 JPS585372 B2 JP S585372B2 JP 49144327 A JP49144327 A JP 49144327A JP 14432774 A JP14432774 A JP 14432774A JP S585372 B2 JPS585372 B2 JP S585372B2
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JP
Japan
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pressure
receiving member
cylinder
recess
heat storage
Prior art date
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Expired
Application number
JP49144327A
Other languages
English (en)
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JPS5170686A (ja
Inventor
浜田康昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Keiki Co Ltd filed Critical Tokyo Keiki Co Ltd
Priority to JP49144327A priority Critical patent/JPS585372B2/ja
Publication of JPS5170686A publication Critical patent/JPS5170686A/ja
Publication of JPS585372B2 publication Critical patent/JPS585372B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関等の気筒内圧を電気的量に変換して検
出する改良された気筒内圧検出装置に関する。
ガソリン機関やディーゼル機関などのような内燃機関あ
るいは蒸汽シリンダ装置などにおいて、夫々の熱効率な
いし出力特性などを知るために1サイクルごとの気筒内
圧の変動状況を電気的に検出する場合には、一般に気筒
内圧に応じて歪を生ずる受圧部材と、この受圧部材に固
着されたストレンゲージなどのような歪検出素子とを備
えた検出装置が用いられる。
上記受圧部材に板状をなすものを用い、その一側に気筒
内圧を作用させ他側に歪検出素子を設けた従来のものに
おいては、熱機関において1サイクルごとに繰返えされ
る熱変動の影響により熱変動に伴う歪が加重され、圧力
変動に正しく対応する信号を取出し得ないという難点が
ある。
このような熱変動に基づく歪は、受圧板の厚さ方向にお
ける温度傾斜によって生ずるものであるから受圧板を薄
く形成することにより減少させ得るが、その反面対圧強
度が低下し寿命が短縮されるので最小厚さには限界があ
る。
また上記歪検出素子を含む検出回路に温度補償抵抗等を
設けても、上述のような受圧板における温度分布の変動
に対応する補償を確実に行うことができない。
したがって従来の検出装置においては指圧線図あるいは
指示馬力等を正しく検出することがきわめて困難であっ
た。
本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、実質的に板状をなす受圧部材に近接し、気筒内
圧作用がわに位置して所定の熱容量を有する蓄熱部材を
設けることにより、所望の厚さを有する受圧部材を用い
ても熱変動の影響を防除して気筒内圧に正しく対応する
信号を取出し得る気筒内圧検出装置を提供することを目
的とする。
つぎに本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図において、本体1はその下端部に螺着された両方
向ねじを有するナツト2を介して内燃機関等(図示略)
に装着され、上端部には端子箱3が取付けられている。
上記端子箱3は適宜大きさの内部空間を有し、その内部
に複数の接続端子4・・・を有する端子板5が取付けら
れ、蓋6等により液密に閉じられている。
また上記端子4・・・には、端子箱3内に位置して零点
調整用抵抗器7およびスパン調整用抵抗器8等が接続さ
れている。
上記本体1には下方に開孔して内燃機関等の気筒に連通
される貫通孔10が穿設されるとともに、該貫通孔10
の外周部に位置して冷却水を循環させるための空洞部1
1が形成されている。
また上記本体1には、上方に開口する第1の凹所12と
、この凹所12の内底部13のほぼ中心部に位置して該
凹所12より小さい断面積を有する第2の凹所14と、
この凹所14の内底部15のほぼ中心部に位置して該凹
所14より小さい断面積を有する第3の凹所16とが軸
方向に順に設けられ、第3の凹所16の内底部17のほ
ぼ中心部に上記貫通孔10の上端部が開口している。
上記第1の凹所12には、その開口部附近に位置して合
成ゴムなどのような耐油性、耐熱性および柔軟性を有す
る材料から形成された遮蔽板18が嵌装されるとともに
、その下方に位置して筒状体19が嵌装され、該筒状体
19の下端小径部19aは第2の凹所14内に延出され
ている。
上記第2の凹所14には受圧部材20が装着されている
該受圧部材20は、たとえばアルミナ磁器などのような
、耐熱性および可撓性を有する材料から実質的に円板状
に形成され、その中心部20aは気筒内圧に応じて所望
の歪を生ずるようにほぼ均等な厚さを有するとともに、
外周部20bは中心部20aより若干厚くし、下方に開
口する凹所21が設けられている。
上記周縁部20bは軸方向に変位されないように、筒状
体19の小径部19aと凹所14の内底部15との間に
挟持されている。
上記受圧部材20には、その中心部20aの上面にスト
レンゲージなどのような歪検出部材22が蒸着または貼
着などにより密着されている。
該歪検出部材22は、たとえば第2図に示すように。
4つの素子23〜26を備えている。
素子23゜24は部材20の中心附近においてその1つ
の直径の両側に配され、主として円周方向の歪に対応し
て夫々の抵抗値を変化されるように形成されている。
また素子25,26は素子23,24の外周部において
1つの直径の両側に配され、主として半径方向の歪に対
応して夫々の抵抗値を変化されるように構成されている
これらの各素子23〜26は、第4図に示すようにブリ
ッジ回路を形成するように接続されている。
第4図において、27および28は温度補償用の抵抗器
であってポジスタまたはサーミスタなどのようなものが
用いられ、上記筒状体19の中空部に配されている。
また29は零点調整用の可変抵抗器であって通常外部装
置(図示路)に設けられる。
Mは測定装置を示す。
上記第3の凹所16には蓄熱部材30が装着されている
該蓄熱部材30は、耐熱性および熱伝導性が良好であっ
て、かつ内燃機関等の気筒内におけるガス等によって腐
食され難いような金属材料から形成され、第4図に拡大
して示すように、夫々円板状をなす大径部31と小径部
32とが同心に、かつ一体的に形成されている。
上記小径部32がわには複数の貫通孔33・・・が軸方
向に穿設されるとともに、大径部31がわには下方に開
口する凹所34が形成され、蓄熱部材30が気筒内圧の
受圧板20への伝達を妨げることなく、かつ所望の熱容
量を有するように構成される。
なお上記貫通孔33・・・は蓄熱部材30の中心部を避
け、小径部32と同心の円周上に等間隔に配設すること
が望ましく、このように形成することにより受圧部材2
0における半径方向の温度分布が均等化されるという効
果を奏することができる。
上記蓄熱部材30は、その大径部31の外周壁と第3の
凹所16の内周壁との間、および下面周縁部と第3の凹
所の内底部17との間に、熱伝導性が比較的低くかつ耐
熱性を有する材料からなる薄層35が介在され、空洞1
1に循環される冷却水により本体1が冷却されても、蓄
熱部材30の熱が必要以上に奪われることのないように
構成される。
上記薄層35には適宜接着剤を用いることが望ましい。
なお上記筒状体19の中空部には、たとえばシリコーン
オイルなどのような、耐熱性を有し、電気絶縁抵抗が高
く、比較的熱伝導性が良く、かつ気泡等が残留しないよ
うな液体36を充填することが望ましく、このようにす
ることによりさらに温度特性が改善される。
以上のように構成された装置は、従来のものにおけると
同様に内燃機関等に装着して用いられる。
内燃機関等の1サイクルにおける気筒内ガス温度は、圧
縮行程が終り燃料に着火されてから急激に上昇し、その
後は除々に低下するが、排気が完了されるまでは高温に
保たれている。
したがって上記蓄熱部材30が設けられていない場合に
は、受圧部材20の気筒がわは膨張行程において温度に
よって膨張し、その結果気筒内圧は実際の値よりも若干
低く検出されることになる。
しかし上述したように蓄熱部材30を設けることにより
、吸入、圧縮行程から爆発、膨張行程における受圧部材
20の熱変動が平均化される。
すなわち、膨張行程における温度上昇時には蓄熱部材3
0が熱を吸収するので受圧部材20の気筒がわ部分の温
度上昇が少なく、また吸入行程において気筒内ガス温度
が低下しても蓄熱部材30に蓄わえられた熱量により受
圧部材20の温度低下が減少される。
したがって受圧部材20における温度変化が少いので、
軸方向の温度傾斜がほぼ一定となるから、零点調整によ
りドリフトを除去することができる。
このように蓄熱部材30は熱を一定期間保持しているだ
けの熱容量を有しており、また熱伝導性が良好であるか
ら軸方向の温度傾斜も少なくかつ機関の運転開始後間も
なく安定した状態になる。
したがって第5図に実線Aで示すように正しい気筒内圧
を検出することができ、同図に破線Bで示す従来のもの
に比し格段の差異を有する。
本発明は、上述したように受圧部材に近接してその気筒
がわに熱伝導性の良好な金属材料から気筒内圧を伝達可
能に形成され所定の熱容量を有する蓄熱部材を設けたの
で、気筒内圧の最高値および耐久性を考慮した所望の厚
さを有する受圧部材を用いても気筒内ガス温度の変動に
基づく受圧部材の熱歪による影響を防除し、かつ運転開
始後間もなく安定状態となり気筒内圧に正しく対応する
信号を取出し得る気筒内圧検出装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は要部の縦断面
図、第2図は受圧部材の拡大上面図、第3図は蓄熱部材
の拡大縦断面図、第4図は検出回路図、第5図は内燃機
関の指圧線図である。 1・・・本体、10・・・貫通孔、11・・・空洞、1
2゜14.16・・・凹所、19・・・筒状体、20・
・・受圧部材、22・・・歪検出部材、23〜26・・
・素子、30・・・蓄熱部材、31・・・大径部、32
・・・小径部、33・・・貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一側に加えられた気筒内圧により歪を生ずるように
    周縁部が本体に固定されるとともに他側に歪検出素子が
    固着された実質的に板状をなす受圧部材を有するものに
    おいて、上記受圧部材の一側に近接位置して上記本体に
    、熱伝導性の良好な金属材料から上記気筒内圧を伝達可
    能に形成され所定の熱容量を有する蓄熱部材を設けたこ
    とを特徴とする気筒内圧検出装置。
JP49144327A 1974-12-16 1974-12-16 キトウナイアツケンシユツソウチ Expired JPS585372B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49144327A JPS585372B2 (ja) 1974-12-16 1974-12-16 キトウナイアツケンシユツソウチ

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JP49144327A JPS585372B2 (ja) 1974-12-16 1974-12-16 キトウナイアツケンシユツソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5170686A JPS5170686A (ja) 1976-06-18
JPS585372B2 true JPS585372B2 (ja) 1983-01-31

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ID=15359517

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JP49144327A Expired JPS585372B2 (ja) 1974-12-16 1974-12-16 キトウナイアツケンシユツソウチ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815394U (ja) * 1981-07-20 1983-01-31 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 プリント配線基板
JPS5972755U (ja) * 1982-11-06 1984-05-17 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 プリント配線体
JPS6049667U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 松下電器産業株式会社 フレキシブルプリント配線装置
JP2021056119A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 シチズンファインデバイス株式会社 圧力検出装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS44149Y1 (ja) * 1965-06-18 1969-01-07

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JP2021056119A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 シチズンファインデバイス株式会社 圧力検出装置

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