JPS5853695A

JPS5853695A - 燃料ポンプ装置

Info

Publication number: JPS5853695A
Application number: JP15431381A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Watanabe; 渡辺　等; Tamotsu Matsumura; 保松村; Satoshi Uchimoto; 内本　聡
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1981-09-28
Filing date: 1981-09-28
Publication date: 1983-03-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は例えば自動車の燃料供給用に使用する燃料ポン
プ装置に関し、モータによって動作するポンプから吐出
した燃料のモータケース内での圧力損失を軽減すること
を目的とするものである０第１図は従来の燃料ポンプ装
置の断面を示している。第１図において、１は回転子で
あり、この回転子１の中央には軸２が固定されている。

３は＃１軸２に固定されｆｃ整流子であり、前記回転子
１にまかれたコイル４は整流子３に接続されている。６
．６′はブラシであり、このブラシ６．６′は整流子３
にばね６，６′の力により圧接されている。

またばね６，６′はブラシケース７．７′に収められて
おり、ブラシケース７．７′はブラシ保持板８に固定さ
れている。９はブラケットであり、ブラシ保持板８は、
ブラケット９から突き出した複数の脚９′に固定されて
いる。ブラケット９には端子１０．１０’が固定されて
おり、端子１０．１０’と前記ブラシ６．５′は導線１
１．１１’により電気的に接続されている。１２は軸受
であり、この軸受１２は、軸受押え１３によって、前記
ブラケット９に固定されている。また３ｏはブラケット
９に設°けたノズルでありノズル３ｏの中央には貫通す
る穴３０’が設けられている。ブラケット９は円筒ｆｉ
（７）％−タケ〜ス１４の端部をカシメることによりモ
ータケース１４の一端開口部に固定される。

１５．１５’は磁石であり前記モータケース１４の内面
に接着されている。なお磁石１６．１５’ｉモ−タケー
ス１４に接着することなく第２図に示すように磁石１５
．１５’間に弾力性のある磁石保持板１６．１８’を介
在させ、モータケース１４に圧接してもよいものである
。

前記軸２の一端には、渦流式ポンプ装置の羽根車１７が
固定されている。この羽根車１７の両面外周部には、そ
れぞれ複数個の溝１７′が放射法に形成されている。１
８．１９はポンプケースであり、このポンプケース１８
，１９はモータケース１４の他端開口部に固定されてい
る。ポンプケース１８には軸受２２が固定されており、
前記軸受１２と前記軸受２２によって軸２は回転自在に
支持される。また、軸２の回転により、前記羽根車１７
は、ポンプケース１８及び１９で形成される空間の中で
回転する。２０はポンプケース１８に設けた吸込口であ
り、２１はポンプケース１９に設けた吐出口である。

次に７、上記従来例の動作について説明する。前記端子
１０．１０’に電圧を印加することにより、回転子１が
回転する。回転子１の回転により羽根車１７が回転し、
槓ンブ作用が行なわれる。これにより、燃料が前記吸込
口２ｏより流入し、流入した燃料は、羽根車１７により
圧力を与えられ、吐出口２１からモータケース４の中へ
流入する。

モータケース１４の中を満たした燃料は前記ノズル３ｏ
に設けた穴３０’を通って、外へ圧送される。

なお加圧された燃料がモータケース内を流れる際に、モ
ータが発生する熱を奪いモータが冷却される効果がある
。

しかしながら、上記従来例においては、吐出口２１から
吐出する加圧された燃料が回転子１の回転に従う流れと
合流して圧力損失を生ずる欠点があった。また上記従来
例においては、吐出口２１から吐出する加圧された燃料
が、回転子１に衝突して圧力損失を生ずる欠点があった
。

本発明は、上記従来の欠点を除去するものであり、以下
に本発明の一実施例について、第３図。

第４図とともに説明する。なお、第３図において第１図
と同一部分には同一番号を付している。

第３図、第４図において、２３．２４は断面コ字伏の磁
石保持板であり、この磁石保持板２３．２４の弾性的反
発力により磁石１５．１５’はモータケース１４の内面
に圧接固定される。磁石保持板２４は、第２図の従来の
燃料ポンプ装置のモータの磁石保持板１Ｑまたは１６′
と同じものである。磁石保持板２３は磁石１５．１５’
の長さより長く磁石１５．１５’を固定するとともに、
吐出口２１から吐出した燃料が、ブラケット９の穴３０
′へ滑らかに導びかれるように、磁石保持板２３とモー
タケース１４によって流体通路２６を形成する。従って
、吐出口２１及び穴３０′は、磁石保持板２３に対向す
る位置に設けられており、また磁石保持板２３の両端は
、１記吐出口２１及び穴３０’の付近に位置する。

次に上記実施例の動作について、第３図、第４図ととも
に説明するが、燃料が吐出口２１に到る迄の動作は、第
１図に示した従来の燃料ポンプ装置と同じである。吐出
口２１からモータケース１４の中へ流入した燃料の内、
一部分は流体通路２６へ流入し、穴３０’へ導ひかれる
。他の部分はモータ部′分へ流入しモータ部分を冷却し
たあと突３０’へ導ひかれ、穴３０’より外へ圧送され
る。

なお、本実施例では、ポンプ装置として渦流式ポンプ装
置を用いているが、ベーンポンプ或はうずポンプ等の他
の方式のポンプ装置を用いてもよい。更に磁石保持板２
４の代りに流体通路を形成する前記磁石保持板２３を用
いて磁石を固定してもよい。また、本発明の他の実施例
として、第６図に示す磁石保持板２６．２７を用いても
よい。

磁石保持板２８．２７の磁石を固定する部分は、単なる
板状であり、モータケース１４の側壁面に圧入された固
定ピン２８．２８’を用いて、磁石１５．１５’を磁石
保持板２６．２６’とモータケース１４の間にはさむよ
うにして固定する。また磁石保持板２６の磁石１５，１
５’から飛び出した部分は第６図のように折り曲げ、モ
ータケース１４と、磁石保持板２６によって流体通路２
６が形成されるようにする。更に第６図に示す磁石２９
゜２９′の同方向端面が、回転子１の回、転方向にリー
ドを持つ場合にも、本発明を使用できるのはもちろんで
ある。

以上の説明から明らかなように本発明によれば、モータ
ケース内に流体通路を設けることにより、モータケース
内での燃料の圧力損失を軽減する゛ことができ、且つ上
記流体通路を形成するための部品を用いて磁石を保持で
きる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の燃料ポンプ装置の断面図、第２図は同装
置の要部の斜視図、第３図は本発明の一実施例における
燃料ポンプ装置の断面図、第４図は同装置の磁石部分の
斜視図、第６図は、本発明の他の実施例の磁石部分の斜
視図、第６図は更に他の実施例乙磁石部分の斜視図であ
る。１・・・・・・回転子、２・・・・・軸、３・・・・・
・整流子、４−・・・・コイル、５．５’・・・・・・
ブラシ、６．６’・・・・・・ばね、７．７’・・・・
・・ブラシケース、８・・・・・・フラジ保持板、９・
・・・・・ブラケット、１ｏ、１σ・・・・・端子、１
１．１１’・・・・・・導線、１２・・・・・・軸受、
１３・・・・・軸受弁え、１４・・・・・・モータケー
ス、ｆ５，１５’・・・・・・磁石、１８．１８’・・
・・・・磁石保持板、１７　・・・・・羽根車、１８．
１９・・・・・・ポンプケース、２ｏ　・・・・・吸込
口、２１　・・・・・・吐出口、２２・・・−・・軸受
、２３．２４・・・・・・磁石保持板、２５・・・・・
流体通路、２６．２７・・・・・・磁石保持板、２８．
２８’・・−・・・固定ピン、２９．２９’・・・・・
・磁石。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｃｏ
　　　　　噂Ｑリ　　　　　　　　・Ｎ− 区　　　　　　　　笥Ｑす

Claims

【特許請求の範囲】

両端が密閉された筒状のモータケース内に燃料ポンプと
、この燃料ポンプを駆動するモータとを設け、上記モー
タの複数個の磁石を、。この磁石間の隙間部に配置され
た磁石保持板によって、上記モータケースの内壁に固定
し、上記磁石間に上記モータケースおよび上記磁石保持
板により流体燃料の流体通路を形成したことを特機とす
る燃料ポンプ装置。