JPS5852982A - 復水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は補給水を必要とするタービンプラントあるいは
熱併給発電プラントの復水装置に関するものである。

従来の産業用プラント等では工場送気を行うため、第１
図に示されるようにタービンプラント系内において復水
器６、復水タンク５から来る復水に補給水を供給する必
要があり、時によってはこの補給水の量は大量となり、
且つ一般的に補給水は溶存酸素を多量゛に含むことが多
い。このために補給水の供給址に対しては純水タンクｌ
および補給水昇圧ポンプ２を設けることによ°す、又酸
素対策に関しては給水処理装置３の中に又はその前後に
真空脱気塔４等を装備することにより対応している。

尚この真空脱気装置には一般的に補助蒸気を使用してお
り、且つ真空脱気塔もＮＰ　ＳＨの点から脱気部な高（
する必要がある。このように大量の補給水を供給するプ
ラントは複雑になると共に高価となりしかも配置上も不
都合が多（補助蒸気等を使用するためプラント効率も低
いという欠点をもっていた。

また補給水を復水器内にて脱気処理を行なわせようとし
た場合には復水器６の管巣の下部等にトレイなどを設け
る為堀込深さを大幅に増加する必要があり且つ補給水の
加温の為に補給水加熱器を設置ししかもこれに蒸気を送
る必要があった。

本発明は上述のようなプラントの複雑性、効率の悪さ、
配Ｉ直上の不具合等の解決をすることを目的として、大
量の補給水がある場合でも純水タンク、補給水昇圧ポン
プ、真空脱気塔およびその補助蒸気を必要とせず且つ又
、復水器掘込み深さを増大せずに脱気効果を上げ得る復
水器あるいは復水装置を提供するものである。

第２図および第３図は本発明による復水器の構造を示す
。復水器６は胴板１２、仕切板１３、管巣１４を示し、
タービンの排気１５は管巣１４にふれ凝縮されホットウ
ェル１６にたまる。

胴板１２には補給水供給管１７が仕切板（隔壁）１３０
手前まで引込まれており、この部分には孔１８またはス
プレーノズルがついている。

補給水供給管１７の下部には充填物１９があり、固定装
置２０により復水器内部に固定されている。

尚充填物１９の代りにトレイを設けることもできる。仕
切板１３は第２図に示されるように下部のみが開いてい
る場合と第３図に示されるように上下共に開いている場
合とがあり、下部のみが開いている場合は復水器上方に
不凝縮ガス吸引管２１を備えている。

補給水供給管１７から供給された補給水はスプレーされ
充填物又はトレイ１９を通りながらドレンの形で落下し
ていく。一方タービン排気１５は仕切板１３の下部のみ
が開いている場合はここから一部が上昇し補給水の脱気
を行う。仕切板１３の上下部が開いている場合はスプレ
ー効果により仕切板１３と胴板１１との間にタービン排
気１５をひきこみこの排気により補給水の脱気を行う。

尚この場合、脱気作用を行なったタービン排気は下部よ
り管巣１４の方へ流れ込む。

上記の作用により本発明によれば、他の蒸気を１（ト用
せず補給水の加熱及び脱気を行うことができ省エネルギ
ーとなる。また上記の作用により純水タンク、補給水昇
圧ポンプ、場合によっては真空脱気塔を装備せずにター
ビンプラントを構成でき、さらに復水器の堀込み深さを
増加せずに補給水の脱気を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は補給水を必要とするタービンプラントの復水装
置の系統図、第２図は本発明による復水器の実施例の一
部断面図、第３図は別な実施例の一部断面図である。 ｌ・・純水タンク、２・・補給水昇圧ポンプ、３・・給
水処理後置、４・・真空脱気塔、５・・復水タンク、６
・・復水器、１２・・胴板、１３・・仕切板、１４・・
管巣、１６・・ホットウェル　１７・・供給管、１８・
・孔、１９・・充填物、２０・・固定装置。 第１図 嘗 第２図　　　名３（霞

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 補給水を必９とするタービンプラントある（・は熱併給
   発電プラントの復水装置において、管巣側面スペースを
   部分的隔壁で仕切って加熱説気受間を設け、前記空間に
   補給水を導いてその１Ｊ１１熱伎び脱気を行うことを特
   徴とする、復水装置。