JPS5852419B2 - チヨウデンドウカイテンデンキ - Google Patents
チヨウデンドウカイテンデンキInfo
- Publication number
- JPS5852419B2 JPS5852419B2 JP49051963A JP5196374A JPS5852419B2 JP S5852419 B2 JPS5852419 B2 JP S5852419B2 JP 49051963 A JP49051963 A JP 49051963A JP 5196374 A JP5196374 A JP 5196374A JP S5852419 B2 JPS5852419 B2 JP S5852419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor shaft
- superconducting
- rotor
- field winding
- rotating electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は超電導回転電機に関するものである。
第１図は従来の超電導回転電機、例えば超電導界磁巻線
をもつ回転子と常電導電機子巻線をもつ固定子から成る
同期発電機の要部の構成の一例を示す縦断面図で、図に
おいて、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線、３
は界磁巻線保持構造物、４は液体ヘリウム外円筒、５は
極低温容器外円筒、６は電機子である。
をもつ回転子と常電導電機子巻線をもつ固定子から成る
同期発電機の要部の構成の一例を示す縦断面図で、図に
おいて、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線、３
は界磁巻線保持構造物、４は液体ヘリウム外円筒、５は
極低温容器外円筒、６は電機子である。
第２図は上記超電導同期発電機の回転子の横断面図であ
る。
る。
第１図の従来の超電導回転電機では、超電導界磁巻線２
は回転トルクを受持つ回転子シャフト１の外側に取付け
られており、界磁巻線２のつくる非等方的な電磁力と回
転子の回転による遠心力とに対して界磁巻線２を支持す
るための構造物３を設けている。
は回転トルクを受持つ回転子シャフト１の外側に取付け
られており、界磁巻線２のつくる非等方的な電磁力と回
転子の回転による遠心力とに対して界磁巻線２を支持す
るための構造物３を設けている。
このように、回転子円筒の外側に界磁巻線を配設し、こ
の界磁巻線の外側に支持構造物を設けるという構造は、
従来の常電導界磁巻線をもち、鉄心を使用した回転電機
において採用されてきた構造でもある。
の界磁巻線の外側に支持構造物を設けるという構造は、
従来の常電導界磁巻線をもち、鉄心を使用した回転電機
において採用されてきた構造でもある。
第２図の従来の超電導回転電機の回転子においては、例
えばその容量が１００万ＫＶＡ級の場合、超電導界磁巻
線２のつくる電磁力は軸長１ｍ当り１００トンのオーダ
に達し、鉄心をもっていないため、この巨大な電磁力を
界磁巻線のみが負担しなければならない。
えばその容量が１００万ＫＶＡ級の場合、超電導界磁巻
線２のつくる電磁力は軸長１ｍ当り１００トンのオーダ
に達し、鉄心をもっていないため、この巨大な電磁力を
界磁巻線のみが負担しなければならない。
また、遠心力も電磁力と同程度の大きな値になる。
これら電磁力と遠心力に対して界磁巻線を支持する構造
物として、例えば第２図の構造物３を使用すると、構造
物３の厚みは１０ｃｆｒＬを越え、とうてい実用的な超
電導回転電機を構成できないという欠点をもつ。
物として、例えば第２図の構造物３を使用すると、構造
物３の厚みは１０ｃｆｒＬを越え、とうてい実用的な超
電導回転電機を構成できないという欠点をもつ。
また、このような回転電機の欠点を解消し超大容量化を
可能とする回転子構造をもつ超電導回転電機として提案
されているものに第３図ａと第３図すに示すものがある
。
可能とする回転子構造をもつ超電導回転電機として提案
されているものに第３図ａと第３図すに示すものがある
。
第３図ａは縦断面図第３図すは横断面図で、図において
、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線、５は極低
温容器外円筒、７は液体ヘリウム容器である。
、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線、５は極低
温容器外円筒、７は液体ヘリウム容器である。
回転子シャフト１と超電導界磁巻線２との関係について
は第３図から明らかなように超電導巻線２は回転子シャ
フト１のうち回転トルクを受は持つ部分、つまり回転子
シャフト１自体により径方向の電磁力と遠心力とに対し
て支持される構成となっており、又、ヘリウム容器７と
回転子シャフト１自体とが共働してヘリウムを収納して
いる。
は第３図から明らかなように超電導巻線２は回転子シャ
フト１のうち回転トルクを受は持つ部分、つまり回転子
シャフト１自体により径方向の電磁力と遠心力とに対し
て支持される構成となっており、又、ヘリウム容器７と
回転子シャフト１自体とが共働してヘリウムを収納して
いる。
尚、回転子の回転子シャフト１については少なくとも、
磁束を外部に出す必要のある部分は非磁性体で構成され
なければ−ならない。
磁束を外部に出す必要のある部分は非磁性体で構成され
なければ−ならない。
この第３図に示す構成によれば、超電導界磁巻線２を回
転子シャフト１の内側に配設し、しかも回転子シャフト
１に電磁力と遠心力とを支持する機能およびヘリウム容
器の役目をも持たせたことにより、回転子の重量低減と
、界磁巻線と電機子巻線との間のギヤツブ巾の短縮とを
、したがって同一容量における超電導回転電機のよりコ
ンパクト化を達成することができる。
転子シャフト１の内側に配設し、しかも回転子シャフト
１に電磁力と遠心力とを支持する機能およびヘリウム容
器の役目をも持たせたことにより、回転子の重量低減と
、界磁巻線と電機子巻線との間のギヤツブ巾の短縮とを
、したがって同一容量における超電導回転電機のよりコ
ンパクト化を達成することができる。
このように、回転子シャフト１の内側に界磁巻線２を配
置する構造は、空心で高磁界を発生できる超電導回転電
機においてのみ可能であって、従来の常電導回転電機で
は実現不可能とみることのできるものである。
置する構造は、空心で高磁界を発生できる超電導回転電
機においてのみ可能であって、従来の常電導回転電機で
は実現不可能とみることのできるものである。
この発明は、第３図に示すような構成の超電導回転電機
において、その回転子シャフトの肉厚を薄くする事によ
って軽量かつ電気的性能を更に改善し得る構造を提供す
る事を目的としたものである。
において、その回転子シャフトの肉厚を薄くする事によ
って軽量かつ電気的性能を更に改善し得る構造を提供す
る事を目的としたものである。
以下この発明の一実施例を図に基づいて詳しく説明する
。
。
第４図はこの発明の一実施例を示す横断面図で、図にお
いて、８は回転子シャフトの内側に取付けた補強部材で
ある。
いて、８は回転子シャフトの内側に取付けた補強部材で
ある。
この補強部材８によって回転子シャフト１の厚みを薄く
できるという特色を持つ。
できるという特色を持つ。
このようにこの発明によれば、回転子シャフトのうち回
転トルクを受は持つ部分で超電導巻線を支持するととも
にヘリウムを収納するよう構成し、かつ、超電導巻線を
支持する補強部材を回転子シャフトの内側に設けたので
回転子シャフトの肉厚を薄くし得、従って、軽量とする
ことが出来るばかりでなく、界磁巻線と固定子巻線との
ギヤツブ巾を更に短縮することが出来る。
転トルクを受は持つ部分で超電導巻線を支持するととも
にヘリウムを収納するよう構成し、かつ、超電導巻線を
支持する補強部材を回転子シャフトの内側に設けたので
回転子シャフトの肉厚を薄くし得、従って、軽量とする
ことが出来るばかりでなく、界磁巻線と固定子巻線との
ギヤツブ巾を更に短縮することが出来る。
第１図は従来の超電導回転電機の縦断面図、第２図は第
１図の回転電機の回転子の横断面図、第３図ａと第３図
すはそれぞれ他の従来の装置を示す縦断面図と横断面図
、第４図はこの発明の一実施例による超電導回転電機の
横断面図である。 図において、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線
、７はヘリウム容器、８は補強部材である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
１図の回転電機の回転子の横断面図、第３図ａと第３図
すはそれぞれ他の従来の装置を示す縦断面図と横断面図
、第４図はこの発明の一実施例による超電導回転電機の
横断面図である。 図において、１は回転子シャフト、２は超電導界磁巻線
、７はヘリウム容器、８は補強部材である。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- １ 固定子とこの固定子と対をなす回転子とを備えた超
電導回転電機において、前記回転子は、回転トルクを受
は持つ回転子シャフト、この回転子シャフトの外周に真
空部を形成する外周筒、前記回転子シャフトの内側に設
けられ前記回転子シャフトと共働して液体ヘリウムを収
納する液体ヘリウム容器、この液体ヘリウム容器内に収
納され前記回転子シャフトの径方向の力に対して前記回
転子シャフトのうち回転トルクを受は持つ部分により支
持される超電導巻線、及び前記回転子シャフトの内側に
設けられ前記回転子シャフトと共働して前記回転子シャ
フトの径方向の力に対して前記超電導巻線を支持する補
強部材からなることを特徴とする超電導回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49051963A JPS5852419B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | チヨウデンドウカイテンデンキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49051963A JPS5852419B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | チヨウデンドウカイテンデンキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS50144004A JPS50144004A (ja) | 1975-11-19 |
| JPS5852419B2 true JPS5852419B2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=12901506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49051963A Expired JPS5852419B2 (ja) | 1974-05-09 | 1974-05-09 | チヨウデンドウカイテンデンキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852419B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3742265A (en) * | 1972-05-25 | 1973-06-26 | Massachusetts Inst Technology | Superconducting apparatus with double armature structure |
-
1974
- 1974-05-09 JP JP49051963A patent/JPS5852419B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3742265A (en) * | 1972-05-25 | 1973-06-26 | Massachusetts Inst Technology | Superconducting apparatus with double armature structure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS50144004A (ja) | 1975-11-19 |
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