JPS5851813Y2 - 傘ホルダ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は傘ホルダに関し、傘の長短にかかわらず、ま
た任意の壁面に取付けおよび場所替えできることを目的
としている。

この考案の一実施例を第１図ないし第３図に示す。

すなわち、この傘ホルダは、取付用アングル１゜１′を
上下に水平対向させ、アングル１，１′間に断面Ｃ形チ
ャンネル２ａ〜２Ｃを溶接連結して、取付用主体Ａを形
成し、断面Ｃ形チャンネル２ａ〜２Ｃをそれぞれスライ
ドガイドとして内面をガイド部となし、このチャンネル
２ａ〜２Ｃに第２図のように、帯長金属板をボーリング
ピン形に曲成して形成した全抱持ばね３の先端曲部３ａ
を嵌め込み、全抱持ばわ３の拡開ばね作用でチャンネル
２ａ〜２Ｃの内面に弾圧保持させたものである。

４はアングル１，１′に穿孔した取付用孔、５は傘であ
る。

使用に際しては、取付用孔４を通して適宜の壁面に取付
用主体Ａを固定し、傘５の長短に応じて傘を確実に保持
できる位置に全抱持ばね３を縦方向にスライドさせて調
整する。

傘５はこの全抱持ばね３に抱持させる。

なお全抱持ばね３はひようたん形、だるま形、角だるま
形５片ばね抱持形等任意形状をとることができる。

第３図はこの傘ホルダを下駄箱に内装した例である。

図において、６は下駄箱の天板、７は地板、８は側板、
９は引戸、１０ ａは傘納め周界、１０ ｂは他の扉、
１１は脚、１２はアジャスタ、１３は玄関の上り板、１
４は玄関の壁である。

傘ホルダは下駄箱の側板８の内面に取付いている。

この場合において、裏板１５または仕切板１６に取付け
てもよい。

以上のように、この考案の傘ホルダは、壁取付用主体に
全抱持ばねを縦方向にスライドできるように取付けたた
め、傘の長短にかかわらず、任意壁面に取付けられると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一実施例の傘ホルダの斜視図、第２
図はその部分平面図、第３図はこの傘ホルダを下駄箱に
使用した状態を示す斜視図である。 １．１’−・・・・・アングル、２ａ〜２Ｃ・・・・・
・チャンネル、３・・・・・・全抱持ばね、４・・・・
・・取付用孔。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）壁取付用主体と、この壁取付用主体に取付けられ
   て縦方向のガイド部をもつスライドガイドと、このスラ
   イドガイドにスライド自在に保持させた全抱持ばねとを
   備えた傘ホルダ。
2. （２）前記全抱持ばねは、帯長金属板をボーリングピン
   形に曲成してなり、そのボーリングピン形の先端曲部を
   前記スライドガイドのガイド部に係合させてそのばね作
   用で圧接保持する実用新案登録請求の範囲第（１）項記
   載の傘ホルダ。
3. （３）前記スライドガイドと前記全抱持ばねは、それぞ
   れ複数が前記壁取付用主体に設けられ、かつ、下駄箱の
   側板、裏板または仕切板に取付けられた実用新案登録請
   求の範囲第（２）項記載の傘ホルダ。