JPS5851256Y2 - フロントロ−ダのバケツト等作業器 - Google Patents
フロントロ−ダのバケツト等作業器Info
- Publication number
- JPS5851256Y2 JPS5851256Y2 JP1979059579U JP5957979U JPS5851256Y2 JP S5851256 Y2 JPS5851256 Y2 JP S5851256Y2 JP 1979059579 U JP1979059579 U JP 1979059579U JP 5957979 U JP5957979 U JP 5957979U JP S5851256 Y2 JPS5851256 Y2 JP S5851256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- support
- fixing pin
- arm
- front loader
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、操縦席から掛止固定して土泥等を積載し、
同じく掛止解除して該積載物を放出することのできるフ
ロントローダのパケット等作業器に関する。
同じく掛止解除して該積載物を放出することのできるフ
ロントローダのパケット等作業器に関する。
フロントローダを装着したトラクタにおいて、ローダ先
端のパケット等作業器を地上に降ろして前進することに
よって土泥等を積載し、その後ローダを扛上してトラッ
ク等倍に移動し、該トラック荷吊上において前記パケッ
ト等作業器を傾倒させて積載物を放出する作業が繰り返
されるが、ローダの降下扛上は複数形油圧シリンダの作
動に依存しているのが一般であるけれども、パケット等
作業器の傾倒および掛止固定動作にも複動形油圧シリン
ダを利用することは価格増大を招くので販売上不得策で
ある。
端のパケット等作業器を地上に降ろして前進することに
よって土泥等を積載し、その後ローダを扛上してトラッ
ク等倍に移動し、該トラック荷吊上において前記パケッ
ト等作業器を傾倒させて積載物を放出する作業が繰り返
されるが、ローダの降下扛上は複数形油圧シリンダの作
動に依存しているのが一般であるけれども、パケット等
作業器の傾倒および掛止固定動作にも複動形油圧シリン
ダを利用することは価格増大を招くので販売上不得策で
ある。
この考案は、掛止固定および解除に低価格の単動形油圧
シリンダを使用するとともに、傾倒動作に自重による動
回力を利用して前述の欠点を除いたフロントローダのパ
ケット等作業器を提供することを目的としている。
シリンダを使用するとともに、傾倒動作に自重による動
回力を利用して前述の欠点を除いたフロントローダのパ
ケット等作業器を提供することを目的としている。
つぎに、この考案の実施例を示す図面について説明すれ
ば、第１，２および３図において、トラクタ１の両側に
フロントローダ２のリフト腕３ｐ、３８の図示しない基
部を枢着し、中部に昇降シリンダ４ｐ（図面にあられれ
ない）、４Ｓを装着し、先端にはパケット等作業器５を
その両側がら突出させた支軸６周に回転自在に枢着し、
該作業器後部および前記左右側リフト腕連結桁７間に固
定解除機構８を保合装置したものであって、昇降シリン
ダ４ｐ、４Ｓの作動によって前記リフト腕先端のパケッ
ト等作業器を地上状態Ａから中間状態Ｂに、さらに放出
前状態Ｃに移行させることはいうまでもなく、なお９は
前記作業器内に積載された土泥等積載物を示す。
ば、第１，２および３図において、トラクタ１の両側に
フロントローダ２のリフト腕３ｐ、３８の図示しない基
部を枢着し、中部に昇降シリンダ４ｐ（図面にあられれ
ない）、４Ｓを装着し、先端にはパケット等作業器５を
その両側がら突出させた支軸６周に回転自在に枢着し、
該作業器後部および前記左右側リフト腕連結桁７間に固
定解除機構８を保合装置したものであって、昇降シリン
ダ４ｐ、４Ｓの作動によって前記リフト腕先端のパケッ
ト等作業器を地上状態Ａから中間状態Ｂに、さらに放出
前状態Ｃに移行させることはいうまでもなく、なお９は
前記作業器内に積載された土泥等積載物を示す。
パケット等作業器５は、その後部の中心線両側に固定ピ
ン用長片１０を固着して前記支軸中心から等距離に固定
ピン挿嵌孔１１ａ、１１ｂ・・・・・・を複数孔穿設し
、該挿嵌孔の適宜−礼、例えば挿嵌孔１１ ｂに固定ピ
ン１２を嵌入固定するとともに、該作業器が支軸６周に
枢着された状態において、第１および２図に面して時計
周りに常時回転するように前記作業器の重心位置を選択
すると同時に、作業器５内に土泥等を積載すると前記重
心が移動して反時計周りに回転し、遂には傾倒して該積
載物を放出し、その後はまた時計周り回転に復旧するよ
うに構成する。
ン用長片１０を固着して前記支軸中心から等距離に固定
ピン挿嵌孔１１ａ、１１ｂ・・・・・・を複数孔穿設し
、該挿嵌孔の適宜−礼、例えば挿嵌孔１１ ｂに固定ピ
ン１２を嵌入固定するとともに、該作業器が支軸６周に
枢着された状態において、第１および２図に面して時計
周りに常時回転するように前記作業器の重心位置を選択
すると同時に、作業器５内に土泥等を積載すると前記重
心が移動して反時計周りに回転し、遂には傾倒して該積
載物を放出し、その後はまた時計周り回転に復旧するよ
うに構成する。
ついで、前記の固定解除機構８について詳述すると、前
記リフト腕連結桁から、あるいは該連結桁に固設した後
述する単動形油圧シリンダ１３から二枚の固定ピン支承
板１４を突設させ、該支承板端には前記固定ピンを下方
から係合支承する欠円弧状の支承溝１５を配設し、また
前記支承板上部にほぼＬ字形の固定解除掛止杆１６の中
部を回転軸１７で回動自在に枢着するとともに、該掛止
杆の掛止腕１８端を固定ピン１２の上左方から固定解除
自在に係合させ、前記掛止杆の操作腕１９の中部に単動
形油圧シリンダ１３のラム２０端を下方から当接させ、
さらに前記操作腕端には引張りつる巻ばね２１を装着し
て前記ラムのもどり工程を行なわせている。
記リフト腕連結桁から、あるいは該連結桁に固設した後
述する単動形油圧シリンダ１３から二枚の固定ピン支承
板１４を突設させ、該支承板端には前記固定ピンを下方
から係合支承する欠円弧状の支承溝１５を配設し、また
前記支承板上部にほぼＬ字形の固定解除掛止杆１６の中
部を回転軸１７で回動自在に枢着するとともに、該掛止
杆の掛止腕１８端を固定ピン１２の上左方から固定解除
自在に係合させ、前記掛止杆の操作腕１９の中部に単動
形油圧シリンダ１３のラム２０端を下方から当接させ、
さらに前記操作腕端には引張りつる巻ばね２１を装着し
て前記ラムのもどり工程を行なわせている。
なお、２２は前記シリンダへの油圧導管であって、図示
しないトラクタ操縦席に導かれて加圧および放圧自在に
構成している。
しないトラクタ操縦席に導かれて加圧および放圧自在に
構成している。
この考案によれば、両リフト腕３ｐ、３Ｓ端に枢着した
パケット等作業器５の挿嵌孔１１ ｂに嵌設した固定ピ
ン１２を支承板１４の支承溝１５に係合支承させるとと
もに、油圧シリンダ１３を放圧状態にしてつる巻ばね２
１のばね力によって掛止杆１６の掛止腕１８端を前記固
定ピンに保合固定させ、ついで昇降シリンダ４ｐ、４Ｓ
を作動させて前記作業器を土泥等を積載できる地上状態
Ａに位置させ、さらにトラクタ１を前進させて土泥等９
を作業器内に集積してから、中間状態Ｂに上昇させて土
泥等積載運搬用トラクタ近傍まで移動し、ついでさらに
前記作業器を上昇させて前記トラック荷台上の放出前状
態Ｃに位置させ、つぎに第４図に示すように、操縦席か
ら油圧を導管２２を経て油圧シリンダ１３内に供給して
ラム２０をつる巻ばね２１のばね力に抗して上昇させる
と、掛止杆１６の操作腕１９が回動して掛止腕１８を回
転させるので、該掛止腕端が固定ピン１２から離脱して
掛止を解除することができる。
パケット等作業器５の挿嵌孔１１ ｂに嵌設した固定ピ
ン１２を支承板１４の支承溝１５に係合支承させるとと
もに、油圧シリンダ１３を放圧状態にしてつる巻ばね２
１のばね力によって掛止杆１６の掛止腕１８端を前記固
定ピンに保合固定させ、ついで昇降シリンダ４ｐ、４Ｓ
を作動させて前記作業器を土泥等を積載できる地上状態
Ａに位置させ、さらにトラクタ１を前進させて土泥等９
を作業器内に集積してから、中間状態Ｂに上昇させて土
泥等積載運搬用トラクタ近傍まで移動し、ついでさらに
前記作業器を上昇させて前記トラック荷台上の放出前状
態Ｃに位置させ、つぎに第４図に示すように、操縦席か
ら油圧を導管２２を経て油圧シリンダ１３内に供給して
ラム２０をつる巻ばね２１のばね力に抗して上昇させる
と、掛止杆１６の操作腕１９が回動して掛止腕１８を回
転させるので、該掛止腕端が固定ピン１２から離脱して
掛止を解除することができる。
したがって、前記の土泥等９を積載したパケット等作業
器５には、第５図に示すように、実線矢印方向の反時計
周りの転回力があるから、第１図の放出状態りまで傾倒
して積載土泥等９を放出することになる。
器５には、第５図に示すように、実線矢印方向の反時計
周りの転回力があるから、第１図の放出状態りまで傾倒
して積載土泥等９を放出することになる。
ついで、前記作業器内が空積になると、このパケット等
作業器５には、第５図に示すように、点線矢印方向の時
計周りの転回力があるので、該作業器は固定ピン１２が
支承板１４の支承溝１５に支承されるまで回動する。
作業器５には、第５図に示すように、点線矢印方向の時
計周りの転回力があるので、該作業器は固定ピン１２が
支承板１４の支承溝１５に支承されるまで回動する。
その後、前記油圧シリンダから放出すれば、つる巻ばね
２１のばね力で掛止腕１８が回動して該腕端が固定ピン
１２を上左方から固定する。
２１のばね力で掛止腕１８が回動して該腕端が固定ピン
１２を上左方から固定する。
したがって、前記作業器はリフト腕３ｐ、３８に固定さ
れたことになったから、次作業に移行できる。
れたことになったから、次作業に移行できる。
なお、複数の固定ピン挿嵌孔１１ ａ、１１ ｂ・・・
・・・を穿設しているから、適宜孔を選択して固定ピン
１２を嵌入固定することによって、前記作業器の初期姿
勢を所望通りに決定できる。
・・・を穿設しているから、適宜孔を選択して固定ピン
１２を嵌入固定することによって、前記作業器の初期姿
勢を所望通りに決定できる。
上述したように、この考案は、低価格の単動形油圧シリ
ンダに機械的動力を附設することによって、作業器の掛
止固定および解除を行ない、しかも掛止方式が普通使用
されて不具合であるとされるピン孔へのピン抜き差し遠
隔操作でなく、掛止溝に支承された固定ピンを掛止腕端
で圧接しての固定を前記油圧シリンダ機構で遠隔操作す
るものであるので簡易確実であり、さらに作業器の積載
物放出および復旧が重心移動に依存しているから、複数
形油圧シリンダによる作業器傾倒方式に比較して軽易安
価に構成できるなど、産業上利用価値が極めて大である
。
ンダに機械的動力を附設することによって、作業器の掛
止固定および解除を行ない、しかも掛止方式が普通使用
されて不具合であるとされるピン孔へのピン抜き差し遠
隔操作でなく、掛止溝に支承された固定ピンを掛止腕端
で圧接しての固定を前記油圧シリンダ機構で遠隔操作す
るものであるので簡易確実であり、さらに作業器の積載
物放出および復旧が重心移動に依存しているから、複数
形油圧シリンダによる作業器傾倒方式に比較して軽易安
価に構成できるなど、産業上利用価値が極めて大である
。
第１図は、この考案の実施例に係るパケット等作業器を
装着したフロントローダの側面図、第２図は、同じく作
業器の主要部を切開してあられした側面図、第３図は、
両図のＸ−Ｘ矢視拡大図、第４図は、作業器の掛止解除
状態を示す側面図、第５図は、作業器の傾倒状態を示す
側面図である。 ２・・・・・・フロントローダ、３ｐ、３８・・・・・
・リフト腕、４ｐ、４８・・・・・・昇降シリンダ、５
・・・・・・パケット等作業器、６・・・・・・支軸、
７−、、・・・・リフト腕連結桁、８・・・・・・固定
解除機構、９・・・・・・土泥等積載物、１０・・・・
・・固定ピン用長片、ｌｌａ、ｌｌｂ・・・・・・固定
ピン挿嵌孔、１２・・・・・・固定ピン、１３・・・・
・・単動形油圧シリンダ、１４・・・・・・固定ピン支
承板、１５・・・・・・支承溝、１６・・・・・・掛止
杆、１８・・・・・・掛止腕、１９・・・・・・操作腕
、２１・・・・・・引張りつる巻ばね、２２・・・・・
・油圧導管。
装着したフロントローダの側面図、第２図は、同じく作
業器の主要部を切開してあられした側面図、第３図は、
両図のＸ−Ｘ矢視拡大図、第４図は、作業器の掛止解除
状態を示す側面図、第５図は、作業器の傾倒状態を示す
側面図である。 ２・・・・・・フロントローダ、３ｐ、３８・・・・・
・リフト腕、４ｐ、４８・・・・・・昇降シリンダ、５
・・・・・・パケット等作業器、６・・・・・・支軸、
７−、、・・・・リフト腕連結桁、８・・・・・・固定
解除機構、９・・・・・・土泥等積載物、１０・・・・
・・固定ピン用長片、ｌｌａ、ｌｌｂ・・・・・・固定
ピン挿嵌孔、１２・・・・・・固定ピン、１３・・・・
・・単動形油圧シリンダ、１４・・・・・・固定ピン支
承板、１５・・・・・・支承溝、１６・・・・・・掛止
杆、１８・・・・・・掛止腕、１９・・・・・・操作腕
、２１・・・・・・引張りつる巻ばね、２２・・・・・
・油圧導管。
Claims (1)
- 両側に突設した支軸にフロントローダのリフト腕端を枢
着し、かつ後部をリフト腕連結桁に突設した支承板の支
承溝に下方から支承するとともに、回動復帰自在に形成
した掛止杆の掛止腕端で上方から固定解除自在に係合さ
せ、さらに空積状態で前記支承溝支承側りに、積載状態
で傾倒放出筒りに回転するパケット等作業器において、
その後部の中心線両側に固定ピン用長片を固着して前記
支軸中心から等距離に固定ピン挿嵌孔を複数孔穿設し、
該複数孔のいずれかに前記支承溝に下方から係合支承さ
せるとともに、前記掛止腕端で上方から保合掛止させら
れる固定ピンを嵌設してパケット等作業器の初期姿勢を
選択自在にしたことを特徴とするフロントローダのパケ
ット等作業器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979059579U JPS5851256Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | フロントロ−ダのバケツト等作業器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979059579U JPS5851256Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | フロントロ−ダのバケツト等作業器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS554182U JPS554182U (ja) | 1980-01-11 |
| JPS5851256Y2 true JPS5851256Y2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=28959387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979059579U Expired JPS5851256Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | フロントロ−ダのバケツト等作業器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851256Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS454641Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1970-03-04 | ||
| JPS5027764U (ja) * | 1973-07-05 | 1975-03-31 |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP1979059579U patent/JPS5851256Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS454641Y1 (ja) * | 1966-01-19 | 1970-03-04 | ||
| JPS5027764U (ja) * | 1973-07-05 | 1975-03-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS554182U (ja) | 1980-01-11 |
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