JPS585120Y2 - 気圧差式揚水装置 - Google Patents
気圧差式揚水装置Info
- Publication number
- JPS585120Y2 JPS585120Y2 JP1978160678U JP16067878U JPS585120Y2 JP S585120 Y2 JPS585120 Y2 JP S585120Y2 JP 1978160678 U JP1978160678 U JP 1978160678U JP 16067878 U JP16067878 U JP 16067878U JP S585120 Y2 JPS585120 Y2 JP S585120Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compartment
- pipe
- compartments
- water
- pumping
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気圧差を利用して、複数段に区切られた容器に
順に下段から上段に水を汲み上げるようにした揚水装置
に係る。
順に下段から上段に水を汲み上げるようにした揚水装置
に係る。
従来から揚水装置は数多くの異なる型があり、そのすべ
ての動作原理が圧送方式と吸引方式とを採用しているこ
とは衆知である。
ての動作原理が圧送方式と吸引方式とを採用しているこ
とは衆知である。
しかるに、揚水原理に圧送方式又は吸引方式を使用した
場合、長−短があり、圧送方式の場合、パワーの消費が
犬で、大量の水を低所から高所に汲み上げる場合には動
力の消費が廐犬であり、又吸引方式は大気圧に左右され
て、一定以上の高所に水を汲み上げる事は不可能であっ
た。
場合、長−短があり、圧送方式の場合、パワーの消費が
犬で、大量の水を低所から高所に汲み上げる場合には動
力の消費が廐犬であり、又吸引方式は大気圧に左右され
て、一定以上の高所に水を汲み上げる事は不可能であっ
た。
本考案は上記実情に鑑みなされたもので、その目的とす
る所は、揚水原理としての圧送方式及び吸引方式の長所
を組み合せ、パワーの消費が僅少で、しかも必要とする
任意大きさの圧力差を簡単に得ることができ、そのため
揚水効率がすぐれ、短時間に大量の水を任意の高所に汲
み上げることが可能な揚水装置を提供することにある。
る所は、揚水原理としての圧送方式及び吸引方式の長所
を組み合せ、パワーの消費が僅少で、しかも必要とする
任意大きさの圧力差を簡単に得ることができ、そのため
揚水効率がすぐれ、短時間に大量の水を任意の高所に汲
み上げることが可能な揚水装置を提供することにある。
そしてその要旨とする構成は上下配置に複数段の隔室を
備え、その上下に隣接する隔室間には、上側の隔室の底
壁から下側の隔室の底壁土面に向けて垂下させた揚水パ
イプを備え、該揚水パイプには、揚水方向の流水圧に対
して開放されるチェックバルブを備え、かつ、各隔室に
はそれぞれ内圧調整用給排気パイプを連結し、下方より
偶数番の隔室と奇数番の隔室との各給排気パイプを別々
のパイプ系に連通させ、その両パイプ系を交互に加圧も
そしは減圧し、文は両パイプ系の一方を加圧すると同時
に他方を減圧する操作を交互に行わせ、上下□隣接する
隔室間に交互の気圧差を生じさせ、水を最下段の隔室か
ら最上段の隔室に順次上昇させるようにしたことにある
。
備え、その上下に隣接する隔室間には、上側の隔室の底
壁から下側の隔室の底壁土面に向けて垂下させた揚水パ
イプを備え、該揚水パイプには、揚水方向の流水圧に対
して開放されるチェックバルブを備え、かつ、各隔室に
はそれぞれ内圧調整用給排気パイプを連結し、下方より
偶数番の隔室と奇数番の隔室との各給排気パイプを別々
のパイプ系に連通させ、その両パイプ系を交互に加圧も
そしは減圧し、文は両パイプ系の一方を加圧すると同時
に他方を減圧する操作を交互に行わせ、上下□隣接する
隔室間に交互の気圧差を生じさせ、水を最下段の隔室か
ら最上段の隔室に順次上昇させるようにしたことにある
。
以下添付図面を参照しつつ、本考案の実施例について詳
細説明する。
細説明する。
第1図乃至第5図は本考案の第1の実施例を示すもので
、図において、1は縦方向に長い適宜大きさの容器で、
その内部は上下方向に沿って複数段に区切られている。
、図において、1は縦方向に長い適宜大きさの容器で、
その内部は上下方向に沿って複数段に区切られている。
2は上記容器1内部を区切る隔壁で、その中央に水の流
通口3が穿設されてあり、該流通口3の下方に下段の隔
壁2上部附近まで延びるパイプ4が取りつけられてあり
、流通口3上部にはチェックバルブ5が上に向って開閉
自在に設けられている。
通口3が穿設されてあり、該流通口3の下方に下段の隔
壁2上部附近まで延びるパイプ4が取りつけられてあり
、流通口3上部にはチェックバルブ5が上に向って開閉
自在に設けられている。
6はパイプで、その一端がニアコンプレッサ7に接続さ
れており、池端は二股状にバイブロaとバイブロbに分
かれている。
れており、池端は二股状にバイブロaとバイブロbに分
かれている。
8もパイプで、その一端はエアタンク9に接続され、池
端はバイブロ同様二股状にパイプ8aとパイプ8bに分
かれている。
端はバイブロ同様二股状にパイプ8aとパイプ8bに分
かれている。
容器1内の各隔室に下から順に一連の番号を付し、■、
■、■・・・・・・・・・号隔室とすれば、バイブロの
二股状の一方のバイブロaは複数の分岐管を有し、各分
岐管は偶数番の各隔室に連通され、同じく、パイプ8の
二股状の一方のパイプ8aも複数の分岐管を有し、各分
岐管は奇数番の隔室に連通されている。
■、■・・・・・・・・・号隔室とすれば、バイブロの
二股状の一方のバイブロaは複数の分岐管を有し、各分
岐管は偶数番の各隔室に連通され、同じく、パイプ8の
二股状の一方のパイプ8aも複数の分岐管を有し、各分
岐管は奇数番の隔室に連通されている。
上記複数の分岐管は隔室の上端部で上段の隔壁に近い場
所で各隔室と連通ずるようになpている!又、バイブロ
とパイプ8の二股状の池々のバイブロb、8bは夫々パ
イプ8a、バイブロaに連通している。
所で各隔室と連通ずるようになpている!又、バイブロ
とパイプ8の二股状の池々のバイブロb、8bは夫々パ
イプ8a、バイブロaに連通している。
そしてバイブロa、6bには夫々バルブ10,11゜パ
イプ5a、8bには夫々バルブ12.13が取り付けら
れている。
イプ5a、8bには夫々バルブ12.13が取り付けら
れている。
ニアコンプレッサ7は公知、のタイプでよく、又エアタ
ンク9には複数の排気扇14が取り付けられてあり、使
用時にエアタンク9内を負圧に保つようになっている。
ンク9には複数の排気扇14が取り付けられてあり、使
用時にエアタンク9内を負圧に保つようになっている。
又、15は排水管である。上記の如く構成された揚水装
置において、使用の際には、先ず容器1側壁に有する注
水孔16(第3図参照)より各隔室内に半分位水を注入
する(注水装置は特に限定せず、又図示されていない)
。
置において、使用の際には、先ず容器1側壁に有する注
水孔16(第3図参照)より各隔室内に半分位水を注入
する(注水装置は特に限定せず、又図示されていない)
。
容器1自体は第6図に示される如く、水中に直立状に設
置するか、若しくは第7図に示される如く傾斜状に設置
してもよい、傾斜状に設置する場合、各隔壁2は水面と
平行状態を保つ様にする。
置するか、若しくは第7図に示される如く傾斜状に設置
してもよい、傾斜状に設置する場合、各隔壁2は水面と
平行状態を保つ様にする。
そこでニアコンプレッサ7とエアタンク9内の排気扇1
4を駆動し、揚水操作を始める。
4を駆動し、揚水操作を始める。
各パイプ5a、6b、8a、8bのバルブ10,11゜
12.13は公知のバルブを使用してよいが、好ましく
は電磁バルブを使用し、制御方法を簡略化する。
12.13は公知のバルブを使用してよいが、好ましく
は電磁バルブを使用し、制御方法を簡略化する。
第4図〜第5図を用いて揚水操作を説明すると、図に示
される如く、水中に没しているのが■番の隔室であるの
で、先ずバイブロbとパイプ8bのバルブ11.13を
開く(制御装置と関連回路は簡略化のため図示していな
い)、バイブロa、8aのバルブ10,12は閉じたま
\である。
される如く、水中に没しているのが■番の隔室であるの
で、先ずバイブロbとパイプ8bのバルブ11.13を
開く(制御装置と関連回路は簡略化のため図示していな
い)、バイブロa、8aのバルブ10,12は閉じたま
\である。
ニアコンプレッサ7の圧縮空気はバイブロ、6b、8a
を通って奇数番の隔室に送り込まれ、偶数番の隔室内の
空気はエアタンク9内が負圧になっているため、バイブ
ロa、8b、8を通って吸引排出される。
を通って奇数番の隔室に送り込まれ、偶数番の隔室内の
空気はエアタンク9内が負圧になっているため、バイブ
ロa、8b、8を通って吸引排出される。
そのため、奇数番と偶数番の隔室に気圧差が生じ、水は
奇数番の隔室よりパイプ4と流通口3を通り、チェック
バルブ5を上に押し上げて偶数番の隔室内に入る。
奇数番の隔室よりパイプ4と流通口3を通り、チェック
バルブ5を上に押し上げて偶数番の隔室内に入る。
奇数番の隔室内の水位は徐徐に下がり、偶数番の隔室内
の水位は徐々に上昇する。
の水位は徐々に上昇する。
最上段の隔室は偶数番隔室で、排水管15が外部に延び
ているため水が外部に流出し始める。
ているため水が外部に流出し始める。
上下に隣接せる隔室の水位差が適宜状に達した時に、バ
イブロa、6b、8a、8bの各バルブ10.11,1
2,13の状態を逆転させる。
イブロa、6b、8a、8bの各バルブ10.11,1
2,13の状態を逆転させる。
即ち、バルブ11.13を閉じ、バルブ10.12を開
ける。
ける。
そこでコンプレッサ7の圧縮空気は水位の高い偶数番の
隔室に圧入され、奇数番の隔室内は吸引作用を受け1.
水は上記と同じ作用で偶数番の隔室より奇数番の隔室に
上昇し、最上段の隔室も又圧縮空気の作用で水が排水管
を経て外部に流出する。
隔室に圧入され、奇数番の隔室内は吸引作用を受け1.
水は上記と同じ作用で偶数番の隔室より奇数番の隔室に
上昇し、最上段の隔室も又圧縮空気の作用で水が排水管
を経て外部に流出する。
上記操作を繰り返すことによって水は低所から高所に向
って上昇し、排水管15より流出する。
って上昇し、排水管15より流出する。
ここで、容器1の最下段隔室は底部が開口状態で、使用
時には水中に没するよう設置し、最上段の排水管の外部
末端も水中に没するようにし、排水管と容器間に設けら
れたバルブの作用とで、空気が排水管を通って逆に隔室
内に流入するのを防止する。
時には水中に没するよう設置し、最上段の排水管の外部
末端も水中に没するようにし、排水管と容器間に設けら
れたバルブの作用とで、空気が排水管を通って逆に隔室
内に流入するのを防止する。
又、各バルブ10,11,12,13の開口時の開口面
積、及び各バルブの開閉切換時期等は容器の大きさ、:
コンプレツサ7とエアタンク9の吸引能率等により、あ
らかじめ適宜調整し設定されるようになっている。
積、及び各バルブの開閉切換時期等は容器の大きさ、:
コンプレツサ7とエアタンク9の吸引能率等により、あ
らかじめ適宜調整し設定されるようになっている。
又、各隔室間のバルブ5は自由開閉型にしてもよく或は
リンク制御を使用してもよい。
リンク制御を使用してもよい。
その場合には第3図に示される如く、二組のリンク機構
17.18を設け、一方を偶数番、他方を奇数番隔室の
バルブ5に連結するようにし、エアコンブレツサ7に連
結されたピストン装置(、図示せず)で駆動し、上記バ
ルブ5の開閉を制御するようにするとよい、勿論、各バ
イブロ、6a、6b、8゜8a、8bのバルブ10,1
1.12,13の開閉切換動作と連動させる。
17.18を設け、一方を偶数番、他方を奇数番隔室の
バルブ5に連結するようにし、エアコンブレツサ7に連
結されたピストン装置(、図示せず)で駆動し、上記バ
ルブ5の開閉を制御するようにするとよい、勿論、各バ
イブロ、6a、6b、8゜8a、8bのバルブ10,1
1.12,13の開閉切換動作と連動させる。
上記の如く構成することにより、圧送方式と吸引方式の
相乗作用によって、使用エネルギーが少く、かつ迅速に
大量の水を低所より高所に汲み上げることができ、濯概
用又はその池の給水用揚水装置として効力を発揮できる
。
相乗作用によって、使用エネルギーが少く、かつ迅速に
大量の水を低所より高所に汲み上げることができ、濯概
用又はその池の給水用揚水装置として効力を発揮できる
。
第8図は本考案の第2の実施例を示す。
本実施例において上記第1の実施例と同じ部分は同一記
号を付し、特に説明を省く。
号を付し、特に説明を省く。
本実施例と上記実施例との異なる所を先ず述べると、コ
ンプレッサ7より延びるバイブロは二股状になっておら
ず、又各分岐管はすべての隔室に連通されている。
ンプレッサ7より延びるバイブロは二股状になっておら
ず、又各分岐管はすべての隔室に連通されている。
又、エアタンク9より延びるパイプ8も同様で、二股状
の部分がなく、各分岐管も各隔室に連通している。
の部分がなく、各分岐管も各隔室に連通している。
更に、バイブロ、8の各隔室に連通ずる分岐管に夫々個
別にバルブ10.12が取り付けられている。
別にバルブ10.12が取り付けられている。
これら各バルブ群10と12は、夫々奇数番隔室と偶数
番隔室に連通されたバルブ同士で群をなしている、即ち
、ニアコンプレッサ7に連結されるパイプ゛の中、奇数
番隔室に連通ずる分岐管のバルブ10が開いている時、
同パイプの偶数番隔室に連通ずる分岐管のバルブ10は
閉じている。
番隔室に連通されたバルブ同士で群をなしている、即ち
、ニアコンプレッサ7に連結されるパイプ゛の中、奇数
番隔室に連通ずる分岐管のバルブ10が開いている時、
同パイプの偶数番隔室に連通ずる分岐管のバルブ10は
閉じている。
パイプ8の方も同様、奇数番隔室に連通ずる分岐管のバ
ルブ12が開いている時、偶数番隔室に連通ずる分岐管
のバルブ12は閉じている。
ルブ12が開いている時、偶数番隔室に連通ずる分岐管
のバルブ12は閉じている。
上記各点を除けばその池はすべて第1実施例と同様であ
るので説明は省く。
るので説明は省く。
さて、上記構成の第2実施例において、揚水操作時、先
ずコンプレッサ7よりのバイブロの奇数番隔室に連通ず
る分岐管のバルブ10が開き、バイブロを通して奇数番
隔室に圧、縮空気を送り込む、池の偶数番隔室に連通ず
るバルブ10は閉じている。
ずコンプレッサ7よりのバイブロの奇数番隔室に連通ず
る分岐管のバルブ10が開き、バイブロを通して奇数番
隔室に圧、縮空気を送り込む、池の偶数番隔室に連通ず
るバルブ10は閉じている。
一方、エアタンク9よりのパイプ8の偶数番隔室に連通
ずる分岐管のバルブ12が開きパイプ8を通して隔室内
の空気を吸引する。
ずる分岐管のバルブ12が開きパイプ8を通して隔室内
の空気を吸引する。
池の奇数番隔室に連通ずるバルブ12は閉七でいる。
斯くして水は奇数番隔室より偶数番隔室に押し上げられ
、第1実施例と同様、適宜時期に、上記バルブの開閉状
態を切換え、圧送、吸引動作・を繰り返すことにより揚
水の目的を達成し、水を低所より高所に汲み上げる。
、第1実施例と同様、適宜時期に、上記バルブの開閉状
態を切換え、圧送、吸引動作・を繰り返すことにより揚
水の目的を達成し、水を低所より高所に汲み上げる。
第9図、第10図は本考案の第3実施例で、図より明ら
かな如く、第2実施例の上下相隣接する隔室を切り離し
て上下に離れた位置に分離設置し、そしてパイプ4を延
長し、両隔室を連結したものである。
かな如く、第2実施例の上下相隣接する隔室を切り離し
て上下に離れた位置に分離設置し、そしてパイプ4を延
長し、両隔室を連結したものである。
勿論、上記の如く構成にする場合、エアタンク9とニア
コンプレッサ7共に各隔室に独立の装置を設置する必要
がある。
コンプレッサ7共に各隔室に独立の装置を設置する必要
がある。
本実施例も第1実施例と同じ部分は同一の記号を付しで
ある。
ある。
本実施例によれば、最下段の容器と最上段の容器の水取
り入れパイプと排水パイプの開口端部を夫々水中に入れ
、そして注水孔より各容器内に水を半分位注入すると共
に、最下段の容器を開いて水を入れる。
り入れパイプと排水パイプの開口端部を夫々水中に入れ
、そして注水孔より各容器内に水を半分位注入すると共
に、最下段の容器を開いて水を入れる。
そこでニアコンプレッサとエアタンクを作用させて、先
ず下段から奇数番の容器のバイブロのバルブ10を開い
て圧縮空気を入れ、偶数番の容器のパイプ8のバルブ1
2を開いてエアタンク9にて吸引操作する、更に適宜時
間経過後に上記バルブ10.12の開閉状態を反転させ
、これを繰り返す、と第1、□第2実施例と同じ様に水
を汲み上げることができる。
ず下段から奇数番の容器のバイブロのバルブ10を開い
て圧縮空気を入れ、偶数番の容器のパイプ8のバルブ1
2を開いてエアタンク9にて吸引操作する、更に適宜時
間経過後に上記バルブ10.12の開閉状態を反転させ
、これを繰り返す、と第1、□第2実施例と同じ様に水
を汲み上げることができる。
本実施例においては、各容器とニアコンプレッサ間、及
び各容器とエアタンク間を繋ぐパイプのバルブの開閉動
作は正確に上記第2実施例と同じ様に関連させる必要が
あるので、各バルブを同一の制御回路で制御する。
び各容器とエアタンク間を繋ぐパイプのバルブの開閉動
作は正確に上記第2実施例と同じ様に関連させる必要が
あるので、各バルブを同一の制御回路で制御する。
以上の如く、本考案は適宜形状の縦方向に長い容器を使
用し、隔壁にヨラて内部を複数個の隔室に分割或は分割
しないで、圧縮空気の圧送と排気装置の吸引作用の交互
作動によって、水を一段一段上部に汲み上げるもので、
圧送と吸引方式の長所をたくみに利用したものである。
用し、隔壁にヨラて内部を複数個の隔室に分割或は分割
しないで、圧縮空気の圧送と排気装置の吸引作用の交互
作動によって、水を一段一段上部に汲み上げるもので、
圧送と吸引方式の長所をたくみに利用したものである。
使用する容器の断面形状は限定されず、隔室の数、即ち
段設の数は構造上の強度、又は設置上の問題により考慮
されるもので、一定数に限定されるものではない。
段設の数は構造上の強度、又は設置上の問題により考慮
されるもので、一定数に限定されるものではない。
ニアコンプレッサの圧縮気圧は第9図に示された実施例
のものを除いて大体において2気圧前後でよる、各バル
ブの開閉角度、圧送時間等は実際作動時の状態によって
適宜調節されるものである。
のものを除いて大体において2気圧前後でよる、各バル
ブの開閉角度、圧送時間等は実際作動時の状態によって
適宜調節されるものである。
また、前述の実施例では隣接する隔室において、加圧と
減圧とを同時に行う場合を示しているが、隣接する隔室
の一方のみを加圧もしくは減圧するようにしてもよいも
のである。
減圧とを同時に行う場合を示しているが、隣接する隔室
の一方のみを加圧もしくは減圧するようにしてもよいも
のである。
本考案は上記各実施例に示される如く構成されるもので
あるから、大量の水を短時間に汲み上げることが可能で
あり、゛反面消費エネルギーが可能であり、反面消費エ
ネルギーが傑出で、その経済価値は甚大である。
あるから、大量の水を短時間に汲み上げることが可能で
あり、゛反面消費エネルギーが可能であり、反面消費エ
ネルギーが傑出で、その経済価値は甚大である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の縦断面図、第2図は同ニアコンプレッサ、及びエア
タンクと容器間のパイプ連結状態を示す部分拡大側面図
、第3図は同容器を示す部分切換斜視図、第4図、第5
図は同揚水動作状態を示す縦断面図、第6図、第7図は
第1実施例のそれぞれ異なった設置状態を示す側面図、
第8図は第2実施例の縦断面図、第9図は第3実施例の
側面図、第10図は同部分拡大側面図である。 図中において、1・・・・・・容器、2・・・・・・隔
壁、3・・・・・・流通口、4・・・・・・パイプ、5
・・・・・・チェックバルブ、6・・・・・・パイプ、
7・・・・・・ニアコンプレッサ、8・・・・・・パイ
プ、9・・・・・・エアタンク、10,11,12゜1
3・・・・・・バルブ、14・・・・・・排気扇、15
・・・・・・排水管、16・・・・・・注水孔、17,
18・・・・・・リンク機構。
例の縦断面図、第2図は同ニアコンプレッサ、及びエア
タンクと容器間のパイプ連結状態を示す部分拡大側面図
、第3図は同容器を示す部分切換斜視図、第4図、第5
図は同揚水動作状態を示す縦断面図、第6図、第7図は
第1実施例のそれぞれ異なった設置状態を示す側面図、
第8図は第2実施例の縦断面図、第9図は第3実施例の
側面図、第10図は同部分拡大側面図である。 図中において、1・・・・・・容器、2・・・・・・隔
壁、3・・・・・・流通口、4・・・・・・パイプ、5
・・・・・・チェックバルブ、6・・・・・・パイプ、
7・・・・・・ニアコンプレッサ、8・・・・・・パイ
プ、9・・・・・・エアタンク、10,11,12゜1
3・・・・・・バルブ、14・・・・・・排気扇、15
・・・・・・排水管、16・・・・・・注水孔、17,
18・・・・・・リンク機構。
Claims (3)
- (1)上下配置に複数段の隔室を備え、その上下に隣接
する隔室間には、上側の隔室の底壁から下側の隔室の底
壁土面に向けて垂下させた揚水パイプを備え、該揚水パ
イプには、揚水方向の流水圧に対して開放されるチェッ
クバルブを備え、かつ、各隔室にはそれぞれ内圧調整用
給排気パパプを連結し、下方より偶数番の隔室と奇数番
の隔室との各給排気パイプを別々のパイプ系に連通させ
、その両パイプ系を交互に加圧もしくは減圧し、又は両
パイプ系のニガを加圧すると同時に池方を減圧する操作
を交互に行わせ、上下に隣接する隔室間に交互の気圧差
を生じさせ、水を最下段の隔室から最上段の隔室に順次
上昇させるようにしてなる気圧差式揚水装置。 - (2)各隔室は適宜断面形状を有する縦長の容器内を上
下に区切って複数段に形成してなる登録請求の範囲第(
1)項記載の気圧差揚水装置。 - (3)各隔室は各々分離されて異なる場所に設置され、
その間を揚水パイプをもって連結した登録請求の範囲第
(1)項記載の気圧差式揚水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978160678U JPS585120Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 気圧差式揚水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978160678U JPS585120Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 気圧差式揚水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5576900U JPS5576900U (ja) | 1980-05-27 |
JPS585120Y2 true JPS585120Y2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=29154675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978160678U Expired JPS585120Y2 (ja) | 1978-11-24 | 1978-11-24 | 気圧差式揚水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585120Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2479700A (en) * | 2009-02-13 | 2011-10-19 | Le Bemadjiel Djerassem | System and method for the autonomous production of fluid and electricity |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396511A (en) * | 1977-02-03 | 1978-08-23 | Mitsubishi Atom Power Ind Inc | High lift head pump |
-
1978
- 1978-11-24 JP JP1978160678U patent/JPS585120Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5396511A (en) * | 1977-02-03 | 1978-08-23 | Mitsubishi Atom Power Ind Inc | High lift head pump |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5576900U (ja) | 1980-05-27 |
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