JPS5851138B2 - スロットル弁の最小開度調節装置 - Google Patents

スロットル弁の最小開度調節装置

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JPS5851138B2
JPS5851138B2 JP9055377A JP9055377A JPS5851138B2 JP S5851138 B2 JPS5851138 B2 JP S5851138B2 JP 9055377 A JP9055377 A JP 9055377A JP 9055377 A JP9055377 A JP 9055377A JP S5851138 B2 JPS5851138 B2 JP S5851138B2
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valve
intake pipe
engine
downstream
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ANDEYUSUTORIERU DO BURUBE E DECHUUDO ESU I BE U SOC
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/08Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the pneumatic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/06Increasing idling speed
    • F02M3/062Increasing idling speed by altering as a function of motor r.p.m. the throttle valve stop or the fuel conduit cross-section by means of pneumatic or hydraulic means

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Description

【発明の詳細な説明】 本願は原特許第1038133号(特公昭552925
3号)の追加の特許出願に係り、原特許の発明であるス
ロットル弁の最小開度調節装置の改良に関するものであ
る。
原特許発明によれば、スロットル弁の下流における吸気
管内へ混合気を供給するアイドル回路を有する気化器の
前記スロットル弁の最小開度を調節する装置であって、
第1と第2の空圧装置を有し、該第1の空圧装置は前記
スロットル弁の下流の吸気管と常時連通していると共に
、吸気管負圧の大きさに応じて位置が決まる可動な壁を
有し、また、前記第2の空圧装置は、制御室を形成する
と共に一方向連結装置を介して前記スロットル弁に連結
されて該スロットル弁をその開方向へ動かすダイアフラ
ムを有し、該ダイアフラムには前記第1の空圧装置の前
記可動な壁によって制御される弁が設けられ、駄弁は前
記制御室を大気に連通させるべく形成されたオリフィス
を開閉すべく前記ダイアフラム上においてばねに抗して
軸方向に可動であり、駄弁は前記第1の空圧装置の前記
可動な壁の移動により当接される位置に配置された突出
部分を有し、よって、吸気管負圧によって前記可動な壁
が前記弁の突出部分に当接した時に駄弁が前記オリフィ
スを開くように構成されていることを特徴とするスロッ
トル弁の最小開度調節装置が提供されている。
内燃機関のための気化器には始動装置が取付けられてい
る。
気化器のための既知の始動装置は、機関の温度が予定の
制限値よりも低い場合には温度に敏感な温度応答部材に
より閉鎖方向に向は押し付けられ、また周りを通る空気
流によりまたスロットル弁の下流の吸気管(人口ダクト
とも吸称されている)内の負圧によって作用される空圧
装置により開放位置へ向は押し付けられるチョーク弁を
含んでいる。
この種の始動装置において、チョーク弁(一般に偏心し
て装架された蝶弁)がサーモスタツI・部材により閉鎖
された場合に主燃料供給系の開口に適用されているかな
りの負圧により、始動モーターの作動中に濃厚な空気−
燃料混合気を得ることができる。
この濃厚さは、機関の停止(エンスト)を回避するため
に、機関が始動するや否や減ぜられねばならない。
そのため、チョーク弁の開放が必要となる。
チョーク弁の開放は、スロットル弁の下流に確立されて
チョーク弁を開放方向に動かすために空圧装置に作用す
る負圧に応答して得られる。
この種の大部分の現存の始動装置はスロットル弁が機関
の温度に依存した最小限の開度を越えて再び閉鎖するの
を防止するための補助装置、一般にはファストアイドル
カム、を含んでいる。
この種の補助装置は混合気適当な濃化を得るのに十分な
負圧をスロットル弁の上流に開口している主燃料供給系
に適用するために必要である。
この種の補助装置は欠陥を有している。
先ず機関を始動するのに先立って、加速ペダルを押圧す
ることでツアストアイドルカムを「セット」して、この
ファストアイドルカムが始動温度に依存した位置を占め
るようにする必要がある。
上記カムはスロットル弁を開放し、またその開度は前記
温度が低ければ低い程犬である。
機関が温まった場合、機関の速度が増大する。
機関の速度が過大とならぬためにはファストアイドルカ
ムが新たな温度に対応した位置を占めることができるよ
うに、加速ペダルを押圧することでファストアイドルカ
ムを解放する必要がある。
機関が正常な作動温度に到達しない限り、機関の運転速
度は一般に機関の正常な作動に必要である速度より大き
く、必然的により多く燃料を消費させることになる。
原特許第1038133号(特公昭55 29253号)の発明は、ファストアイドルカムを備え
ることによる上述したごとき不都合を改良し、ファスト
アイドルカムを備えることに代えて、独特のアイドル調
整品を備え、これによってアイドル運転時におけるスロ
ットル弁の最小開度を自動的に調節して機関のアイドル
速度を制御するようにしたものであった。
本発明はかような原特許発明に改善された始動装置を具
備せしめて、機関の始動時におけるスロットル弁の最小
開度を適切に制御することを目的とするものである。
本発明は原特許発明に新規な補助装置を付加したもので
ある。
本発明によるときには、前述した原特許発明の構成を備
えたスロットル弁の最小開度調節装置において、スロッ
トル弁が予定の部分的開度位置を越えて閉じるのを阻止
する補助装置が備えられ、該補助装置は、スロットル弁
の下流の吸気管負圧が増大して予定の限界値を越えたと
きに、その作動が解除されるようになっていることを特
徴とするスロットル弁の最小開度調節装置が提供される
本発明の一実施例によれば、該補助装置が、スロットル
弁を最小開度位置へ復帰させる休止位置とスロットル弁
が予定の部分的開度位置を越えて閉じるのを阻止する作
動位置との間にわたって可動である、該スロットル弁と
協働するストッパと、機関のクランキング中において吸
気管負圧が予定の限界値より犬となるまで前記ストッパ
を作動位置に維持するための装置とを含んでいる。
前記ストッパが電磁石の可動ロンドにより形成され、ま
た上記電磁石の励磁回路が互いに直列関係をなした電流
源と、機関の点火スイッチと同時に閉成する接触子と、
スロットル弁の下流の吸気管内に連通され且つ負圧が限
界値を超えた時に開放するようにされた、空気圧により
制御される接触器とから構成されるようにすることがで
きる。
上記電流源、接触子、接触器は、前記ストッパがスロッ
トル弁を自由にする位置へ戻るように電磁石の作動を解
除するように構成できる。
以下、本発明の一実施例を添付図面によって詳述する。
第1図に示されている気化器の本体内には吸気管1が形
成されている。
吸気管1には矢印で示されている空気流の方向に下記の
諸部材が順次位置決めされている。
即ち、空気吸込管2、ロータリ弁で形成されているチョ
ーク弁115、正常運転の場合の燃料供給回路に属しベ
ンチュリ4の咽喉部に開口する主燃料噴出装置3、スロ
ットル弁をリンク仕掛け(図示されていない)により制
御することができるように吸気管1の壁を貫通している
回転軸6により担持された蝶弁で形成されているスロッ
トル弁5である。
上記気化器はまた濃厚1次混合気供給通路7を含んだア
イドル回路をも有している。
この通路7は上流において調整されたオリフィス8によ
り空気吸込管2に接続されまた調整されたオリフィス9
をへてフロート室(図示されていない)に接続されてい
る。
通路7は下流において、スロットル弁5の下流の吸気管
1内へ開口しているオリフィス10に接続されている。
オリフィス10の有スる流通断面積は、ばね12により
保持されるねじ11により調節できる。
図示されているような気化器においては、さらに、通路
7は、スロットル弁5が最小開度位置から部分的に開く
や否やスロットル弁5の端縁の上流側から下流側に変わ
るように位置決めされたいわゆる「継続流出用導口」す
なわちオリフィス13を介して吸気管1と連通ずる。
始動装置は、温度に敏感な部材、たとえばバイメタル、
製の渦巻線120(第1図に部分的に図示されている)
の自由端部120aと協同するピン116aを取付げら
れたレバー116に固定されているチョーク弁115を
この気化器の吸気管内で燃料噴出装置3の上流に含んで
いる。
この渦巻線120は、加熱された場合、自由端部120
aが時計方向に連動するように選択されている。
渦巻線120は気化器の本体に取付けられたケース(図
示されていない)内に収容され且つその内方端部は上記
ケース内のボスに固定されている。
この渦巻線120はたとえば機関の排気マニホルド近く
を通過する空気の循環によるか、または機関の冷却水の
循環によるかあるいはまた電気装置により形成される従
来の加熱装置により機関の温度を代表する温度にされる
チョーク弁115はロッド121と一方向連結をなして
いる。
図示されている実施例においては、上記の一方向連結は
、レバー116上に形成されて直角に曲げられた、ロッ
ド121の端部分122と協働する平坦な表面によって
与えられる。
上記端部分122は軸123上で自由に回転できるレバ
ー124によりチョーク弁115の軸123から一定の
距離に維持される。
ロッド121の他方の端部は空気圧カプセル126内の
ダイアフラム125に連結されている。
ダイアフラム125の中心部分は2枚の皿状座金127
と128との間に締着されている。
また、座金128ばばね132によって左方に押圧され
ている。
上記ダイアフラム125はカプセル126を2つの区画
129および130に分割している。
区画129は吸気管1の空気吸込管2内の負圧を加えら
れ、また区画130はスロットル弁5の下流側に位置す
る吸気管10部分に連通装置131により連通されてい
る。
133はロッド121の端部に対する調整可能なストッ
パである。
この気化器はまたアイドル運転と、機関のクランキング
時におけるスロットル弁50部分的開きの開度とを調整
するためのアイドル調整器20をも含んでいる。
アイドル調整器20は気化器の本体に固定された、数個
の組立て部分から成るケーシングを有する。
部分24上に固定された本体により画定されたケーシン
グの内部空間22はアイドル調整器20のための制御部
材である、アネロイドカプセル21から成る第1の空圧
装置を位置決めする。
内部空間22は通路25と、通路26と、調整された絞
り15を有する接続管27とによりスロットル弁5の下
流側における吸気管1の部分に接続されている。
空間22内のカプセル21の位置は、カプセル21に堅
固に固着されてハウジング23のねじを切られた部分に
ねじ込まれたねじ棒28により調節可能である。
ねじ棒28と蝶合するナツト29がねじ棒28を調節済
みの位置に固定する。
カプセル21の可動端に固定された棒30はスロットル
弁5の下流側における吸気管1内の負圧の変化に応じて
運動する。
棒30は部材24の孔31内に摺動自在に受けられ且つ
この部材24から突き出ている。
棒30の自由端は第2の空圧装置36の可動駆動部分の
中央に装着された弁35に対する可動接触部として作動
する。
第2の空圧装置36の可動駆動部分はねじ40および4
1により互いに固定された皿形部材38と39との間に
挾持されたダイアフラム37から成る。
このダイアフラム37は調整された絞り48と、通路2
6と、接続管27とを介して、スロットル弁5の下流の
吸気管1に連通されている第1の室すなわち制御室47
を、オリフィス50によって大気圧に保たれる第2の室
49から分離している。
弁35は皿形部材38内に摺動自在に装架された第1の
円筒形部分35aと、棒30の端部と当接するようにな
っている第2の円筒形部分35bとを有している。
戻しばね42が皿形部材38と、円筒形部分35bのみ
そに係合するクリップ44により保持されるワッシャ4
3との間で圧縮されている。
ばね42は弁35を皿形部材38に対し押付げようとし
ている。
この弁35が皿形部材38に強く押付げられると、この
弁35は、皿形部材38に設けられていて室47を皿形
部材39内の室51に連通するオリフィス45および4
6を閉鎖する。
室51は穴52および53により大気圧に維持される。
部材54は部材24と協働して第2の空圧装置36のケ
ーシングを形成している。
部材24と54とはダイアフラム37の周縁部分を挾持
している。
部材54は、室47に伝達された負圧によりダイアフラ
ム37に加えられる力が戻しばね55の力より弱い場合
に第2の空圧装置36の可動駆動部分に対する接触材と
して働く。
皿形部材39はスロットル弁5の軸60周りを回転する
ことのできるレバー58に棒57により連結される突起
56を有している。
レバー58の植込ボルト59はスロットル弁5を開放方
向に回動させるためスロットル弁5に固定されたレバー
60と一方向連結されている。
本発明の特徴である補助装置は下記のとおりの構成で成
っている。
レバー60は延長部60aを有し、この延長部60aは
電磁石71の可動ロッド(即ち、ストッパ)70と協働
する平坦部60bに終っている。
電磁石71が消勢されると、この電磁石71はスロット
ル弁5を第1図に示されている最小開度位置へ復帰させ
る。
電磁石71が付勢されると、ロッド70が第1図におけ
る左方へ移動し、延長部60aを押し戻してスロットル
弁5を回動してその開度を増大する。
電磁石71のための電気回路は電流源72と、機関の点
火スイッチと同時に閉成する接触子73と、管路75に
より伝達されるスロットル弁5の下流側の吸気管1内の
負圧とそれに対するばねの対抗力とによって作用される
空気圧制御の電気接触器74とから成っている。
接触器74は吸気管1内の負圧が予定の値に達しない限
り閉成されたま工である。
本装置の作動は次のとおりである。
機関が冷えていて停止されている場合、諸部材は第1図
に示されている位置にある。
スロットル弁5は、ストッパ、である可動ロッド70に
よるかまたは部材54に第2の空圧装置36の可動駆動
部分が当接することによって限界を定められる最小開度
位置に自由に位置することができる。
機関の点火スイッチが閉成されるや否や、接触子73も
また閉成する。
かくて電磁石71が付勢されるとロッド70が左方に移
動して、レバー60を押し戻し、かくしてスロットル弁
5をその最小開度位置から少し開く。
始動モーターが作動されると、スロットル弁5の下流に
現われる負圧は、スロットル弁5とチョーク弁115と
により画定される吸気管10部分に位置決めされた主燃
料噴出装置3に対して、部分的に開いたスロットル弁5
を通って伝達される。
かくして濃厚な空気燃料混合気が機関により吸込まれ、
機関の始動が遠戚される。
機関が自刃で作動するようになるや否や、スロットル弁
5の下流の吸気管1内の負圧は急速に増大する。
一方において、この負圧は管路131により空気圧カプ
セル126に伝達され、よって、チョーク弁115が部
分的に開かれることになる。
また他方において、上記負圧が接触器74内のばねのつ
よさにより決定される限界値を超過するや否や、電磁石
71は、管路75により同じ負圧を加えられている接触
器74が開成されることにより消勢され、その結果、ス
ロットル弁5がその最小開度位置へ復帰する。
その結果として、混合気が薄くなり、かくして混合気の
濃度が過大であるために生ずる機関の作動停止(エンス
ト)が回避される。
それと同時に、アイドル調整器20が作動されて、アイ
ドル運転中の機関負荷の変動に伴なう吸気管負圧の変化
に応じてスロットル弁5の最小開度を自動的に調節して
機関のアイドル速度を制御するようになる。
このアイドル調整器20の作動については、原特許第1
038133号の明細書に記載されているところである
が、ここでも第3図を参照して説明しておく。
所定のアイドル速度N。
は、機関の負荷に比例して第3図に示すようにα。
、α1.α2 と増加するスロットル弁の開度により達
成される。
これらのスロットル弁開度は、スロットル弁5下流の吸
気管1内の圧力P。
、Pl、P2にそれぞれ対応する。
圧力Pの各位は、速度N。
で回転する機関の負荷の特性を示し、又カプセル21の
所与の状態に対応し、従って棒30の自由端の位置に対
応する。
なぜならば、圧力Pは接続管27、通路25゜26を経
てカプセル21を収容する空間22に伝達されるからで
ある。
機関が最小負荷すなわち機関の内部摩擦にのみ対応する
負荷でアイドル運転されているときスロットル弁5は最
小開度の位置α。
にあり、この場合、圧力Pは値P。
を有する。これらの条件下では、アイドル調整器20の
補正作用は不用である。
このような条件下では棒30の自由端が第1図の点線で
示すように第2の空圧装置36の可動駆動部分を部材5
4に対して当接させた状態に保つようにアイドル調整器
20が調整される。
もし機関の負荷がこの最小値から急に増大すれば、機関
は減速しようとし、ダイアフラム37に作用する圧力は
第3図で点AからBに移行しようとし、そこで前記アイ
ドル調整器20は作動し始める。
圧力Pが増加すると、カプセル21は短縮し、棒30を
動かす。
従って弁35は閉じる。従って、第1の室47内の圧力
は減じ、ついには、接続管27、通路26およびオリフ
ィス48によって伝達される新たな圧力Pに達する。
第2の空圧装置36の可動駆動部分はばね550作用に
抗して動き、ついには弁35の円筒形部分35bは棒3
0の自由端に当接する。
これにより、弁35は開き、空気はオリフィス45.4
6を経て室47に入って室47の圧力を上昇させ、よっ
て第2の空圧装置36の可動駆動部分が棒30から再び
離れようとし弁35が閉じる。
そこで室47の圧力は再び減じ、弁35は再び棒30の
端に接触することになり、以下、上述と同様の動作がく
り返される。
第2の空圧装置36の可動駆動部分は、もしオリフィス
15 、48が適当に選択されるならば、急速に平衡状
態に達する。
平衡状態では、弁35が、オリフィス15,48の有す
る流通断面積に応じた漏洩断面積を有する。
第2の空圧装置36の可動駆動部分の動きは、棒57、
レバー58、植込ボルト59およびレバー60によって
スロットル弁5に伝えられ、よってスロットル弁5の開
度が増大する。
上述のように、アイドル調整器20はアイドル運転中の
機関負荷の変動に伴なう吸気管負圧の変化に応じてスロ
ットル弁5の最小開度を自動的に調節して機関のアイド
ル速度を制御する。
カプセル21の固さとレバー58による増幅作用とが適
当に選択されているならば、スロットル弁5の新開度α
は、機関のアイドル運転速度を実質上N。
に維持する。ばね42の力は、満足な運転に適合する可
能な最底値(数グラム)に選択され、従って弁35によ
って棒30を介してカプセル21に作用する力は実際上
無視し得る程度に小さく、カプセル21は応力をほとん
ど受けない。
機関の温度が上がるにしたがってチョーク弁115が渦
巻線120の力に抗して開かれ、かくして機関に供給さ
れる混合気を希薄ならしめる。
機関が正常な作動温度に到達した後はチョーク弁115
は全開する。
次で、アイドル運転に必要な燃料と空気がそれぞれアイ
ドル回路の通路7と、吸気管1の内壁とスロットル弁5
との間の隙間とを通して供給される。
かくして、機関はクランキングから正常な作動温度にお
ける運転まで適切に作動することが判るであろう。
ある型式の機関に関しては、機関の温度次第でアイドル
調整器200作用を補正することが有用である。
事実、冷えた機関において所定の回転速度を得るために
は、機関が冷えた状態で運転している場合内部摩擦がき
わめて太きいために、機関が温まっている場合と同じ速
度を得るのに必要なものよりスロットル弁の開度をわず
かに大きくすることが必要である。
この補正はカプセル21を有する第1の空圧装置の内部
空間22に向けて空気を導入することにより得ることが
できる。
空気を導入するための開口断面積は機関の温度に敏感な
サーモスタットにより制御できる。
空気を導入すれば内部空間22内の負圧は減衰され従っ
てスロットル弁5はより大きく開かれる。
第1図において、前記サーモスタットは本体23に固定
されたバイメタルストリップ80であって、このバイメ
タルストリップ80の自由端部は、・・ウジング23の
壁に形成された小直径の調整された開口81と協働する
機関が冷えている場合、バイメタルストリップ80は第
1図に示されている形状を有し、開口81を開放してい
る。
空気は開口81を通って進入して且つ内部空間22内の
圧力を上昇させ、アネロイドカプセル21の長さを減じ
且つ棒30と第2の空圧装置36の可動駆動部分とを第
1図で見て右方へ動かす。
よって、棒57がレバー58を軸6の周りに反時計方向
に駆動し且つスロットル弁5を部分的に開く。
第2図には、空間22内の負圧を減衰するために空気を
導入する開口の断面積を制御するサーモスタットの他の
実施例が図示されている。
熱膨張可能な材料を含み且つ可動ロッド83を有するカ
プセル82が機関の冷却水の温度にさらされる。
ロッド83はスプール84を駆動するがこのスプール8
4は小さな断面積の開口87により空間22に接続され
た室86を外部に連通させる孔85を閉鎖するように可
動である。
室86内に配置されたばね88がスプール84を可動ロ
ッド83の自由端部と接触した状態に維持する。
機関が暖まった場合、可動ロッド83が延び且つスプー
ル84が孔85を漸進的に閉鎖し、開口87を通しての
空間22内への空気の導入を遮断し、したがってアネロ
イドカプセル21に作用スる負圧の減衰を停止する。
多数のその他の実施例もまた本発明にしたがって可能で
ある。
たとえば、アイドル調整器において、アネロイドカプセ
ルを普通の空気圧カプセルで置き替え、次でこの空圧装
置の室の1つを大気圧にさらし、他方の室をスロットル
弁の下流の吸気管内の負圧にさらすようにすることがで
きる。
追加の関係 本発明は特許第1038133号(特公昭552925
3号)の発明の構成に欠くことのできない事項の全部(
この構成については既に前述したところである)をその
構成に欠くことのできない事項の主要部分として、これ
に「スロットル弁が予定の部分的開度位置を越えて閉じ
るのを阻止する補助装置を備え、該補助装置は、該スロ
ットル弁の下流の吸気管負圧が増大して予定の限界値を
越えたときに、その作動が解除されるようになっている
」構成を付加したものである。
スロットル弁の最小開度を調節する装置を得る点におい
て、本発明は原特許発明と同一の目的を達成するもので
あるが、上記補助装置を付加することによって、始動モ
ーターが作動されるときスロットル弁が予定の部分的開
度位置より閉じるのを阻止して濃厚な空燃比の混合気が
吸込まれるようにして機関の始動性を改善し、機関が自
刃で作動されて負圧が増大したときスロットル弁をその
最小開度位置にもどして混合気を薄くし、もって、混合
気の濃度が過大であるがために生ずる機関の作動停止を
なくするようにした点で、本発明は原特許発明の改良で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は機関が冷えていて、停止され且つ機関の点火ス
イッチが開いている場合の、本発明に従った装置の一実
施例の垂直横断面図、第2図は第1図に示した装置のア
イドル調整器を作動させる負圧を調節するために用いら
れるサーモスタットの構成例を横断面図で示したもの、
第3図は機関の運転速度Nとスロットル弁の各開度α。 、α、。α2に対するスロットル弁の下流の吸気管内の
圧力値Pとの関係を説明する線図である。 1・・・・・・吸気管、5・・・・・・スロットル弁、
7・・・・・・アイドル回路の通路、20・・・・・・
アイドル調整器、21・・・・−・カプセル、36・・
−・・・第2の空圧装置、35・・・・・・弁、35a
、35b・・・・・・円筒形部分、37・・・・・・
ダイアフラム、42・・・・・・ばね、45゜46・・
・・・・オリフィス、47・−・・・・制御室、57・
・・・・・棒、58・・・・・・レバー 59・・・・
・−植込ボルト、70・・・・・・ロッド、71・・・
・・・電磁石、72・・・・・・電流源、73・−・・
・・接触子、74・・・−接触器、75・・・・・・管
路、115・・・・・・チョーク弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スロットル弁5の下流における吸気管1内へ混合気
    を供給するアイドル回路7を有する気化器の前記スロッ
    トル弁5の最小開度を調節する装置であって、第1と第
    2の空圧装置21,36を有し、該第1の空圧装置21
    は前記スロットル弁5の下流の吸気管1と常時連通して
    いると共に、吸気管負圧の大きさに応じて位置が決まる
    可動な壁を有し、また、前記第2の空圧装置36は、制
    御室47を形成すると共に一方向連結装置57゜58.
    59を介して前記スロットル弁5に連結さレテ該スロッ
    トル弁5をその開方向へ動かすダイアフラム37を有し
    、該ダイアフラム37には前記第1の空圧装置21の前
    記可動な壁によって制御される弁35が設けられ、駄弁
    35は前記制御室47を大気に連通させるべく形成され
    たオリフィス45.46を開閉すべく前記ダイアフラム
    37上においてばね42に抗して軸方向に可動であり、
    駄弁35は前記第1の空圧装置21の前記可動な壁の移
    動により当接される位置に配置された突出部分35a
    、35bを有し、よって、吸気管負正によって前記可動
    な壁が前記弁35の突出部分35a、35bに当接した
    時に駄弁35が前記オリフィス45,56を開くように
    構成されているスロットル弁の最小開度調節装置におい
    て、前記スロットル弁5が予定の部分的開度位置を越え
    て閉じるのを阻止する補助装置60,70が備えられ、
    該補助装置60,70は、該スロットル弁5の下流の吸
    気管負圧が増大して予定の限界値を越えたときに、その
    作動が解除されるようになっていることを特徴とするス
    ロットル弁の最小開度調節装置。
JP9055377A 1976-07-30 1977-07-29 スロットル弁の最小開度調節装置 Expired JPS5851138B2 (ja)

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FR7623475A FR2366456A2 (fr) 1976-07-30 1976-07-30 Perfectionnements aux dispositifs de carburation pour moteurs a combustion interne

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Publication Number Publication Date
JPS5316132A JPS5316132A (en) 1978-02-14
JPS5851138B2 true JPS5851138B2 (ja) 1983-11-15

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JP9055377A Expired JPS5851138B2 (ja) 1976-07-30 1977-07-29 スロットル弁の最小開度調節装置

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AR (1) AR214642A1 (ja)
AU (1) AU515154B2 (ja)
BR (1) BR7705062A (ja)
ES (1) ES461028A2 (ja)
FR (1) FR2366456A2 (ja)
GB (1) GB1582089A (ja)
IT (1) IT1116672B (ja)
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FR2478202A1 (fr) * 1980-03-17 1981-09-18 Sibe Dispositif de carburation pour moteur a combustion interne

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BR7705062A (pt) 1978-05-02
IT1116672B (it) 1986-02-10
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GB1582089A (en) 1980-12-31
AU515154B2 (en) 1981-03-19
MX145288A (es) 1982-01-21
FR2366456B2 (ja) 1979-07-06
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SE427950B (sv) 1983-05-24

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