JPS58501584A - セ−ル繋索すなわち調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セール引索すなわち調整装置 発明は、セールの固定点、例えばクリユーと力伝達ＩＩとを連結し、手で引張で きるようされた線より成って、特にＸＸＸＸサーフィンあるいはディンギーのセ ールに用いられるセール引索すなわち調整装置に関する。

最も一般的なタイプのセール引索装置は、いわゆるクラムクリートなどの挟持装 置としばしば組合せて用いられるラインブロックおよびウィンチより成っており 、もって引索線が力の拡大作用によって手で引張され、引張状態に維持されるよ うなっている。これと類似する装置がセールの微調整すなわち部分調整、例えば セールの湾曲度すなわち実際の風の状態に対する腹部の調整にも用いられている 。

最近、ｘｘ、Ｘｘササ−ィンの人気が年ごとに高まっている。リグ付セールが従 来のセール装置と異なる主な点は、マスト脚部がセールボードの上で揺動する点 およびセーラーかバランスを保ちながらセールの両側に伸びるループ形ブームを 保持することによってマストとセールの双方を安定させる点である。このように 、セール調整の大部分は自分自身のバランスをとりながら、ブームを所望位置に 維持するセーラーによって行われる。しかし、セールの広がり具合を調節、つま りセールを平面にすφ、あるいは湾曲させる必要も生じる。ウィンチはこのため には大き過ぎ、従って現在のところセールの拡張調節は、ブームに設けられたク ランプ装置゛に固着され、ブームの後端部に位置する滑車などを通過して延び、 クリユーに固着された引索線を介して達成されている。しかしながらこのような 構成では、帆走中にセールを調整することが極めて困難である。このような問題 は、ディンギー帆走においても生じる。

本発明は、帆走中に容易に手が届き、操作が簡単な装置を介してセールの広がり 具合の微妙な調節を可能ならしめたいとの欲求が背景となっている。これは、請 求の範囲第１項に記載の特徴を有する装置によって達成される。その装置は、Ｘ ＸＸＸサーフィンあるいはディンギー帆走以外にも、例えば調整シュラウドおよ びセーリングリグのステーすなわち支索にも適用可能である。

力伝達装置がロータリーハンドルになっているので、ロータリーハンドルは同時 に２つの目的、すなわち保持手段および自己点検可能セール引索手段としての役 目を果すことが可能である。

以下に、添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明による引索装置が設けられた帆走ボードに乗っ鳳Ｘ’Ｘ’　Ｘ 　Ｘサーフィン中のセーラーを示す図、第２図は、本発明の引索装置に含まれ、 ブラケットに回転可能に取付けられたハンドルの中央厚手方向の断面図、第３図 は、第２図の■−■線に沿う断面図、そして第４図は、ループ形ブームと一体と なっているロータリーハンドルより成る別の実施例を示す図である。

然して第１図には、従来のマスト（１）、セール〈２）およびループ形ブーム（ ３）を有するボードに乗ってセーリング中のセーラーが示されている。さらに、 本発明による特別な引索装置がブーム（３）に取着されている。この引索装置は 、各ブーム半片Ｃ３ａ、３ｂ　）に取付けられたロータリーハンドル（４ａ、４ ｂ　）で構成されており、そのハンドルは、引索線（５ａ、５ｂ’　）に連結さ れており、引索線はセーラーが手でハンドルを回転した際に引張あるいは弛緩す るようになっている。セールのクリユー（７）より解除可能とするため、引索線 部分（５ａ、５ｂ　）の少なくとも一方（図示例では両部会）は、それぞれルー プおよびフック（９ａ、１０ａ）および（９ｂ、１０ｂ）を、あるいはこれらに 相当する簡単な連結手段を介してハンドル内に軸方向に伸びる線、、（８ａＪｂ ）に連結されている。

図示例において、このように１木とされた引索線（５ａ、５ｂ）は、ハンドル（ ４ａ）の連結手段（９ａ、１０ａ）の一方よりブーム後部取付部材（１１）の穴 部（ｌｌａ）を経て、クリユ＝（７）の口部を通り、ブーム取付部材（１１）の もう１つの穴部（１１ｂ　）を経てもう一方のハンドル（４ｂ）の連結手段（９ ｂ、１０ｂ）まで伸びている。ブーム取付部材（１１）およびクリユー（７）の 位ばの線の形状が滑車などの手段を介して多様に変更可能であることは勿論であ る。原則として引索線部分（５ａ’、５ｂ　）は、クリユー（７）に別々に取付 けることも可能であるが、この場合は風上に移動し、反対側のタックで帆走する 少し前に各々の引索線部分を放す必要がある。

引索ハンドル（４）は、第２図および第３図にも示されている。例えば、アルミ ニューム類あるいはその他の耐食性のある軽量材料製のブラケット（１２）は、 符合する一対の部分（１３ａ、１３ｂ　）が一端に設けられており、これらの部 分は、ねじあるいは他のクランプ装置を介してブーム（３）の所定位＠（鎖線部 分）に固定される。ブラケット（１２）は、これより直角（ブーム（３）などと 平行）に延びる案内手段（１４）に連結されている。案内手段（１４）は、それ ぞれ半円形の断面を有しく第３図参照）、互いに離隔して平行な２つのガイド部 材（１４ａ、１４ｂ　）から成っている。案内手段（１４）は、ブラケット（１ ２）と一体に形成されているが、別の方法を用いて堅固に連結してもよい。

ガイド部材（１４ａ、１４ｂ　）は、両者間に、ねじ部材（１５）が配設される 中央長手控部を形成している。ねじ部材（１５）は、Ｉ（８）がブラケット（１ ２）の穴部（１６）およびこれと符合するねじ部材（１５）の穴部を通って延び る長手軸を中心として回転することなく、両ガイじ部材間を軸方向に摺動案内さ れるような寸法とされている。穴部（１７）は、ブラケット（１２）と反対を向 くねじ部材（１５）の部分において、第２図に示されるように線（８）′の端部 の結び目を収受するため、幾分拡大されている。

ねじ部材（１５）の部分円形周縁部には、台形の外側ねじ山が設けられており、 このねじ山は、引索装置のハンドル（４）を形成する回転可能スリーブ（１８） の内側の対応する台形ねじ山と係合する。スリーブ（１８）は、ブラケット（１ ２）と案内手段（１４）の自由端に係止ねじ（２０）を介して取付けられた係止 リング（１９）との間に軸方向に固定されている。

ハンドルスリーブ（１８）およびねじ部材（１５）は、ポリアミドなどの摩擦係 数の低い熱可塑性材で形成するのが好ましい。スリーブ（１８）を手で回転する 際、非回転可能ねじ部材（１５）がスリーブの回転方向と対応する方向に軸方向 に移動し、もって線（８）は引張あるいは弛緩される。

第１図を参照すればセーラーの左手が操作位置に鎖線で示されている。セーラー はこの操作位置においても両手がブーム片（３ｂ）に位置しているのでバランス を良好に保つことができ、従ってセーリング中に必要な引索操作を実施すること ができる。

第４図は、ハンドル装置のもう１つの実施例を示しており、ハンドルスリーブ（ １８＝）はブーム（３）と一体となっている。環状ブーム（３−）の一部は切り 欠いてあり、ねじ部材（図示せず）およびこれを包囲する回転可能ハンドル（１ ８′）の・ガイドとしての働きを成す連結部材に代えられている。ガイド、ねじ 部材およびハンドルスリーブは、第２図および第３図に示されたものと略同−の 機能およびデザインを有している。しかし、連結部材は、リベット（２３）によ って固定された内側チューブ部分く２１．２２）を介してブーム部分（３−）に 取付けられている。第４図において、左側チューブ部分（２１）は、放射フラン ジ（２４）を有しており、これに対して係止リング（１９′）は、係止ねじ（２ ０Ｍを介して右側チューブ部分に締着されている。

こうしてロータリーハンドルスリーブ（１８”）は、フランジ（２４）と係止リ ング（１９Ｍとの間に軸方向に固定されている。この場合、引索線（８−）は、 ブーム（３Ｍの内側を通っており、ブームの後端取付部材などまでずっとブーム 内側を走らせるのが好ましい。

両実施例のうち第２図および第３図の実施例の場合は、ハンドル（４）をブーム （３）に沿うどの位置に取付けてもよいという利点がある。他方、第４図の実施 例の場合には、ブーム（３−）が突出部を有してないので、引索線本発明による 装置は多少の変更が可能である。よって、イのような装置を介してシュラウドあ るいはステーを引張することによって帆船のリグを調節することも可能である。

また、装置のね′じ山のピッチは、必要される力に応じて変更される。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）セールの固定点（７）を連結する線（５，８）と力伝達装置とから成り、前 記線が手で引張できるようなっているセール引索すなわち調整装置において、前 記力伝達装置は、前記線（１８）に連結されており、回転せずに軸方向に案内、 移動可能なねじ部材（１５）と内側でねじ係合する回転可能スリーブ（１８）の 形態をとるハンドル（４）で構成されていることを特徴とするセール引索すなわ ち調整装置。 ２）前記ハンドル〈１８）は、別の作用装置、特にブーム（３）に取外し可能に 取付けられたブラケット（１２）に配設されていることを特徴とする請求の範囲 第１項に記載の装置。 ３）前記ハンドル（１８”）は、別の作用装置、特にブーム（３−）と一体とな っていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ４）前記パン１ヘル（４ａ、４ｂ　）は、前記セールの各側に設けられており、 前記線（８ａ、８ｂ　）は、互いに連結可能な前記ハンドルのそれぞれと、前記 セールの前記固定点（７）とに連結されていることを特徴とする請求の範囲第１ 項乃至第３項のいずれか１項に記載の装置。