JPS58501277A - 印刷機・ドクター・ブレード・アセンブリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 印刷機ドクター・ブレード この発明は、印刷機に用いるドクター・ブレードの技術に関する。

通常形式のグラビア印刷機においては、非常に数多くのインク保持リセスを備え ているシリンダを、その回転中にドクター中ブレードをシリング向蛋こ剛直に押 し当てて拭く。

本発明は、下記の利点を備えた改良型のドクター・ブレード・アセンブリならび に改良型のドクター・ブレードを提供することを目的とする。

（１）　ドクター・ブレードの寿命を延ばす。

（ト）　ドクター中ブレードの面とシリンダの間に均等な接触圧を保つ。

（ｉｉｉ）　ドクター・ブレードとシリンタ゛との間に異物が侵入しないように する。

（ロ）　ドクター・ブレードに対する影響という意味で、軸受の摩耗、マンドレ ル・エンド、浮動ロール、ローラの曲がり等に起因するシリンダのバウンドを抑 制する。

（Ｖ）　シリンダの駆動歯車の一般的な遊びに起因するシリンタ゛のバックラッ シュによって起るドクター・ブレードによるシリンダの損傷を防止する。

（ｖＤ　高速回転時のドクターやブレードに対するインク・バッファリング（ｉ ｎｋ　ｂｕｆｆｅｒｉｎｇ）の高圧力を抑制する。

＆ｉ）ドクター・ブレード交換時の色変化を抑える。

本発明においては、フレームとフレーム内で回転する印刷シリンダを備えた印刷 機に取り付けるドクター・ブレード・アセンブリは、印刷機のフレームにドクタ ー・ブレードに取り付けるためのマウンティング（ｍ□ｕｎｔｉｎｇ）、使用時 に面が印刷シリンダに対して径方向にあるいは径方向に対してわずかな角度をも って当接するようにマウンティングで支持され、マウテイングに対する自己の面 に対してほぼ平行に動くドクター・ブレード、ならびにマウンティングとドクタ ー・ブレードの間でドクター・ブレードを印刷シリンダへ押し当てる方向に作用 する押圧手段とで構成されている。

マウティングには、ドクター・ブレードを下部開口から突き出して印刷シリンダ に当接させる中空ハウジングを備えることも出来る。ドクター・ブレードを密着 かつ可動に装着するための１つの実施形態として、ハウジングに２つの長い支持 材を備え、この間にブレードを摺動自在にはさみ、該支持材の少くも一方を他方 に対して弾性当接させる。例えば、該支持材の一方はハウジングの固定壁とし、 他方はパッドとする。

押圧手段は、好ましくは弾性押圧手段とし、第１実施形態として、マウンティン グと、印刷機シリンダかう隔った側のブレード・エツジの間で作用するばねを備 える。すなわち押圧手段は、ドクター鳴ブレードの長手方向に一定間隔で配置し た複数の圧縮ばねで構成することが出来る。この押圧ばねとドクター・ブレード との間に緩衝材を介在させることが出来る。ドクター・ブレードはまた、ブレー ドと緩衝材との間で作用するサスペンションで支持することも出来る。緩衝材は 、ハウジングの内面と摺動封止（ｓｌｉｄｉｎｇｓｅａ　ｌ　）を形成し、ハウ ジングの中にあるブレード部分を、印刷シリンダが回転している時にブレードの 上手の面に上ってくるインクを受ける密封空間内に収納することが出来る。吸入 コンジット（例えばホース）をインク収容室の中に入れて余剰インキを抜くこと が出来る。

別の実施形態として、弾性押圧手段は、弾性圧縮性流体を入れ、その一部をドク ター・ブレードに作用させるバッグとすることができる。バッグは、例えば、ド クター・ブレードが摺動する開口の境界を限定する長い脚を備えた収容室の中に 収容することが出来る。

好ましい構成としては、印刷シリン々゛から隔った側のブレード・エツジに、バ ッグが当接する当て部材を備える。該当て部材は収容室の脚と摺動封止を形成す ることが出来る。

印刷機が一時的に停止した時に溶剤を吹き付けてドクター・ブレードにインクが 固着するのを防ぐための手段として、ブレードの上手の面に隣接する位置を終端 とするコンジットを備えることが出来る。

ドクター・ブレード−アセンブリにはさらに、マウテイングを印刷機のフレーム で支持させ、印刷シリングの面に対してほぼ接線方向に前後に運動させるための 摺動ジヨイントを備えることが出来る。この摺動ジヨイントは例えば、フレーム に取り付け、スロットと、スロットに貫入して往復運動する軸棒を備えたアーム とすることが出来る。印刷シリンダが作動している時、ジヨイントは一杯に伸び るが、シリンタ゛ならびにブレードのわずかな逆行運動はこのジヨイントで処理 することが出来る。

さらに別の実施形態として、ドクター・ブレードは、長い平面ブレードとし、そ の連続面をエツジ部において印刷シリンダに対面させ、印刷シリンダから隔った 側のエツジにはり欠きをもたせ、この端部に隣接させて、一定間隔で配置した複 数の突片を形成する。

このタイプの印刷シリンダをフル運転する時は、ドクター・ブレードによって大 量のインクが表面から掻き取られ、これが次の３つによって囲まれた空間の中に たまっていく。

（１）　シリンダの面の上手部分 ０）　ドクター・ブレードとそのマウンティング（Ｉｌｌ）　ドクター・ブレー ドのマウティングを支持する支持アーム 在来の印刷機においては、余剰インクは堆積させるにまかせて自然落下させると いう方法をとっているが、このやり方は、ドクター・ブレードならびに印刷シリ ンタ゛そのものの運動を阻害するので不都合である。余剰インクの排除を促すべ く本発明においては、さらにもう１つの改良として、ドクター−ブレード拳ハウ ジングの支持手段で支持し、ドクター・ブレードのマウンティングの幾分上手の 、印刷シリンダ面に堆積するインクに接するところの場所に、羽根車を備える。

この羽根車は、その上にたまる余剰インクを、反対方向、すなわち印刷シリンダ の回転方向を逆の方向に押し返し、上記の場所に余剰インクがたまり過ぎるのを 防ぐ働きをする。羽根車は、その効果を高めるための羽根状のわん曲つめをつけ ることが出来、インクから受ける衝撃によって自己駆動することも、独立の駆動 装置で駆動することも可能である。

以下添付図面を参照しながら、いくつかの実施例によって本発明を詳述する。

第１図は、ドクター・ブレードを印刷機のフレームに取り付けるマウンティング の側面図であり、一部を断面で示している。

第２図は、改良型ドクター−ブレードの正面図である。

第３図は、別の構造のドクター・ブレードの端面図である。

第４図は、第１図に示したハウジングに収納できる別の構造のドクター・ブレー ド、そのホルダ、ならびニソノ抑圧手段を示す。

第５図は、第１図のように径方向ではなく、ドクター・ブレードが印刷シリンダ の方向に対して傾斜できることを示す略図である。

第１図を参照して、支持アームｌは、印刷機のフレームの２において調節自在で あり、マウティングを上下させることが出来る。アームは通常の横方向枢着部３ があり、アーム１はこの枢着部を中心にして揺動させることが出来る。アームの 自由端には、ハウジング６を支持する軸棒５を受けるスロット４がある。ハウジ ングの館壁すは枢着式であり、これを開けてブレードを交換できる。ハウジング 内には、下端が矢印１２ａ方向に回転する印刷シリンダ１２の面に接するドクタ ー・ブレード１１とかみ合うフック１ｏを有する摺動緩衝材９を受け入れる収容 室８がある。ハウジング内には、ブレードが当接する固定壁１３があり、固定パ ッド１４が緊張コントロール１５付きのばねによってブレードに押し当てられる 。吸入ホース１６がハウジングの収容室８の中に入っており、ブレードの上手の 面に沿って入ってくる余剰インクを吸い込んで排除スル。供給管あるいは供給容 器（図示していない）から溶剤を送ってブレードにインクが固着するのを防ぐた めのコンジット１７がみる。アーム１には、インクを矢印２ｏの方向に向けて上 手へ押し返す回転羽根車１９の支持体１８がついている。

第２図を参照すると、ブレード１１にはシリンダ面に接触する連続下縁２１があ り、上縁には２２で示すととくり欠きかあって複数の突片２３を形成しており、 突片２３は１つおきに７ツク１０を介して緩衝材９に係合している。緊張コント ロール付きの調節自在ばね２４がハウジング８の上壁と緩衝ばね９との間で作用 して、ドクター・ブレード１１をシリンダ１２に押し当てる働きをする。切欠き ２２には、インクの漏出を防ぐための柔軟材料を詰めることが出来る。

シリンダの回転方向で考えて、ドクター・ブレード１１の上手に、インク流分離 板（図示していない）で支持した径方向インク制御フラップを取り付けることが 出来る。

第３図を参照すると、別の構造のドクター・ブレードｌｌａとして、ブレードの 後縁と、ブレードに圧力をかける手段との直接接触を防ぐための当て材またはマ ウント２５がある。当て材またはマウント２５はまたブレードのホルダと当接し て液密封止を形成して、ブレードｌｌａの上方向へのインク漏れを防ぐ働きもす る。

第４図は、第１図のハウジング６の収容室８に代えて利用できる別の構造のドク ター・ブレード保持／押圧手段を示す。

ブレードｌｌａの上縁には、第３図に示したのと同じ当て材またはマウント２５ がある。ブレードｌｌａ（８） は、長い中空室２８の２つの脚２６．２７の対向面間を鉛直方向１こ摺動を、好 ましくは密着させてインクの漏出を防ぐ。マウント２５は、好ましくは脚２６， ２７の段付き内面に対して摺動自在に密着させる。中空室２８の中空空間内には バッグ２９があり、バッグ２９の下部の先細部分２９ａはブレードのマウント２ ５に当接している。バッグは、圧縮流体で恒久的に与圧するかまたは、制御自在 の与圧流体源瞥こ接続する。バッグ内の流体圧力がブレードを下へ押し下げ、印 刷シリンダに押し当て、ブレードの全長にわたって均等に圧力がかかり、ブレー ドは、剛直的ではな（弾性的に印刷シリンダに押し当てられる。

第５図は、第１図あるいは第５図のブレードを、印刷の回転方向に対して、径方 向にではなく一定の角度をもたせて装着する方法の略図を示す。

Ｎ ＰＣＴ／ＧＢ　８２１００２５３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １７レームとフレーム内部で回転する印刷シリンダを備えた印刷機に取り付ける ドクター・ブレード・アセンブリにおいて、印刷機のフレームにドクター・ブレ ードを取り付けるためのマウンティングと、使用時に面が印刷シリンダに対して 径方向に、あるいは径方向に対してわずかな角度をもたせて当接するようにマウ ンティングで支持され、マウンティングに対する自己の面に対してほぼ平行に動 くドクター−ブレードを、マウンティングとドクター・ブレードとの間でドクタ ー・ブレードを印刷シリンダへ押し当てる方向に作用する抑圧手段とで構成され ているドクター・ブレード・アセンブリ。 ２　クレーム１に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、マウンテ ィングには中空室があり、ドクター・ブレードが該ハウジング下部の開口を貫通 して伸びて印刷シリンダに当接させる゛ようにしたドクター１ブレード・アセン ブリ。 ３　クレーム２に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、ハウジン グに２つの長い支持部材があり、ドクター・ブレードをこの支持部材の間Ｉこ摺 動自在にはさみ、該支持部材の少（とも−万を他方に対して弾性当接させるよう にしたドクター・ブレード・アセンブリ。 ４　・クレーム１に記載したドクター・ブレード・ア（ｌＯ） センブリにおいて、抑圧手段が、マウンティングと、印刷シリンダから隔った側 のドクター・ブレード・エツジとの間で作用するばねを備えているドクター・ブ レードアセンブリ。 ５　クレーム４に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、抑圧手段 が、ドクター・ブレードの全長にわたって一定間隔で配置された複数の押圧ばね で構成されているドクター・ブレード−アセンブリ。 ６　クレーム５に記載したドクター命ブレード・アセンブリにおいて、ドクター −ブレードを、ドクター・ブレードと、押圧ばねとドクター・ブレード・エツジ の間にある緩衝材との間で作用するサスペンションで支持したドクター・ブレー ド・アセンブリ。 ７　クレーム６に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、緩衝材が ハウジングの内面と摺動封止を形成し、ハウジングの中にあるブレード部分を、 印刷シリンタ゛が回転している時にブレードの上手の面に上って（るインクを受 ける密封空間内に収納したドクター・ブレード・アセンブリ。 ８　クレーム１に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、押圧手段 を、弾性圧縮流体を入れ、その一部をドクター拳ブレードに作用させるバッグと したドクター−ブレード−アセンブリ。 ９　クレーム１に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、ドクター ・ブレードの上手面に隣接する位置を終端として、この面に溶剤を吹き付けるた めのコンジットをマリンティングに備えたドクター・ブレード・アセンブリ。 １０　クレーム１に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、マウン ティングを印刷機のフレームで支持させ、印刷シリンタ゛の面に対してほぼ接線 方向に前後に運動させるための摺動ジヨイントを備えたドクター・ブレード・ア センブリ。 １１　クレーム１０に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、摺動 ジヨイントを、フレームに取り付け、自由端部にスロットがあり、このスロット に貫入して往復運動する軸棒を備えたアームとしたドクター・ブレード・アセン ブリ。 １２　クレーム１に記載したドクター・ブレード・アセンブリにおいて、ドクタ ーのブレードを長い平面ブレードとし、その連続面をエツジ部において印刷シリ ンダに対面させ、印刷シリンダから隔った側のエツジには切欠きをもたせ、この 端部に隣接させて一定間隔で配置した複数の突片を形成したドクター・ブレード ・アセンブリ。