JPS58500032A - 電解槽用陽極スタッド被覆 - Google Patents
電解槽用陽極スタッド被覆Info
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- JPS58500032A JPS58500032A JP57500719A JP50071982A JPS58500032A JP S58500032 A JPS58500032 A JP S58500032A JP 57500719 A JP57500719 A JP 57500719A JP 50071982 A JP50071982 A JP 50071982A JP S58500032 A JPS58500032 A JP S58500032A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
電解槽用両極スタッド被覆
背景技術
本発明は、アルミニウム製造用電解槽陽極に関する。
具体的には、陽極スタンド腐食を低下さぜる方法に関し、この方法により、陽極
電位損失、14極スクッ1−のリセットに必要ff労力、スタンドの維持費が下
り、ls極及び電解槽の性能が向上する。
普通使用されているアルミニウム製造用電解槽は、古典的ζボール・エル−型(
Hal I−Heroul t ) Cvも0)Cあり、炭素陽極と、陰極系の
一部として機能するはは平坦な炭素内張り底を使用している。アルミナのtIy
4還元によるアルミニウムの製造(こ用いる電解質は、主にアルミナの溶は込ん
だ溶融氷晶石より成り、他の物質、例えば螢石、弗化アルミニウム、その他の弗
化金属塩を含有していても良い。アルミナの還元から得られる溶融アルミニウム
(ま、多くの場合、電゛解槽そ形成する容器の底に堆積し、炭素内張り底の上に
浴ml金属の盛り上り又は1こよりを作り、液体金属陰極として作用する。上部
から電解槽容器の中にまでのび、そして溶融電解質と接触している炭素11極は
、液体金属陰極に対して調整さイする。普通鋼製のクラーク捕集棒(C1ark
collector bar )を電Fi1の炭素内張り底に埋め込むことが
多く、こ3”Lにより陰極系への接続が完全にζる。同様に、一般に使用する炭
素陽極−は物理的、電気的に陽極スタンド(殆んとの場合鋼製)に接続される。
陽極スタットは、炭素陽極が酸化した場合並びにその取替のために必要とあれば
、適当に上げ下げできる。
電解槽の中に入っている電解質は、電解質上に存在するより低温の大気にふれる
ところで固体皮層を形成する。
この皮層は、電解質の定期的補充及び電解質ポット中の電解槽の断熱目的のため
に、アルミナ層でおおわれる0炭素より成る陽極は、アルミナ層及び皮層に入り
電解質に達し、電流を運び電気分解を行なう。皮層及びその上に堆積するアルミ
ニウム酸化物は、各種上昇ガス及び溶融電解質の運動のために、普通各陽極の周
囲でガス型シールを形成しない。更に、皮層は、アルミナの補充により定期的に
破れる。
電解工程で発生する各種ガスは、主にガス状弗化物、二酸化炭素、−酸化炭素の
混合物であるが、割れ目を通って炭素陽極中に侵入し、炭素陽極の中に孔を作る
。これらのガスは、陽極中の化学成分と反応し、腐食性ガス、例えば硫化カルボ
ニル(CO十S−〇O8)を生成し得る0陽極ガス及び/又はガス状生成物は、
炭素陽極を支持しそれに電気を伝える陽極スタッドに対し腐食性を有する。
陽極内の温度は、100°C以上に陽極最上部)から電解質温度900−100
0℃(陽極下部表面)に迄またがっている。従って、陽極スタット(普通、保護
してない鋼表面である)は、その材質の腐食及び劣化が促進される温度で、腐食
性の強いガスと接触する。電解槽の他の成分、例えば電極そのもの、の保護の1
こめに相当な努力が払われて来たけれとも、陽極スタットの腐食低減の方法とし
ては、満足すべき方法を知らζい。垂直スタッドのソータヘルク(Soderb
erg )アルミニウム還元槽中て陽極スタットが腐食すると、それがそのまま
スタットの保守費及び電力消費の上昇、並びに金属の品質及び電解槽性能の低下
1′こつζがることが知られている。l@極スクツトが腐食すると、色々の形の
硫化鉄及び炭化鉄を含むスケールが生成する。関与する腐食剤の一つは硫化カル
ボニルCO8であることが判明している。このものは、陽極炭素質物質中で一酸
化炭素と硫黄の反応により生成する。スタットの引上げ、即ち14極面からずつ
と離れ1こ所にリセットする1こめの陽極の取外しの間に、@記スケールのいく
らかが陽極中に残る。このものは時間が1こつと質的に金属に変る。ソーダベル
グミ解槽の運転の場合は、製品アルミニウム中の鉄分が陽極物質中の硫黄分に直
接いる所によると、低合金鋼は、硫黄含有陽極体ζこふれた場合、普通の炭素鋼
よりも腐食度合いがずつと少ない。
fこたし、その後得られ1こ結果は前記報告と異なるものである。アルミニウム
で被覆し1こ鋼スタッドは、弗化物のない硫黄含有陽極物質の攻撃を受けないよ
うにみえる。
しかし、実際の陽極カス中に存在することが分っている揮発性弗化物が相当量導
入された結果、アルミニウム被覆もスタ゛ノド材もひどく腐食をうけ1こ。
陽極スタッド上に導電性の悪い硫化鉄膜が生成すると、陽極の電解槽電位損失が
増し、その結果、アルミニウム製造に必要なエネルギーが増大する。スタットと
炭素の接触抵抗が大きくなると、陽極電流分布が局部的に不均一になり、それに
より陽極スパイク(5pike )の生成が始まったり増加しfこすすることが
ある。スパイクがてきると、メタルパッドを介して短絡が起ることがあり、その
場合陽極内でひどい局部加熱が発生する。従って、前記スケール又は膜の形成を
防ぐことが望ましい。注意すべきは、上記のような短絡が起ると、スタンド先端
71)ら鉄が数インチ熔け、陽極炭素中に鉄の小球体が生成することである。
コスト的に有利て、耐食性を有する導電性スタッド被覆を開発できれば、電解槽
のエネルギー消費の低下、金属品質の向上、低コスト高硫黄分の陽極炭素質材の
使用が明らかに期待できると思われる。加えて、陽極スタットの保守が少すくす
り、その結果、スタッドのリセット工程が単純化し、従って運転費も低減すると
思われる。
発 明 の 要 約
本発明の目的は、鋼製の陽極スタッド上に、導電性を有し、高温空気酸化及び熱
衝撃に抵抗圧を4イする耐穴性の被覆を提供するにある。本発明の今一つの目的
は陽極スタッド及び電解還元槽の他の金属成分に保護被覆を施す方法の提供にあ
る。このような被覆は、金属アルミニウム製造に必要なエネルギーを低下させ、
スタット保守費を下げ、金属アルミニウム中の鉄混入量を低下し、陽極電流のよ
り均一な分布を維持するのに役立ち、またこれは電解槽の電流効率の向上につな
がり、スタットのリセット工程が単純f!Sされる。
本発明の前記及びその他の目的を達成するには、鋼製の陽極スタッドに、二硼化
チタン(TiB2)及び/又は類似物質(例えば、二硼化ジルコニウム)、炭化
チタン並びに炭化ジルコニウムより成る被覆を施す。添加剤を加えて、被覆に所
望される他の性質を与えてもよい。その例として、二珪化モリブデンを加えて、
熱酸化に対する抵抗性を改善する。ロジウム又はイリジウムのような焼結剤を用
いて、孔度合下げ、被覆力を向上させてもよGゝ0
本発明は特に、■SS電解槽の陽極スタッドに対する耐食性被覆の被覆に関する
。し力1し、この概念は、水平陽極スタッド電解槽のスタ゛7ド、予備熱処理し
た陽極用メタルホルダー、及び腐食を受けるその他の電解槽金属部品lこも適用
できる。適当な耐食性被覆は、腐食が起り71)つ/又は電気的接触の向上が望
まれる場所にはすべて潜在的に用い得る。
従来より、■SS電解槽に用いる1場極スタンドは、低炭素鋼材より成る。実験
から判明したことであるが、耐食性vi、覆を従来の鋼製I陽極スタッドに行な
う場合、ステンレス@を副被覆として更に用いると、より良い結果が得られる。
この@被覆により、熱応力が低下し、耐食性被覆と金属基体上の結合力がます。
ステンレス鋼下部被覆の適用には、従来の方法例えばプラズマ溶射、蒸着、電気
アーク、溶射などの阿れを用いてもよい。
内部被覆又は結合被覆として用いつる他の物質としては、クロム系合金(例えば
クロメル〕、ニッケル含有ステルス@(例えばインコネル)、その他の合金など
があるが、これらは同れも、熱応力を下げ、外部被覆とスタンド基体との結合力
を向上させる傾向を有する。
耐食性被覆は、スフラド全面又はスタッドの最下部に用いる効果があることが判
明し1こ。更に、耐食性被覆材の厚さは、0.0508mm(2ミル〕71)ら
約2.54mm(100ミル)に亘ることができる。し乃)シ、留意すべきは、
非孔質又は不透質被覆が最も望ましいことである。やはり留意すべきこととして
、被覆の組成と密度は均一でもよく、又被覆の組成は最も外側の表面力1ら結合
被覆との接触部分に至る迄密度勾配を有するよう調整されていてもよい。
好Jな被覆材は、二硼化チタン、二硼化ジルコニウム、二硼化チタン/二珪化モ
リブデン、二硫化ジルコニウム/二速化モリブデンであることが判った。有用で
あると判明した他の物質としては、炭化チタン、炭化ジルコニウム、二珪化モリ
ブデン、これらと本明細書中の非消費性陽極と組合されるいずれの金属酸化物と
の混合物などがある。外部保護被覆は、従来の方法例えばプラズマ溶射、蒸着、
電気アーク、溶射ことの何れによっても行ない得る。
ブラスマ溶射法を用いる場合は1.上に挙げ1こ物質の中、TlB2とMO81
□の混合物が被覆材として好ましいことが化学的腐食試験を行なって、可能性の
ある結合被覆の中、高温下における硫黄腐食抵抗性の一番大きいも117)ヲ決
定し1こ。結合被覆の硫黄腐食抵抗性は被覆系の成功にとり決定的てはないが、
外部被覆に欠陥が存在したり、広がつ1こすする場合には、結合被覆が耐食性を
有してい−ることは望ましい。以下は、陽極ペーストの中で1000’0.15
0時1間加熱して試験しfこ場合、309ステンレス鋼の腐食が他金属よりずっ
と少ないことを示している。
炭素鋼 、:) 0 (1,635(25)ニドロム(Nitrom)50 1
8 8 0.635(25)333Bステンレス鋼 44 24 0.686(
27)330ステンレス鋼 34 23 0.559(22)3097!、テア
L/4鋼 25 12 <0.0254((1)実施例■ 代表的プラズマ溶射
操作法
プラズマ溶射法を用い、309ステンレス鋼結合被覆並びにTlB2ZrB2及
びT ’ B 2 /M O8+ 2外部被覆を、径がそれぞれ0.635函(
’/+インチ〕、1.27(1)〔歿インチ〕、2.54cIn(1インチ〕の
低炭素鋼試験棒、並ひに先細りの径10.16〜127cm(4〜5インチ)鋼
製■SSスタッド先端に適用し1こ。被覆ずみ試験棒は試験室試験に用い、被覆
すみスタンド先端はアルミニウム製造用VSS還元槽(100キロアンペア線電
流〕を使ったパイロット試験に用いた。
試料作成は、MEKによる脱脂とそれにつぐ54メツシユアルミナによるサン1
へブラストより成っていた0309ステンレス鋼結合被覆の適用にはプラズマ溶
射技術を採用しな。この場合、400〜800アンペア、プラズマガスとしてア
ルコンに5容量俸の水素を混合したものを用い、普通0.0508〜0.254
mmC2〜10ミル)、好ましくは0.203〜0.254mmC8〜10ミル
)の所望被覆厚を得るために、−200〜+325メツシユの309ステンレス
鋼を使用した。基体%150°Cに予熱し、ついで基体温度を95〜370℃、
好ましくは95〜150℃に維持できるように溶射速度及び冷却用空気/不活性
ガス流を調節した。
好ましい作業条件の選択を容易にする1こめ、結合力試験を行なった。
耐食性外部被覆、例えばTiB2の作業条件と、しては、アルゴンに5容量チ水
素の混合したプラズマガスを用い、400〜800アンペアで運転し、適当な溶
射速度と空気/不活性ガスによる冷却を用いて、試料温度を95〜370°C1
好ましくは200℃を下根る温度に保つ条件などがある。結合被覆の上に耐食性
被覆材そそれぞれうまく被覆できた。
被覆厚は約0.254mm(10ミル〕が好ましいが、約0、0508〜0.5
08r:m約(2−2oミル)の組曲にあってもよい。
1、27cm(’Aインチ)角の二硼化チタンの熱間圧延棒を、陽極ペースト(
オレコノ州ダレスにあるマーナン・71)ニックV S Sアルミニウム還元工
場より入手のコークスとピッチの混合物)中で875°Cで24時間熱処理した
。
熱処理ずみ試料をばらした所、熱処理ずみ陽極炭素の小片がTiB2に付着して
ぃ1こ。試験試料の炭素部分に対する炭素−丁102の抵抗を、同じ長さと横断
面を有する純粋な陽(夕炭素の抵抗と比較し1こ。両抵抗共0.1 + 0.1
オームと測定され1こ。従って、熱間圧延TlB2と熱処理陽極炭素の間には、
測定可能−程度の接触抵抗は存在しなG1゜
鋼基体の上にステンレス鋼を彼覆し、更lこその上に二硼化ナタンを被覆しfコ
ものの接触抵抗を測定し1こ。被覆してfjい鋼棒の抵抗も同じ方法で測定した
。扱覆鋼俸と非被覆鋼棒間の測定抵抗の差が半分となり、被覆及び界面の全抵抗
を与えた。0.254mm(10ミル)のTiB 被覆ト0.0508;tm(
2ミル〕のステンレス鋼結合被覆とTiB2/ステンレス鋼/基体鋼間の界面の
全測定抵抗は、被覆表面12当り約4マイクロオームであることが判明した。こ
れjま、VSSj4極の場合、スタンド被覆を通る電流密度が大略Cm2当り1
アンペアであり、スタッド被覆により推定4X10””ホルトが損失することで
ある。7111) 、1)る低い電圧損失は、産業て経1験する非被覆スタンド
/炭素界面間の損失100〜300 ミIJホルトに比べれば問題とならない。
実施例■ 熱衝撃試験
各種被覆の熱応力性能を試験する1こめ、被覆試験棒に900°Cと1000’
0の間で急速な熱変化サイクルを加えfこ。1サイクルは、試料を900°Cの
炉中で窒素雰囲気下15分間加熱し、ついて空気中で10分間放冷するものであ
った。ステンレス;、1の結合被覆のない試料は、lOサイクルの後、TiB2
被覆が割れ始めfこ。ステンレス鋼結合被覆のあるTlB2被覆は、14ザイク
ル後でも割れる徴候を示さな71)つ1こ。ステンレス鋼結合被覆のあるZrB
2被覆は9ザイクルの後も割れなん)つた。留意すべきこととして、試験試料の
曲率半径を小さくし冷却速度を早くすると、この熱応力試験は、実際の産業上の
陽極運転の場合よりきびしいものとなる。更に、夷隙運転の場合は、熱応力をへ
らすfこめ垂1亘スタンド陽極の場合は2〜3週間の焼鈍が行なわれるが、上記
試験室法では焼鈍時間は存在しない。
実施例■ 垂面スクツドンーダベルグ陽極の場合の腐貢抵抗
VSS@極における腐食性条件に類似させるため、試験反応器を用いた。この@
他条件反応器は、ステンレス鋼反応管−その中にピッチコークスと1重量%のア
トモライト(Atmolite ) (NaAIF”4)及び炭素カ入しテアル
ーをとり囲む管状炉より成っていた。そして、炭素中に試験陽極の被覆部分が沈
められている。この管状炉を定電流電のに接、伏し、ま1こ断熱し1こ。ピッチ
コークスにアトモライトを加えたの;ま、普通l場極カス中に見出される痕跡量
の揮発性弗It物を与える1こめである。アトモライトは普通の場合氷晶石槽が
ら蒸発する化合物である。硫化カルボニルc o s y−、管状炉中に吹込み
、VSS悶極への電解槽蒸気の浸透現象lこ類似させ1こ。この場合、cosの
濃度は、代表的ζ垂直スクッ1−陽極カス中に見出されるものの約50倍としf
こ。従って、この試験室試食試験は加速試験条件を代表するものてあっfこ。
4時間の腐食試験後の試験棒の写真によると、試験棒の非被覆部分のスケールの
代表的厚さは254〜508mm(100〜2oOミル〕てあっfこ。X線回折
試験の結果、腐食スケールの主成分はFed、 Fe、 Sと判定され1こ。各
4時間の腐食試験において、腐食試験鋼棒の直径(スケールを含まない〕は代表
的に約1.27mmC50ミル)減少し1こ。これは、非被覆部分9こおいて鋼
棒重量が36重重量用失したことを示す。しかし、試験棒の被覆部分は、T r
B z、Zr82又はTiB2/ 10 Mjjk%M o S +2の何れ
77)を被覆した試験棒の場合、腐食試験の後直径の増加がながつfコ。幾つか
の試験において、被積俸は14極分極を起し、vSS陽極僧中のスタッドの電流
密度(1,0アノペア/cIn2)に似た電流密度を被覆中で示し1こ。TiB
2被覆は、通電による腐食試験の後、通電のない腐食試験の後よりも、わすかで
あるがより金属性の外観を示す。ZrB2及びTiB2/10重量%MO812
被覆は、腐食試験の間、寸法変化をうけζ力きつfこ。ただし、両被覆共表面が
白〜灰色に変色し、ZrB2の力が変色程度がひどがつ1こ。腐食試験の結果被
覆が割れると云う徴候はなかつ1こ。
実施例〜11 腐食試験後の被覆の抵抗腐共試験が被覆の眠気的性質を大巾にか
える力)どうかをめる1こめ、腐食試験の前後て被覆の抵抗を定性的に測定しf
こ。試験棒の被覆部分上の2.54C:m(1インチ)離孔1こ二点の抵抗を目
盛式抵抗計を便って測定し、各被覆の抵抗を相対的にめた。腐食試験の前、TI
B□ Z r B 2、TiB2/ION量%、nosi2被覆の測定抵抗は0
.5+0.1、t−ムテア”’)r、:。TiB2TiB2/10重i%Mo5
12M覆は、4時間の腐食試験の後も抵抗増加を示さなかった。
し乃)シ、ZrB2被覆の抵抗は、20〜50倍増加しfこ。
T1B2被覆の中、腐共試験前に部分酸化をうけたものの抵抗は、2.5時間の
腐食試験の後約2,000オーム7J)ら0.8オームに低下した。
引上げ後のスタット先端の冷却条件を模擬するため、垂直管状デカ)ら試験試料
を管理条件下にとり出した。一定条件の各冷却サイクルを行なう1こめ、試料を
まず窒素雰囲気中で900°Cで15分間保ち、ついて炉中に空気を流し乍ら、
試料温度が8分間で900°Cから500°Cに下るようにゆっくり試料を炉か
ら引き出し、500°Cに至つfこら試料を炉71)らとり出し、更に7分間空
気中で放冷し1こ。この酸化試験の結果を表1に示す。相対被覆抵抗は実施例■
で述べた通りに測定した。抵抗の増加係は次式に示すものである。
TiB2被覆の耐空気酸化性は、MO812を添加すると改善する。し力壮−M
axi2の電力Ωは最低にとどめ、被覆の熱衝撃抵抗の劣化を防がねばならない
。試験の示す所によると、TiB2被覆材えのtnosi□の添711]は0〜
10重量%の間にとどまるべきである。ただし、もつと添加できるかも知れない
。被覆の空気酸化を防止するための好ましいMoSi2添加濃度範囲は5〜1’
O重量%である。
5
6
実施例■ 被覆スタット先端のパイロット試験■SSスタッド10本の下部60
.96cm(24インチ)の部分〔約12.7cm(5インチ)直径〕に、プラ
ズマ溶射法を用い、309ステンレス鋼の結合被覆及び耐食性外部被覆を施し1
こ。309ステンレス鋼の結合被覆の厚さは0.178〜0.229mm(7〜
9ミル)の範囲に亘つ1コ。外部被覆〔厚さ0.076〜0.127mmC3〜
5ミル)〕ヲ試験し 。
た所、TlB2とMoSi2より成っていた。外部被覆中のIViO8+2分は
5〜lO重量%てあった。被覆スタットは、■SS陽極中で2週間スタンドサイ
クルを4回連続して :行すいモニターした。試験スタンドのとりつけ、引き上
け°には普通のボットルーム法を用い1こ。各2週間スタンド苺イクルの間では
スタットの洗浄を行なわf: 7))つfこ。
このパイロット試験のデータ71)ら、被覆スタンドに関する以下の利点が判明
した。
l 被覆により、■5Sis極中の鋼スタフ1−の腐食が防止される。
2、被覆に欠陥がある場合は、正常被覆のアンダーカットはなη1つた0
3、l@極の同じ場所におかれた平均的非4tL覆スタツドに比べ、平均的被覆
スタッドは15〜45%多く電流を通し1こ。これは、被覆スタッドか関与する
陽極部分の仮覆スクットを陽極全体に使用する場合は、陽極の総合的抵抗が平均
20%低下することを示す。全面被覆のスタットを用いる■SS陽極の場合には
、陽極電圧低下は平均0.1ボルト減少することになり、従って代表的r、zl
oOキロアンペア■SSアルミニウム製造電解酒の場合なら製造されるアルミニ
ウム1ボンド当り大略0.16キロワツト時の電力が節約されることになる。
1、異なる■SS陽極の中の成る決まった場所における、被覆スタッド間の電流
のばらつきは、相当する非被覆スタットの場合より小さ乃)つた0
5 引き上げた時、被覆スタッドは、非被覆スタットと違い、陽極中に再セット
する為に、洗浄してスケールや他の破片を除去する必要が/、1′乃)つ1こ。
5 再被覆迄に、4〜6ケ月の被覆寿命を期待てきる07 スタットのクレーン
作業員の推定によると、被覆スタットの引き上げに要する力は通常の被覆スタッ
ドに要する力と同等であった。
上記語例の示す所によると、使用材料の耐食性は従来用いられていた被覆又はモ
ノリシックスタンド材の耐食性より優れている。vss’l屏槽陽極入槽陽極ス
先便側で経済的であり、スタンド寿命が上昇し、陽極電位、陽極電流の不均一性
、製品金属だまりの鉄汚染、スタッドのリセット費用並びにスタッドの保守費が
低下する。耐食性が向上するので、■SS電解槽陽極陽極入手し易い、低価格、
高硫黄分の炭素材を使用することが可能となる。
本発明の耐食性被覆の適用にプラズマ溶剤法を使用したが、普通の当業者には明
らかなように、例えば以下のような他の方法も用いることができるものと思われ
る。
蒸着、電着、溶射、化学的沈着、焼結、並びに多分成形シート材のプレス嵌め。
被覆面積は、スタット先山2〜3インチ乃)らスタッド全体に亘ることができる
。被覆厚みは、0.0508〜2.54mmC2〜100ミル)に亘ることがで
きる。耐食材は、二硼化チタン、二硼化ジルコニウム、炭化チタン、炭化ジルコ
ニウム、耐火金属の硼化物又は炭化物の何れか、或いはこれら物質の混合物であ
ることかできる。別の所望被覆性能を得るために添加剤を加えることもできる。
スタッドに対する耐食性外部被覆の結合力を高めるために結合被覆を必要とする
こともある。
手 続 補 正 用 (方式)
昭和57汗10月/り日
特許庁長官 殿
1、事件の表示
国際出願番号 PCT、、’US82.’00011、発明の名称
電解槽用陽極スタッド被覆
3、補正をする者
事件との関係 出願人
名 称 マーチン・マリエツタ・]−ボレーション4、代理人
住 所 東京都千代田区永田町1丁目11128号6、補正の対象
願書翻訳文中第1欄、第■欄、明細書おJ:び請求の範囲の翻訳文国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、陽極スタッドに、二硼化チタン、二硼化ジルコニウム、炭化チタン、炭化ツ ルコニウム及びそれらの混合物より成る群から選ばれる物質の最外部表面をとり つけることを特徴とする、陽極スタッドの腐食防止方法。 2、特許請求の範囲第1項に記載の方法において、@記最外部表面が最高10重 量%の二珪化モリブテンを含有することを特徴とする方法。 3、特許請求の範囲第1項に記載の方法において、前記スタットを前記最外部表 面の間にステンレス鋼の中間層を設けることを特徴とする方法。 4 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の方法において、前記最外 部表面が約0.0508〜0508間(2〜20ミル)の厚さの層より成ること を特徴とする方法。 5 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の方法において、前記物質 が二硼化チタンであることを特徴とする方法。 6 特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載の方法において、前記物質 をプラズマ溶射により塗布することを%敵とする方法。 7、 Ill鋼製陽極スタッド、(2) 前記スタッド上lこある中間被覆であ って、二硼化チタン、二硼化ジルコニウム、炭化チタン、炭化ノルコニウム及び それらの混合物より成る8!から選ばれる耐食性物質より成る被覆並びlこ陽極 組立体。 8 特許請求の範囲第7項に記載の陽極組立体であって、前記鋼スタッドと前記 耐食性物質の間に更lこステンレス鋼結合被覆中間体が存在する陽極組立体。 9、 特許請求の範囲第8項又は第91.iに記載の陽極他立体であって、前記 耐食性物質が更に最高10重量景気二珪化モリブデンを含有することを特徴とす る陽極組立体。 10、特許請求の範囲第9項に記載の陽極他立体に於て、前記耐食性物質が二硼 化チタンであることを特徴とする陽極組立体。
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