JPS5849478Y2 - 蒸気管の蒸気噴射頭部 - Google Patents
蒸気管の蒸気噴射頭部Info
- Publication number
- JPS5849478Y2 JPS5849478Y2 JP1979118203U JP11820379U JPS5849478Y2 JP S5849478 Y2 JPS5849478 Y2 JP S5849478Y2 JP 1979118203 U JP1979118203 U JP 1979118203U JP 11820379 U JP11820379 U JP 11820379U JP S5849478 Y2 JPS5849478 Y2 JP S5849478Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- hole
- muffling
- sound deadening
- injection head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は蒸気管の端部に取付け、水槽中の液体を加温
するために蒸気を噴射する蒸気管の蒸気噴射頭部に関す
るものである。
するために蒸気を噴射する蒸気管の蒸気噴射頭部に関す
るものである。
従来、この種の蒸気噴射頭部は、蒸気管に着脱可能にし
、端面に複数個の噴射孔を穿設した簡単な構成であり、
噴射された蒸気が液体に衝突して不快な噴射騒音が発生
する他、噴射騒音の緩和を図るため噴射孔の個数を減ら
すと加温時間が増加する難点があった。
、端面に複数個の噴射孔を穿設した簡単な構成であり、
噴射された蒸気が液体に衝突して不快な噴射騒音が発生
する他、噴射騒音の緩和を図るため噴射孔の個数を減ら
すと加温時間が増加する難点があった。
この考案は上記の難点に対処し、蒸気の噴射時の不快な
噴射騒音の発生を防止することができ、しかも加温時間
の短縮を図ることができる蒸気噴射頭部を提供しようと
するものであり、その特徴とするところは、蒸気管に対
する螺合部と消音部を両者より小径の首部で連結して、
首部の回りに環状空間を設け、消音部には、この環状空
間との対応位置において複数個の消音孔を軸方向に穿設
し、かつ、上記螺合部上面から各消音孔の比較的上方部
に直接連通させて消音孔より小径の蒸気噴射孔を穿設し
たところにある。
噴射騒音の発生を防止することができ、しかも加温時間
の短縮を図ることができる蒸気噴射頭部を提供しようと
するものであり、その特徴とするところは、蒸気管に対
する螺合部と消音部を両者より小径の首部で連結して、
首部の回りに環状空間を設け、消音部には、この環状空
間との対応位置において複数個の消音孔を軸方向に穿設
し、かつ、上記螺合部上面から各消音孔の比較的上方部
に直接連通させて消音孔より小径の蒸気噴射孔を穿設し
たところにある。
以下具体的な実施例につき図面に従って説明すると、１
は螺合部、２は消音部で、両者より小径の首部４により
一体的に連結されており、上記首部の４の回りには環状
空間３が設けられている。
は螺合部、２は消音部で、両者より小径の首部４により
一体的に連結されており、上記首部の４の回りには環状
空間３が設けられている。
また消音部２には、この環状空間３との対応位置におい
て複数個の消音孔６が軸方向に穿設されており、上記環
状空間３からの被加温液体の流入を可能と為している。
て複数個の消音孔６が軸方向に穿設されており、上記環
状空間３からの被加温液体の流入を可能と為している。
５は蒸気管８に螺着すべく螺合部１の外側部に刻設され
た螺溝である。
た螺溝である。
７は上記消音孔６より小径の蒸気噴射孔で、螺合部１上
面から各消音孔６の比較的上方部に直接連通させて設け
たものであり、ベルヌーイの原理から、この小径の蒸気
噴射孔７を通って大径の前記消音孔６に噴出する蒸気に
より、消音孔６内部は負圧状態が発生する構造となって
いる。
面から各消音孔６の比較的上方部に直接連通させて設け
たものであり、ベルヌーイの原理から、この小径の蒸気
噴射孔７を通って大径の前記消音孔６に噴出する蒸気に
より、消音孔６内部は負圧状態が発生する構造となって
いる。
従ってこの種の蒸気噴射頭部を蒸気管８の端部に螺着し
、液槽中に設置して蒸気を供給すると、蒸気は螺合部１
上面の噴射孔７を経て消音部２の消音孔６内へ噴射され
、消音孔６内で未加温の液体と混合し、加熱液体となっ
て槽中に放出されて槽中の液体が徐々に加温されるもの
である。
、液槽中に設置して蒸気を供給すると、蒸気は螺合部１
上面の噴射孔７を経て消音部２の消音孔６内へ噴射され
、消音孔６内で未加温の液体と混合し、加熱液体となっ
て槽中に放出されて槽中の液体が徐々に加温されるもの
である。
またこの考案においては、噴射孔７より噴射された蒸気
は直接に外部に噴射されず、消音孔６の内部の比較的小
容量の被加温液体中に直接噴射され、この消音孔６の内
部で混合・加熱が行なわれるため、噴射騒音の発生はほ
とんどなく、発生した噴射騒音も消音孔６内で減衰消去
され、消音孔６より混合液が放出されるときには無音状
態になっている。
は直接に外部に噴射されず、消音孔６の内部の比較的小
容量の被加温液体中に直接噴射され、この消音孔６の内
部で混合・加熱が行なわれるため、噴射騒音の発生はほ
とんどなく、発生した噴射騒音も消音孔６内で減衰消去
され、消音孔６より混合液が放出されるときには無音状
態になっている。
また、噴射孔７を消音部２の消音孔６より小径に穿設し
たので、蒸気を噴射孔７より消音孔６へ高圧力で噴射さ
せると、ベルヌーイの原理から消音孔６の内部は負圧と
なり、このため環状空間３からの未加温液体の消音孔６
への流入が円滑に行なわれ、騒音は発生せず、蒸気と液
体との混合が容易且つ多量に行なうことができ、加温時
間の短縮が可能である。
たので、蒸気を噴射孔７より消音孔６へ高圧力で噴射さ
せると、ベルヌーイの原理から消音孔６の内部は負圧と
なり、このため環状空間３からの未加温液体の消音孔６
への流入が円滑に行なわれ、騒音は発生せず、蒸気と液
体との混合が容易且つ多量に行なうことができ、加温時
間の短縮が可能である。
以上実施例に即した説明からも明らかな通り、この考案
は、螺合部と消音部を両者より小径の首部で連結して首
部の回りに環状空間を設け、消音部には、この環状空間
との対応位置において複数個の消音孔を軸方向に穿設し
、かつ、上記螺合部上面から各消音孔の比較的上方部に
直接連通させて消音孔より小径の蒸気噴射孔を穿設する
ことにより、噴射蒸気を特定小スペース内の消音孔内に
おいて被加温液体と直接混合させて加温するようになし
、なおかつこの消音孔内に周りの被加温液体をスムーズ
に流入させ、負圧によって連続的に加温循環させるよう
にしたので、噴射孔の個数を減らして加温時間を犠牲に
する必要なく、蒸気の噴射時に発生する不快な噴射騒音
を完全に防止することができたものである。
は、螺合部と消音部を両者より小径の首部で連結して首
部の回りに環状空間を設け、消音部には、この環状空間
との対応位置において複数個の消音孔を軸方向に穿設し
、かつ、上記螺合部上面から各消音孔の比較的上方部に
直接連通させて消音孔より小径の蒸気噴射孔を穿設する
ことにより、噴射蒸気を特定小スペース内の消音孔内に
おいて被加温液体と直接混合させて加温するようになし
、なおかつこの消音孔内に周りの被加温液体をスムーズ
に流入させ、負圧によって連続的に加温循環させるよう
にしたので、噴射孔の個数を減らして加温時間を犠牲に
する必要なく、蒸気の噴射時に発生する不快な噴射騒音
を完全に防止することができたものである。
また全体の構成も簡単であり、生産性にも優れ、きわめ
て実用性に富んだ蒸気噴射頭部となし得たものである。
て実用性に富んだ蒸気噴射頭部となし得たものである。
図面はこの考案に係る蒸気管の蒸気噴射頭部の一実施例
を示すもので、第１図は正面図、第２図は背面図、第３
図は平面図、第４図は第１図のＸ−Ｘ線断面図である。 １・・・・・・螺合部、２・・・・・・消音部、３・・
・・・・環状空間、４・・・・・・首部、５・・・・・
・螺溝、６・・・・・・消音孔、７・・・・・・噴射孔
、８・・・・・・蒸気管。
を示すもので、第１図は正面図、第２図は背面図、第３
図は平面図、第４図は第１図のＸ−Ｘ線断面図である。 １・・・・・・螺合部、２・・・・・・消音部、３・・
・・・・環状空間、４・・・・・・首部、５・・・・・
・螺溝、６・・・・・・消音孔、７・・・・・・噴射孔
、８・・・・・・蒸気管。
Claims (1)
- 蒸気管に対する螺合部と消音部を両者より小径の首部で
連結して、首部の回りに環状空間を設け、消音部には、
この環状空間との対応位置において複数個の消音孔を軸
方向に穿設し、かつ、上記螺合部上面から各消音孔の比
較的上方部に直接連通させて消音孔より小径の蒸気噴射
孔を穿設してなる蒸気管の蒸気噴射頭部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979118203U JPS5849478Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 蒸気管の蒸気噴射頭部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979118203U JPS5849478Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 蒸気管の蒸気噴射頭部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5634571U JPS5634571U (ja) | 1981-04-04 |
| JPS5849478Y2 true JPS5849478Y2 (ja) | 1983-11-11 |
Family
ID=29350418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979118203U Expired JPS5849478Y2 (ja) | 1979-08-27 | 1979-08-27 | 蒸気管の蒸気噴射頭部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849478Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5548286Y2 (ja) * | 1977-06-03 | 1980-11-12 |
-
1979
- 1979-08-27 JP JP1979118203U patent/JPS5849478Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5634571U (ja) | 1981-04-04 |
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