JPS5849225Y2 - 空気式防舷材の端部構造 - Google Patents

空気式防舷材の端部構造

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JPS5849225Y2
JPS5849225Y2 JP1978174259U JP17425978U JPS5849225Y2 JP S5849225 Y2 JPS5849225 Y2 JP S5849225Y2 JP 1978174259 U JP1978174259 U JP 1978174259U JP 17425978 U JP17425978 U JP 17425978U JP S5849225 Y2 JPS5849225 Y2 JP S5849225Y2
Authority
JP
Japan
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fender
plate
opening
nipple
flat
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Expired
Application number
JP1978174259U
Other languages
English (en)
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JPS5592718U (ja
Inventor
俊次 三谷
滋夫 上田
建夫 村松
Original Assignee
株式会社ブリヂストン
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Publication date
Application filed by 株式会社ブリヂストン filed Critical 株式会社ブリヂストン
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Landscapes

  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、空気式防舷材の端部構造に関するものであ
る。
従来この種の空気式防舷材は一般にモールドにより底形
されているため、防舷材の所要寸法に応じてモールドを
変更しなければならず、また輸送時においてはその防舷
材をコンパクトに収納しにくい等の欠点があった。
この考案は上記の欠点を除去することを目的としたもの
であり、その要旨は、長さ方向の両端部に設けた板状平
坦部と、これらの板状平坦部間に位置し、圧力気体の封
入によって管状に膨らむ膨満部とを具てなる空気式防舷
材において、前記膨満部を、少なくとも一方の前記板状
平坦部に設けた開口部によって外気に連通させ、少なく
ともこの開口部の周りに補強層を埋設するとともに、開
口部内ヘニツプルを挿入し、このニップルを中央部がほ
ぼ半円形をなす一対の押え板で板状平坦部の外側から締
めつけるにある。
以下にこの考案に係る端部構造を図面に基いて説明する
第1〜3図は空気式防舷材の製造工程を示す説明図であ
り、ここではまず、第1図に示すようにゴム引き帆布1
の上に舌片部2aを有する離型シート2をのせ、そして
ゴム引き帆布1の周囲を離型シート2の周縁を巻き込む
ように折り畳む。
この際舌片部2aをそのまま残すことはもちろんである
そしてさらに第2図に示すようにゴム引き帆布3を前記
離型シート2の上に重ね合わせて帆布袋体4を形成する
ついで、成形プレスの熱定盤5の上に、帆布袋体4より
大きい寸法の二枚の素材生ゴムシート6.7を、両生ゴ
ムシート6.7間に帆布袋体4を介在させた状態で重ね
合せてのせる。
このとき帆布袋体4の舌片部2aの先端縁は、素材生ゴ
ムシート6.7の一端縁にあわせられる。
さらに、少なくとも舌片部2aの周囲、好ましくは素材
生ゴムシート6.7の帆布袋体周縁から突出する周辺部
に補強帆布8を適当枚数介在させ、その後加圧熱盤9を
下降させ素材生ゴムシート等の加圧熱盤9と熱定盤5と
の間で挟圧する。
この間に素材生ゴムシート等はその加硫温度でプレス加
硫される。
このことにより、第4図に示すように通常は偏平形状を
なし、長さ方向の両端部に板状平坦部10を有するとと
もに、両平坦部10間に、たとえば空気を封入したとき
に管状となる膨満部11を有し、さらに一方の平坦部1
0に膨満部11の径に比べて充分小さな開口部10 a
を有する防舷材本体12が形成される。
この防舷材本体12の端部構造を第5図に基いて説明す
る。
まず、防舷材本体12の一方の平坦部10に開口して膨
満部11を外気に連通させる開口部10 aにニップル
13を挿入する。
この際、可撓性のゴム状物質(加硫、未加硫を問わず)
を現場施工でニップル13に巻きつけ、これを開口部1
0 aに挿入してもよく、またあらかじめニップル13
を防舷材本体12に加硫接着させてもよい。
ここでニップル13の端は防舷材本体12の端面に整列
させることが好適でオル。
このニップル13は、通常はバルブが閉じた状態であり
、コンプレッサー等の連結した送気管のニップルと接続
された時のみバルブが開放されるよう構成されているも
のである。
このようにして開口部10aへ挿入したニップル13は
、FRP、金属材料などからなり中央部がほぼ半円形に
形成された当接部14 aを有する一対の押え板14を
、ニップルと対応する位置で板状平坦部10の両外側か
ら当接させ、これらをボルト・ナツト15その他で締め
付けることによって、開口部10aに対して充分な強度
の下に完全に気密に維持される。
この押え板14は防舷材本体の幅に比べて比較的小さい
寸法のものであってもその目的を充分に遠戚することが
可能である。
なおこの実施例においては、押え板14の一方の側に、
たとえば係留金具16が溶着されている。
第6〜9図に、上述のように構成した端部構造を有する
空気式防舷材17を示す。
第6,7図は、防舷材17の未使用時あるいは収納時の
状態を示し、第8.9図は、防舷材17の膨満部11に
空気等の圧力気体を封入した時の状態を示すものである
この図より明らかなように防舷材15に比べ端部の金具
類は、充分小さいものである。
第10.11図はこの防舷材の使用態様を示す。
第10図に示す実施例では、防舷材17の下端に重錘1
8を取りつけて海面上に浮遊させ、両端部に設けた係留
金具16にチェーン19等を連絡し、岸壁あるいは海底
に係留するものである。
このようにすることにより常に的確な位置で船舷をとら
えることができ、効率のよい衝撃緩衝が期待できるもの
である。
第11図に示すものは、2つの防舷材を並列に並べ、そ
の下端部をボルト等の連結手段を介して固定し、前実施
例と同様に、海面上に浮遊させたもので、吸収エネルギ
ーをきわめて大きくすることができる利点がある。
なお、図示例はいずれも開口部10aを一方の平坦部1
0にだけ設けているが、開口部を両方の平坦部に設ける
ことも可能である。
以上述べたこの考案の端部構造によれば、押え板、係留
金具などを防舷材本体に比べ充分小さく構成したことに
より、一体成形でベルト状に形成される防舷材の利点で
ある輸送時における収納の容易性が阻害されることがな
く、また使用時において船舷等の損傷を受けることがな
い。
さらにまた、任意の長さに切断したベルト状一体成形防
舷材の開口端部においても同一部材により容易に充分気
密な端部構造を構成できる等の実用上の誠にすぐれた利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、帆布袋体の構成を示す説明図、第3
図は、防舷材のプレス加硫成型を示す説明図、第4図は
防舷材本体を示す斜視図、第5図はこの考案の端部構造
を示す斜視図、第6図はこの考案に係る端部構造を有し
た防舷材の正面図、第7図は第6図の側面図、第8図は
この考案に係る端部構造を有した防舷材を膨満させた状
態の正面図、第9図は第8図の側面図、第10図は防舷
材の使用状態を示す説明図、第11図は防舷材の他の使
用状態を示す説明図である。 1.3・・・・・・ゴム引き帆布、2・・・・・・離型
シート、2a・・・・・・舌片部、4・・・・・・帆布
袋体、5・・・・・・熱定盤、6,7・・・・・・素材
生ゴムシー1−18・・・・・・補強帆布、9・・・・
・・加圧熱盤、10・・・・・・板状平坦部、10 a
・・・・・・開口部、11・・・・・・膨満部、12・
・・・・・防舷材本体、13・・・・・・ニップル、1
4・・・・・・押え板、14 a・・・・・・当接部、
15・・・・・・ボルト・ナツト、16・・・・・・係
留金具、17・・・・・・空気式防舷材、18・・・・
・・重錘、19・・・・・・チェーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さ方向の両端部に設けた板状平坦部と、これらの板状
    平坦部間に位置し、圧力気体の封入によって管状に膨ら
    む臓満部とを具えてなる空気式防舷材において、前記膨
    満部を、少なくとも一方の前記板状平坦部に設けた開口
    部によって外気に連通させ、少なくともこの開口部の周
    りに補強層を埋設するとともに、開口部内ヘニツプルを
    挿入し、このニップルを中央部がほは゛半円形をなす一
    対の押え板で板状平坦部の外側から締め付けることを特
    徴とする空気式防舷材の端部構造。
JP1978174259U 1978-12-21 1978-12-21 空気式防舷材の端部構造 Expired JPS5849225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978174259U JPS5849225Y2 (ja) 1978-12-21 1978-12-21 空気式防舷材の端部構造

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Publication Number Publication Date
JPS5592718U JPS5592718U (ja) 1980-06-26
JPS5849225Y2 true JPS5849225Y2 (ja) 1983-11-10

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ID=29180707

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JP1978174259U Expired JPS5849225Y2 (ja) 1978-12-21 1978-12-21 空気式防舷材の端部構造

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