JPS5848780A - ジ−ゼルエンジン以外のエンジンの点火方法ならびにその装置 - Google Patents

ジ−ゼルエンジン以外のエンジンの点火方法ならびにその装置

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JPS5848780A
JPS5848780A JP14704881A JP14704881A JPS5848780A JP S5848780 A JPS5848780 A JP S5848780A JP 14704881 A JP14704881 A JP 14704881A JP 14704881 A JP14704881 A JP 14704881A JP S5848780 A JPS5848780 A JP S5848780A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P15/00Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits
    • F02P15/08Electric spark ignition having characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F02P1/00 - F02P13/00 and combined with layout of ignition circuits having multiple-spark ignition, i.e. ignition occurring simultaneously at different places in one engine cylinder or in two or more separate engine cylinders

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はジーゼルエンジン以外のエンジンの点火方法
ならひにその装置に関するものである。
この発明の目的は、点火工程において不着火による不発
現象を皆無にすると共に、爆発力を高め出力を増大する
ことにある。
従来の電気着火方式のエンジンにおいて、不発現象を皆
無にすることは不可能とされていた。
この不着火現象の点だけを見ても20%ないし30−と
言われるほど比較的高率で発生している。
この不着火現象によって規定する出方に満たない低出力
は無論のこと、燃料の不完全燃焼による有害1に#気ガ
スが排出され、該有害排気ガスの排出によることから、
現在では有害物質の排出量をきびしく法的に規制し、従
って、該有害物5I!を取シ除く手段が鴇々開発され、
その手段も、シリンダーあるいはシリンダーにおける点
火機構以外の器機で行う方法が講じられているもので、
この点火機構に対しては余り改善されていないのが実状
である。
即ち、不着火現象を皆無にすること自体を不可能視して
いて、これ等の不都合を改善する機運に到らないのが現
状でめる・ また、この不着火現象をぺつの角度からみて、その出力
も不着火率と正比例して常に20チないし30チの損失
がある。現存では、この損失現象を当然視し、見込まれ
る損失分を最初から差し引いて、そこで得た出力を10
0%としている。
この不着火現象は、電気着火方式エンジンの点火機構の
電気系統によるものでおって、その原因も、作用も、現
在では既に#1は解明しつくされている。が、しかしな
がら、現在の点火機構の基本的な技術を覆すだけの改革
を旨とする適蟲な技術的思想が見当らないのでおる。
この点火系統の中でも不着火現象を提供する機構の一つ
に挙けることができる部材が断続器、及び配電器である
。このディストルピユータおよびコンタク)/インドも
時代と共に改良の手が加えられつつあるものの、その作
用の一部である断続カムは主としてエンジンのカムシャ
フトによ〕駆動され、この断続カムに接触して動作する
アームの接点が離接することによって、その目的が達成
てれていることは周知の技術で、この物理的、機械的動
作が断続カムが離接作用に供するローラーの回転速度の
上昇に比例して接点の離接作用の確率が低下し、従って
その断縁作用を受けて点火コイルよp配電器を経て各々
の点火プラグに通電する作用に不順間欠現象が生じる。
即ち、該現象が不着火作用につながるものである。これ
等の現象がシリンダのすべてに対し同時期に発生すれは
エンジンは停止してしまうが、個々のシリンダにおいて
散発的に発生した場合にはその不着火シリンダ以外のシ
リンダによる爆発作用と回転慣性とでこれに連動してピ
ストンの往復運動を強制的に行なってしまうのでエンジ
ンの動、停の作用を左右するような事態を招くおそれは
ないものの、これ等の出力をn確に測定すれは、不着火
現象がおれば総体的にみ九場合に出力の低下と共に不完
全燃焼による有害な排気ガスの発生等の不利益の発生源
を提供する。
すべての可燃物質の粒子が燃焼しきれないうちに次工程
の排気工程に入シネ完全燃焼物質が排気されてし1う、
この現象は一般運転者がエンジンの清掃時、点火プラグ
の点検時にカーIン付着等により不完全燃焼があったこ
とを確認できる事態でめシ、更に前記一般運転者以外で
も有色排気を確認することができ、この有色排気は何を
意味するか最早脱明t−賛するまでもないことであるが
、この現象#′iまぎれもなく不完全燃焼を意味するも
のである。
このような不利益の発生率は電気着火方式のエンジンの
すべてにおいて平均的に発生しているがために、これを
不可抗力とし、これ等について現在まで何等の解消手段
はとられていない。
これ等の不利益の発生源の構成ならびにその作用の点に
おいて原点に九ち、これ等の機能的な考案に基き、これ
を解明し、且つ、究明することによって、その素因の大
部分が物理的・機械的動作による作用によるところ大で
あることが判明した・を九、上記構成の電気着火方式の
エンジンにおいてシリンダ内に送入式れた気化燃料をピ
ストンが圧縮し、該圧縮工程終了段階時に点火プラグの
放電作用によって気化燃料に点火するものでめるが、こ
の点火作用時における点火プラグの放電作用は一回の圧
縮作用に対し唯の一回放電で、この放電作用の時期と圧
縮時の点火最適時期とを完全−ここで、この着火動作が
所望する作用を100−行われたものと仮定した場合の
着火現象の作用について述べてみると下記の通電である
シリンダ内に送入された気化燃料が所定の工程を経てピ
ストンによシ圧縮さね、該圧縮工程後期の最良とされる
点火時期に該圧縮工程と連動して点火プラグの放電作用
が開始し爆発工程となシ、そして終る。この放電作用は
上述のように一回の圧縮作用に対し唯の一回の放電のみ
である。
この放電作用による着火現象を更に畦細に分析してみる
と、点火プラグの両1に極間に放電された火花によって
、該火花が接触した燃料ガスの燃焼物質の粒子に着火し
、該着火した粒子に隣接した可燃物質の各々の粒子に燃
焼現象が伝播し、これがごく短時間のうちに行われるこ
とからその燃焼現象が爆発というかたちで検知されるも
のである。これ等の作用は前述のように一回の圧縮作用
に対し唯一回の放電作用であるから、圧縮された燃焼物
質の個々の可燃物質粒子のすべてが一斉に着火作用を来
たすものではなく、放電きれた火花通過路周囲の可燃物
質粒子に着火させ、且つ、順次隣接する粒子に燃焼作用
を伝播させ麿から圧縮された可燃物質のすべての粒子を
燃焼させることが理想ておるが、すべての可燃物質粒子
の燃焼終了前に次工程の排気工程となる。これは爆発作
用によるピストンO動作よシも着火完全伝播現象の方が
遅い現象麦のに他ならない。
そこで、電気着火方式のエンジンの不着火現象の素因O
一つが前述のようにコンタクトポイントの物理的・機械
的作用によると仁ろ大でおることによりて、この発明は
物理的・機械的構成ならびにその作用をできるだけ排除
してこれを電気的に行い得るようにして個々の点火プラ
グに対し、所定の通電を正確に伝達し得るようにすると
共に一回の爆発W#において従来の唯一回の放電作用に
対し、数多の放電作用が行い得るようにし、従来の着火
伝播連層に要する時間を著るしく短縮して送)轟た全量
の可燃物質を燃焼させ、該燃焼伝播時分を短縮すること
によルその爆発力を高めて従来の爆発力によって得た出
力よシも大出力を得ることがてきるようにしたものであ
る6 次に、この発明の実施例を図面と共に説明すれば、(1
)はパワテリーあるいはダイナモ等による電源、(2)
は発振器、(3)は変圧器、(4)は配を益を示す41
2)で、これ等を上述順に結線(5)するものである。
電源(1)よ)結! (5)された発振器(2)よシ設
定し良固有数のパルスおるいは可変し得るノ9ルスを出
し、これを変圧器(3)で点火プラグ(6)の中心を極
と接地電極間と放電所望箇所に電気火花をとけずに必要
な高圧を得るために高圧化し、これを配電器(4)で設
置したシリンダの数だけの配電操作を行うものである。
この配電器(4)は、エンジンのカム・シャフトによ〕
駆動される回転軸−に燃焼サイクル方式の形態に準じて
その半径方向に単行あるいは積杆の給電アーム(41を
装着して、これに変圧器(3)の所定の位置とを結@ 
(5) L 、該給電アーム〇Dの全長を半径として描
かれる円縁の半径よシもわずかに大なる半径をもって描
かれる円I!(2)に、設置するエンジンのシリンダの
数と同数の受給電極−を等間隔の絶縁部を介して設置し
、各々の受給電極輪より各各のシリンダに装設した点火
プラグ(6)に結1m(7)するものである、前記の給
電アームθυに、その全長を被覆できるセラ電、り等よ
シなるチ、−プ製の絶縁管−で給電アームθυの先端の
放電部−が内在するように被覆し、その放電S儲から絶
!t13の管軸方向である給電アーム0υの延長線方向
の受給電極−に向って放電することができるようにした
ものである。
次に上記配電器(4)に設けた進角装置について説明す
れに、(第3図参照)、これは、前記の給電アーム−と
絶縁管(至)との基本的構成の上に成)立つものである
・即ち、前記の給電アーム0υの固定形式に対し、この
進角機構は可動形にしたものである。従って、前記の給
電アーム(4M)に対して進角機構に用いる放電電極と
なるアームを可動給電アー五輪と称する・この可動給電
アー五輔は、前記の回転軸−の上端に設は九ロータ輔の
一部に前述のように燃焼サイクル方式の形態に準じて単
行あるいは積杆の前記の絶縁管−と同質同材同構成の絶
縁管−を半径方向に向けて固着し、該絶縁管曽内を自在
に挿通できる俤で、且つ、該絶縁管替の長さよりも長い
可動給電アーム輪の板端に、前記変圧器(3)の所定の
位置に接続した結線(5)を接続すると共に、咳根部に
スト、パー軸を設けておく。
またこれとはべりに、弾力の数値を設定したコイルスプ
リング−〇一端を前記絶縁管−の板端にその軸芯を合致
させて当接し、他端よシ前記の可動給電アーム匈をその
先端である放電部員よシコイルスプリング曽、絶縁管替
の順に挿入し、可動給電アームt4に設けたスト、パー
−がコイルスプリング−〇自然放置状態にしてその終端
に保合させ、且つ、咳時点で可動給電アーム員の先端の
放電部に)が絶縁管−先端よシも内側に位置するように
して置くことが肝要である。はた、このようにした状態
よシ可動給電アー五匈が自然状態および回転時において
も逸脱しないように構成するものである。
この進角機構は、その回転運動以外の原動力を他所から
一切伝達を受けず、回転速度の上昇に伴い発生する可動
給電アーム輪に対する遠心力金利用し、前記のコイルス
プリング−の弾力に抗して 、(\ 可動給電アーム輪は回転速度に準じて絶縁゛1管輔内 
 ゛を前進し、先端の放電st4が絶縁管替の先端開口
部と合致するあたシよりその放電角屓を拡幅し、進角作
用の発揮を開始する。この放電作用を受ける受給電極輪
は前述のように設置する電気着火方式のエンジンのシリ
ンダの数と同数を絶縁部を介して等間隔に設置するもの
でおる。そしてその6各の受給電極−よ〕各々のシリン
ダに装着し九点火!ラグ(6)K結線(7)シて成るも
のである。
これ等、上記の配電器(4)を紅て各々の点火プラグ(
6)K配電される電流は、≠≠+中エフェンジンリンダ
において、1回の起爆時に所望する数の火花を飛ばそう
とするものである。
この1回の゛圧縮時から爆発時に放電する放電度数につ
いて詳述すれに下記の通シでめる・ここで炉≠eエンジ
ンのシリンダ数′t6気筒と仮定し″て説明する。
クランク軸の回転数につ諭て(毎分) アイド“リング時 毎分750回転(仮定)最高回転時
 毎分7.000回転(仮定)アイドリング時における
シリンダーの爆発数l旦止区’=37.5中毎秒37.
5回爆発0 最高回転時におけるシリンダーの爆発数上記のように電
気着火方式のエンジンにおけるシリンダ(6気筒の場合
)内で爆発現象が生じている。
仁の発明の要旨の一つとするところが、従来の1−79
ンダにおいて1回の爆発所望時に対し、1回の放電作用
に基いて行われていた動作に対し、1シリンダks?い
て1回の爆発所望時に複数の放電を行おうとするもので
らる・ 上記のように電気着火方式のエンジンのシリンダ内にお
いてアイドリング時よシ最高回転時までの爆発回転数7
秒は所望すム回転数に比例して上昇するものて、そこに
本発明の一部である1回の爆発に複数の放電を行なうこ
とを基本的に考察してみた場合に上記指数を参考にして
みると、最高回転数が(6気筒の場合)7,000回転
(仮定)の場合−秒350回の爆発し、このl爆発に複
数の放電管行うものでこの複数の1単位を仮に10回と
すれに毎秒3500回の放電を行うことによりてその目
的は達成でき、この毎秒3500回放電とすれはアイド
リング時における1@O爆発に(上−記のように毎秒3
7.5回爆発とした場合に)約e”’m、s(<捨5人
)回放電となる。
上記は、最高回転時を基準として複数放電の回数を設定
したもめであるが、これを換貫すれば、高速回転よ)低
速回転に移行する回転#!iに反比例して1回の爆発時
の放電回数が増加する。
これ等上記のl爆発時にお忙る複数放電が行えるように
したものが発振器(2)である、この発振器(2)で前
述のように1爆発時に所望数の放電作用が行い得るよう
にそのノ臂ルスO数を任意に設定するものであるが、ζ
こで回転度数に比例する乗数に変化するように構成する
ことは任意である。このように発振器(2)によって発
信される・母ルスは所望する任意設定の固定パルスある
いは任意設定の可変パルスが変圧器(3〕によって任意
に設定した高圧化されこれ等パルスを回路が閉じられる
(即ち、スイッチを入れることによって)と回路が開放
されるまで常時配電器(4)に達し、該配電器(4)の
回転する給電アーム@幻の放電部(財)と同量ちれてい
る受給電極03とが相対向した瞬時に放電部@荀から受
給電極(4つに向って放電される。この作用は放電部0
4)と受給電極(43とが相対向した時点のみに行われ
、骸時点以外は前記放電部(4荀はセラミック等よシな
る絶縁管I先端の開口部よシ内方に位置するため、従っ
て絶縁管(4jの管軸方向のみに放電を可能とするもの
で、該管軸方向に受給電&(4つが到達しない時点には
放電作用は生じない。
上記のような作用で放電部(財)が受給電極(42と相
対向しようとする時点におけるシリンダにおいては送ル
込まれた気化燃料が最高圧に圧縮された直前段階で放電
部−が受給電極(6)に放電開始と同時にシリンダ内で
爆発現象が生ずる。即ち、受給電極u3で受けた放電は
前記の所望する・やルス数となって飛ばされるものでお
るから、受給電極(421で受けたパルスをその1ま結
! (7)を介して点火プラグ(6)に伝達し、該点火
プラグ(6)の中心電極と接地電極間に前記ノ臂ルス数
の放電が行われるものである。
また、前述の配電器(4)の進角装置付きの作用につい
て説明すれは、可動給電アーム員はロータ←玲の回転速
度に比例して遠心力が生じ、コイルスプリング−の弾力
に抗してロータ6ηと一体化して回転する絶縁管曽内を
その半径方向に前進し、可動給電アーム員の放電部輪が
絶縁管−の開口部に達すると鋏絶縁管輔の管軸方向の放
電角度が開放され、絶縁管−の管軸方向に接近中の受給
電極−に放電を開始する。この放電開始と同時に放電終
了も管軸方向と合致し、且・つ、通9過き゛た受給電極
−に対しても放電作用は続行されるものの、腋時点では
既にシリンダ内の爆発工程も終了しているので何等の支
障も来た名ない。この進角作用はエンジンの回転数の上
昇に比例してその遠心力も上昇し、これに上って絶縁管
−の先端と、放電部輪との位置関係も変化する。即ち、
ある回転速度を超えてから放電部輪からの放電角度がロ
ーターの回転数に正比例して拡幅されるものである。
これ等上記のように配電器(4)よシ受給電棲na。
輪に対して放電する作用において、その1回の放電中、
所望するパルス数によって行われるものである。
この特定の/臂ルス数の放電が、−回の圧縮作用を受け
て圧縮された燃料に対しどのような作用を与えるかにつ
き詳述すれば、下記の通りでめるが、ここで、従来の爆
発作用について先に触れてみると、シリンダ内において
送シ込まれた燃料が最高に圧縮された時点で点火プラグ
では唯1回の放電を中心電極よシ接地t&に対して行わ
れる。この際、放電に接した可燃物質粒子のみが着火し
、この着火現象が着火可燃物質粒子と隣接する可燃物質
粒子に着火させ次第にシリンダ内の圧縮された可燃物質
粒子のすべてに着火し膨張現象を生じさせるものである
。これが短時間のうちに行われる着火伝播が一般に爆発
現象と称するものでおる・これ等、従来の爆発現象は唯
一回の放電作用が発火点とな9、すべての可燃物質粒子
に着火作用を伝播させるものでおるから、着火開始よシ
着火伝播終了まで短時間と言えどもそれ相轟の時間を賛
するものである。(従って、送入され九可燃物質粒子の
すべてに着火伝播しきれないうちに次工程である排気工
程に移行してしまう。) これに対し、この発明は、1回の所望爆発時点において
複数の放電をパルスによって生じせしめ、シリンダー内
に圧縮された可燃物質粒子の各々に着火伝播の火種を多
くしようとする本ので、従って、パルス数が増加すれば
皺数に比例して着火開始より全可燃物質粒子の着火伝播
終了までの燃焼時間が従来の着火伝播に要する時間よシ
も短くなる現象を理解することが容易であろう。
そこで、これ等はシリンダーに圧縮して封じ込められた
同量同状態の可燃物質全粒子の従来の着火速度と本発明
の着火速度との差が伺を意味するものであるか゛最早説
明t−要するまでもないものと思うが、前者の着火速度
による起爆力を基準とすれば該着火速度よシも早い着火
速度の方がその速度に比例して基準起爆力よシ起爆力が
増大する点にある。
この発明は、従来と同質量の可燃物質を全く同量用いて
従来よシも大なる出力を得ることを最大の目的とし、そ
の手段としてシリンダ内に送シ込まれた可燃物質を最高
値の圧縮状態時における最適爆発時に複数の放電作用を
所望数のノ母ルスによって行い該シリンダ内の可燃物質
全粒子の着火速FfLt−早めることによシ該着火高速
度に比例する高出力を得ることができるものである。
また、別の角度から一回の所望爆発時に被数の放電作用
を生じさせるので、この複数の放電2−作用によって、
そのうちいずれか放電作用が可燃物質粒子に対し、着火
不良現象を生じさせたとしても後続の放電作用によって
1回の爆発作用時において着火不良、即ち不発現象を、
皆無にすることができる。また更に、可燃物質全粒子の
着火速度が早いと言う現象は爆発力が大で6□志という
ことであ〕、且つ爆発力が大であるということは高温度
であるということでもある。従って該高温度下において
は最早不完全燃焼という現象も起り得ることではなく全
て完全燃焼を期待することができる。
また、燃焼速度が早いということは、ピストンがまだ爆
発工程にあるうちにすべての可燃物質が完全燃焼するも
のであって、前記のように起爆力の増大と相まって、l
爆発のために送入された可燃物質のすべてが無駄なく燃
焼されることによって従来に見られた不完全燃焼等があ
るはずがなく、すべてが起爆力に変換されるものである
・このような1回の所望爆発時に複数の放電現象を生じ
せしめる構成は前述のように発振器において固定あるい
は可変の・ぐルスを出す手段よシ始まり、これ管各々の
シリンダ内における作用サイクルと関係なく常時配電器
まで送達しておシ、回転する給電アームあるいは可動給
電アームが受給6各の受給電filK放電という形で配
電し、しかも該配電器で進角作用も同時に行うことがで
き、従来の物理的機械的に作動するコンタクトポイント
と異にし、低速運転は熱論のこと高速運転時において唯
の一度で亀不良配電を来たすような不都合を生じさせな
いことを特徴とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気着火方式のエンジンの点火系統を説明する
ため0@図、第2図は配電器の説明図、第3図は自進装
置を備えた配電器の説明図でめる・(1)・・・電源、
(2)・・・発振器、(3)・・・変圧器、(4)・・
・配電器、(5)、(7)・・・結線、(句・・・点火
フラグ、(4ト・・回転軸、卿・・・給電アーム、けっ
、t4・・・受給電極、(43,@・・・絶縁管、(財
)、@・・・放電部、輪・・・可動給電アーム、■・・
・ロータ、曽・・・コイルスフリング、軸・・・ストツ
ノ量、(2)・・・円縁。 特許出鵬人 梶野幸男

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  電気着火方式のエンジンの点火系統において
    、電源に連なる発振器で、該エンジンのクランク軸が最
    高限度の回転時の1爆発作用に所望乗数の放電ができる
    ような放電度数の一臂ルスな最高発振数とし、該最高発
    振数の限度範囲内の所望する任意設定の固定/fルスあ
    るいは任意設定の可変・譬ルスを発振できるようにし、
    このノ臂ルスを該発振器に連なる変圧器で各々の点火ブ
    ラダで前記の放電と配電器における放電の2111の放
    電に必要な電圧を供給し得るように高圧化し、変圧器よ
    シ結線した給電アームを燃焼サイクル方式の形態に準じ
    て単行あるいは複数行をエンジンと連動して回転する回
    転軸のロータにその半径方向に放電方向を規制できるよ
    うに装着し、この給電アームの放電部が回転によって描
    く正円線の半径よりもわずかに大麦る率径の同心円縁上
    にシリンダ数と同数を絶縁物質を介し等間隔をもって設
    置した受給電極とで配電器を構成し、該配電器における
    前記受給電極の個々に前記回転する給電アームの放電部
    とが相対向した時点で前記のパルス数の放電を行い、各
    々の受給電極の個々と結線した各々のシリンダ内の点火
    プラグにおいて送入された気化燃料の最高圧縮時におけ
    る爆発最適時に前記所望設定ノ9ルス数の放電を行い得
    るようにして成るジーゼルエンジン以外のエンジンの点
    火方法。
  2. (2)  電気着火方式のエンジンの点火系統において
    、電源に連なる発振器で、該φ≠辱半エンジンのクラン
    ク軸が最高限度の回転時の1爆発作用に所望乗数の放電
    ができるような放電数のa4ルスを最高発振数とし、該
    最高発振数の限度範囲内の所望する任意設定の固定パル
    スおるいは任意設定の可変Δルスを発振できるようにし
    、このノ臂ルスを賦発振器に連なる変圧器で各々の点火
    !ラグで前記の放電と進角装置付の配電器における放電
    02種の放電に必要な電圧を供給し得るように高圧化し
    、変圧器よシ結線した可動給電アームを燃焼サイクル方
    式の形態に準じて単行あるいは複数杆をエンノンと連動
    して回転する回転軸のロータにその半径方向に固着した
    前記の可動給電アームと同数の絶縁管の後端部に当接し
    たコイルスゲリングを介して挿通し、ロータの回転にょ
    ル可動給電アームに遠心作用を生じさせ、その遠心力の
    度合に準じて放電部の放電角度の拡幅を可能にし、最大
    遠心力が働く限I―に放電部が描く正円縁の半径よシも
    わずかに大なる半径の同心円−上にシリンダVと同数を
    絶縁物g!を介し等間隔をもって設置した受給電極とで
    進角装置付配電器を栴成し、該進角装置付配電器におけ
    る前記受給−極の個々に前記回転する可動給電アームの
    放電部とが相対向した時点の段階よ〕遠心力によシ司動
    給電アームの変位によシ放電部が絶縁管の管端に対する
    位置変更で除々に放電角度を拡幅し1受給電極と相対向
    する位置を中心としてその前後の放電可能区間をロータ
    の回転速度に比例して拡幅して前記のノ譬ルス数の放電
    を行い、各々の受給電極の個々と結線し丸缶々のシリン
    ダ内の点火プラグにおいて送入された気化燃料の最高圧
    縮時で爆発最適時に前記所望設定a4ルス数の放電を行
    い得るようにして成るジーゼルエンジン以外のエンジン
    の点火方法。
  3. (3)電気着火方式のエンシンの点火系統において、電
    源と所望する任意設定の固定ノ臂ルスあるいは任意設定
    の可変ノ9ルスを発振できる発振器に結線し、皺発振器
    よ)各々の放電所望箇所で放電を可能にする高電圧1得
    ることができる変圧器を介して燃焼サイクル方式の形態
    に準じて単行めるいは複数杆の給電アームに結線し、ニ
    シジンと連動して回転する回転軸のロータにその半径方
    向に固着した絶縁管に前記の給電アームを該給電アーム
    先端の放電部が絶縁管の先端開口端部の内方に位置する
    ように挿入して固定し、この絶縁管の開口lIn11m
    が回転によって描く正円線の半径よシもわずかに大なる
    半径の同心円線上にシリンダ数と同数を絶縁物質を介し
    等間隔をもって設置した受給電極とで配電器を形成し、
    該配電器における前記受給電極の個々と各々のシリンダ
    内に設置した点火!ラグとを結線して成るジーゼルエン
    ジン以外のエンジンの点火装置。
  4. (4)電気着火方式のエンジンの点火系統において、電
    源と所望する任意設定の1定p4ルスあるいは任意設定
    の可変ノ母ルスを発振できる発振器に結線し、該発振器
    よ)各々の放電所望i!所で放電を可能にする高電圧を
    得ることができる変圧器を介して燃焼サイクル方式の形
    態に準じた単行あるいは複数杆の可動給電アームに結線
    し、エンジンと連動して回転する回転軸のロータにその
    半径方向に固着し九絶縁管の後端に弾性度を任意所望の
    数値に設定したコイルスプリングの一端部を当接し、腋
    コイルスプリングを自然放置にした状態で前記の可動給
    電アームの放電部を先頭にして挿入し、諌放電部が絶縁
    管の先端開口部の内方に位置させると共に後端を前記の
    コイルスプリングの後端に係止し、これ等を装設したロ
    ータを最大回転した際に可動給電アームがコイルスプリ
    ングの弾力に抗して絶縁管の先端開口部よシ最大に突出
    した時点の放電部が描く正円線の半径よシもゎずかに大
    なる半径の同心円線上にシリンダ数と同数を絶縁におけ
    る前記受給電極の個々と各々のシリンダ内に設置した点
    火プラグとを結線して成るジーゼルエンジン以外のニン
    ジンの点火装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278820U (ja) * 1988-12-05 1990-06-18
JPH03100399U (ja) * 1990-01-29 1991-10-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341649A (en) * 1976-09-27 1978-04-15 Yokio Sakai Ignition apparatus for internal combustion engine

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