JPS5848412Y2 - クランクシヤフト - Google Patents
クランクシヤフトInfo
- Publication number
- JPS5848412Y2 JPS5848412Y2 JP11441979U JP11441979U JPS5848412Y2 JP S5848412 Y2 JPS5848412 Y2 JP S5848412Y2 JP 11441979 U JP11441979 U JP 11441979U JP 11441979 U JP11441979 U JP 11441979U JP S5848412 Y2 JPS5848412 Y2 JP S5848412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- journal
- diameter
- crankshaft
- flywheel
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は多気筒エンジンのクランクシャフトの構造に関
し、さらに詳しくは、燃費低減に有効なりランクシャフ
トの構造に関する。
し、さらに詳しくは、燃費低減に有効なりランクシャフ
トの構造に関する。
自動車用エンジンの課題の一つに燃費低減がある。
殊に石油事情が流動的な昨今、燃料節約の達成は重要な
課題となっている。
課題となっている。
燃料節約は、一つの技術を開発することによって全面的
に達成されるものではなく、個々の開発技術を積み重ね
て大きな効果を奏するものである。
に達成されるものではなく、個々の開発技術を積み重ね
て大きな効果を奏するものである。
前記低燃費を達成するには、燃焼室内での燃焼効率の向
上等エンジン内部の問題の他に、軽量化あるいは、フリ
クションロスの低減がある。
上等エンジン内部の問題の他に、軽量化あるいは、フリ
クションロスの低減がある。
従来のエンジンでは、クランクシャフトのジャーナル径
が同径となっていた。
が同径となっていた。
エンジン全体のフリクションをみた場合、ジャーナル部
のフリクションロスは全体の10〜15%を占めている
。
のフリクションロスは全体の10〜15%を占めている
。
一方、フリクションロスpmfはジャーナル径りの3乗
に比例して大きくなる。
に比例して大きくなる。
すなわち、pmfαD3という数式で表示できる。
よって、クランクジャーナルの径を小さくするとフリク
ションロスを大巾に低減しうる訳であるが、従来のクラ
ンクシャフトでは、ねじり(及び曲げ)モーメントが最
も強く作用するフライホイル側端部のジャーナル径に各
々のジャーナル径を合わせていた。
ションロスを大巾に低減しうる訳であるが、従来のクラ
ンクシャフトでは、ねじり(及び曲げ)モーメントが最
も強く作用するフライホイル側端部のジャーナル径に各
々のジャーナル径を合わせていた。
換言すれば、フライホイール側端部のジャーナル以外は
必要以上の大きさのジャーナル径となっていた訳である
。
必要以上の大きさのジャーナル径となっていた訳である
。
本考案の目的は、クランクシャフトのジャーナルフリク
ションを低減すると同時に軽量化を達成したクランクシ
ャフトを提供するにある。
ションを低減すると同時に軽量化を達成したクランクシ
ャフトを提供するにある。
以下、図によって詳しく説明する。
図は、本考案の一実施例を示す正面図である。
6気筒のクランクシャフト1は、ジャーナル21〜2□
を有しておりフライホイル側端部のジャーナル21は、
フライホイール3と連結し、プーリ側端部のジャーナル
27はプーリ4と連結している。
を有しておりフライホイル側端部のジャーナル21は、
フライホイール3と連結し、プーリ側端部のジャーナル
27はプーリ4と連結している。
クランクピン51〜56は夫々図示しないコンロッドと
連結して同じく図示しないピストンの動きをクランクシ
ャフトへ伝達させる。
連結して同じく図示しないピストンの動きをクランクシ
ャフトへ伝達させる。
本考案では、ジャーナル2□〜2□の径かジャーナル2
1からジャーナル2□へ向かうにしたがって小さくなっ
ている。
1からジャーナル2□へ向かうにしたがって小さくなっ
ている。
すなわち、夫々のジャーナル2□〜27に作用するねじ
りモーメントはジャーナル21からジャーナル2□へ向
かうにしたがって小さくなっている。
りモーメントはジャーナル21からジャーナル2□へ向
かうにしたがって小さくなっている。
よって、強度の面からみて、各々のジャーナル2、〜2
□を同一径とする必要はなく、夫々作用するねじりモー
メントに応じて径を減少させるとよい。
□を同一径とする必要はなく、夫々作用するねじりモー
メントに応じて径を減少させるとよい。
例へば、801ttIL中のジャーナル径で径を1i#
1711ずつ減少させたとすると、下表(1)の如くな
る。
1711ずつ減少させたとすると、下表(1)の如くな
る。
表1からもわかるとおり、径を1.01rL11Lずつ
減少させた場合、トータルで12.6%のフリクション
を低減させることができ、クランクシャフトのジャーナ
ルによるフリクションロスがエンジン全体で(to〜1
5)係であるから 12.6 (10〜15)X =1.26〜1,9係00 すなわち、全体で約(1〜2)係のフリクションを低減
させることができるものとなる。
減少させた場合、トータルで12.6%のフリクション
を低減させることができ、クランクシャフトのジャーナ
ルによるフリクションロスがエンジン全体で(to〜1
5)係であるから 12.6 (10〜15)X =1.26〜1,9係00 すなわち、全体で約(1〜2)係のフリクションを低減
させることができるものとなる。
なお、上記は一例であって径の減少はフライホイール側
端部のジャーナル2、及びこれと反対側のプーリ側のジ
ャーナル27径の絶対値及び、クランクシャフトの材質
等により、任意に数値を選ぶことができる。
端部のジャーナル2、及びこれと反対側のプーリ側のジ
ャーナル27径の絶対値及び、クランクシャフトの材質
等により、任意に数値を選ぶことができる。
上述のとおり、本考案によると、フリクションロスの低
減及び、重量軽減の両者を達成し、低燃費対策として有
効である。
減及び、重量軽減の両者を達成し、低燃費対策として有
効である。
図は本考案の一実施例を示す正面図である。
1・・・・・・クランクシャフト、21〜2□・・・・
・・クランクジャーナル、3・・・・・・フライホイー
ル、4・・・・・・プーリ。
・・クランクジャーナル、3・・・・・・フライホイー
ル、4・・・・・・プーリ。
Claims (1)
- 多気筒エンジンのクランクシャフトにおいて、夫々のク
ランクジャーナルの径をフライホイール側からプーリー
側へ向かうにしたがって小さくしたことを特徴とするク
ランクシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11441979U JPS5848412Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | クランクシヤフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11441979U JPS5848412Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | クランクシヤフト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5632120U JPS5632120U (ja) | 1981-03-28 |
JPS5848412Y2 true JPS5848412Y2 (ja) | 1983-11-05 |
Family
ID=29346668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11441979U Expired JPS5848412Y2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | クランクシヤフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5848412Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847253U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-30 | 日東電工株式会社 | 家具転倒防止具 |
JPS5890147U (ja) * | 1981-11-17 | 1983-06-18 | 三菱鉛筆株式会社 | 家具固定具 |
JPS58112150U (ja) * | 1982-01-26 | 1983-07-30 | 日東電工株式会社 | 家具類の転倒防止具 |
JPS59142512U (ja) * | 1983-03-16 | 1984-09-22 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のクランク軸構造 |
-
1979
- 1979-08-22 JP JP11441979U patent/JPS5848412Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5632120U (ja) | 1981-03-28 |
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