JPS5848257Y2 - 移送装置におけるパレット移送運動遮断装置 - Google Patents

移送装置におけるパレット移送運動遮断装置

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JPS5848257Y2
JPS5848257Y2 JP6187878U JP6187878U JPS5848257Y2 JP S5848257 Y2 JPS5848257 Y2 JP S5848257Y2 JP 6187878 U JP6187878 U JP 6187878U JP 6187878 U JP6187878 U JP 6187878U JP S5848257 Y2 JPS5848257 Y2 JP S5848257Y2
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JP
Japan
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pallet
cam
transfer
rotational
blocking
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JP6187878U
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JPS54165485U (ja
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修 川辺
和博 足立
博 村角
剛 渡辺
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日東精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主径路ともどり径路からなるパレット循環移送
装置で特に、移送作業中常時所定方向へ循環移動するコ
ンベアチェーンにより順次移送される複数個のパレット
を移送ライン上に配置し、フリーフローサイクルにより
パレットを移送する装置において、パレットが各作業ス
テーションにて停留したとき、後続のパレットが移送さ
れてきてもこのパレットに直接衝突することなく、停留
するようにしたパレット移送運動遮断装置に関するもの
である。
従来から第2図に示すように作業ステーションを有し、
フリーフローサイクルによりパレットをこれら各作業ス
テーションに移送する移送装置においては、パレット移
送運動遮断装置が各種考えられており、その中で最も普
及しているのが第1図に示すような構成のものである。
これはコンベアチェーン100上にこれを噛み合うスプ
ロケット108を有するパレットAを複数個配置し、こ
れらパレットAのスプロケット108をドラム101に
固定し、このドラム101を支軸102を中心に回転す
るレバー103に取付げたブレーキ帯104により制動
力を与えることにより、パレットAにコンベアチェーン
100の移送運動を伝達している。
そして作業ステーションにもう一つのパレットAが停留
していると、このパレットAに設けた移送運動解除棒1
05に次のパレットAの前方に突出しているレバー10
3の先端が乗り上げ、制動力を弛め、スフロケット10
8をドラム101と共に空転させるものである。
しかしながらこの装置においては、ドラムに制動力を与
えるブレーキ帯が常にドラ1つに接触しているから、ブ
レーキ帯の消耗が激しく、頻繁にこのブレーキ帯を交換
しなげればならず特に、多量の部品を組立てる組立てラ
インのように移送装置を止めることのできない所におい
ては、このような交換パレットを多数準備しておかねば
ならず、経費がかかるなどの問題点がある。
本考案はこのような問題点に鑑み案出されたもので、前
方に停留しているパレットに次のパレットが直接衝突し
ないようにパレットに伝達されたコンベアチェーンの移
送運動を確実に遮断することを目的とするものであり、
以下本考案の実施例を第2図ないし第6図に基づいて説
明する。
第2図は移送装置全体を示す平面図であり、この移送装
置にはワーク(図示せず)を載#(−たパレットAを主
経路の各作業ステーションに運ぶコンヘアチェーン1と
、ワークを載置しない空パレットAを逆方向−・、運ぶ
もどり経路のコンヘアチェーン1が平行に配設されてい
る。
また第3図においてこのコンベアチェーン1は移送機台
2に固定した構体3のチェーンガイド4に沿い移動する
ようにしてあり、構体3にはバレンt−Aが構体3と平
行に移動するよう案内するガイド棒5が固定されている
このガイド棒5は構体3に沿い移送方向に伸びている。
構体3の下部にはパレットA下端に転勤自在に設けたガ
イドローラ6が転動するガイドプレート7が取付けられ
ている。
第4図においC5このパレットAには前記コンベアチェ
ーン1と噛み合うスプロケット8が移送力向に対し前後
に設けられている。
この前後のスプロケツl−8は同一の構成であり、スプ
ロケット8はスプロケット軸9に同転自在に設けられて
いる。
またスフロケット8はスフロケット軸9のフランジ部の
内側に固定した摩擦板10とスフロケット軸9ど一体回
転するカラー11とにより挾持されており、カラー11
の端面ばスプロケット軸9を回転且つ軸方向にわずかだ
げ移動可能に支承する軸受12a、に接している。
軸受12a、12bはパレットAの横穴13にスペーサ
14で間隔をおいて配置してありNスプロケット軸9の
右端には遮断ブロック15が螺結されている。
前記軸受12bと遮断ブロック15との間にはスプロケ
ット軸9が第4図の右方へ移動するよう付勢し、前記ス
プロケット8を摩擦板10とカラー11とにより挟持固
定する力を付与する圧縮スプリング16が配設されてい
る。
a断ブロック15には遮断カム1Tと係合する爪部15
aがあり、この遮断カム17は前記スプロケット軸9の
延長上のわずか下方において、同軸9を含む垂直面に直
角をなづ作動軸18に固定してあり、この作動軸18は
パレットAに回転自在に支承されている。
第3図に示すように作動軸18の前方端はパレットAの
支承部を貫通して突出し2でおり、この端部には後述す
る回転作用ロッ1−’19により作動軸18を回転させ
る回転作用カッ・20が固定されている。
前記遮断カム17はパ1/ツ)Aの移送方向の前後に設
けた夫々のスプロケット軸9,9の遮断ブロック15.
15の対応位置に設けられている。
更にこの作動軸18には作業ステーションにおいてパレ
ットAの移送運動を遮断するようこの軸18を回転させ
る作動カム21が固定してあり、作動カム21は一端を
パレットAに固定した回転規制スプリング22で反時計
方向に回転するよう常時付勢されている。
23はこの作動カム21に作用するスピンドルであり、
このスピンドル23はバレン)Aを廁上方から下方へ往
復摺動自在に貫通している。
スピンドル23はこれに巻設した作動スプリング24に
より移送中は一部が斜上方へ押出されており、前記作業
ステーションの位置にバレン)Aが達すると、スピンド
ル23は作動スプリング24に抗して押1〜込まれ、作
動カム21を時計方向に回転させる。
パレットAの後部には前記回転作用ロッド19が設けて
あり、この作用ロッド19には前記回転作用カム20の
カム面20aに接触し、回転作用カム20を後方のパレ
ットAが接近するに従って徐々に時計方向に回転させる
作用面19aが形成されている。
第5図のように作用面19aは回転作用カム20が滑ら
かに回転するよう円弧状に形成してあり、この作用面1
9aは回転作用ロッド19の先端から根本にかげて上り
勾配に傾斜している。
作動軸18の軸線と回転作用ロッド19の軸線は平行に
設けられている。
第3図においてバレン)Aの前端には前方のバレン)A
の後端に取付けた弾性ストッパ一部材25の同一軸線上
にストッパーボルト26が調整自在に設けてあり、これ
らストッパーボルト26と弾性ストッパ一部材25はバ
レン)A、Aの直接の衝突を阻止するものである。
次にこの実施例の動作を説明する。
移送装置によりワークを載置したバレン)Aが主経路の
各作業ステーションに移送されてくると、この[ステー
ションに配設したパレットストップ手段Bにより、スピ
ンドル23に抑圧作用が働くからスピンドル23の先端
は作動カム21を押圧し、作動軸18は時計方向に回転
する。
この回転動作により、作動カム210両側で作動軸18
に固定された遮断カム17も同方向に回転し、爪部15
aは作動軸18に固定されている遮断カム17から離脱
し、スプロケット8はコンベアチェーン1により空転し
〜バレン)Aの移送運動は遮断されてバレン)Aは停留
する。
この作業ステーションにおいて、バレン)Aが所定時間
停留している間に次のパレットAがコンベアチェーン1
により移送されてくると、第3図のように次のパレット
Aの前方に設けた回転作用カム20のカム面20aはす
でに停留している前方のバレン)Aの後部に取付けた回
転作用ロンド190作用面19aに接触するから次のパ
レットAが前進するに従って回転作用ロッド19は回転
作用カム20を第6図イ1口。
へのように時計方向に回転させるため、作動軸18に固
定した遮断カム17はスプロケット軸9の遮断ブロック
15の爪部15aから第4図のように外れ、スプロケッ
ト8はコンベアチェーン1により空転し、バレン)Aの
移送運動が遮断されテ次ツバレットAも停留する。
このようにして連続して移送されてくるパレットAは前
のパレットAが停留していると、次々に以上の作用によ
り全テコンヘアチェーン1の移送運動が遮断されて停留
する。
そして作業ステーションにおけるバレン)Aの停留が終
了し、パレットストップ手段BがパレットAを解除する
と、遮断ブロック15の爪部15aに遮断カム17は係
合し、このパレットAは再びコンベアチェーン1による
移送運動を受け、主経路を前進し、続いて後続のバレン
)Aも次々と前進を開始し、次のパレットAが停留する
と、再びこれより後続のパレットAは以上の動作を繰返
す。
尚、この実施例ではバレン)Aの前部が主経路及びもど
り経路において、常に先行して移送される循環式移送装
置について説明したが、他の実施例として同じ循環式移
送装置であっても、パレットAが主経路を移送される場
合ともどり経路を移送される場合とでは前部と後部が逆
になって先行して移送されるものがある。
これはパレットAの前後に作動軸18を突出させ、これ
に夫々回転作用カム20を取付け、しかもこの回転作用
カム20に作用する回転作用ロッド19をパレットAの
前後に突設してやれば、前記実施例と同じようにコンベ
アチェーン1の移送運動を遮断することが可能である。
本考案は以上の実施例から明らかなようにコンベアチェ
ーン1とパレットAにスプロケット軸9を介して設けた
スプロケット8との噛み合いによリハレツ)Aを移送す
る移送装置において、このパレットAの端部に作動軸1
8を回転可能に貫通して突出させ、この貫通突出した作
動軸18の端部に平担なカム面20aを有する回転作用
カム20を取付け、更に全てのパレットAの端部に、移
送運動が遮断されて前記作業ステーションにてすでに停
留しているパレットAに続<次のパレットAの回転作用
カム20に作用し、次のパレットAのスプロケット軸9
に固定した遮断ブロック15と作動軸18に固定した遮
断カム17とが前記スピンドル23の作用に関係なく係
脱するように次のバレン)Aの作動軸18を回転させる
回転作用ロッド19を突設し、停留したパレットAの次
のバレン)Aがこのバレン)Aに直接衝突することな(
、続いて停留するようにしたものであるため、従来のよ
うに常に接触している部品がないから部品の消耗が減少
し、寿命も長く、経費が軽減される。
しかもコンベアチェーンとの係合あるいは離脱が確実で
あるから、パレットを正確ニ停留させることができ、パ
レットの破損を生じることがなくなるなどの極めて顕著
な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパレット移送運動遮断装置を示す要部断
面図、第2図は移送装置全体を示す平面図、第3図は本
考案の一実施例を示す拡大正面図、第4図は第3図IV
−IV線の拡大断面図、第5図は本考案の要部を示す拡
大斜視図、第6図は第5図■−■線の断面図で第6図イ
は回転作用カムが回転作用ロンドの作用面の先端部に接
触したところを示し、第6図口は作用面の中間部に接し
、回転作用カムがわずかだけ回転したところを示し、第
6図ハは回転作用カムが最大回転したところを示すもの
である。 Aはパレット、Bはパレットストップ手段、1はコンベ
アチェーン、5はガイド棒、8はスプロケット、9はス
フロケット軸、15は遮断ブロック、17は遮断カム、
18は作動軸、19は回転作用ロンド、19aは作用面
、20は回転作用カム、20aはカム面、21は作動カ
ム、25は弾性ストッパ一部材、26はストッパーボル
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1゜移送作業中、常時所定方向へ循環移動するコンベア
    チェーン1により、順次移送されるようこのコンベアチ
    ェーン1と噛み合うスプロケット8を一端に設けたスプ
    ロケット軸9を回転自在ニ支承し、このスプロケット軸
    9の他端に固定した遮断ブロック15に移送中は係合し
    、作業ステーションにて停留中はパレットストップ手段
    Bにより動作されるスピンドル23の押動作用により離
    脱可能な遮断カム17を固定した作動軸18を有するパ
    レットAを複数個配置した移送装置において、 パレットAから前記作動軸18の端部を突出させ、 この貫通突出した作動軸18の端部に回転作用カム20
    を取付け、 更に全てのパレツ)Aの端部に、移送運動が遮断されて
    前記作業ステーションにてすでに停留シテいるパレット
    Aに続<次のパレットAの回転作用カム20に作用して
    次のパレツ)Aの遮断ブロック15と遮断カム17が罰
    記スピンドル230作用に関係なく係脱するように次の
    パレツ)Aの作動軸18を回転させる回転作用ロッド1
    9を突設し、 移送運動が遮断され、すでに停留しているパレットAに
    次のパレットAが衝突することなく停留するようにした
    ことを特徴とするパレット移送運動遮断装置。 2、回転作用カム20は回転作用ロッド19の作用を受
    ける平坦なカム面20aを有していることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のパレット移送運動
    遮断装置。 3、回転作用ロッド19は回転作用カム20のカム面2
    0aに接触可能で先端から後方へ上り勾配に傾斜した作
    用面19aを有していることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第2@記載のパレット移送運動遮
    断装置。
JP6187878U 1978-05-12 1978-05-12 移送装置におけるパレット移送運動遮断装置 Expired JPS5848257Y2 (ja)

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JP6187878U JPS5848257Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 移送装置におけるパレット移送運動遮断装置

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Publication Number Publication Date
JPS54165485U JPS54165485U (ja) 1979-11-20
JPS5848257Y2 true JPS5848257Y2 (ja) 1983-11-04

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