JPS5848123B2 - 氷結冷凍魚スラブの破砕装置 - Google Patents
氷結冷凍魚スラブの破砕装置Info
- Publication number
- JPS5848123B2 JPS5848123B2 JP16391581A JP16391581A JPS5848123B2 JP S5848123 B2 JPS5848123 B2 JP S5848123B2 JP 16391581 A JP16391581 A JP 16391581A JP 16391581 A JP16391581 A JP 16391581A JP S5848123 B2 JPS5848123 B2 JP S5848123B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolls
- slab
- roll
- force
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
近時、養殖漁業の規模拡大に伴い、飼料用として所謂ス
ラブ状となっている氷結冷凍魚が用いられることが多く
なっているが、それを給飼用として使用するためには、
解氷してその使用目的及び飼料魚の大きさに応じて細断
或はミンチ処理をする必要があるが、その解凍力法は通
常大気中で行われるので、その作業には長時間を要し、
スラブ外側部は大気温度の影響を受けて解氷された飼料
魚は変質或は腐敗する等のおそれが多く、そのため、そ
の飼料魚によって、養殖魚の死を招き、かつ養殖場全体
の水質汚染を来すことにもなり、これを防止するために
、先行発明として、必要な時に必要な分量の氷結冷凍魚
スラブを、機械力をもつて瞬時に破砕せしめる破砕装置
があるが、本発明はその改良に係るものであって、それ
は、一段と氷結冷凍魚スラブに対する截断力並びに刺入
曲げ応力を強力ならしめて、スラブ破砕力を確実強大な
らしめる非常に進歩した力法及び装置を提供することを
目的とするものである。
ラブ状となっている氷結冷凍魚が用いられることが多く
なっているが、それを給飼用として使用するためには、
解氷してその使用目的及び飼料魚の大きさに応じて細断
或はミンチ処理をする必要があるが、その解凍力法は通
常大気中で行われるので、その作業には長時間を要し、
スラブ外側部は大気温度の影響を受けて解氷された飼料
魚は変質或は腐敗する等のおそれが多く、そのため、そ
の飼料魚によって、養殖魚の死を招き、かつ養殖場全体
の水質汚染を来すことにもなり、これを防止するために
、先行発明として、必要な時に必要な分量の氷結冷凍魚
スラブを、機械力をもつて瞬時に破砕せしめる破砕装置
があるが、本発明はその改良に係るものであって、それ
は、一段と氷結冷凍魚スラブに対する截断力並びに刺入
曲げ応力を強力ならしめて、スラブ破砕力を確実強大な
らしめる非常に進歩した力法及び装置を提供することを
目的とするものである。
本発明は、外周面に多数の角錐又は円錐状の歯片を配列
点在せしめてなる３本の電動回転ロールを、所要間隔の
もとに、下側２本を対向部が互に逆動となる同力向回転
とし、それに対し、上側１本を下側２本に対して相互に
内向き回転となして三角状に配置してなるロールブロッ
クを、単数又は複数配備せしめてなることを特徴とする
氷結冷凍魚スラブの破砕装置である。
点在せしめてなる３本の電動回転ロールを、所要間隔の
もとに、下側２本を対向部が互に逆動となる同力向回転
とし、それに対し、上側１本を下側２本に対して相互に
内向き回転となして三角状に配置してなるロールブロッ
クを、単数又は複数配備せしめてなることを特徴とする
氷結冷凍魚スラブの破砕装置である。
本発明に係る破砕装置の添付図面の実施例について説明
すると、次のようである。
すると、次のようである。
夫々外周面に角錐又は円錐状の歯片１を多数配列点在せ
しめてなる３本の同径又は異径の電動回転ロール２，３
．４を、上側を１本、下側を２本として且つ夫々板状の
氷結冷凍魚スラブＳが通過して回転する該歯片１で、該
スラブＳが截断されたり又は突刺しからロール回転によ
るねじ曲げによって、該スラブＳが破砕されるに適する
所要間隔をおいて、下側の２本の該ロール２，３を、そ
の対向部が互に逆動となる同力向回転とし、それに対し
、上側の１本の該ロール４を、下側の２本の該ロール２
，３に対して相互に内向き回転となして、三角状に対向
配置してなるロールブロックを、単に平列状に或は全体
を斜状として単数又は複数配備せしめて構戒するもので
ある。
しめてなる３本の同径又は異径の電動回転ロール２，３
．４を、上側を１本、下側を２本として且つ夫々板状の
氷結冷凍魚スラブＳが通過して回転する該歯片１で、該
スラブＳが截断されたり又は突刺しからロール回転によ
るねじ曲げによって、該スラブＳが破砕されるに適する
所要間隔をおいて、下側の２本の該ロール２，３を、そ
の対向部が互に逆動となる同力向回転とし、それに対し
、上側の１本の該ロール４を、下側の２本の該ロール２
，３に対して相互に内向き回転となして、三角状に対向
配置してなるロールブロックを、単に平列状に或は全体
を斜状として単数又は複数配備せしめて構戒するもので
ある。
なお、該スラブＳの大きさに応じて、各該ロール間隔は
調整自由であり、又、各該ロール２，３，４は、第４図
一第６図に示す配置例図のように、異径ロールの配置設
計が可能であり、又その他、上下逆の逆三角状配置に設
計変更もできる。
調整自由であり、又、各該ロール２，３，４は、第４図
一第６図に示す配置例図のように、異径ロールの配置設
計が可能であり、又その他、上下逆の逆三角状配置に設
計変更もできる。
図中、７，８はロール群入口のスラブ送込台機構、９は
破砕スラブの排出ガイド板、１０は一部の落下破砕氷に
対する受けガイド板である。
破砕スラブの排出ガイド板、１０は一部の落下破砕氷に
対する受けガイド板である。
本発明装置は上記の如く構成したから、氷結冷凍魚スラ
ブＳをスラブ送込台機構７，８から回転ロール群のロー
ル間に連続的に送り込むと、該スラブＳは各ロール間か
ら排出ガイド板９を経て排出口に通ることになるが、該
スラブＳがロール間を通るに伴い、３個の電動回転ロー
ル２，３．４の回動で、其等の各該ロール２，３，４に
は角錐又は円錐状の歯片１が配列点在している結果、そ
の回転の歯片１群により、該スラブＳは、噛み砕かれ或
は突き刺されて次第に細かく破砕されてロール挟送せし
められる。
ブＳをスラブ送込台機構７，８から回転ロール群のロー
ル間に連続的に送り込むと、該スラブＳは各ロール間か
ら排出ガイド板９を経て排出口に通ることになるが、該
スラブＳがロール間を通るに伴い、３個の電動回転ロー
ル２，３．４の回動で、其等の各該ロール２，３，４に
は角錐又は円錐状の歯片１が配列点在している結果、そ
の回転の歯片１群により、該スラブＳは、噛み砕かれ或
は突き刺されて次第に細かく破砕されてロール挟送せし
められる。
而るに、そのロール配置が三角状であり、そして、其等
の回転を、下側の２本の該ロール２，３はその対向部が
互に逆動となる同力向回転とし、それに対して、上側の
１本の該ロールを下側の２本の該ロール２，３と相互に
内向き回転とすることにより、該スラブＳの破砕されな
がらのロール間の挟送は、先づ上側の該ロール４と下側
の手前側の該ロール３の内向き回転により、その両ロー
ル間に入り、相互のロール内向き回転による対向の歯片
１で確実に噛み砕かれたり或は突き刺されて、固結氷が
確実スムーズに破砕され、その破砕スラブ群は、上側の
該ロール４と下側の前方の該ロール２の内向き回転ロー
ル間に向って挟送せしめられるが、その途中で、下側の
対向の該ロール２，３間部を通過するに際し、その下側
の対向の該ロール２，３は、その回転が同一力向回転で
ある結果、その対向部は逆動となっている。
の回転を、下側の２本の該ロール２，３はその対向部が
互に逆動となる同力向回転とし、それに対して、上側の
１本の該ロールを下側の２本の該ロール２，３と相互に
内向き回転とすることにより、該スラブＳの破砕されな
がらのロール間の挟送は、先づ上側の該ロール４と下側
の手前側の該ロール３の内向き回転により、その両ロー
ル間に入り、相互のロール内向き回転による対向の歯片
１で確実に噛み砕かれたり或は突き刺されて、固結氷が
確実スムーズに破砕され、その破砕スラブ群は、上側の
該ロール４と下側の前方の該ロール２の内向き回転ロー
ル間に向って挟送せしめられるが、その途中で、下側の
対向の該ロール２，３間部を通過するに際し、その下側
の対向の該ロール２，３は、その回転が同一力向回転で
ある結果、その対向部は逆動となっている。
即ち、図示矢印の如く、一力の該ロール３の歯片１は下
向、他力の該ロール２の歯片１は上向に夫々回動するた
め、該ロール２，３間部に達したスラブ破片群は、該ロ
ール２，３の相互に逆動の歯片１で突き刺されると、そ
れは内向き回転歯片による突き刺しの場合よりも、その
刺入によるねじり曲げ応力は、はるかに強力であるため
、引き裂き力が非常に強烈であり、この結果、逆動歯片
による破砕力は、内向き回転歯による破砕力に比べて格
段に強大となり、スラブ破砕は確実に強力となって、固
結氷がより細かく且つ瞬時に破砕されてしまうと共に、
中身の冷凍魚も細かく截断されることになり、抜群の破
砕性能が発揮されることになる。
向、他力の該ロール２の歯片１は上向に夫々回動するた
め、該ロール２，３間部に達したスラブ破片群は、該ロ
ール２，３の相互に逆動の歯片１で突き刺されると、そ
れは内向き回転歯片による突き刺しの場合よりも、その
刺入によるねじり曲げ応力は、はるかに強力であるため
、引き裂き力が非常に強烈であり、この結果、逆動歯片
による破砕力は、内向き回転歯による破砕力に比べて格
段に強大となり、スラブ破砕は確実に強力となって、固
結氷がより細かく且つ瞬時に破砕されてしまうと共に、
中身の冷凍魚も細かく截断されることになり、抜群の破
砕性能が発揮されることになる。
而して、破砕スラブ群は上下の相互の内向き回転の該ロ
ール２，４で更に細かく破砕されながら挟送排出される
ことになる。
ール２，４で更に細かく破砕されながら挟送排出される
ことになる。
なお、必要に応じ、該歯片１を回転力向に向って前傾歯
型とすれば、一層破砕作用は良好となる。
型とすれば、一層破砕作用は良好となる。
又、各ロール回転を異速度とすることにより、噛み砕き
性能が良くなる上に、異速度による逆動歯片での突き刺
しは、スラブに対する刺入ねじり曲げ応力が大きく働く
ことになる結果、スラブ破砕力が実に強大となって、該
スラブＳの固結氷の破砕と中身の截断は全く確実瞬間的
に行われることになる。
性能が良くなる上に、異速度による逆動歯片での突き刺
しは、スラブに対する刺入ねじり曲げ応力が大きく働く
ことになる結果、スラブ破砕力が実に強大となって、該
スラブＳの固結氷の破砕と中身の截断は全く確実瞬間的
に行われることになる。
これにより、該スラブＳは、破砕氷塊と破砕冷凍魚とに
分離した状態で破砕されて、排出ガイド板９部を経て排
出される。
分離した状態で破砕されて、排出ガイド板９部を経て排
出される。
なお、該スラブＳの厚みや大きさや氷結温度に応じて、
３本の三角状の基本のロールブロックを基本として、第
２図の如く、そのロールブロックを複数の連続式に設計
すれば、逆動破砕個所が増加する結果、どのようなスラ
ブでも満足な破砕が確実に保障されることになる。
３本の三角状の基本のロールブロックを基本として、第
２図の如く、そのロールブロックを複数の連続式に設計
すれば、逆動破砕個所が増加する結果、どのようなスラ
ブでも満足な破砕が確実に保障されることになる。
又、ロール配置全体機構を傾斜配置とする設計が、スラ
ブ通過に適する。
ブ通過に適する。
又、逆動ロール上力を破砕されて通過する破砕スラブは
、その破砕作用より生ずる細かい破砕氷塊の一部が逆動
ロール間から下力に落下するが、その氷塊は受けガイド
板１０から排除される。
、その破砕作用より生ずる細かい破砕氷塊の一部が逆動
ロール間から下力に落下するが、その氷塊は受けガイド
板１０から排除される。
以上により、本発明装置は、単純な相互の内向き回転ロ
ールに係る先行発明のものに比し、同一力向回転による
対向歯片の逆動とすることの力が、理論的にも実験的に
も氷結冷凍魚スラブＳに対する破砕力が、はるかに強大
であり、従って、簡単なロール機構に係る機械力をもっ
て、自動的且つ確実瞬間的に該スラブＳの破砕が非常に
能率的に行われ得て、破砕性能が著しく向上して、本発
明の力法及び装置の採用は、魚類の養殖産業の発展によ
り大きく寄与できて至便重宝である等の進歩した効果が
ある。
ールに係る先行発明のものに比し、同一力向回転による
対向歯片の逆動とすることの力が、理論的にも実験的に
も氷結冷凍魚スラブＳに対する破砕力が、はるかに強大
であり、従って、簡単なロール機構に係る機械力をもっ
て、自動的且つ確実瞬間的に該スラブＳの破砕が非常に
能率的に行われ得て、破砕性能が著しく向上して、本発
明の力法及び装置の採用は、魚類の養殖産業の発展によ
り大きく寄与できて至便重宝である等の進歩した効果が
ある。
図面は本発明力法を実施する装置の実施例を示すもので
、第１図は基本の単数ロールブロックを示す機構配置図
、第２図は複数連続式のロールブロックに係る機構配置
図、第３図は電動回転ロールの一部拡大斜面図、第４図
乃至第６図はロール配置例を示す概念図である。 １・・・・・・歯片、２，３，４，５，６・・・・・・
電動回転ローノレ。
、第１図は基本の単数ロールブロックを示す機構配置図
、第２図は複数連続式のロールブロックに係る機構配置
図、第３図は電動回転ロールの一部拡大斜面図、第４図
乃至第６図はロール配置例を示す概念図である。 １・・・・・・歯片、２，３，４，５，６・・・・・・
電動回転ローノレ。
Claims (1)
- １ 外周面に多数の角錐又は円錐状の歯片を配列点在せ
しめてなる３本の電動回転ロールを、所要間隔のもとに
、下側２本を対向部が互に逆動となる同力向回転とし、
それに対し、上側１本を下側２本に対して相互に内向き
回転となして三角状に配置してなるロールブロックを、
単数又は複数配備せしめてなることを特徴とする氷結冷
凍魚スラブの破砕装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16391581A JPS5848123B2 (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 氷結冷凍魚スラブの破砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16391581A JPS5848123B2 (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 氷結冷凍魚スラブの破砕装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5867173A JPS5867173A (ja) | 1983-04-21 |
| JPS5848123B2 true JPS5848123B2 (ja) | 1983-10-26 |
Family
ID=15783237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16391581A Expired JPS5848123B2 (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 氷結冷凍魚スラブの破砕装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848123B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103551228B (zh) * | 2013-11-15 | 2016-08-24 | 西安德兆环保科技有限公司 | 一种粗料干洗机及利用其进行破袋和垃圾分离的方法 |
| CN105433408A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-03-30 | 无锡市双氏机械有限公司 | 逐级过滤粉碎混合式饲料加工机 |
| CN105380289A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-03-09 | 无锡市双氏机械有限公司 | 粉碎混合式饲料加工机 |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP16391581A patent/JPS5848123B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5867173A (ja) | 1983-04-21 |
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