JPS5847898Y2 - 棚枠 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は棚の上側辺に組立構成し得る棚枠に係り、更に
詳しくは入口部が狭く奥が巾広く形成された溝を側部に
穿設しかつ後部に棚柱の穴に嵌入係止し得る脚を取付け
てなるブラケットと、このブラケットの前記溝に嵌入係
止し得る連結杆を頭部に有しかつ尾部に筒体を有するロ
ッドホルダーと、ロッドとの組合せよりなる棚枠に関す
るものである。

従来のこの種の棚枠は棚のコーナーに柱を起立し、この
柱にロッドを取付けて構成していたが、取付は構成が複
雑であると共に作業性が悪く、かつ外観も良くない等の
欠点があった。

本考案に係る棚枠の一実施例を具体的に説明すると、第
１図乃至第４図に於て、１は半円板状のブラケットであ
って、その両側部及び前側部には入口が狭く奥が円弧状
に拡大された深い溝２，３．４が夫々９０°の角度を保
って、穿設され、がつこのブラケット１の後側部には棚
柱５のフック穴６に嵌入係止し得るカギ状脚７が突設さ
れている。

８はロッドホルダーであってバーａの先端に球すを設け
た前記ブラケット１の溝２，３．４に嵌入係止し得る連
結杆９を筒体１０の頭部に穿設することによって構成さ
れている。

１１は筒体１０に挿入し得るロッドである。

図中１２はガラス板等より構成される棚、１３は棚１２
を固定する治具である。

本考案に係る棚枠の組立使用に当っては特に第３図及び
第４図に示す如く、柱５の所定位置にある穴６にブラケ
ット１を取付固定し、ブラケット１のいずれかの溝２，
３．４にロッドホルダー８の連結杆９を嵌入固定し、ロ
ッドホルダー８に所定の長さを有するロッド１１を嵌入
固定することによって棚１２の上側辺にこの棚１２に対
応した棚枠を簡単に取付構成することが出来る。

上記実施例に於てはブラケット１に３個の溝２．３．４
を形成したが、この溝は必要に応じて数を少くすること
が可能である。

本考案に係る棚枠は上述の如く、棚柱の穴に嵌着し得る
ブラケットと、このブラケットに簡単に取付固定し得る
ロッドホルダーとロッドとを組合せることによって構成
したので、構成部品が少い上に棚柱に簡単に取付けて構
成することが出来、作業性が良い上に棚のコーナ一部分
がスッキリするのでショウケース、ウィンド等に於て商
品を見せる際にこれが邪魔にならず外観も美しい等の特
徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は部品説明図、第４図は組立説明図で
ある。 １ニブラケツト、２，３．４ ：溝、５：柱、８：ロッ
ドホルダー、９：連結杆、１１：ロッド。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 入口部が狭く奥が巾広く形成された溝を側部に穿設しか
   つ後部に棚柱の穴に嵌入係止し得る脚を取付けてなるブ
   ラケットと、このブラケットの前記溝に嵌入係止し得る
   連結杆を頭部に有しがつ尾部に筒体を有するロッドホル
   ダーと、ロッドとの組合せよりなる棚枠。