JPS5847262B2 - 加圧鋳造方法 - Google Patents

加圧鋳造方法

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JPS5847262B2
JPS5847262B2 JP1471080A JP1471080A JPS5847262B2 JP S5847262 B2 JPS5847262 B2 JP S5847262B2 JP 1471080 A JP1471080 A JP 1471080A JP 1471080 A JP1471080 A JP 1471080A JP S5847262 B2 JPS5847262 B2 JP S5847262B2
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JP
Japan
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sprue
molten metal
cavity
casting
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP1471080A
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English (en)
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JPS56111564A (en
Inventor
忠男 井藤
俊夫 磯部
俊之 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Research Laboratory Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Research Laboratory Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Research Laboratory Ltd filed Critical Nippon Light Metal Research Laboratory Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は加圧鋳造方法の創案に係り、比較的簡易な構成
と操法により各種金属溶湯の鍛造を適切に実施すること
のできる方法を提供しようとするものである。
金属溶湯を鋳型に注入した後の凝固過程に釦いて該溶湯
に加圧力を及ぼして鋳造欠陥の少い高品質の成形体を得
る加圧鋳造法の1つとして特開昭52−36525号(
特願昭5O−112538)のような手法が本出願人に
よって提案され、その注入鍛造サイクルを短縮させると
共に鋳造組織中に酸化物などの捲き込みを防止する好捷
しい手法としてそれなりの効果を挙げつつある。
ところがこのような手法によって具体的に仔細をなした
結果によると上記した鋳型湯口部とコアとの接触部にお
ける摩耗が大きく、500〜1500シヨツトで好まし
い閉塞が得難いこととなり湯漏れを生ずる。
又このような溶湯鍛造の行われる合金は多様であって鋳
込温度が相当広範囲に亘り、或程アルミニウム系の合金
であるとしても例えば30係Si −A7合金の如きは
850℃であるのに対し10係Mg−A1合金などでは
約700℃であって流動性も夫々に差があり、このよう
に鋳込温度その他の条件に大きな差がある場合には種々
のトラブルを来す。
即ち上記湯口部の寸法とコアの寸法を前記した鋳込温度
850℃のものに適するように加工したものも上記70
0℃のような鋳込温度の合金鋳造に利用すると熱膨張の
相違からクリアランスが異ることとなって漏洩を生じ或
いは装脱時の摩擦が犬となって好ましい作動が得られな
いこととなる。
従って適用すべき合金の種類毎に鋳型を形成しなければ
ならないようなこととなり汎用性に乏しいので鋳型の製
作準備ないし管理が煩雑であり、更には各ショット毎に
湯口部が閉塞されているかどうかを確認し難いなどの不
備が認められた。
本発明は上記したような実情に鑑み検討を重ねて創案さ
れたものであって、その具体的な装置構成を添附図面に
示すものについて説明すると、基台状に形成された加熱
室1には溶湯槽10が上方から垂下されていて該加熱室
1内に設けられた加熱手段12により加熱され、溶解槽
10内に装入された金属を所定の鋳込み温度として溶解
するように戒って釦り、斯かる溶解槽10に対しては中
央部にストーク14を取付けた型台2がその開口面をカ
バーするように施され、前記ストーク14を溶解槽10
内に垂下装入するように成っており、該ストーク14の
頂部は図示のように円弧状彎曲面を以て絞られていて型
台2上に重合して位置した中型部体3の中央部底面に設
けられた湯道部体9の円錐形湯口19に連結されている
斯かる中型部体3の外側には複数本のガイド杆21が配
設され、これらのガイド杆21にそって上型4を有する
昇降板5が上下方向にスライドさせるように戒ってあ−
す、即ちガイド杆2L 21の上端に取付けた上部台2
2上に設けられた主シリンダ−7のロッドが前記のよう
な昇降板5と上型4との上下操作をなすものであって、
上型4には別に加圧パンチ6が配設され、その操作シリ
ンダー8は昇降板5上に取付けられていることは図示の
通りであって、前記した主シリンダ−7と共にこの操作
シリンダー8にも流体管路が連結されていて上記中型部
体3と上型4とに形成されているキャビティ13に対し
加圧操作をなすように成っている。
又前記した型台2に対してはレギュレーター17及びガ
ス圧メータ16を有する高圧気体管路11が連結されて
いて溶解槽10内を適宜に高圧化することにより該溶解
槽10内の溶融金属がストーク14釦よび前記したよう
な湯口19を介してキャビティ13内に圧入されるよう
にされているが、前記したように円錐形としてストーク
14と連結する側を狭小として形成された湯口19を有
する湯道部体9は熱伝導性の良好な部材で形成され、し
かも斯かる湯道部体9には冷却水又は空気その他の冷却
用流体を流通させるための流路29がスパイラル状に形
成され、斯かる流路29の=端はバルブ24を介して管
路26で冷却用流体圧送部に連結し、又その他端は測温
機構を有する導出管路25と連結されている。
上記したような装置構成による接法について説明すると
、第1図に示すように上型4を降下して製品キャビティ
13を密閉した状態で溶解槽10内に気体管路11から
ガスを流入させることによりこの第1図に示されるよう
にキャビティ13内に溶湯を注入することができ、ガス
圧メータ16がレギュレーター17の設定圧に到達した
ときにバルブ24を開いて湯道部体9の冷却を開始する
このような注入時及びその後の冷却過程の様相について
は別に第3図に釦いてA−Eを以て設層的に示す通りで
あって、同図A−)Bのような過程を経てキャビティ1
3内が溶湯で充満されることによりメータ16の指示が
急激に上昇する傾向を示し、レギュレーター17の設定
圧に到達するから同図Cのように湯道部体9の冷却を開
始するわけで円錐状をなした湯口19がその下部から閉
塞し、湯口19を固体化したメタルで閉塞するがストー
ク14に釦ける溶湯はなお溶融状態を継続し、従って溶
解槽10に対するガス圧を開放するならば同図りのよう
にストーク14内の溶湯は槽10内に降下し、キャビテ
ィ13内にトいては次第にその凝固が進行する。
この時点で加圧パンチ6をシリンダー8によって圧下す
ることによりこの第3図D−Eに示すようにキャビティ
13内の溶湯に対して少くとも数kg/iから1000
kg/fflに達するような溶湯圧力を附与することが
でき、斯かる加圧条件下で凝固を完了させる。
上記したような湯口19の凝固完了は溶湯の固相化によ
る湯口近傍の金型温度を中型部体3の内部に配設した熱
電対30で測温するか、或いは冷却流体の出側温度を測
定することにより常に的確な把握をなすことができ、従
って加圧パンチ6による加圧鍛造タイミングも適切に選
ぶことができる。
凝固完了後はシリンダー8の加圧力を解除し、又主シリ
ンダ−7を作動させて上型4を上方に弓上げ型開きをな
すものであり、このとき第2図に示すようにキャビテイ
13内製品はその凝固時における自己収縮によって上型
4に結着した状態で中型部体3から抜き出されることと
なるものであって、斯うくして取出されたものは前記シ
リンダー8を再び作用させることにより加圧パンチ6が
押出し機構として作用し、製品の取出しを完了すること
ができる。
この製品取出し後はキャビティ13内の清掃ないし離型
剤の塗布などを行い、次の鋳造に供される。
なお、本発明に釦ける溶解槽10は第1図、第2図に示
すような数十〜数百ショット分の溶湯保持容量を有する
ものだけでなく、所望により第4図に示すような1〜数
ショット分の極めて少量の溶湯保持容量を有するものも
使用されることはいう1でもない。
この場合、溶解槽10への給湯は開閉蓋27を通して行
ないキャビティ13内への給湯やキャビティ内溶湯の凝
固後のストーク内溶湯の降下等の操作は、レギュレータ
17による高圧気体が作動した11、単に開閉蓋27の
開閉作業のみによっても行なうことができる。
以上説明したような本発明によるときは狭搾された湯口
を有する湯道部体に対して冷却水などの冷却剤を通人し
て凝固による湯口の閉塞を図ってから加圧鋳造をなすも
のであるから湯口の摩耗は殆んど認められないこととな
り、又溶損などで多少凹凸を生じても上記した冷却凝固
による閉塞機能は殆んど影響を受けないこととなるので
それらの何れからしても耐用性の極めて高い鋳鍛造を実
施することができ、更には例え湯口を変更するような場
合にも比較的小さな湯道部体を嵌め替えるだけでよく鋳
型製作上においても煩雑さは充分に軽減し得ることとな
り、湯口の閉塞状態確認に関しても熱電対や冷却剤を利
用して的確に達成でき、しかもこの冷却剤の流量又は冷
却能を変更することにより上記閉塞状態の形成をコント
ロールし或いは鋳造合金の鋳込温度変化などに即応して
汎用性の高い鋳鍛造を行わしめ且つ鋳造サイクルの調整
をなすことが可能となり、加うるにキャビティ内成形品
に釦ける薄肉部よりも急速な凝固閉塞を図って複雑、精
密な製品の鋳造を円滑に実施し得るなどの作用効果を有
しており、工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明を実施する装置のキャビティ内溶湯注入状態を
示した断面図、第2図はその製品抜き取り状態を示した
同様な断面図、第3図はその注入加圧子凝固過程を段階
的に示した説明図、第4図は本発明による別の実施態様
を示す第1図と同様な断面図である。 然してこれらの図面に釦いて、1は加熱室、2は型台、
3は中型部体、4は上型、5は昇降板、6は加圧パンチ
、7,8はシリンダー、9は湯道部体、10は溶解槽、
11は加圧気体管路、13はキャビティ、14はストー
ク、19は湯口、。 24はバルブ、26は冷却用流体管路、29は湯道部体
内の冷却用流体流路を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 キャビティに溶湯を送入するための狭搾された湯口
    部に冷却剤を通人して該湯口部の凝固閉塞を図り、この
    湯口部の凝固閉塞を確認して前記キャビティ内溶湯に対
    する加圧パンチを作用させ溶湯の加圧子凝固を図ること
    を特徴とする加圧鋳造方法。
JP1471080A 1980-02-12 1980-02-12 加圧鋳造方法 Expired JPS5847262B2 (ja)

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