JPS584715Y2 - 回転鏡付筆立

Info

【考案の詳細な説明】本考案は使い易く、且つ安価な回転鏡付筆立を提供しよ
うとするものである。

以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図〜第５図に訃いて回転鏡付筆立１は基体２の上面
に左右一対の筒体３．３を立設し、両筒体３．３間には
回転鏡４を囮転自在に枢着したものである。

上記筒体３，３は円筒状に形成されており、内部にはだ
円形の底板５が筒体内周面に摺接する傾斜状態で嵌め込
１れている。

そして底板５の上端には突片６を設けるとともに筒体３
の突片６に対応する箇所には突片６が貫通する略水平な
長孔７が設けられており、該突片６を外部よシ移動する
ことにより底板５を回転し得るように構成している。

さらに筒体３の上部側面には支軸８を突設している。

上記回転鏡４は矩形枠９の表面１０中夫に凹面鏡１１を
取付け、裏面１２中夫に凸面鏡１３を取付け、矩形枠９
の左右両側面に凹穴１４．１４を形成したものである。

上記のように形成した回転鏡付筆立を用いて化粧をする
場合忙は左右の筒体３，３にそれぞれ紅筆等の化粧用筆
Ｐを立てておけば化粧用筆が回転鏡の近傍にあって回転
鏡を見ながう所望の化粧用筆をすぐに取り出して使用す
ることができる。

また筒体３の底板５は傾斜しているのですべての化粧用
筆を回転鏡４に接当しない方向へ１とめて傾斜させるこ
とができて、回転鏡４の回転を阻害せず、しかも化粧用
筆が一方向に１と１って立っているので選択及び平シ出
しが容易である。

そして突片６を長孔１に沿ってスライドさせ底板５の向
きをかえることにより化粧用筆Ｐの傾斜方向を前後に任
意に変更することもできる。

しかも回転鏡付筆立は矩形枠９を支軸８を中心にして回
転させて反転させることにより凸面鏡１３と凹面鏡１１
の三者を選択的に使用できるばか９でなく鏡の傾斜角度
を自由に調節できる。

以上実施例に示すように筆を回転鏡のそばの円筒に立て
られるので筆ｉ取りやすく、従って化粧等が円滑に行な
える。

しかも筆を立てる円筒を回転鏡の支持部材に兼用してい
るので材料を節減できて安価に提供できる。

しかも前記円筒内には楕円形の底板５を斜設しであるの
で全ての筆は同一方向に整列され取出し易い。

しかもこの底板５はその上端に設けられた突片６を円筒
３の長孔７に副って摺動させることによってその向きが
変えられ）従ってこの円筒内に立てられた化粧用筆Ｐの
向きを自由に変更でき、その時の状況に応じて最も使い
易い方向に筆を立てることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は本考案の一実施例を示し、第１図は正
面図、第２図は平面図、第３図は右側面図、第４図は第
１図のＡ−Ａ断面図、第５図は第１図の部分断面図であ
る。２・・・・・・基体、３・・・・・・筒体、４・・・・
・・回転鏡、８・・・・・・支軸。

【実用新案登録請求の範囲】