JPS584683A - 艙口蓋の漏水防止法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 現在広く用いられている紡口蓋は、それ自体が有してい
るガスケットにより水密性を保っており、ガスケットが
劣化したり、紡口蓋が変形すると、漏水が生ずるように
なる。この漏水は、積荷の種類によっては、これに重大
な被害をもたらすことは言うまでもない。

この発明は、このような紡口蓋の漏水を容易に止めるこ
とのできる応急的方法を提供するものであり、その要旨
は、紡口蓋と紡口縁材の間、または紡口蓋を構成するパ
ネルとパネルの間を粘着テープで目張りすることにある
。

これを図面に基づいて具体的に説明すると、第１図には
閉鎖状態の紡口閉鎖装置が示されており、１は紡口縁材
、１ａはそのトップレール、２はその上に置かれた紡口
蓋、２ａはこれを構成するパネルである。各パネルは、
隣接するパネルとの間、および前記トップレールとの保
合部にガスケット（図示しない）を有し、これによって
水密性を保つ。なお、図面では、蛤口蓋を前後に走行さ
せたり紡口縁材に締め付けたりする装置は、省略されて
いる。

３は、上記紡口蓋が水密を維持できなくなったときに、
漏水を防止するために用いられた粘着テープであり、紡
口蓋２とトップレーレ１ａの間、およびパネル２ａの相
互間に貼付されている。紡口蓋の漏水個所が少なく、か
つその位置が朗らかな場合は、粘着テープの貼付は漏水
個所付近だけで足りる。

上記粘着テープ３は、第２図に示すように、べ−ス３ａ
と粘着物質３ｂからなり、粘着物質の表面は使用するま
での間、紙テープ３ｃで保護されている。

この実施碗では、粘着物質３ｂに耐水性に優れたポリブ
タジェンゴムピッチを用い、その−面にアルミニューム
を蒸着してベース３ａを形成し、これで粘着物質３ａを
紫外線等から保護している。

第２図に示すように、被貼付面、すなわち紡口蓋２や紡
口縁材１の表面には、さびのため多少の凹凸があること
は避けられない。このため、粘着物質３ｂの膜厚は充分
厚く、たとえば工ないし２ミリメートルとし、これらの
凹凸を吸収できるよ　′うにすべきである。そして、貼
付したテープ３はゴムローラ４を用いて被貼付面に押圧
ｂ１被貼付面の凹部に粘着物質を侵入させるようにする
のが好ましい。

以上説明したようにこの発明は、紡口の周りに巡らせた
紡口縁材とこの上に載置される紡口蓋の間、または紡口
蓋を構成するパネルとパネルの間を粘着テープで目張り
することによって、鎗口蓋の漏水を防止するようにした
ものであり、極めて容易に、しかもどんな紡口蓋にも適
用できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであり、第１図は紡
口閉鎖装置の一部斜視図、第２図は粘着テープの拡大断
面図である。 １１．・・紡口縁材　　　　２・・・・紡口蓋２ａ・・
・・パネル　　　　３・・・・粘着テープ特許出願人　
　　株式会社マルゴー 代理人弁理士　　佐　竹　良　明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 紡口の周りに巡らせた紡口縁材とこの上に載置される紡
   口蓋の間、または紡口蓋を構成するパネルとパネルの間
   を粘着テープで目張りした、紡口蓋の漏水防止法。