JPS5846836Y2 - 火炎感知体 - Google Patents

火炎感知体

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JPS5846836Y2
JPS5846836Y2 JP1981066097U JP6609781U JPS5846836Y2 JP S5846836 Y2 JPS5846836 Y2 JP S5846836Y2 JP 1981066097 U JP1981066097 U JP 1981066097U JP 6609781 U JP6609781 U JP 6609781U JP S5846836 Y2 JPS5846836 Y2 JP S5846836Y2
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JP
Japan
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thread
flame
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case
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Application number
JP1981066097U
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English (en)
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JPS57179476U (ja
Inventor
■夫 堀田
Original Assignee
株式会社 サンエツ
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種煙道等に設置して使用する火炎感知体に関
するものである。
たとえば、オイルミスト除去装置にあっては、装置本体
と、オイルミスト発生源に設置したツー ドとを煙道で
つなぎ、この煙道を通してオイルミストを装置本体内に
吸入させるようにしている。
ところが、このような装置において、オイルミスト発生
源で起こった火炎が煙道を通って装置本体内に吸入され
て該本体を焼損するという事故が起こっていた。
そこで本考案は、このような煙道を備えた装置等におい
て、火炎を検出して安全装置等を作動させることができ
、しかも火炎検出の応答性および確実性にすぐれるとと
もに、コンパクトで種々取扱いに便利であり、かつ組立
および作動後の復旧処理が簡単な火炎感知体を提供せん
とするものであり、その構成は次の通りである。
本考案は、周壁に径方向に貫通する火炎通過孔を有し且
つ同周壁における該火炎通過孔の軸方向両側に糸通し孔
が設けられた糸保持具と、上記火炎通過孔に臨む状態で
上記糸通し孔に掛は通されるナイロン等の引っ張り強度
に富み且つ熱に弱い糸からなる火炎検知糸と、この火炎
検知糸の両側掛は通し端部を上記糸保持具に圧迫固定し
て鉄系を張架状態に保つように糸保持具の一端開口部に
嵌着される栓体と、上記糸保持具が出し入れ自在に内装
され、該糸保持具の上記火炎通過孔と一致しうる火炎通
過孔を備えたケース本体および該ケース本体の一端開口
部に着脱自在に蓋着されるキャップからなるケースと、
一端が上記火炎検知糸に受支され他端がケース外に突出
する状態で該ケースに軸方向移動可能に収容される作動
杆と、この作動杆を常に上記火炎検知糸に押しつける方
向のバネ力を発揮するスプリングとを具備してなること
を特徴とする火炎感知体である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
1は温度ヒユーズの役割を果たす火炎検知糸で、ナイロ
ン糸等の引っ張り強度に富み、かつ熱に弱い糸から戒っ
ている。
2は該検知糸1が張設される糸保持具で、大略円筒状に
形成され、周側壁対称二個所に径方向に連通ずる窓孔状
の火炎通過孔21.21を有し、かつ、該孔21.21
を挾んだ軸方向両端部に糸通し孔22・・・・・・が設
けられている。
3は糸保持具2の軸方向一端部に嵌入される栓体である
4は作動杆で、頭付き軸状に形成され、この作動杆4に
コイルスプリング5が嵌装されている。
6は上記各部品が収容されるケースで、大略円筒状のケ
ース本体7とキャップ8とで構成される。
ケース本体7には、糸保持具2の火炎通過孔21.21
と一致しうる火炎通過孔71.71が周側壁に形成され
、かつ、軸方向一端部に鉤形の切欠72が周方向二個所
に形成されている。
一方、キャップ8は鍔付き短筒状に形成され、内部にバ
ネ受け81が装入されているとともに、先端開口縁部に
ケース本体7の鉤形切欠72.72に係合しうる係合突
片82 、82が形成され、かつ、中心部に軸方向に貫
通する作動杆導出孔83が設けられている。
また、同キャップ8の外周側面には雄ネジ84が形成さ
れている。
しかして、キャップ8の係合突片82,82をケース本
体7の鉤形切欠72.72に軸方向に挿入し、ついで周
方向回動させて、該突片82.82を切欠72.72に
係合させることにより、ケース本体7にキャップ8を着
脱自在に装着してケース6が構成される。
本考案にか・る火炎感知体を組立てるときは、まず、火
炎検知糸1を糸保持具2に張設する。
すなわち、第2図に示すように適当長さの検知糸1を糸
保持具2の軸方向一方の糸通し孔22 、22から他方
の糸通し孔22.22に通し、その両側挿通端部を外方
に引き出した状態で、この糸引き出し側の糸保持具2端
部に栓体3を嵌入させる。
こうすれば、検知糸1の上記引き出し端部が栓体3と糸
保持具2の内面とで圧迫固定されるため、該検知糸1が
、糸保持具2の軸方向に沿った部分(以下、これを軸方
向部分と称す)11.11と径方向に沿った部分(以下
、これを径方向部分と称す)12とからなるほぼU字形
の張架状態に確実に保持される。
この状態で、検知糸1の両側軸方向部分11.11が糸
保持具2の火炎通過孔21.21に臨み、かつ、系全体
が栓体3の押し込み力によっである程度の緊張姿勢に保
持される。
なお、このとき糸1の余剰分は切り取っておく。
つぎに、このように火炎検知糸1が張設された糸保持具
2を上記栓体3側からケース本体7内に挿入し、その火
炎通過孔21.21をケース本体7の火炎通過孔71.
71に一致させる。
この後、コイルスプリング5が嵌装された作動杆4を頭
部41側からケース本体7内に挿入し、その頭部41を
検知糸1の径方向部分12に押しつける。
この状態で、作動杆4の軸部先端部がキャップ8の作動
杆導出孔83から突出するように、該キャップ8をケー
ス本体7に前記したように装着する。
この組立状態で、作動杆4は一端が検知糸1に受支され
、かつ、スプリング5によって常時検知糸1に押しつけ
られることとなる。
また、この作動杆4の押しつけ力によって検知糸1が一
層の緊張姿勢に保持される。
このように構成された本考案にか・る火炎感知体Aは、
たとえば゛、第5,6図に示すように、オイルミスト除
去装置における装置本体Bと、オイルミスト発生源に設
置されたフードCとを結ぶ煙道りの途中適当位置におい
て、煙道りの軸方向と直交し、かつケース6および糸保
持具2の火炎通過孔71.21が煙道軸方向に連通ずる
姿勢で設置する。
その設置手段としては、たとえば煙道りの側壁にネジ孔
D1を形成し、このネジ孔D1にキャップ8の雄ネジ8
4をねじ込んで個定すればよい。
また、このとき、煙道り外に突出する作動杆4の先端部
に、当該感知体Aに近接して煙道り内に設けられたシャ
ッタ式等の煙道開閉機構Eにおける開放姿勢保持用のロ
ッドE1を係止させることにより、該開閉機構Eを開放
姿勢に保持しておく。
しかして、装置使用中にオイルミスト発生源に起こった
火炎が煙道り内に吸入された場合、その火炎が火炎通過
孔21.71を通過すると同時に、その火炎熱によって
火炎検知糸1の軸方向部分11゜11が溶断するため、
作動杆4が該検知糸1の径方向部分12による支持を失
って、スプリング5のバネ力によりケース6内に退入す
る。
このため、煙道開閉機構EのロッドE1が作動杆4によ
る支持を失うことにより、該機構Eに内蔵されたバネの
力等によって同開閉機構Eが閉鎖し、これにより火炎の
通過が阻止されることとなる。
この火炎感知体Aによるときは、ナイロン糸等の熱に弱
い検知糸1を温度ヒユーズとして作用させるようにし、
しかも同検知糸1を火炎通過孔21.71に臨ませて直
接火炎に接触させるようにしているため、火炎に対する
反応が鋭く、火炎検出作動が瞬間的に、かつ確実に行な
われるものである。
従って、上記オイルミスト除去装置等の煙道を使用する
装置に適用することにより、装置の保護と安全性の確保
に効果を発揮することとなる。
なお、上記のようにして本感知体Aが作動したときは、
火炎処理後、感知体全体を煙道りから取外してケース6
のキャップ8を開け、糸保持具2をケース本体7から取
出してこれに新たな火炎検知糸1を張設し、再び前記同
様に組立て・煙道りに設置すればよい。
ところで、上記実施例では糸保持具2に巻装した検知糸
1を栓体3によって固定すると同時に張りをもたせるよ
うにしたが、検知糸1の固定手段さえ講じておけば、ス
プリング5による作動杆4の検知糸1への押しつけ力の
みによっても鉄系1に充分な張力をもたせることができ
る。
さらに、作動杆の動きを煙道開閉機構等に伝える手段は
、当該機構の具体構造等に応じて他の機械的手段または
電気的手段に適宜変更しうるところである。
また、本考案の火炎感知体Aは、上記のように煙道に設
置して使用するに適しているが、防火システム全般の広
汎な分野に適用することができる。
以上述べたように本考案の火炎感知体によれば、確実な
火炎検出作動が得られ、たとえば鉛ヒユーズを利用した
場合等と比較して応答性にすぐれるため、各種装置の保
護と安全性確保に大いに寄与しうるものである。
しかも、構造が簡単で安価に製作できるとともに、コン
パクトであるため、各所への設置を含めて種々取扱いに
便利となる。
加えて、火炎検知糸の取付けを含めて組立が容易である
とともに、作動後の復旧処理、すなわち分解、糸の取替
、再組立も迅速に行なうことができる等、実用上きわめ
て有益なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視図、第2
図は糸保持具に対する火炎検知糸の張設法を説明するた
めの側面図、第3図は組立状態の斜視図、第4図は第3
図IV−IV線に沿う断面図、第5図は使用状態を示す
一部切欠概略平面図、第6図は第5図VI−VI線に沿
う拡大断面図である。 1・・・・・・火炎検知糸、2・・・・・・糸保持具、
21.21・・・・・・火炎通過孔、22・・・・・・
糸通し孔、3・・・・・・栓体、4・・・・・・作動杆
、5・・・・・・スプリング、6・・・・・・ケース、
7・・・・・・ケース本体、8・・・・・・キャップ、
71.71・・・・・・火炎通過孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁に径方向に貫通する火炎通過孔を有し且つ同周壁に
    おける該火災通過孔の軸方向両側に糸通し孔が設けられ
    た糸保持具と、上記火炎通過孔に臨む状態で上記糸通し
    孔に掛は通されるナイロン等の引っ張り強度に富み且つ
    熱に弱い糸からなる火炎検知糸と、この火炎検知糸の両
    側掛は通し端部を上記糸保持具に圧迫固定して鉄系を張
    架状態に保つように糸保持具の一端開口部に嵌着される
    栓体と、上記糸保持具が出し入れ自在に内装され、該糸
    保持具の上記火炎通過孔と一致しうる火炎通過孔を備え
    たケース本体および該ケース本体の一端開口部に着脱自
    在に蓋着されるキャップからなるケースと、一端が上記
    火炎検知糸に受支され他端がケース外に突出する状態で
    該ケースに軸方向移動可能に収容される作動杆と、この
    作動杆を常に上記火炎検知糸に押しつける方向のバネ力
    を発揮するスプリングとを具備してなることを特徴とす
    る火炎感知体。
JP1981066097U 1981-05-06 1981-05-06 火炎感知体 Expired JPS5846836Y2 (ja)

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JPS57179476U JPS57179476U (ja) 1982-11-13
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