JPS5844161B2 - ボイラ - Google Patents

ボイラ

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Publication number
JPS5844161B2
JPS5844161B2 JP51147035A JP14703576A JPS5844161B2 JP S5844161 B2 JPS5844161 B2 JP S5844161B2 JP 51147035 A JP51147035 A JP 51147035A JP 14703576 A JP14703576 A JP 14703576A JP S5844161 B2 JPS5844161 B2 JP S5844161B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
block
combustion chamber
drum
steam
Prior art date
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Expired
Application number
JP51147035A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5371701A (en
Inventor
秀達 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP51147035A priority Critical patent/JPS5844161B2/ja
Publication of JPS5371701A publication Critical patent/JPS5371701A/ja
Publication of JPS5844161B2 publication Critical patent/JPS5844161B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボイラに関するものである。
ボイラの蒸気ドラムは、運転条件が低圧になるに従い、
蒸気室負荷、水面負荷の関係から、ドラム径およびドラ
ム長さを増大させて蒸気室容積および蒸発水面面積を大
きく取らざるを得ない。
今、ドラム圧力を一定とし、ドラム径を増大させると、
ドラム板厚は次第に増加し、それに伴ってドラム重量が
大きく増加するため、ドラム径には自ずと上限が存在す
ることになる。
また一方、気水分離性能、蒸発管および降水管の配置、
定期検査などのメインテナンス、等の問題からドラム径
の下限が定まる。
以上の理由により、蒸気ドラム径は蒸発量、蒸気条件に
かかわらず2000φ〜800φ程度になっているのが
実情である。
従来形ボイラにて、低圧、大容量(大蒸発量)ボイラを
考えた場合、蒸気ドラム部は径、長さ共に過大となり、
構造上、不都合を生ずることは明らかである。
そこで本発明は上記問題点を解決し得るボイラを提供す
るもので、以下その実施例を列記する。
0第1実施例(第1図〜第3図参照) 1人は蒸気ドラム2人と水ドラム3Aと蒸発管4Aとか
らなる第1ブロツク、1Bは第1ブロック1人の一側端
から前方に連設した第2フロツクで、蒸発ドラム2Bと
水ドラム3Bと蒸発管4Bとからなる。
また1Cは第1ブロック1人の他側端から前方に連設し
た第3フロツクで、同じく蒸気ドラム2Cと水ドラム3
Cと蒸発管4Cとからなる。
これらブロックIA、IB、ICは平面視において一部
となり、その内側に、バーナ5が対向する燃焼室6を形
成している。
燃焼室6は、各ブロックIA、IB、ICと一体である
ところの内側部水冷壁7At 7B 、7Cと、上部水
冷壁8と、底部水冷壁9とにより形成され、前部水冷壁
9の部分に前記バーナ5を配置し、以って前焚方式のボ
イラな形成している。
なお第2、第3ブロックIB、ICの内側部水冷壁7B
、7Cはその配管を適当間隔置きにして開口部19A、
19Bを形成し、燃焼室4から両蒸発管4B、4C部へ
のガス通路を形成している。
10はヘッダ、11A、IIB、11Cは外側部水冷壁
を示す。
隣接する蒸気ドラム間、すなわち2人と2B間、2人と
2C間は連絡管12A、12Bにより連通しである。
さもに隣接する水ドラム間、すなわち3Aと3B間、3
Aと3C間、3Bと3C間は連絡管13A、13B、1
3Cにより連通しである。
前記第1ブロツクIAは隔壁14により区画され、それ
ぞれの出口15A、15Bにはダンパ16A。
16Bが設けられる。
17A、17B、17Cは支持脚、18A、18Bは蒸
気出口、22は前部水冷壁を示す。
バーナ5の燃焼によって燃焼室6に生じたガスは、第2
図矢印に示すように、開口部19A。
19Bから内側部水冷壁7B、7Cを通って蒸発管4B
、4Cに流入し、そして蒸発管4A部を通って出口15
A、15Bから排出される。
O第2実施例(第4図参照) 蒸気ドラム2D、水ドラム(図示せず)、蒸発管4Dか
らなる第4ブロツク1Dを組込んだ天井焚方式で、各ブ
ロック1A〜1Dにより燃焼室6を完全に囲むことによ
って蒸発管を最大限に設けられ、各種のプラントバージ
用ボイラとして有利である。
○第3実施例(第5図参照) 一対のブロックIA、IBの一端間に過熱器20を設け
たフロントファイアリング方式で、燃焼室6の奥行を大
きくとれるため、大容量バーナ5の使用が可能となる。
なお過熱器20は、上下ヘッダに取付の水冷壁により仕
切られたスペース内に納められる。
○第4実施例(第6図、第7図参照) 前第3実施例のフロントファイアリング方式において、
一対のブロック’IA、IBの外側に別のブロックIC
,IDを並列に配設したもので、隣接するフロック1A
と10、ならびに1Bと1Dとの間におけるガスUター
ン部は水冷壁を有するが、他の部は水冷壁を有さない。
これによると特に大容量用に有利となる。
O第5実施例(第8図、第9図参照) 本形式のボイラにて廃熱ボイラとしての機能を持たせた
実施例で、前焚方式において、側部水冷壁21により廃
ガス側Aと燃焼ガス側〔燃焼室6〕Bとが仕切られてい
る。
また2組の蒸気ドラム2A、2Bと水ドラム3A、3B
は、ヘッダ10と連絡管12A、13A、13Bにより
相互に連通されている。
本ボイラは、高温廃ガスの発生するプラントに使用すれ
ば特に有利である。
本ボイラによれば、プラント起動時にはバーナ5により
通常燃料を焚いて蒸気を発生せしめ、定常運転に入った
後は廃ガスの熱回収を主とし、通常燃料の追い焚きにて
所期の蒸発量を確保するなどの運転が容易に行なえる。
以上、実施例で述べた本発明によれば、 O蒸気ドラムが燃焼室を囲む形に配置されているため、
実質的にはドラム長さを長くとったのと同じ事となり、
ドラム径を上記の範囲内に納め、且つ比較的小さなスペ
ースで必要な蒸気室容積、蒸発水面面積を確保すること
ができ、以ってボイラの蒸気ドラム部をコンパクトにま
とめることができる。
O蒸気ドラムおよび水ドラムの有る部分の全てに蒸発管
を設けることができるため、比較的小さなスペース内に
て、大蒸発量に見合う蒸発伝熱面積を確保することがで
きる。
○燃焼ガスが蒸発管群に対し全て直交する形で流れるた
め、効率良く伝熱を行なうことができる。
また、各ガス通路の出口にそれぞれガス量調節用のダン
パを設けているので各ガス通路を流れるガス量の均等化
をはかることができるので、各ブロックにかかる負荷が
均一化し安定な蒸発が得られる。
○蒸気ドラム、水ドラムおよび蒸発管からなるフロック
が燃焼室を囲む形に配置されているため、ボイラ全体で
一種の箱形構造となり、安定堅固な自立式ボイラを提供
できる。
Oオイル、ガス等の燃料焚ボイラ兼廃熱ボイラとしても
使用できる。
O蒸発管はブロックの内外に一体に形成された内側部及
び外側部水冷壁の間に位置するので、燃焼ガスが外部に
漏れることなく、また燃焼ガスの熱は蒸発管及び内外雨
水冷壁によって吸収されるので、熱効率が優れている。
などの効果を期待できるものである。
なお各種産業プラントに付属するパワープラントにおい
ては、蒸発タービンプラントにて親プラントで必要とす
る電力を発生させると同時に、タービン抽気により親プ
ラント用プロセス蒸気を供給する方式が一般的に行なわ
れている。
一方、近年におけるガスタービンの発達により、中容量
パワープラントにおいては、熱効率、イニシアルコスト
等によりガスタービンプラントが蒸気タービンプラント
より有利となるケースも出現している。
蒸気タービン抽気による親プラント用プロセス蒸気の供
給は、タービンの抽気圧力、抽気量が親プラント用プロ
セス蒸気の蒸気条件に左右され、パワープラントとして
の熱効率最大をねらってプロセスを組むことができない
場合が殆んどである。
一方、ガスタービンと低圧大容量ボイラの組合せによっ
て、親プラントへ電力およびプロセス蒸気を供給するケ
ースにおいては、上記の様な蒸気タービンプラントによ
る場合の弊害が除去され、また、ガスタービンと蒸気タ
ービンの組合せによる、所謂コンバインドサイクルのケ
ースよりもイニシアルコストが低減できるなど、有利な
面が多く、今後、この方向での需要が期待できる。
さらに本形式のボイラは、大容量であればある程、また
低圧であればある程、メリットが大きくなると思われる
用途として、多量の加熱用蒸気を必要とする各種プラン
トが考えられるが、今、能力250万T on / Y
earの天然ガス液化精製プラントを想定した場合、
単純サイクルガスタービンにてプラント動力をまかなう
ものとして、蒸気条件4 kg/crtf、G X飽和
・蒸発量200Ton/’Hourのボイラが一基必要
となる。
プロセス蒸気の性質としては、殆んどの場合、加熱用と
してその潜熱を利用するため、過熱蒸気とする必要があ
まり生じない。
むしろ、過熱度が大きい復水が困難となり、かつ蒸気側
の熱伝達率が小さいために伝熱効率が低下する等、熱交
換器などにとって好ましくない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は第
2実施例を示す平面図、第5図は第3実施例を示す平面
図、第6図、第1図は第4実施例を示し、第6図は正面
図、第7図は平面図、第8図、第9図は第5実施例を示
し、第8図は正面図、第9図は平面図である。 1人・・・・・・第1ブロツク、1B・・・・・・第2
ブロツク、1C°°°°°°第3ブロツク、1D・・・
・・・第4ブロツク、2A、2B 、2C,2D・・−
・・・蒸気ドラム、3A。 3B、3C,3D・・・・・・水ドラム、4A、4B。 4C,4D・・・・・・蒸発管、5・・・・・・バーナ
、6・・・・・・燃焼室、10・・・・・・ヘッダ、1
2A、12B、13A。 13B、13C・・・・・・連絡管、20・・・・・・
過熱器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上位の蒸気ドラムと下位の水ドラムと、両ドラムの
    間を連通ずる蒸発管とにより構成されたブロックで少な
    くとも燃焼室の左右および後面の三面以上を取り囲み、
    かつブロックを左右対象となるように配設すると共に、
    燃焼室を囲む各ブロックの内側に設けた内部水冷壁と、
    燃焼室の上部と下部とに設けた別の水冷壁とで全面が囲
    まれるように一体に形成された燃焼室、前記ブロック以
    外の水冷壁の一部を開口し燃焼装置を設けるようにした
    燃焼装置用開口部、燃焼室で生じた燃焼ガスの流出のた
    め、燃焼室の前面あるいは後面の前記ブロックの内部水
    冷壁に設けた1つの開口部または左右両面のブロックの
    水冷壁の対象位置に設けた1対の開口部、各ブロックの
    内側および外側の水冷壁で形成され、かつ左右対象の位
    置に設けた2つのガス通路、これらのガス通路を流れる
    ガス量の均等化をはかるため、それぞれのガス通路の出
    口に設けたダンパおよび隣接する蒸気ドラム間ならびに
    水ドラム間を連通した連通管によって構成したことを特
    徴とするボイラ。
JP51147035A 1976-12-06 1976-12-06 ボイラ Expired JPS5844161B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51147035A JPS5844161B2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 ボイラ

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JP51147035A JPS5844161B2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 ボイラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5371701A JPS5371701A (en) 1978-06-26
JPS5844161B2 true JPS5844161B2 (ja) 1983-10-01

Family

ID=15421043

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51147035A Expired JPS5844161B2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 ボイラ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4864489B2 (ja) * 2006-02-28 2012-02-01 三井金属エンジニアリング株式会社 ボイラシステム
US9518731B2 (en) 2011-03-23 2016-12-13 General Electric Technology Gmbh Method and configuration to reduce fatigue in steam drums

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5371701A (en) 1978-06-26

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